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簡単にできる!電子レンジの冷却ファンを綺麗に掃除する方法!

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電子レンジ掃除の中でもちょっと特殊な掃除が必要になるのが、冷却ファン関連の掃除です。

今回は非常に掃除難易度が高いと話題の冷却ファンの掃除方法を紹介します。

そもそも掃除していい箇所なのか、簡単に掃除できるのかに注目していきましょう。

冷却ファンをどうしても自力で掃除したくなったという方には欲しい情報を揃えている記事に仕上げています。

記事の最後には冷却ファン以外の掃除方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

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そもそも電子レンジの冷却ファンは自分で掃除していいの?

結論を先に記載すると『掃除機を使ってちょっとした汚れを吸い込む程度の作業ならば積極的に行ってもいいが、分解してまで行うような冷却ファン掃除は相応の資格や経験がない人はやらない方がいい』となります。

今回は分解して行う掃除方法も紹介しますが、この掃除を行える人は漏電対策などをしっかりと理解しておりこういった作業を行った経験がある方向けです。

基本的に難易度が非常に高い分解となりますし、感電などのトラブルによって命の危機に関わる恐れすらありますので推奨できないのです。

仮に、事故なく分解できたとしても、分解してしまったらそれが原因で新たな不具合が発生する可能性もありますし、分解したことが判明するとメーカー側からは修理拒否される可能性もあるのです。

このように事故の危険性や修理依頼拒否といった困った事態になる恐れもありますので、おすすめできません。

このように通常の掃除では考えられないようなリスクがたくさんある分解掃除となってしまいますので、こういったリスクを理解した上で、安全対策やリスクマネージメントも把握し、分解のための必要な工具も揃っている方は分解作業をしても大丈夫だと思います。

ここまで、分解掃除するための条件が厳しくなりますので、一般的な方々は触らない方がいい場所と考えてください。

電子レンジの冷却ファンを簡単で綺麗に掃除する方法!

それでは具体的に電子レンジの冷却ファンを掃除する方法を紹介します。

本格的な掃除には分解掃除が必須となりますので、簡単とは記載していますが難易度が高めです。

準備するもの

・静電気防止用手袋
・テスター
・各種ドライバー
・撮影用のスマートフォン
・分解したネジなどを入れるケース
・プラスチック製か木製のピンセット
・CRE2-26
・ニッパー
・ペンチ
・雑巾
・中性洗剤
・掃除機
・六角レンチ
・トルクスレンチ

やり方

こちらの動画は『日立オーブンレンジ冷却ファン交換のしかた』というタイトルで、冷却ファンを交換するために分解作業を行っている動画となります。

動画ではドライバーだけである程度作業が進んでいるように見えますが、実際に分解すると分解できないようにするためにカシメられているケースもあれば、ネジがつぶされているケースもあります。

ネジがつぶされているケースだとなかなか分解作業をするのが難しいのでその段階で諦めた方がいいかもしれません。

電子レンジの冷却ファンを掃除する方法

①コンセントから抜いて1日から2日程度放置する
②テスターを使って電気が流れていないかどうかをチェックする、まだ電気が流れているのなら作業を諦める
③段ボールを敷いて床を傷付けないようにしつつ電子レンジを設置する
④ドライバーなどを使って外枠のネジを外す
⑤外枠のネジを外したら取り外しを行う、この段階でネジ山がつぶされて外せなくなっていたり外しにくくするための機構が色々と盛り込まれているのなら作業をストップした方がいい
⑥ケーブルが見える状況になったらその段階でスマートフォンで写真を何枚か撮影して復帰作業をしやすくしておく
⑦ケーブルに埃が溜まっているのなら、掃除機で埃をまずは吸い取り不燃性エアダスターを使って汚れを除去していく
⑧ケーブルの汚れがある程度落ちたら雑巾やウェスを水で濡らした後に中性洗剤をつけて拭き掃除を行い、汚れが落ちたら乾いた雑巾やウェスで拭いて水気を飛ばす
⑨この段階でファンが見えているのなら不燃性エアダスターを使って汚れを吹き飛ばし、CRE2-26などを使ってファンの回転を元に戻して復旧すれば作業終了、まだ見えないのなら分解作業を続ける
⑩裏面パネルを固定しているネジをドライバーなどを使って外していく、外す必要があるケーブルも外していく
⑪裏面パネルを取り外してケーブルの状態を確認する、再度スマートフォンで写真撮影を行い復旧できるようにする
⑫ケーブルに汚れが溜まっているのなら掃除機や不燃性エアダスターや雑巾などを使って綺麗にする
⑬この段階でファンが見えているのなら不燃性エアダスターを使って汚れを吹き飛ばし、CRE2-26などを使ってファンの回転を元に戻して復旧すれば作業終了、まだ分解が必要なら作業を続ける
⑭モーター用電源ケーブルなどを外し、必要なネジも外していく
⑮ファンを覆っている箱を取り外し、汚れがあれば不燃性エアダスターを使って汚れを吹き飛ばし、CRE2-26などを使ってファンの回転を元に戻して復旧する
⑯分解したパーツを元に戻す
⑰吹き飛ばした埃を掃除機で吸い取る
⑱パーツを復元したら基のように復元するか、ファンが綺麗に回るかをチェックする

注意点

・電子レンジをコンセントから抜くと通常なら放電用の高抵抗によって充電されっぱなしの状況にはならないが、オイルコンデンサのようなリークが少ないタイプやパターン切れや半田浮きなどのちょっとしたトラブルによって電荷が抜けないケースもあるので要注意
・電荷が抜けていないと感電するケースがあるので絶対に作業をしてはいけない
・電荷が抜けない時はコンデンサの端子を直接ショートさせるというやり方もあるがこれはコンデンサを傷める原因となるのでただの掃除目的ならばしないほうがいい
・可燃性のエアダスターは危険なので使ってはいけない
・エアダスターを使う時は方向に要注意、内側により入っていくような使い方をしてはいけない
・ピンセットも金属製のピンセットだと静電気によるトラブルが発生するリスクがあるので、静電気が発生しないようにプラスチック製などのピンセットを使うこと
・掃除機は静電気対策がされていないものもあるので基板掃除には使わないこと

冷却ファンの掃除をサボっていると?

基本的には掃除機で吸い込むことで埃による被害を減らすのですが、掃除を一切しないとこういった汚れが蓄積されてファンの動きが鈍くなるケースがあります。

冷却ファンに異物が巻き込まれると異音が発生するケースもあるのです。

こうなるとまともに動かなくなってしまいますし、最終的にはファンが停止する可能性もあるでしょう。

冷却ファンが汚れる原因は?

冷却ファンが汚れる原因は埃の蓄積が基本です。

それ以外にも何らかの異物が入り込んでつまってしまうケースもあるようです。

冷却ファンの掃除頻度はどのくらい?

冷却ファンは滅多に掃除しない箇所でもありますので、推奨される頻度についてもなんとも言えません。

そもそも、ファンの位置なども電子レンジによって異なってくるので汚れるスピードや状況も異なってくるのです。

とりあえず、埃が溜まらないように掃除機で吸い込んで取れるタイプならば電子レンジを掃除する度にセットで掃除するといいと思います。

電子レンジを綺麗に保つコツ!

電子レンジを綺麗に保つには定期的に掃除するのが一番です。

それ以外にも、吹きこぼれに注意しつつラップをしながら食品を温めるのもいいでしょう。

これで電子レンジ内側で発生する汚れも発生しにくくなるのです。

冷却ファン以外を掃除するやり方とポイントまとめ!

続いて冷却ファン以外の掃除方法について見ていきましょう。

電子レンジを掃除するときは隅々まで掃除をしなければなりません。

ここでは電子レンジの隅々まで掃除ができるように場所ごとの掃除方法についてまとめました。

ぜひ参考にしていただき、電子レンジを掃除してみてくださいね。

内側

受け皿

天板

窓の部分

ガラス管

給水タンク

フィルター

二重ガラス

電子レンジを綺麗にする汚れごとの掃除方法!

ここでは汚れ別に電子レンジの掃除方法をご紹介していきます。

汚れの種類によって掃除方法が異なる場合がありますので、ここで紹介している掃除のやり方をぜひチェックしてみてください。

ゆで卵が爆発

いやな臭い

吹きこぼれ

焦げ

ゴキブリ

水垢や食品カス

溶けたサランラップ

爆発したバター

パンくず

【洗剤別】汚れた電子レンジを綺麗にする掃除方法!

最後に洗剤ごとの掃除方法についてまとめましたので、こちらもチェックしてみたいと思います。

電子レンジにはさまざまな洗剤を使うことができるので、付着している汚れに応じて洗剤を使い分けてみてください。

重曹

重曹でも落ちない場合

アルコール

オキシクリーン

クエン酸

セスキ炭酸ソーダ

お酢

みかんの皮

アルカリ電解水

オレンジ

クレンザー

激落ちくん

マジックリン

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は電子レンジにおける冷却ファンの掃除についてまとめました。

はっきり言って冷却ファンを掃除するには分解掃除が必要なので筆者は推奨しません。

分解の難易度もとても高いですし、感電死などのリスクを考えるとへたに手を出すのはNGです。

色んな掃除をしたことがある筆者でも、電子レンジの分解掃除は手を出せない危険な掃除となっているのです。

筆者も電気配線などの仕事をしたこともありますし、メカ関連の仕事もしたことがありますが感電などのリスクを考えるとそれでも怖くて手を出せないのです。

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