換気扇やレンジなどの台所周りの掃除でもお世話になることが多いマジックリンですが、このマジックリンを使って電子レンジを綺麗にすることは可能なのでしょうか。
今回は電子レンジをマジックリンを使って綺麗にする方法についてまとめていきます。
電子レンジでは強力な洗剤は使いにくいという意見もあるのですが、マジックリンをどの用意活用するのが有効なのでしょうか。
マジックリンで電子レンジの汚れを綺麗に落とす掃除方法!
参照URL:https://www.kao.com/jp/products/magiclean/4901301036155/
マジックリンで電子レンジを掃除するには、あらかじめ汚れを落としやすい状況にしてから使うことが理想です。
もちろん、そのまま使うというやり方もあるので、2通りのやり方を紹介します。
準備するもの
マジックリンを使った簡単な電子レンジ掃除用道具
・キッチン用マジックリン
・スポンジ
・雑巾
・ゴム手袋
・スマートフォン
・ラップやいらなくなったポイントカード
マジックリンを使った本格的な電子レンジ掃除用道具
・キッチン用マジックリン
・重曹
・メラミンスポンジ
・耐熱容器
・ラップ
・雑巾やキッチンペーパー
・マイクロファイバークロス
・アルカリ電解水
・綿棒
・ゴム手袋
・スマートフォン
やり方
簡単なやり方は洗剤とスポンジを使った擦り洗いです。
これは日常的な掃除でもよくある光景なので、問題ないでしょう。
本格的に行う掃除はちょっとやり方が複雑なので、手順通りに作業を進めてください。
マジックリンを使った簡単な電子レンジ掃除
①雑巾を水で濡らして軽く絞ってから電子レンジに設置する
②500Wで3分程度温める
③ゴム手袋を着用して雑巾を取り出す
④目や顔に付着しないように注意しながらマジックリンを汚れている箇所に噴射する
⑤火傷しないように注意しながら、暖かくなった雑巾で庫内を丁寧に拭いていく
⑥しつこい汚れはくしゃくしゃにして丸めたラップやいらなくなったポイントカードで擦り洗いする
⑦濡らして固く絞った雑巾で水拭きをして、乾いた雑巾で乾拭きして終了
マジックリンを使った本格的な電子レンジ掃除用道具
①耐熱容器に重曹を大さじ1杯か2杯と水200mlを入れてかき混ぜて重曹水をつくる
②耐熱容器ごと電子レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
③加熱が終わったら30分ほど放置する
④放置中にも電子レンジ掃除を続けたい方は、操作パネルがある表面以外の外側をマイクロファイバークロスにアルカリ電解水を噴射して拭く
⑤放置が終わったら火傷に注意しつつ耐熱容器を取り出し重曹水を活用しながらメラミンスポンジを使って擦り洗いしていく、ゴムパッキンの隙間などの掃除しにくい部位は重曹水と綿棒を使って掃除する
⑥汚れの状態をスマートフォンなどで照らしながら確認する、汚れがまだ残っているのならそこにマジックリンを噴射する
⑦マジックリンが液だれや揮発しないようにその上からラップをする
⑧10分程度放置する
⑨ラップを剥がし、そのラップをくしゃくしゃに丸めて簡易的なタワシを作りこれで擦り洗いしていく
⑩水で濡らして固く絞った雑巾で庫内全体を丁寧に拭いていく
⑪乾いた雑巾を使って水気を飛ばす
⑫庫内の掃除が終わったら電子レンジのプラグを抜いて電源を落とし、操作パネル部分をマイクロファイバークロスにアルカリ電解水を噴射して拭く
⑬電源プラグを元に戻して作業終了
注意点
・メラミンスポンジをそのまま濡らさずに使うと傷だらけにしてしまう恐れがあるので要注意
・電子レンジの汚れはスマートフォンなどアプリである懐中電灯を用いるとかなり目に付くというケースがあるので、一度奥まで照らして確認することをお勧めする
・重曹を温めてから電子レンジの中を掃除するというのがコンセプトにあるが、耐熱容器もセットで温めることになるので火傷には要注意となる
・薄いゴム手袋だと火傷するリスクがあるので、ゴム手袋比較的厚めの方がいい
・掃除をしていない期間が長いと重曹での温めを行った後の掃除で想像以上に汚れが落ちるので、激落ちくんを使うのなら使い捨てる覚悟で用いること
・操作パネル部分を掃除する時は誤動作を防ぐために一度電源を落としてから掃除をすること
・ターンテーブルがあるタイプを掃除する時は、重曹での温めが終わった後に取り外しを行ってアルカリ洗剤を使った丸洗いやメラミンスポンジを使った擦り洗いを行うこと
・ターンテーブルを取り外しした後の下面がかなり汚れているケースもあるので、取り外しを行った後も丁寧に掃除をすること
・マジックリンが皮膚や目に付着するのはNGなので、使う時は要注意
・のぞき込みながらマジックリンを噴射すると顔に付着する危険性があるので使う時はマジックリンの角度や自分の顔との位置に注意すること
マジックリンでも綺麗にならない場合は?
マジックリンを使ってもなかなか綺麗にならないときは簡単掃除ではなく本格的な掃除を実行してください。
ラップを使ったマジックリンを併用した掃除ならばしつこい汚れでもかなり落とせます。
1回の掃除でも落とせない状況でも、2回3回と繰り返し掃除を行うことで汚れは落とせるようになるでしょう。
それでも落とせないような汚れはプロの業者に依頼するか、買い換えを検討した方がいいでしょう。
電子レンジが汚れる主な原因は?
電子レンジの汚れは食品を温めたことで発生する食品カス・タンパク質・油分・糖分といった汚れになります。
また、水蒸気も発生するので水垢といった汚れも発生するでしょう。
こういった汚れが蓄積することでカビや細菌などの汚れも発生するようになります。
また、これらの汚れがミックスされることでとても硬くしつこい汚れに変質するのです。
特に厄介なのがカビで、塩素系漂白剤を使うべき汚れではありますが口に入れる食品を扱う電子レンジで口に入れることが絶対NGな塩素系漂白剤を使うのは厳しいでしょう。
電子レンジの適切な掃除頻度
電子レンジの最適な掃除頻度は人によって変わります。
まず、毎日高頻度で使っている電子レンジは簡単な掃除を毎日行って本格的な掃除をできれば1週間に1回程度は行った方がいいでしょう。
1週間に1回程度しか使われない電子レンジならば1ヶ月に1回程度の掃除でも十分だと思います。
一つの目安としては、嫌な臭いが籠もるようになったら本格的な掃除をすると考えてみてはいかがでしょうか。
掃除をサボっているとどうなる?
掃除をサボると最終的には火災の原因になってしまったり、ゴキブリなどの虫の住処になります。
実際に食品かすが溜まりすぎてしまった電子レンジは、それらの汚れがマイクロ波によって煤に変わり燃えやすい状態になって、電子レンジを使うと火が出るようになってしまうのです。
その前段階として、嫌な臭いが籠もり始めたり目に見える汚れが出始めるので、そういった汚れが目立つようになったら掃除してください。
マジックリン以外を使った電子レンジの掃除方法!
ここまでマジックリンを使って電子レンジを綺麗にする掃除方法について紹介してきましたが、どうしても汚れが落ちないこともあるかと思います。
そこで、マジックリン以外を使った電子レンジの掃除方法についてまとめてみました!
洗剤や使う道具によって得意不得意な汚れがありますので、ここで紹介している掃除方法を参考にして洗剤を使い分けてみてください。
重曹
重曹でも落ちない場合
アルコール
オキシクリーン
クエン酸
セスキ炭酸ソーダ
ポッカレモン
レモン
お酢
みかんの皮
アルカリ電解水
オレンジ
クレンザー
激落ちくん
【汚れ別】電子レンジをピカピカにする掃除方法!
電子レンジには様々な汚れが付着していることをご存知でしょうか?
汚れによっては掃除をしてもなかなか落ちないこともあるかと思います。
ここでは、電子レンジに多い汚れごとの掃除方法についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
電子レンジをピカピカにすることができますよ。
いやな臭い
溶けたプラスチック
吹きこぼれ
焦げ
ゴキブリ
水垢や食品カス
溶けたサランラップ
爆発したバター
爆発したゆで卵
場所ごとの電子レンジの掃除のやり方とポイント!
最後に場所ごとの電子レンジの掃除方法について見ていきましょう。
場所によって使う道具や掃除のやり方が大きく異なることがあるので、ここで紹介している掃除方法を参考にしていただいて隅々まで電子レンジを掃除してみてください。
ぜひ参考にしてください。
ターンテーブル
フラットテーブル
内側
冷却ファン
受け皿
天板
窓の部分
ガラス管
給水タンク
フィルター
二重ガラス
底
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジの掃除方法をマジックリンを使ったらどうなるのか、解説しました。
電子レンジ掃除の方法はいくつかありますが、簡易的な掃除にもマジックリンは使えます。
ただし、本格的な洗剤を使うのはNGという指摘もありますので、基本的には重曹やクエン酸などの自然由来のものを使った方がいいと思います。
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