電子レンジは使い続けることで様々な箇所で汚れが溜まって行きます。
今回はその中でも電子レンジのフィルターの注目し、このフィルターを綺麗に掃除する方法について紹介致します。
掃除の仕方は色々とありますがどのようなことに気をつけながら掃除をすればいいのか、そもそも電子レンジの掃除をサボっているとどうなってしまうのかも見ていきましょう。
電子レンジの汚れたフィルターを簡単に掃除する方法!
電子レンジのフィルターを掃除する時は内部の汚れをきちんと落とす必要があります。
そのため基本的にはアルカリ電解水等を使った掃除方法が適合するでしょう。
準備するもの
・重曹
・クエン酸
・アルカリ電解水
・耐熱容器
・キッチンペーパー
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
・雑巾
・いらなくなったポイントカード
やり方
こちらの動画は『【家事チャレ】除菌効果も!「電子レンジのお掃除」 2021年1月26日放送』というタイトルで重曹やアルカリ電解水を使った掃除方法となります。
この掃除で電子レンジ内部の汚れを除去できますのでおすすめです。
重曹とアルカリ電解水とクエン酸を使った掃除方法
①耐熱容器に重曹を大さじ1杯か2杯と水200mlを入れてかき混ぜて重曹水をつくり、耐熱容器事電子レンジに入れる
②600Wで5分温める
③温めが終わったら5分から10分程度温める
④ゴム手袋を着用して温めた重曹水を取り出し、キッチンペーパーを使って庫内全体を拭く
⑤ある程度汚れを除去したらキッチンペーパーや雑巾にアルカリ電解水を染みこませて庫内全体を拭く
⑥硬い汚れはメラミンスポンジを濡らして拭き掃除をするか、いらなくなったポイントカードで削りとる作業をする
⑦耐熱容器にクエン酸小さじ1杯か2杯と水200mlをかき混ぜてクエン酸水を作り、耐熱容器事電子レンジに入れる
⑧600Wで5分ほど温める
⑨温めが終わったら5分から10分程度放置する
⑩ゴム手袋を着用して温めたクエン酸水を取り出し、キッチンペーパーを使って庫内全体を拭く
⑪水で濡らして固く絞った雑巾で庫内を丁寧に拭く
⑫乾いた雑巾で拭いて庫内の水気を飛ばす
注意点
・あまりにもしつこい汚れを無理矢理削り落とすと傷だらけになるので、落とせないような汚れがあるのなら諦めることも重要
・アルカリ電解水は成分が残っていても問題ないので水拭きは不要
・アルカリ電解水では水垢は落とせないので、水垢がひどい時はクエン酸を使った掃除もセットにすること
・アルカリ電解水が目や口に入るのは危険なので、電子レンジ内部が見にくいからといってのぞき込みながらスプレーを噴射するのは絶対にNG
・アルカリ電解水は皮膚に付着したときに肌荒れなどの影響が出る可能性があるので、使う時はゴム手袋を必ず着用すること
・重曹とクエン酸を使って掃除するのが基本
・汚れがひどいとメラミンスポンジを使って擦り洗いするのが基本となるが、ドアのガラスはメラミンスポンジでは傷つく可能性があるのであまり使わない方がいい
・電子レンジ内部は使える洗剤が限定的、シンナーなどは使えないので重曹やクエン酸で対応するのが基本となる
・重曹水やクエン酸水を使って掃除をしたあとは、洗剤成分が残らないように水拭きで丁寧に拭き取ること
・電子レンジ内側と外側の汚れは違うので要注意
電子レンジが汚れる主な原因は?
電子レンジの内部汚れは基本的に食品に含まれているタンパク質や糖質や油分、そして温めたことで発生する蒸気が原因です。
これらの汚れを放置するとしつこい汚れに変質し、温められ続けることで焦げてしまったり煤に変化するようになります。
また、庫内の汚れを放置するとカビや細菌が繁殖するようになります。
特にカビが生えてしまうと除去するのが困難になるので要注意です。
基本的には食品を温めることで発生するのが電子レンジ内部の汚れとなっているので、食品を頻繁に温める人は汚れ発生確率が高まると考えておきましょう。
掃除頻度はどのくらいがオススメ?
掃除頻度は電子レンジを使う頻度が多い人はそれだけ掃除頻度も増やしましょう。
基本的に汚れを落とすための方法はシンプルで使った日に雑巾などを使って拭くことです。
ですが、ほとんど使わない人ならば毎日拭く必要はありません。
重曹やクエン酸を使った本格的な掃除も、毎日たくさん使うような人ならば1週間に1回程度の掃除が推奨されますが、使うことが少ない人ならば1ヶ月に1回も行えば十分となります。
このようにどれだけ使っているのかで掃除頻度は変わってきますので、自分たちの家にある電子レンジがどのように使っているのかで対応を変えましょう。
ネット上では頻度についてのアンケートを集めているサイトがあるのですが、そこでも意見がバラバラで突出した結果が出ていないのです。
いわゆる1位が15%で2位が14%で3位が13%といった状態になっているので、それだけ皆さん対応の仕方が異なっている事が見て取れます。
電子レンジの掃除をサボっていると?
電子レンジの掃除をサボっているとカビや細菌が発生するようになり、温める食品にそれらが付着して不衛生な食べ物になってしまう危険性があります。
また、食品カスを温めすぎるとそれらのカスが煤に変化して燃えてしまう危険性が出てくるのです。
実際に電子レンジが原因の火事が毎年何件かありますが、これは掃除をサボりすぎたことで発生しているケースがいくつかあります。
個人的に厄介だと思っているのがカビで、塩素系漂白剤を使って汚れを落とすことができないとなるとできることはほとんどないのです。
消毒用エタノールを使うと初期段階のカビならば退治できますが、放置期間が長いと消毒用アルコールでは除去できません。
どうしても電子レンジが綺麗にならない場合は?
電子レンジがどうしても綺麗にならないのなら、何度もチャレンジして汚れを落とすしかないでしょう。
放置期間が長すぎる汚れは1回の掃除では落とせないことが多いので、何度か重曹やクエン酸を温める作業を行いましょう。
あとはメラミンスポンジやいらなくなったポイントカードなどを使って削り取ってください。
しかし、動画でも解説していましたがあまりにもしつこすぎる汚れは諦めた方がいいと思います。
クレンザーなどを使って削ることもできますが、削りすぎると傷だらけになってしまうのでこのさじ加減が難しいのです。
【場所別】電子レンジの隅々まで掃除をするやり方!
ここまで電子レンジのフィルターの掃除方法について紹介してきましたが、フィルター以外にも掃除をしなければならないところが電子レンジには多いですよね。
ここでは電子レンジのフィルター以外の掃除方法について詳しく紹介していきます。
気になる場所の掃除方法のところをチェックして掃除をしてみてくださいね。
ターンテーブル
フラットテーブル
内側
冷却ファン
受け皿
天板
窓の部分
ガラス管
給水タンク
電子レンジを綺麗にする汚れごとの掃除方法!
電子レンジにはいろんな汚れがついていて、簡単に落ちる汚れから頑固な汚れまで様々です。
汚れによっては掃除方法を変えた方がいい場合がありますので、ここで紹介している汚れごとの掃除方法をぜひ参考にしてみてください。
汚れた電子レンジをピカピカにすることができますよ。
爆発したゆで卵
爆発したバター
いやな臭い
溶けたサランラップ
溶けたプラスチック
吹きこぼれ
焦げ
ゴキブリ
水垢や食品カス
パンくず
【洗剤別】汚れた電子レンジがピカピカになる掃除方法!
最後に使う洗剤ごとの掃除方法についてまとめましたので、こちらもチェックしてみたいと思います。
電子レンジにはさまざまな洗剤を使うことができるので、付着している汚れに応じて洗剤を使い分けてみてください。
それでは詳しくみていきましょう。
重曹
重曹でも落ちない場合
オキシクリーン
クエン酸
セスキ炭酸ソーダ
アルコール
ポッカレモン
レモン
お酢
みかんの皮
アルカリ電解水
オレンジ
クレンザー
激落ちくん
マジックリン
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジのフィルターを掃除する方法についてまとめました。
掃除方法は重曹やクエン酸、アルカリ電解水を使った方法が一般的なのでそれらを使って清潔な状態をキープしましょう。
電子レンジの汚れを放置するとカビや細菌だらけになってしまいますし、焦げが発生すると除去するのもかなりきつくなるので対処法も狭まるのです。
何度やっても汚れが落ちないのならある程度は諦めてしまうことも重要でしょう。
無理矢理削るとそれが原因で汚れが発生しやすくなるのも問題なのです。
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