電子レンジはきちんと掃除することなく使い続けるとかなりの汚れが溜まってしまいます。
そこで、今回はこの電子レンジを効率的に掃除する方法を紹介しつつ、電子レンジの掃除頻度や掃除しないとどうなってしまうのかも見ていきましょう。
汚れの種類とその原因についても言及していきます。
- 汚れた電子レンジを簡単に綺麗にできる掃除方法と注意点!
- 電子レンジの掃除頻度はどのくらい?
- 電子レンジを掃除しないとどうなる?
- 電子レンジに溜まる汚れの種類とその原因
- 電子レンジの掃除に活躍するアイテム!
- 【汚れ別】電子レンジを綺麗にする掃除方法!
- 【場所別】電子レンジの隅々まで掃除をするやり方!
- 【洗剤別】汚れた電子レンジがピカピカになる掃除方法!
- 電子レンジの掃除でよくある質問
- 電子レンジの掃除をして塗装が取れたときの対処法
- 電子レンジを使うたびに掃除をした方がいい?
- ミョウバン水を使うのは効果的?
- 電子レンジを逆さまにして掃除をしても大丈夫?
- 電子レンジの内部が汚れてしまった場合、どう掃除すればいいですか?
- 電子レンジの内部を掃除する際に、どのような注意点がありますか?
- 電子レンジの外側はどのように掃除すればいいですか?
- 電子レンジのプラスチック製の容器が色移りしてしまった場合、どうすればいいですか?
- 電子レンジのターンテーブルが回らなくなってしまった場合、どうすればいいですか?
- 電子レンジの内部に油や食べ物がこびりついてしまった場合、どう掃除すればいいですか?
- 電子レンジの匂いを消すにはどうすればいいですか?
- 電子レンジの内部に水が入ってしまった場合、どうすればいいですか?
- 電子レンジの扉に指紋がついた場合、どう掃除すればいいですか?
- 電子レンジの排気口の掃除は必要ですか?
- 電子レンジのグリル部分の掃除はどうすればいいですか?
- まとめ
汚れた電子レンジを簡単に綺麗にできる掃除方法と注意点!
電子レンジを簡単に掃除する方法は重曹とクエン酸を用意してそれを水で溶かして温めてから汚れを除去するというやり方です。
この方法が電子レンジ掃除の基本となりますので、是非とも覚えておいてください。
準備するもの
・重曹
・クエン酸
・アルカリ電解水
・耐熱容器(できれば計量できるタイプ)
・キッチンペーパーや雑巾
・マイクロファイバークロス
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
やり方
こちらの動画はクエン酸や重曹を使って電子レンジを掃除する様子を撮影している動画となっています。
このやり方が電子レンジの掃除の基本となりますので、是非とも覚えて活用してもらいたいです。
クエン酸と重曹を使った電子レンジ掃除
①耐熱容器に重曹を大さじ1杯か2杯と水200mlを入れてかき混ぜて重曹水をつくる
②耐熱容器ごと電子レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
③加熱が終わったら30分ほど放置する
④ゴム手袋を着用してから耐熱容器を取り出し、熱くなった重曹水を活用しながらメラミンスポンジで電子レンジ内部の汚れを落としていく
⑤ある程度重曹水とメラミンスポンジで汚れを落としたら水で濡らしたキッチンペーパーや雑巾を使って水拭きする
⑥乾いた雑巾で拭くことで庫内の水気を一旦飛ばす
⑦重曹と同じようにクエン酸大さじ1杯か2杯と水200mlを入れてかき混ぜてクエン酸水を作って同じように3分から5分ほど加熱する
⑧30分ほど放置する
⑨放置期間中に表パネル面以外の部分を、アルカリ電解水とマイクロファイバークロスを用いて拭いていく
⑩ゴム手袋を着用してから耐熱容器を取り出し、熱くなったクエン酸水を活用しながらメラミンスポンジで電子レンジ内部の汚れを落としていく
⑪ある程度クエン酸水とメラミンスポンジで汚れを落としたら水で濡らしたキッチンペーパーや雑巾を使って水拭きする
⑫乾いた雑巾で拭くことで庫内の水気を一旦飛ばす
⑬電子レンジのコンセントを抜いて表パネル面の操作する部分をアルカリ電解水とマイクロファイバークロスで拭く
⑭表面を水拭きと乾拭きをして終了
注意点
・クエン酸と重曹を温めてから電子レンジの中を掃除するというのがコンセプトにあるが、耐熱容器もセットで温めることになるので火傷には要注意となる
・薄いゴム手袋だと火傷するリスクがあるので熱めの方がいい
・相似していない期間が長いとメラミンスポンジで擦り洗いをする段階でものすごい量の汚れが落ちてくるので捨てられるタイプのメラミンスポンジを使うこと
・受け皿があるタイプの電子レンジならば取り外して受け皿そのものの清掃を行い、取り外した底面も綺麗にすること
・アルカリ電解水を用いて外側を掃除するが、吸気口や排気口が設置してある穴に洗剤が入り込むと故障の原因となるので要注意
・操作パネル部分は人が触るので皮脂汚れが中心、そのため重曹水やアルカリ電解水を用いた掃除が効果的
・操作パネルを掃除すると時に電源が入っていると色々と押してしまうので、必ず電源は抜いておくこと
電子レンジの掃除頻度はどのくらい?
電子レンジの掃除頻度は1週間に1回以上としている主婦の方も多いのですが、1ヶ月に1回とか1ヶ月に2回や3回という意見も多いです。
個人的には電子レンジを使う頻度が多いのならば、1週間に数回洗った方がいいと思いますし、使う頻度がかなり少ない家庭ならば1ヶ月に数回でも問題ないと思います。
電子レンジの庫内汚れは食べ物を温めたときの吹きこぼれや、飛び散ったタンパク質や蒸気によるものが主体なので電子レンジをあまり使わない人は汚れないのです。
外側は使用頻度にかかわらず汚れていきますが、内側は使用頻度にかなり比例して汚れるのが電子レンジの特徴なので自分の家にある電子レンジがどのような環境にあるのかを判断してから頻度も決めてください。
電子レンジを掃除しないとどうなる?
電子レンジを掃除しないと最終的にカビが生えてしまったり、ゴキブリが居着くようになってしまったり、発火して燃えてしまうようになるでしょう。
これらはとても危険な状況なのでこうなったらアウトです。
取り返しが付かないので電子レンジの買い換えが必須となります。
そうなる前に掃除をして対処するのが基本なのです。
ここまで悪化しなくても、異臭がするようになるとか、電子レンジの温め効率が悪くなったとか、油汚れが目立つようになるといった変化が出てきますのでわかりやすいでしょう。
基本的に電子レンジの汚れはそこそこ目立ちますので、目立つ汚れが発生し始めたら対処するというスタンスでいた方がいいでしょう。
今回紹介した掃除方法は多少の時間はとられますが放置時間が長めで難易度もそこまで高くないので汚れが気になり始めたら実行すべきです。
電子レンジに溜まる汚れの種類とその原因
電子レンジに溜まる汚れの種類は油汚れと水垢です。
この油汚れと水垢を放置することでカビや細菌が出るようになります。
ただし、水垢や油汚れは食品を温める工程で発生するのが基本であり、使われることがほとんどない電子レンジはこれらの汚れも発生しにくいのです。
他にも食べ物をこぼしてしまったり、温めた結果吹きこぼれが発生して汚れるケースもあるでしょう。
これらの原因で汚れが発生し、放置することで高まってしまいます。
特に、食べ物の油汚れは放置することで頑固な汚れになるので、早めに対処しましょう。
電子レンジの掃除に活躍するアイテム!
電子レンジを掃除する上で必ず役立つのが重曹とクエン酸です。
これは必須となるので必ず用意してください。
他にはアルカリ電解水があると便利なので用意しましょう。
具体的には『水の激落ちくん』といった商品が役立ちます。
他には『パール金属 オーブン・電子レンジ用焼け焦げ防止シート』といった商品も、黒ずみや焼け焦げなどを防ぐアイテムとして役立ちますので有効活用してください。
【汚れ別】電子レンジを綺麗にする掃除方法!
電子レンジの汚れによって使う洗剤や掃除方法が異なる場合があります。
ここでは汚れ別に電子レンジの掃除方法をまとめてみましたので、チェックしていきましょう。
ゆで卵が爆発
いやな臭い
溶けたプラスチック
吹きこぼれ
焦げ
ゴキブリ
水垢や食品カス
溶けたサランラップ
爆発したバター
パンくず
【場所別】電子レンジの隅々まで掃除をするやり方!
続いて場所ごとの電子レンジの掃除方法について見ていきましょう。
場所によって使う道具や掃除のやり方が大きく異なることがあるので、ここで紹介している掃除方法を参考にしていただいて隅々まで電子レンジを掃除して綺麗にしてみてください。
それでは詳しくみていきましょう。
ターンテーブル
フラットテーブル
内側
冷却ファン
受け皿
天板
窓の部分
ガラス管
給水タンク
フィルター
二重ガラス
底
【洗剤別】汚れた電子レンジがピカピカになる掃除方法!
最後に使う洗剤ごとの掃除方法についてまとめましたので、こちらもチェックしてみたいと思います。
電子レンジにはさまざまな洗剤を使うことができるので、付着している汚れに応じて洗剤を使い分けてみてください。
それでは詳しくみていきましょう。
重曹
重曹でも落ちない場合
アルコール
オキシクリーン
クエン酸
セスキ炭酸ソーダ
ポッカレモン
レモン
お酢
みかんの皮
アルカリ電解水
オレンジ
クレンザー
激落ちくん
マジックリン
電子レンジの掃除でよくある質問
電子レンジの掃除をして塗装が取れたときの対処法
掃除をして電子レンジの塗装が取れてしまうことがたまにあります。
そんなときは自分で塗装し直せばいいのでしょうか?
結論から言うと、自分で塗装し直すのは絶対にNGです!
電子レンジの塗装は焼け付け塗装などの特殊な塗装なので、自分で塗装してしまうと大変なことになります。
塗装が剥がれたら購入したお店に相談するのが1番でしょう。
電子レンジを使うたびに掃除をした方がいい?
電子レンジを使った後に毎回掃除をしている時間はなかなかないかと思います。
毎回掃除をする必要はありませんので、1週間に1回や1ヶ月に1回程度の掃除をするだけでも電子レンジはキレイに保つことができますよ。
また、汁物がこぼれたり、汚れが目立つときに掃除をしてみてはいかがでしょうか?
ミョウバン水を使うのは効果的?
電子レンジの掃除で代表的な洗剤が重曹ですが、家にミョウバンしかないときはミョウバンを掃除に使いたいですよね。
ミョウバン水を使うときは、スプレーで噴射した後、キレイに拭き取れば特に問題ありません。
安心してミョウバンを使ってくださいね。
電子レンジを逆さまにして掃除をしても大丈夫?
電子レンジを逆さまにすると壊れるのではないかと不安になりますよね。
でも安心してください。
電子レンジを逆さまにしても壊れることはありません。
気をつけることとしたら、電子レンジを逆さまにするときに、勢い余って衝撃を与えないことです。
ゆっくり逆さまにし、電子レンジに負担がかからないように工夫しましょう。
電子レンジの内部が汚れてしまった場合、どう掃除すればいいですか?
食べ物がこびりついたり、爆発してしまったりすると、電子レンジの内部が汚れてしまうことがあります。
内部を掃除するには、水と中性洗剤を混ぜた溶液を作り、スポンジで汚れをこすり落とします。
汚れがひどい場合は、水にレモンの絞り汁を加えて加熱し、蒸気を発生させてから内部を掃除すると、汚れが落ちやすくなります。
ただし、この場合はレモンの匂いが残る可能性があるため、注意が必要です。
電子レンジの内部を掃除する際に、どのような注意点がありますか?
電子レンジの内部を掃除する際には、まず電源を切ってから作業を行うようにしてください。
また、内部を掃除する際には、スチームクリーナーや高圧洗浄機など、強力な洗浄機器を使わないようにしてください。
これらの機器を使うと、電子レンジの内部やコントロールパネルに損傷を与える可能性があります。
さらに、内部を掃除する際には、酸性洗剤やアルカリ性洗剤を使わないようにしてください。
これらの洗剤を使うと、電子レンジの内部が腐食する可能性があります。
電子レンジの外側はどのように掃除すればいいですか?
電子レンジの外側は、普段の掃除であれば、水と中性洗剤を使った布で拭くだけで十分です。
しかし、頑固な汚れがついた場合は、重曹を水に溶かした溶液を使うと効果的です。
ただし、水分が内部に入り込んでしまわないように、掃除の際は電源を切ってから行うようにしてください。
電子レンジのプラスチック製の容器が色移りしてしまった場合、どうすればいいですか?
電子レンジで加熱する際に、プラスチック製の容器が色移りしてしまうことがあります。
この場合は、容器を掃除する前に、食器用洗剤を溶かした水につけてしばらく放置しておくと、色移りが落ちやすくなります。
また、色移りがひどい場合は、食器用漂白剤を使って容器を洗浄することもできます。
電子レンジのターンテーブルが回らなくなってしまった場合、どうすればいいですか?
ターンテーブルが回らなくなる原因は、モーターの故障や、ターンテーブルの軸部分に汚れやゴミが詰まっている場合があります。
まず、ターンテーブルを外し、軸部分を綺麗に掃除をしましょう。
電子レンジの内部に油や食べ物がこびりついてしまった場合、どう掃除すればいいですか?
電子レンジの内部に油や食べ物がこびりついてしまった場合は、洗剤を使う前に、内部に水を入れて加熱してください。
水を加熱することで、蒸気が発生し、こびりついた汚れが緩んで落ちやすくなります。
また、内部に水を入れた状態で、レモンの絞り汁を加えて加熱することもできます。
レモンの酸味が、油やこびりついた食べ物を溶かして落としやすくします。
電子レンジの匂いを消すにはどうすればいいですか?
電子レンジの匂いを消すには、レモンの皮やコーヒー豆、シナモンスティックなどの香りの良いものを内部に入れて加熱してください。
これらの香りの良いものが、電子レンジの匂いを吸着して消してくれます。
また、内部に水を入れてレモンの絞り汁を加えて加熱することも、電子レンジの匂いを消すのに効果的です。
電子レンジの内部に水が入ってしまった場合、どうすればいいですか?
電子レンジの内部に水が入ってしまった場合は、まず電源を切ってから、内部の水を拭き取ってください。
内部に水が入り込むと、電子レンジの故障の原因になる可能性があります。
また、内部に水が入り込んでいないか確認するために、電子レンジを傾けてみることもできます。
もし内部に水が残っている場合は、しっかりと拭き取ってから使用するようにしてください。
なお、電子レンジの故障を招かないためにも、使用後には必ず内部を拭き取っておくようにしてください。
電子レンジの扉に指紋がついた場合、どう掃除すればいいですか?
電子レンジの扉に指紋がついた場合は、水と中性洗剤を使った布で拭くだけで十分です。
ただし、扉のフレーム部分や隙間に指紋がついている場合は、歯ブラシなどを使って細かいところまで掃除するようにしてください。
また、指紋がつきにくくするためには、シリコンスプレーを扉に塗ることもできます。
電子レンジの排気口の掃除は必要ですか?
電子レンジの排気口は、調理中に発生する蒸気や臭いを排出する役割を持っています。
排気口が詰まっていると、効率的な排気ができなくなり、臭いが残る可能性があります。
そのため、定期的に排気口を掃除することをおすすめします。
掃除方法は、布巾で掃除するか、ブラシでこすり落とすか、掃除機で吸い取るかなどがあります。
ただし、電源を切ってから作業を行うようにしてください。
電子レンジのグリル部分の掃除はどうすればいいですか?
電子レンジのグリル部分は、油や食べ物がこびりつきやすく、掃除が難しい部分です。
グリル部分を掃除するには、まずグリルパンを取り外し、水と中性洗剤を使った布で拭き取ります。
グリルパンにこびりついた汚れは、スチールウールでこすると落ちやすくなります。
また、グリルパンを取り外して、グリル部分にアルミホイルを敷くと、汚れを防止することができます。
ただし、アルミホイルを使う場合は、食品の加熱時には必ず取り除いてください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジ掃除に役立つ掃除のやり方を色々と解説しました。
基本は重曹とクエン酸を温めることで電子レンジ内部の汚れを落としやすくしてから除去するというスタンスになりますが、これでほとんどの汚れが落とせますのでとても役に立ちます。
問題がこのやり方でも落とせないようなしつこすぎる汚れが発生した時ですが、それはまた次回別のタイミングで紹介致します。
そういった汚れが発生しないように気をつけることが重要であり、今回紹介した掃除を実戦すればそんな状態にはなりません。
コメント