電子レンジの掃除はある程度まめに行わないと焦げなどが発生してしまい面倒なことになってしまいます。
しかし、具体的な掃除頻度はどうなっているのかはやっぱり気になってしまうものです。
そこで、今回は電子レンジを綺麗に保つ掃除頻度について解説しつつ、簡単に行う電子レンジ掃除のやり方も紹介します。
電子レンジを綺麗に保つにはどのような使い方をするのが正解なのかも見ていきましょう。
電子レンジを綺麗に保つ掃除頻度は?
電子レンジの掃除頻度がどうなっているのかを知るには、ネット上で様々なサイトが公開しているアンケート結果から情報を拾ってくるのが一番でしょう。
筆者が閲覧したデータは『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は… | kufura(クフラ)小学館公式』と『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura) | Kitchen Navi』の2つのサイトです。
まず『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura) | Kitchen Navi』の結果をまとめると掃除頻度は以下のようになっています。
2位:1カ月に1回(15.9%)
3位:2~3日に1回(14.2%)
『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は… 』における掃除頻度は以下のようになっています。
2位:毎日(16.9%)
同率2位:週1~2回(16.9%)
こちらの結果を見て皆さんがどのように思うのかは人それぞれだと思いますが、おそらくこのように思ったと思います。
『1位も2位もパーセンテージが近すぎて参考にし難い』とか『突出したものがないのでなんとも言えない』といった感想です。
どうしてこんなアンケート結果になっているの?
このようなアンケート結果になってしまった理由はある程度推察出来ます。
それは『電子レンジ内部の汚れは使用頻度によって大きく変わってくるが、電子レンジそのものの使用頻度は家庭環境や状況によって大きく変わるから』です。
電子レンジの外側は使用頻度に関わらず汚れていきますが、内側の厄介な汚れは使わない限りなかなか発生しません。
たとえば、一人暮らしで料理を一切しない人でさらに外食が基本という方は電子レンジの使用頻度がとても少なくなるでしょう。
こうなると掃除頻度も1ヶ月に1回程度で十分となります。
逆に、学生寮といった複数人が暮らす場所に設置された電子レンジは使う頻度がとっても多いので汚れるスピードは一般家庭のそれよりも確実に速くなります。
そんな電子レンジは毎日きちんとケアする必要もありますし、1週間に1回以上は確実に重曹などを使った本格的な掃除をした方がいいでしょう。
このように使用頻度に大きく依存されるのが電子レンジの汚れ具合なので、人によってアンケート結果が大きく変わってしまうのも仕方がないのです。
簡単にできる電子レンジを掃除する方法を紹介!
電子レンジを簡単に掃除する方法も存在します。
そちらの方法も詳しく見ていきましょう。
紹介する動画は茂木和哉さんのお掃除動画となります。
準備するもの
・重曹
・耐熱容器
・キッチンペーパー
・雑巾
・ゴム手袋
やり方
こちら動画は『強い洗剤を使わずにこびりついた油汚れを落とすオーブンレンジ安心安全掃除術!』というタイトルで、重曹を使って簡単に電子レンジ内部を掃除している動画となります。
この動画のような洗浄方法がかなり簡単なのでおすすめです。
重曹を使った簡単な電子レンジ掃除のやり方
①耐熱容器に重曹を大さじ1杯か2杯と水200mlを入れてかき混ぜて重曹水をつくる
②耐熱容器ごと電子レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
③加熱が終わったら10分から30分ほど放置する
④ゴム手袋を着用してから耐熱容器を取り出し、熱くなった重曹水を活用しながらキッチンペーパーで電子レンジ内部の汚れを落としていく
⑤水で濡らしてから固く絞った雑巾で庫内を水拭きする
⑥乾いた雑巾で乾拭きする
注意点
・重曹を温めてから電子レンジの中を掃除するというのがコンセプトにあるが、耐熱容器もセットで温めることになるので火傷には要注意となる
・薄いゴム手袋だと火傷するリスクがあるので熱めの方がいい
・掃除していない期間が長いと汚れがとれる量も多いので要注意
・受け皿があるタイプの電子レンジならば取り外して受け皿そのものの清掃を行い、取り外した底面も綺麗にすること
・庫内でアミアミになっているところはファンや基板があるところであり、内部に水が浸透すると壊れてしまう可能性があるので、洗剤や水が入らないように注意すること
・外側でアミアミになっているところはファンや基板があるところであり、内部に水が浸透すると壊れてしまう可能性があるので、洗剤や水が入らないように注意すること
電子レンジが汚れたままだとどうなる?
電子レンジの汚れを放置すると最終的には食品カスなどの汚れがマイクロ波によって煤に変化し、煤になった汚れが炎上して火事に繋がるリスクが出てきます。
非常に危険なリスクですので、こうなる前に徹底的に掃除することが重要なのです。
火事にならなかったとしても汚れが溜まることでそれらの汚れがマイクロ波を吸収するようになるので、電子レンジとしての効率が落ちてしまうでしょう。
また、食品カスといった汚れが集まるため嫌な臭いも籠もるようになり、そういった汚れによってカビや細菌が発生するようにもなってしまいます。
電子レンジを綺麗に保つコツは?
電子レンジの綺麗に保つためのコツは定期的に掃除をすること、そして汚れ防止のために『パール金属 オーブン・電子レンジ用焼け焦げ防止シート』のようなシートを使うこと、そして温める食品に空気の通り道を作りながらラップをして食品カスが飛び散らないようにすることが重要です。
この3つを守ることができれば、汚れの蓄積は防ぎやすくなります。
掃除をしても綺麗にならない時の対処法!
掃除をしてもなかなか綺麗にならないときは、重曹ペーストやクリームクレンザーなどを使って掃除するといいでしょう。
汚れに洗剤を密着させることと、研磨作用があるものをうまく使って汚れを削ることが解決の近道なのです。
重曹は水と混ぜて温めることでよりアルカリ性の性質が強くなるため、電子レンジで温めて蒸すとかなり強力なアルカリ性の性質を発揮してくれます。
そこで蒸すという行為が油などの汚れを除去するための方法に繋がりますので、是非とも有効活用してください。
【汚れ別】電子レンジを綺麗にする掃除方法!
電子レンジには様々な汚れが付着しています。
ここでは汚れ別に簡単にできる電子レンジの掃除方法についてご紹介します。
汚れによってはなかなか大変な汚れもあるので、ここで紹介している掃除方法をぜひ参考にしてみてください。
いやな臭い
溶けたプラスチック
溶けたサランラップ
吹きこぼれ
焦げ
ゴキブリ
水垢や食品カス
爆発したゆで卵
爆発したバター
パンくず
【場所別】電子レンジの簡単な掃除方法とポイント!
続いて場所ごとの電子レンジの掃除方法について見ていきましょう。
場所によって付く汚れや掃除方法が異なるので、隅々まで掃除をしたい人はここで紹介している場所ごとの掃除方法を参考にしてみてください。
電子レンジの隅々まで綺麗にすることができますよ!
内側
冷却ファン
受け皿
天板
窓の部分
ガラス管
給水タンク
フィルター
二重ガラス
底
【洗剤別】汚れた電子レンジを綺麗にする掃除方法!
洗剤によって得意不得意な汚れが電子レンジには付いています。
洗剤をうまく使い分けることで電子レンジを綺麗にすることができるので、ここで紹介している洗剤ごとの掃除方法をぜひチェックしてみてください。
重曹
重曹でも落ちない場合
アルコール
オキシクリーン
クエン酸
セスキ炭酸ソーダ
ポッカレモン
レモン
お酢
みかんの皮
アルカリ電解水
オレンジ
クレンザー
激落ちくん
マジックリン
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジ掃除の推奨頻度はどうなっているのか、簡単な掃除方法はあるのかを紹介しました。
電子レンジ掃除を簡単にするには重曹を上手く活用することにありますので、皆さんお使いの重曹を使って綺麗な状態をキープしましょう。
水垢などの汚れがひどい時は、重曹の代わりにクエン酸を使えば問題なく解消できます。
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