電子レンジは使える洗剤が限られてしまいますが、その限られた条件でも綺麗にするための方法は色々とあります。
今回は電子レンジにおける天板に注目しつつ、どのように掃除をするのが効果的かつ効率的なのかを見ていきましょう。
天板を取り外ししてどのように扱うのかがポイントとなってきます。
そもそも、汚れを放置するとどうなるのか、しつこすぎる汚れが相手の時はどうしたらいいのかも見ていきましょう。
電子レンジの天板の掃除方法とポイント!
電子レンジの天板掃除はいわゆるターンテーブルの掃除に通じるものがあります。
そちらの掃除のやり方をすでに実戦済みという方はそれをそのままトレースしても問題ないでしょう。
準備するもの
・スポンジ
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
・雑巾
やり方
やり方は簡単で天板を取り外しして酸素系漂白剤につけるだけです。
これでしつこい汚れも落とせますので、天板の汚れが気になる方は試してみましょう。
天板を効率よく掃除する方法
①天板を取り外す
②桶などに40℃から50℃程度のお湯を用意し、その中に酸素系漂白剤を大さじで2杯程度投入する
③天板をその中に入れて1時間程度放置する
④放置が終わったら天板を取り出しスポンジを用いて擦り洗いする、落としにくい汚れがあるのならメラミンスポンジで擦り洗いする
⑤汚れを落とし終えたら水で丸洗いして洗剤成分を落とす
⑥乾いた雑巾で拭いて水気を飛ばしてしっかりと乾燥させる
⑦天板をレンジに戻して終了
注意点
天板が汚れるのはなぜ?
電子レンジの天板が汚れてしまう理由は電子レンジ庫内が汚れてしまう理由と一緒です。
つまり、食品を温めることで発生する食品カス・糖分・油分・タンパク質などが汚れの原因となります。
また、蒸気も発生するので水垢といった汚れも混じってくるでしょう。
こういった汚れに吹きこぼれなどで発生する汚れもミックスされるので、色んな汚れの集合地帯となってくるのです。
基本的にはこれらの汚れが主流になるのですが、放置期間が長いとそこからカビや細菌が発生するようになり手がつけられない状態になってきます。
天板そのものにカビが生えてしまった事例を筆者は見たことがないですが、汚れを放置すると頑固になりとても汚い状態になってしまうのは紛れもない事実です。
掃除頻度はどのくらいがオススメ?
基本的に掃除頻度はその人がどれだけキッチンに立つのか、電子レンジを使うのか出大きく左右されます。
こういった掃除頻度についてアンケートを採っているサイトはいくつかありますが、それぞれのサイトでも統一した見解は出ておらず見事にバラバラです。
バラバラになる理由も正直よくわかるので、アンケート結果から判断するのも難しいでしょう。
というのも、キッチン周りはどれだけ使うかによって汚れるスピードが大きく異なるので、その人の家庭環境に則したアンケートじゃないと参考にすることは難しいのです。
そもそも、全く料理をしないため手を洗うときぐらいしかキッチンに立たない人と料理をふんだんにするため電子レンジも頻繁に使う人では電子レンジを含めたキッチンが汚れるスピードが大きく違ってくるでしょう。
なので、いろいろと情報を集めてきた筆者の個人的な見解でお話をすると、頻繁に電子レンジを使うような方ならば天板掃除を含めたやや本格的な電子レンジ掃除は1週間に1回程度はしたほうがいいと思います。
また、簡単な拭き掃除ができるような掃除道具を用意して1日に1回は電子レンジの天板や庫内を拭くことも重要でしょう。
逆に、電子レンジを使うことそのものが少なく1週間に1回程度しか使っていないという人は、1ヶ月に1回程度の掃除でも十分に綺麗な状態を保てるでしょう。
ただし、電子レンジの汚れるスピードは使う頻度によって左右される庫内と頻度にはあまり左右されない外側という状態になっているので、キッチンで料理をほとんどしない人でも外側の埃取りは定期的に行った方がいいと思います。
天板の汚れが落ちない時の対処法!
今回紹介した酸素系漂白剤を用いたつけ置き洗いはかなり強力な洗浄方法です。
このやり方でほとんどの汚れは落とせるでしょう。
逆にこれでも落とせないような汚れはものすごくしつこい汚れとなるので、根気よく対処する必要が出てきます。
定番なのがつけ置きする時間を延ばすことです。
洗剤と触れている時間が長ければ長いほど汚れは落としやすくなるので、放置時間を延ばしてみましょう。
1回洗って効果が薄くても、2回3回と続けることで徐々に汚れが落ちるというケースも多々ありますが、これも洗剤と触れている時間が長くなっていることが影響しています。
あとはメラミンスポンジ等を使って削るというやり方もいいでしょう。
ただし、ヤスリなどで削ると傷だらけになってしまうので、使うのはメラミンスポンジやいらなくなったポイントカードなど限定的なものとなってきます。
掃除をサボっているとどうなる?
掃除をサボっていると最終的には汚れが煤になって発火します。
発火すると当然火事になるので大惨事です。
電子レンジ庫内の汚れを放置すると、それらの汚れが電子レンジのマイクロ波を吸収するようになり温められてしまいます。
そうなると、温められた汚れが煤に変化して燃えやすい状態になり、最終的に発火してしまうでしょう。
ここまで行く前に、嫌な臭いが籠もるようになったり、食品にカビの胞子や細菌が付くようになったり、電子レンジの効率が悪くなったりといった症状が出るようになります。
電子レンジの掃除に関するよくある質問
電子レンジの内部が汚れたらどうすれば良いですか?
食べ物の飛び散りによる汚れがある場合は、水を入れた耐熱容器にレモンの輪切りやお酢を入れて加熱し、蒸気で汚れを緩める方法が効果的です。
その後、柔らかい布やスポンジで拭き取ります。
電子レンジの外側の掃除はどうしたら良いですか?
電子レンジの外側は水拭きや中性洗剤を使った拭き取りが適しています。
ただし、洗剤が直接電子レンジに付着しないよう注意し、清潔な布でしっかりと拭きます。
電子レンジのプレートや容器の掃除方法を教えてください。
プレートや容器は食器洗い機で洗えるものも多いですが、手洗いの場合は中性洗剤を使い、やわらかいスポンジなどで優しく洗いましょう。
頑固な汚れは水に浸しておくと取りやすくなります。
扉のゴムパッキンの掃除はどうすれば良いですか?
扉のゴムパッキンは湿った布で拭き取り、カビ予防のために乾いた状態を保つことが大切です。
カビが発生した場合は中性洗剤を薄めた水で拭いてからよく乾かします。
電子レンジ内で爆発事故が起きた場合、どう掃除すれば良いですか?
食べ物が爆発して汚れた場合は、まず電子レンジの電源を切り、内部の食べ物や汚れを取り除きます。
その後、水を入れた容器を加熱して蒸気を発生させ、汚れを緩めたら拭き取ります。
食べ物がこびりついてしまった場合、どうしたらいいですか?
こびりついた食べ物は、水を入れた容器を電子レンジ内に置いて加熱し、蒸気を発生させてこびりついた部分を緩めます。
その後、柔らかいスポンジや布で軽くこすって汚れを取り除きます。
電子レンジの天井や壁に付着した食べ物の跡をきれいにするには?
天井や壁に付着した食べ物の跡は、中性洗剤を薄めた水で湿らせた布で拭き取ることができます。
強くこする必要がある場合は、布を優しく絞ってから行い、最後に乾いた布で拭きます。
電子レンジの下部に溜まった水分や汚れを掃除したいです。どうすれば良いですか?
電子レンジの下部に溜まった水分や汚れは、まず電源を切り、コンセントを抜いて安全を確保します。
その後、湿った布で拭き取ります。
随意に水をかけないように注意しましょう。
電子レンジのにおいを取りたいです。どうすればいいですか?
電子レンジのにおいを取るために、水を入れた容器にレモンの輪切りやお酢を入れて加熱し、蒸気でにおいを消す方法があります。
また、臭いの原因となる食べ物がこびりつかないように使い終わったらすぐに拭き取ることも重要です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジの天板掃除のやり方を紹介しました。
基本的には取り外しができるターンテーブルの掃除方法と一緒となりますので、そちらのやり方を知っているという方ならばそのやり方をトレースしてください。
掃除の難易度はとても低いので、汚れが気になるという方は是非実行してみてもらいたい掃除方法となっています。
電子レンジの天板以外を掃除するやり方まとめ!
ここまで電子レンジの天板の掃除について詳しくご紹介してきましたが、他にも掃除をしなければならないところがたくさんありますよね。
そこで、天板以外の掃除方法についてもまとめてみました!
ここで紹介している掃除方法をチェックして隅々まで電子レンジを綺麗にしてみましょう。
内側
ターンテーブル
フラットテーブル
冷却ファン
ガラス管
給水タンク
フィルター
二重ガラス
【汚れ別】電子レンジを掃除するやり方!
続いて電子レンジに多い汚れごとの掃除方法についてみていきましょう。
汚れによって掃除方法が異なる場合がありますので、完璧に掃除をするのであれば汚れの特性を理解して掃除をした方が効果的です。
爆発したゆで卵や溶けたサランラップ、焦げなど色々と紹介していますので、チェックしてみましょう。
いやな臭い
溶けたプラスチック
溶けたサランラップ
吹きこぼれ
焦げ
ゴキブリ
水垢や食品カス
爆発したバター
ゆで卵が爆発
パンくず
【洗剤別】電子レンジをピカピカにする掃除方法!
最後に洗剤ごとの電子レンジの掃除方法についてみていきましょう。
洗剤にも得意不得意な汚れがありますので、洗剤の特徴を理解して電子レンジを掃除してみましょう。
きっと参考になりますよ。
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