お風呂場の鏡はかなり厄介な水垢ができてしまう場所なので、洗っても洗っても綺麗にならずイライラしてしまいます。
そこで、今回はお風呂の鏡を綺麗にする簡単掃除方法を紹介しつつ、そもそもの汚れの種類やその原因は何なのか、汚れがどうしても落ちないときはどうしたらいいのかを紹介致します。
お風呂の鏡を綺麗に保つにはどうしたらいいのかも見ていきましょう。
お風呂の鏡を綺麗にする簡単掃除方法!
お風呂場の鏡はどれだけ汚れを放置していたのかで、掃除のやり方が変わります。
ここではとても簡単な掃除のやり方を紹介しつつ、洗っても洗っても落ちないような白いもやもやが発生してしまっている人向けの本格的な掃除方法も紹介致します。
準備するもの
クエン酸を基本とした簡単なやり方
・クエン酸かクエン酸クリーナー(クエン酸を使う場合はスプレーボトルも用意する)
・ラップ
・キッチンペーパー
・マイクロファイバークロス
・ゴム手袋
クエン酸で白いもやが落ちない場合の本格的なやり方
・お風呂用中性洗剤
・茂木和哉 水アカ洗剤
・超人たわしZ
・スポンジ
・ラップ
・マイクロファイバークロス
・タオル
・ゴム手袋
やり方
こちらの動画は『【鏡の水垢】鏡にこびりついた水垢、諦めてない?家にあるもので落とせるか実験!(クエン酸・酢・重曹・歯磨き粉・新聞紙) – くらしのマーケット』というタイトルで、様々なやり方でお風呂の鏡を綺麗にするやり方を紹介しています。
簡単なやり方はそのうちクエン酸を使った方法です。
これは放置時間がほとんどなので、かなり気軽に取り入れることができます。
こちらの動画は『鏡のウロコ落とし あの洗剤の能力を最大限活かす方法 プロの技』というタイトルで、お風呂の鏡に発生したしつこすぎる水垢を掃除する具体的なやり方を紹介しています。
この動画を見るとわかるように、ダイヤモンドパッドを使って削るといったやり方以外にも綺麗に落とすことが可能なのです。
クエン酸を基本とした簡単なやり方
①クエン酸かクエン酸クリーナーを用意する、クエン酸の場合はスプレーボトルに水100mlとクエン酸小さじ1/2杯入れてクエン酸水を作る
②用意したクエン酸水を鏡全体にスプレーする
③その上からキッチンペーパーを貼り付ける
④貼り付けながらさらに上からクエン酸をスプレーして密着させる
⑤さらにその上からラップをして乾かないように覆う
⑥短くても30分、時間に余裕がある人は2時間程度放置する
⑦ラップとキッチンペーパーを剥がす
⑧剥がしたラップを丸めて鏡全体を磨く
⑨水で全体を洗い流す
⑩マイクロファイバークロスなどを使って拭き水気を飛ばす
クエン酸で白いもやが落ちない場合の本格的なやり方
①まず先に『クエン酸を基本とした簡単なやり方』を試す
②試して乾燥させた状態になって白いもやが残っていないかをチェックする
③白いもやが残っている場合は表面をまず浴室用中性洗剤を使って軽く洗う
④乾いたタオルを使って水気を飛ばす
⑤動画のように茂木和哉の洗剤を指でのばすか、専用のたわしを使って鏡全体に丁寧に塗り込む
⑥全体に浸透させたら乾かないようにラップをして覆う
⑦10分程度放置する
⑧液が残らないように水で洗い流す
⑨マイクロファイバークロスを使って水気を飛ばす
⑩しっかり乾かして浮かび上がる白いもやがあるかどうかをチェックする
注意点
・お風呂の鏡で最も厄介なのがケイ素が原因のシリカスケールでこのシリカスケールは水で濡れていると見えない、乾いていると浮き出てくる
・クエン酸を使って綺麗にしたのに乾かすと白いもやが出ている場合はシリカスケールがかなり残っているというサインなので本格的な掃除のやり方を実行する
・クエン酸を使うやり方は塩素系漂白剤とは別にすること、酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜると有毒ガスが発生してしまうので絶対に併用してはいけない
・塩素系漂白剤の洗剤成分が少しでも残っているとクエン酸を使ったときに有毒ガスが出てしまうので、塩素系漂白剤を浸かったお風呂掃除を鏡掃除の前にしている場合は徹底的に洗い流しておくこと、鏡掃除も一緒でクエン酸成分が残らないように徹底的に洗い流すこと
・クエン酸の濃度を上げることで効果はアップするが、それだけ素材に対する影響や皮膚に対する影響も高まってしまうので要注意
・クエン酸水はそれなりに臭いを発するので使う時は換気扇を回した方が良い、ただし換気扇を回すとクエン酸水に浸したキッチンペーパーが乾く速度も上がるので手早く作業をすること
・一部の洗剤は正しい使い方をしないとなかなか効力を発揮できないことがあり、今回紹介している茂木和哉の洗剤はまさにそのタイプ、なので必ず正しい使い方をすること
・シリカスケール対策の洗剤はいくつかあるが、一部はプロでも扱いがかなり難しい洗剤となっているのでそちらには手を出さない方がいい
お風呂の鏡につく汚れの種類は?
お風呂の鏡につく汚れは基本的に水垢が主体です。
この水垢は水道水に含まれているミネラル成分が結晶化して固まってしまったものであり、水垢対策はこの塊をどうやって落とすのかがポイントとなります。
ただし、この汚れにシャンプーやボディソープが飛び散って付着した石鹸カスが混じってしまうことがあるので複雑な汚れになっているケースがあります。
また、水道水に含まれているミネラル成分はカルシウムやマグネシウムそしてケイ素が含まれているのですが、このケイ素が鏡だと厄介な作用をもたらし鏡の成分としても含まれているケイ素と水道水のケイ素が結合してしまうケースがあるのです。
これがしつこすぎるシリカスケールの正体で鏡やガラスで発生する掃除しても落ちない汚れの原因でもあります。
お風呂の鏡の汚れを放置していると?
お風呂の汚れを放置するとしつこい汚れに変質していきます。
基本的にあらゆる汚れは放置することでしつこい汚れとなってしまいますが、お風呂の鏡はそれがかなり顕著で放置することでケイ素によるシリカスケールが増えてしまいどれだけ掃除をしても落ちないイライラに悩まされることになります。
最終的にプロの業者を増やす必要が出てしまうので、放置しすぎることで費用的にも大きなマイナスを作ってしまうでしょう。
どうしても汚れが落ちない時は?
クエン酸を使った簡単な掃除で落ちない場合は今回紹介した専用の洗剤を用いた掃除を実戦してください。
このやり方ならばほとんどの水垢は落とせます。
これでもダメだった場合は、ダイヤモンドパッドなどを使って無理矢理削るとるかプロの業者に依頼するしかないでしょう。
お風呂の鏡を綺麗に保つ裏技!
お風呂の鏡を綺麗に保つには、お風呂を使った後に熱いシャワーで洗い流してタオルできちんと水気を飛ばすことが一番です。
これを毎日守るだけでも水垢の発生確率を落とすことができます。
あとは、使っていないときに換気扇を回してお風呂場の湿度を下げることと、水道水のミネラル成分を減らすためにシャワーヘッドを交換して浄水タイプを用いるのもいいでしょう。
お風呂の鏡以外の掃除方法とポイント!
今回の掃除方法でお風呂の鏡をキレイにすることができたかと思いますが、他にも汚れが気になるところがあるかと思います。
お風呂の場所によっては掃除方法が異なるので、ここでは場所ごとに掃除方法をまとめました!
ここで紹介している場所別の掃除方法を参考にして、清潔なお風呂にしましょう。
床
天井
ドア
ドアのゴムパッキン
ドアのレール
ドアの通気口
お風呂のふた
エプロン
サッシ
浴槽
排水溝
ガラスドア
ゴム栓
風呂釜
珪藻土
シャワーヘッド
シャワーフック
排水栓
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はお風呂の鏡を掃除する方法を紹介しました。
簡単な鏡掃除は慣れてくると実質的な掃除時間をかなり短くできます。
ただし、本格的な鏡掃除は専用の洗剤を用意したり丁寧に磨く必要があるのでそれなりに時間は必要です。
ポイントは傷をつけずにシリカスケールを除去することにありますので、丁寧に汚れを落とすことを心がけてください。
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