経年とともに浴槽の黄ばみが目立ってきたら、気分も晴れないものです。
そこで今回は、自宅で簡単にできる浴槽の黄ばみの取り方とその予防策を詳しく解説します。
また、浴槽が黄ばむ主な原因や黄ばみを放置するとどのような問題が生じるか、さらに頑固な黄ばみに対処する方法もご紹介します。
これにより、浴槽を美しく保つコツを掴み、快適なバスタイムを再び取り戻すことができるでしょう。
浴槽の頑固な黄ばみを取る効果的な落とし方
浴槽の黄ばみを落とすにはある程度の段階が必要になります。
簡単に説明すると、クエン酸で落とせるのか⇒クレンザーやメラミンスポンジで落とせるのか⇒耐水ペーパーで落とせるのかの3段階になります。
今回はこの3段階とも順番にやり方を紹介します。
準備するもの
やり方
この人のやり方が最もわかりやすいので、浴槽の着色汚れ対策として紹介致します。
動画タイトルは『【バスタブ】着色汚れ!簡単に落とす方法と【簡易コーティング】方法をご紹介します!!』で、浴槽の黄ばみを落とすときにも役立つ情報満載です。
ここで紹介するやり方もこの動画の情報に沿ったものとなります。
浴槽の黄ばみを落とす方法
①水200mlとクエン酸小さじ1杯をスプレーボトルに入れて、クエン酸水をつくる
②クエン酸水を黄ばんでいる部分に噴射する
③キッチンペーパーでパックする
④その上からクエン酸水を噴射し密着させ、さらにラップをしてパックをする
⑤2時間程度放置する
⑥剥がしてスポンジで擦る
⑦シャワーで洗い流す
⑧汚れの状態を確認する
⑨汚れが落ちていない場合はクレンザーを使う
⑩スポンジをラップで覆う
⑪クレンザーを汚れが目立つ場所にふりかける
⑫ラップで覆ったスポンジで優しく擦り洗いする
⑬シャワーで洗い流す
⑭汚れの具合を確認する
⑮汚れが落ちていない場合は耐水ペーパーを用意する
⑯耐水ペーパーを濡らしながら汚れに押し当てて削り落としていく
⑰シャワーで洗い流す
⑱タオルで拭いて水気を飛ばす
⑱汚れの具合を確認する
⑲汚れが落ちているならフッソコートを用意してコーティングする
⑳キッチンペーパーにフッソコートを塗布して塗り広げる
㉑乾いたキッチンペーパーで拭く
注意点
浴槽が黄ばむ原因は何?
浴槽が黄ばみ原因は水垢などの汚れが固まってしまったというケースと、浴槽そのものが経年劣化によって黄ばんでしまうというケースです。
汚れの場合は今回紹介した方法で落とせる可能性が高いのですが、経年劣化による黄ばみだけはいくらキレイにしてもどうしようもないので要注意です。
経年劣化による黄ばみなのか、汚れによる黄ばみなのかを見分ける方法は、どのように黄ばみが広がっているのかで判断してください。
汚れによる黄ばみの場合はどこか一点が黄ばんでいるというケースが多いです。
経年劣化による黄ばみは浴槽が全体的に黄ばんでいくので、なんとなくでも見分けはつくでしょう。
また、汚れによる黄ばみはアルカリ性の水垢汚れ以外に皮脂汚れなどの様々な性質の汚れが集まってできているケースもあるので要注意です。
掃除をしても黄ばみが落ちないときは?
今回紹介した耐水ペーパーで削るといったやり方は最終手段です。
この最終手段でもダメだと、それは汚れと言うよりも劣化の可能性が出てきます。
長い期間汚れに触れてしまっている場所は、他の場所よりも色落ちまたは着色が発生する可能性がありますので何をやっても落ちない場合は色落ちや着色だと判断して諦めるしかないでしょう。
無理矢理擦りすぎて傷だらけにしてしまうほうが問題なので、ある程度の諦めは必要になってしまいます。
黄ばみをそのままにしていると?
黄ばみを放置するととてつもなくしつこい汚れになります。
浴槽は水垢といったアルカリ性の汚れが主体なのですが、皮脂汚れなどの酸性汚れも発生するので色んな性質の汚れが集まる場所なのです。
こういった様々な汚れが相手だと色んな洗剤を使い分けしないといけないので、対応もきつくなります。
黄ばみも色んな汚れがミックスしてしまうことでより強固かつ面倒くさい汚れに変質してしまいますので、早めに対応しましょう。
また、汚れを放置しているとそれだけ浴槽が傷むスピードも速まってしまいますので、長い目で見ると浴槽の劣化スピードに関わってくると言えるでしょう。
汚れがひどいせいで浴槽を交換するとなると、かなりのお金がかかってしまいますのでモノは大切にした方が良いです。
浴槽の黄ばみを防ぐ裏技!
浴槽が黄ばむとかなり掃除が大変です。
こういった黄ばみは実は予防法があるのです。
まずは入浴剤を使う頻度を減らしましょう。
入浴剤を使うと着色される可能性が高まってしまいますので、入浴剤を使う回数を減らせば着色汚れが発生する確率も減ります。
あとは、定期的に浴槽掃除をすることです。
浴槽を定期的に行えば蓄積される汚れは減りますので黄ばむ確率は下がります。
また、オキシクリーンといった酸性洗剤を使って定期的にオキシ漬けをするのもいいでしょう。
他には浴槽にお湯が入っている時間を減らすことも重要です。
お湯が長時間あると水垢や石鹸カスや湯垢といった汚れが水位線に発生しやすくなり黄ばむ確率が上がります。
お風呂の掃除に関するよくある質問
お風呂掃除の頻度はどれくらいが理想ですか?
お風呂掃除の頻度は家庭や使用状況によって異なりますが、一般的には週に1回程度の掃除が推奨されています。
特に湿度が高くカビや汚れが付きやすい場合は、より頻繁に掃除することが望ましいです。
お風呂のカビ対策には何をすればいいですか?
お風呂のカビ対策としては、まず浴室を乾燥させることが基本です。
浴室乾燥機があれば利用する、または風呂上がりに換気扇をしばらく回すことで湿度を下げます。
さらに、カビ専用の洗剤を使用して定期的に掃除することも効果的です。
お風呂場の排水口の臭い対策は?
排水口の臭い対策としては、排水口とその周辺を定期的に掃除し、排水口専用の消臭剤を使用する方法があります。
また、髪の毛やゴミが溜まらないようにフィルターを清掃することも、臭いを予防する助けとなります。
どのような洗剤がお風呂掃除に適していますか?
お風呂掃除に適した洗剤は、用途や汚れの種類によって異なります。
一般的な汚れには中性洗剤が良く、カビにはカビ用の洗剤、水垢にはクエン酸や塩酸系の洗剤が効果的です。
ただし、洗剤の成分によっては浴室の素材を傷める可能性があるため、使用前には必ず取扱説明書を確認してください。
お風呂掃除の手順はどうすれば効率的ですか?
効率的なお風呂掃除の手順としては、まず床や壁に洗剤をかけ、しばらく置いてからブラシでこすります。
次に、シャワーで洗剤を洗い流し、最後に排水口や浴槽の縁などの細かい部分を掃除すると良いでしょう。
このように段階を踏むことで、効率よく掃除することが可能です。
お風呂の黒ずみ除去にはどのような方法がありますか?
お風呂の黒ずみ除去には、重曹と水を混ぜてペースト状にしたものを使用する方法が効果的です。
このペーストを黒ずみが出ている部分に塗り、しばらく放置した後にブラシでこすると黒ずみが取れやすくなります。
ただし、素材によっては重曹が適していない場合もあるので、事前に確認が必要です。
高圧洗浄機を使用する場合の注意点は?
高圧洗浄機を使用する場合、その威力が非常に高いため浴室の素材を傷つける可能性があります。
そのため、使用前に必ず取扱説明書をよく読み、適切な圧力設定やノズルの選択を行うことが重要です。
また、水しぶきが飛ぶことを考慮して、周囲の電気製品などには十分注意を払いましょう。
シャワーヘッドの掃除はどのように行うべきですか?
シャワーヘッドの掃除には、クエン酸と水を使った浸漬方法が一般的です。
シャワーヘッドを外し、クエン酸水に数時間から一晩浸けると、水垢や汚れが簡単に取れます。
定期的な掃除で、シャワーの水流が良くなるだけでなく、バクテリアの繁殖も防ぐことができます。
お風呂掃除に使うブラシは何を基準に選べばいいですか?
お風呂掃除用のブラシを選ぶ際は、ブラシの硬さ、形状、そして手になじむグリップが重要です。
硬すぎるブラシは浴室の素材を傷つける可能性がありますので、目的に応じて適切な硬さを選ぶようにしましょう。
また、角や狭いスペースにも届くような形状が便利です。
掃除後のお風呂のメンテナンスには何が効果的ですか?
掃除後のメンテナンスとしては、バスローム専用の防カビスプレーを使用する方法があります。
これにより、次回の掃除が簡単になり、カビや汚れが付きにくくなります。
また、毎回の入浴後にしっかりと換気することで、湿度を抑制し、カビの繁殖を防ぐことができます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は浴槽の黄ばみを落とす方法についてまとめていきました。
基本的にはクエン酸といった酸性洗剤を使って掃除をして、それでもダメなら軽くクレンザーで削って、それでもダメなら本格的に耐水ペーパーを使って削るといったやり方になります。
これでもダメならもはやそれは汚れではなく劣化による変質の可能性が高いので諦めましょう。
この劣化による変質なのか、汚れによる黄ばみなのかを見分けるのはちょっと大変なのでいくら掃除してもキレイにならない場合は妥協するしかないと思います。
お風呂の浴槽以外を綺麗にする掃除方法とポイント!
ここまでお風呂の浴槽についた黄ばみの掃除を詳しくご紹介してきましたが、まだまだお風呂には掃除をしなければならないところが多いですよね。
そこで、お風呂全体を綺麗にするための場所ごとの掃除方法についてご紹介いたします!
ここで紹介している掃除方法をぜひ参考にしていただき、お風呂を清潔に保ってください。
それでは詳しくみていきましょう。
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