お風呂の蓋は放置すると赤カビも黒カビも発生してしまいます。
今回は赤カビを退治する方法と黒カビを退治する方法を別々に紹介しつつ、注意点やカビを防ぐ方法についてもまとめていきます。
赤カビと黒カビは似ているようで大きく異なるので、対処方も異なっているのがポイントです。
お風呂の蓋についた赤カビと黒カビを除去する掃除方法!
お風呂のカビ掃除は赤カビか黒カビかで対処法が変わります。
基本的に赤カビはかなり簡単に落とせるので、重曹やお風呂用中性洗剤など簡単な掃除で対処可能なのです。
逆に、黒カビは塩素系漂白剤を使わないと落とせないので、塩素系漂白剤を使った対処方が求められます。
赤カビの掃除方法
赤カビは『ロドトルラ』という酵母菌であり、正確にはカビではありません。
しかし、黒カビの発生条件が整っていると発生する存在なのでカビと同等な存在の赤カビとして扱われているのです。
そして、この酵母菌は酸性という性質があるのでアルカリ性の洗剤を用いることで撃退することができます。
準備するもの
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・ブラシ
やり方
こちらは沸騰した重曹水を掃除に使うことを推奨している動画です。
今回は同じように沸騰した重曹水を使っているので参考にしてください。
この沸騰重曹水を使って赤カビを退治します。
沸騰重曹水を使った赤カビ対策
①500mlの水に重曹を大さじ3杯入れる
②重曹水を沸騰させる
③沸騰させた重曹水をスプレーボトルに入れる
④重曹水を蓋全体に噴射する
⑤シャワーで洗い流しながらブラシで擦る
⑥綺麗にすすいで洗剤分が残らないようにする
⑦タオルを使って水分を残さないようにきれいに拭く
注意点
黒カビの掃除方法
黒カビは『クラドスポリウム』と呼ばれるカビの一種であり、なんと赤カビをエサにして繁殖する性質があります。
そのため赤カビ退治を徹底的にしている人はそれだけ黒カビが発生する確率は落とせるのです。
準備するもの
やり方
こちらの動画は『【お風呂のふた】丸洗い!浴槽のふたを綺麗さっぱり洗い上げる方法!』というタイトルで、お風呂の蓋を本格的に塩素系漂白剤を使って掃除する方法を紹介しています。
非常にわかりやすいやり方をしていますので、動画を参照してからやり方も確認すると良いでしょう。
塩素系漂白剤を使ったやり方
①マスクやゴーグルやゴム手袋をきちんと着用する
②裏表がきちんとあるのなら、汚れが溜まりやすい表を重点的に塩素系漂白剤を噴射する
③全体に塩素系漂白剤が行き渡ったら10分程度放置
④放置が終わったら中性洗剤を噴射してステンレススポンジで擦り洗いする
⑤シャワーで丁寧に洗い流す
⑥黒カビが落ちているかどうかを確認する
⑦黒カビが落ちていない場合は②から⑥を繰り返す
⑧タオルを使って水気を飛ばして終了
注意点
お風呂の蓋のカビを防ぐ方法は?
お風呂のカビを防ぐ方法はとにかく水気を減らすことです。
これは蓋に限った話ではなく浴室全体の話になるので、浴室のカビに悩んでいる人は湿度を意識してください。
使っていない時間はできるだけ換気扇を回すとか、お風呂を使い終わった後はスクイージーやタオルなどを使って丁寧に拭くなどの対応も役立つでしょう。
特に、お風呂の蓋はどうしても浴槽の水分が付着する可能性が高い場所なのでどうしても蓋そのものの水気は上昇します。
なので、蓋のカビが気になるという方で裏表がない蓋を使っている人は定期的に裏と表を取り替えるというやり方も良いでしょう。
どうしても表面と裏面の決まりがある蓋は表面ばかりが汚れる傾向にあるので、ケアしつつも汚れやすい面を定期的に取り替えるというスタンスを保てれば清潔を維持しやすいと思われます。
お風呂の蓋の掃除に関するよくある質問
お風呂の蓋は日常的にどのように掃除すればよいですか?
日常的にお風呂の蓋の掃除を行う際には、浴槽のお湯を少量取り、柔らかいスポンジや布を使って拭き取るのがおすすめです。
特に、湯船に入った後の湯気が多い時期や、油分が気になる場合は、中性洗剤を薄めたものを使用して拭き上げるとクリーンに保つことができます。
お風呂の蓋に白い水垢がついてしまったのですが、どうすれば落とせますか?
白い水垢がお風呂の蓋に付着してしまった場合、クエン酸や白酢を使用すると効果的です。
水で薄めたクエン酸や白酢をスプレーしてしばらく放置した後、柔らかい布で拭き取ると、水垢が簡単に落ちるでしょう。
お風呂の蓋の裏側がカビ臭くなってきたのですが、対策はありますか?
お風呂の蓋の裏側のカビ臭さの原因は、湿度や水分が原因でカビが発生している可能性が高いです。
定期的に蓋を開けて乾燥させる、または、カビ取り専用の洗剤やスプレーを使用して掃除することで、カビ臭さを防ぐことができます。
長い間、お風呂の蓋の掃除を怠ってしまった場合の掃除方法は?
長い間お手入れをしていないお風呂の蓋の場合、まずはぬるま湯に中性洗剤を溶かし、それで全体を拭き取ります。
頑固な汚れや水垢は、クエン酸や白酢を使用して取り除きます。
最後に、十分に乾燥させることで、再び汚れが付きにくくなります。
お風呂の蓋の掃除をする際の注意点はありますか?
お風呂の蓋の掃除をする際の注意点としては、強くこすると蓋の表面を傷つける恐れがあるため、やさしく拭き取ること、また、使用する洗剤は蓋の材質に合ったものを選ぶことが大切です。
特に、木製の蓋の場合は、水分や洗剤による変形や劣化に注意が必要です。
お風呂の蓋の掃除の頻度はどれくらいが適切ですか?
お風呂の蓋の掃除の適切な頻度は、使用状況や湿度などの環境によりますが、日常的な汚れを拭き取る軽い掃除は週に1〜2回、徹底的な掃除は月に1回を目安に行うことで、蓋を清潔に保つことができます。
お風呂の蓋のカビを予防するためのアドバイスはありますか?
カビの発生は湿度が高いところでの発生が多いため、お風呂上がりに蓋を立てかけて風を通し、乾燥させることが予防の基本です。
また、カビ防止のスプレーを使用することで、発生リスクをさらに低減させることができます。
お風呂の蓋にできた黒カビ、これは健康に影響はありますか?
お風呂の蓋に発生した黒カビは、アレルギーや呼吸器に影響を及ぼす可能性があるため、定期的な掃除とカビの予防が重要です。
特に、アスペルギルスやペニシリウムといったカビが含まれる場合、健康への影響が懸念されます。
お風呂の蓋を長持ちさせるためにはどんなケアが必要ですか?
お風呂の蓋を長持ちさせるためには、日常的な乾燥を心掛けるのが基本です。
また、使用した後にすぐに水や湯をしっかり拭き取り、直接的な水分や湯気を避けることで、材質の劣化を防ぐことができます。
お風呂の蓋の掃除に使う洗剤は何がおすすめですか?
お風呂の蓋の掃除には、中性洗剤がおすすめです。
特に固形のせっけんを泡立てて使用すると、蓋を優しく綺麗にすることができます。
また、頑固な汚れや水垢には、クエン酸や白酢が効果的です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は黒カビや赤カビを掃除する方法についてまとめました。
赤カビは今回紹介したように重曹水を使うことで退治することが可能ですが、黒カビは重曹水では退治できません。
黒カビ対策にはとにかく塩素系漂白剤が必須となりますので、用意された塩素系漂白剤をどのように使うのかが重要になってきます。
また、蓋は形状が違う商品がかなりあるので掃除しやすいものもあればしにくいものもあるでしょう。
しにくいタイプの蓋はとにかく丁寧に掃除することが重要なので、ブラシを使って汚れをかき出すように意識してください。
お風呂の蓋以外も掃除をする時のやり方とポイント!
お風呂の蓋についたカビの掃除を詳しくご紹介してきましたが、蓋以外にもお風呂には掃除をしなければならないところが多いですよね。
そこで、お風呂全体を綺麗にするための場所ごとの掃除方法についてご紹介いたします!
床やサッシなどなど、場所ごとに詳しくみていきましょう。
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