日常の掃除ではどこでも大活躍する重曹ですが、この重曹は鏡についた水垢掃除でも役立つのでしょうか。
今回は重曹を使ったお風呂の鏡掃除のやり方を紹介しつつ、そもそも重曹で水垢を落とせるのかどうか、どのように重曹を使えば良いのか、水垢を予防する方法は存在するのかも見ていきます。
イライラする水垢を予防することははたしてできるのでしょうか。
お風呂の鏡に付着した水垢を重曹で落とす掃除方法!
掃除の大前提のお話ですが、酸性の汚れにはアルカリ性の性質がある洗剤を使いアルカリ性の汚れには酸性の性質がある洗剤を使います。
そして、基本的に水垢はアルカリ性になるので効果があるのはクエン酸などの酸性洗剤です。
はたして重曹をどのように使えば効果があるのでしょうか。
準備するもの
・重曹
・キッチンペーパー
・ラップ
・スプレーボトル
・マイクロファイバークロス
・タオル
・ゴム手袋
やり方
こちらの動画は『【巷でウワサの鏡のウロコ落とし!#5】重曹でウロコ落とし!?』というタイトルで、重曹を使ってもなかなか鏡の水垢が落ちない様子を表しています。
ようするに、重曹だけを使っても水垢は落ちないと言うことです。
それを踏まえてやり方を見ていきましょう。
クエン酸と重曹をセットで使って汚れを落とす方法
①空のスプレーボトルに60℃程度のお湯100mlと重曹小さじ1杯を入れて重曹水を作る
②作った重曹水スプレーを鏡全体に噴射する
③その上からキッチンペーパーを貼り付けて、キッチンペーパーが剥がれないように重曹水スプレーをその上から噴射する
④そこからさらにラップで覆う
⑤10分程度放置する
⑤ラップとキッチンペーパーを剥がして状態を確認する
⑥剥がしたラップを丸めて円を描くように擦り洗いをしていく
⑦タオルを濡らして固く絞ってから鏡全体を拭く
⑧マイクロファイバークロスで乾拭きして水垢の状態を確認する
⑨空のスプレーボトルに40℃程度のお湯100mlとクエン酸小さじ1/2杯を入れてクエン酸水を作る
⑩重曹水と同じように鏡全体に噴射する
⑪その上からキッチンペーパーを貼り付けて、キッチンペーパーが剥がれないようにクエン酸水スプレーをその上から噴射する
⑫そこからさらにラップで覆う
⑬10分程度放置する
⑭ラップとキッチンペーパーを剥がして状態を確認する
⑮剥がしたラップを丸めて円を描くように擦り洗いをしていく
⑯タオルを濡らして固く絞ってから鏡全体を拭く
⑰マイクロファイバークロスで乾拭きして水垢の状態を確認する
注意点
重曹を使うときに注意したいこと
重曹を使う場合にはいくつかの注意点があるのでこれは覚えておいた方が良いでしょう。
今回のような浴室掃除以外にも使う場面は非常に多いので、覚えておくことで必ず役立ちます。
お風呂の鏡の掃除頻度は?
お風呂の鏡の掃除頻度は今回紹介したような本格的な掃除ならば1ヶ月に1回程度もすれば十分でしょう。
ただし、お風呂場は日頃の手入れがどれだけ行き届いているのかで汚れるスピードが大きく異なるので、この1ヶ月に1回程度という推奨頻度も状況次第で大きくぶれてしまいます。
毎日水垢が付着しないように水気をとっているような人ならば1ヶ月に1回程度で問題ないと思いますが、そういったケアをしていない人は1週間程度でかなり汚れてしまうのでもっと頻度を増やさないとダメでしょう。
とりあえず、水垢が目立つようになってしまった場合は本格的な水垢対策の掃除をするというスタンスに切り替えた方が良いです。
重曹でも水垢が綺麗にならない場合は?
重曹は酸性の汚れや研磨作用によって削れることができる汚れには強いのですが、本格的なアルカリ性汚れにはそこまで効力を発揮しません。
なので、水垢に効力を発揮しないのは当然のことなのです。
そのため、浴室の鏡掃除に用いるときはクエン酸などの酸性洗剤とセットで運用してください。
お風呂の鏡についた水垢を予防する方法!
水垢を予防する方法は大きく分けて2つです。
それは水滴が付着しないようにすることと、コーティングをして水がはじける状況にすることです。
水滴が付着しないようにするにはお風呂上がりに必ず鏡を拭くとか、浴室の湿度を低下させるために換気する時間を長くするといった対応が求められます。
コーティングは文字通りで、市販されているコーティング剤を使って水気をはじけるようにすることです。
お風呂の鏡掃除に関するよくある質問
お風呂の鏡が曇りやすいのはなぜですか?
お風呂の鏡が曇るのは、温かい湯気が冷たい鏡の表面に触れることで水分が凝縮し、霧のような状態になるためです。
特に冬場は鏡の温度とお湯の温度の差が大きく、曇りやすくなります。
曇りにくい鏡の掃除方法はありますか?
曇りにくい鏡の掃除方法として、中性洗剤を薄めたものをスプレーし、それを拭き取った後に、市販の曇り止めスプレーを使用する方法があります。
また、シャンプーやボディソープを少量使用して、鏡になじませてから水で洗い流すという方法も効果的です。
お風呂の鏡の水垢を取る方法は?
お風呂の鏡の水垢を取るには、白酢と水を1:1の割合で混ぜた液をスプレーし、しばらく放置した後に柔らかい布で拭き取る方法が効果的です。
白酢には酸性の性質があるため、水垢を柔らかくして取りやすくします。
掃除後、鏡がキズついてしまったように見える場合の対処方法は?
鏡がキズついてしまったように見える場合、実際にキズがついているのではなく、掃除用具や洗剤に含まれる成分が鏡に付着していることが考えられます。
この場合、水や中性洗剤で丁寧に洗浄し、柔らかい布で拭き取ることで改善されることが多いです。
日常的なお風呂の鏡のメンテナンス方法は?
日常的なメンテナンスとしては、お風呂上がりにシャワーで鏡を軽く洗い流し、湯気をすぐに払うことで水垢や曇りの原因を減少させることができます。
また、定期的に中性洗剤での掃除を行うことで、鏡をきれいに保つことができます。
お風呂の鏡に特化した掃除用具は市販されていますか?
実際に、お風呂の鏡専用の掃除用具やクリーナーは多くのホームセンターや通販サイトで取り扱われています。
特に、鏡専用のウェットティッシュや、曇り止め効果を持つクリーニングスプレーは、日常的なメンテナンスに便利です。
お風呂の鏡の掃除に使うクロスは何がおすすめですか?
お風呂の鏡の掃除には、細かい繊維がゴミや汚れをしっかりとキャッチしてくれるマイクロファイバーのクロスがおすすめです。
また、摩擦によるキズを防ぐためにも、柔らかい素材を選ぶと良いでしょう。
鏡のカビ予防のためのアドバイスはありますか?
鏡のカビ予防には、使用後の湯気を速やかに払うことが基本です。
また、換気扇を利用して湿度を下げたり、市販のカビ予防スプレーを定期的に使用することも効果的です。
ハードな汚れが鏡についた場合の対処方法は?
ハードな汚れや頑固な水垢の場合、クエン酸や白酢を使って鏡を拭いたり、それらをスプレー容器に入れて直接鏡にスプレーして放置し、数分後に拭き取ると良いでしょう。
ただし、強くこすると鏡にキズがつく可能性があるため、やさしく拭き取ることが大切です。
新築のお風呂の鏡を長持ちさせるメンテナンス方法は?
新築のお風呂の鏡を長持ちさせるためには、最初から日常的なメンテナンスを怠らないことが大切です。
使用後は湯気を払い、1週間に1回程度は中性洗剤で軽く拭く。
また、月に1回の深掃除を行い、水垢やカビの発生を予防することがおすすめです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は重曹を使って浴室の鏡を綺麗にする方法をまとめました。
重曹は頑固な水垢に効果があると紹介されることが多いのですが、個人的に頑固な水垢がある場合は表面の汚れを落とした後に水垢専用の洗剤を使った方が良いと思っています。
重曹だけでは水垢は落とせませんので、使う場合はクエン酸とセットで運用しましょう。
お風呂の鏡以外を掃除する方法とポイントを紹介!
お風呂の鏡の掃除を詳しく紹介してきましたが、まだまだお風呂には掃除をしなければならないところが多いですよね。
掃除をサボってしまうと頑固な汚れになってしまうことも…。
そこで、お風呂全体を綺麗にするための場所ごとの掃除方法についてご紹介いたします!
ここで紹介している掃除方法をぜひ参考にしていただき、常にお風呂を清潔に保ってくださいね。
それでは詳しくみていきましょう。
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