お風呂掃除はたわしやスポンジで擦り洗いするのが当たり前となっています。
今回はこのお風呂洗いにおける簡単なこすらない掃除方法について、本当にそんなやり方が存在しているのかを見ていきましょう。
擦らなくても本当に綺麗になるのか、擦らずに掃除できる洗剤は存在するのか、お風呂掃除にオススメの洗剤の選び方はどうなっているのかも見ていきましょう。
この記事の最後には場所ごとの掃除方法についてもご紹介しているので、ぜひ隅々までお風呂を掃除してみてくださいね。
こすらないで簡単にできるお風呂の掃除方法!
こすらないお風呂掃除とは具体的にどのような掃除方法なのでしょうか、そのやり方を見ていきましょう。
準備するもの
・雑巾or水切りワイパー
やり方
こちらは『【時短して楽する主婦の味方】こすらない?ルックバスタブクレンジング 業界初 60秒待って流すだけ!お風呂掃除』というタイトルで今回の掃除で活躍するタイプの洗剤の一つ『ルックプラス バスタブクレンジング』の使い方や使ったらどうなるのかを紹介しています。
こすらないお風呂掃除のやり方
①浴槽が完全に乾燥している場合は、洗剤を噴射する場所を軽く濡らす
②適切な距離を保ち左右にスライドしながら上部から下に洗剤が流れるようにゆっくり噴射する
③バスタブ内の底までしっかりと噴射する
④1分程度放置する
⑤シャワーで洗い流す
注意点
こすらなくても本当に綺麗になる?
結論を先に記載すると『毎日の簡単な掃除ならば洗剤によって擦らない掃除もok』になります。
逆にいうと『1週間に1回程度か1ヶ月に1回程度の頻度で行う本格的な掃除の場合はしっかりと擦り洗いをしないとダメ』となります。
基本的な掃除の仕方はクエン酸でも重曹でも塩素系漂白剤でも同じなのですが、洗剤をかける⇒スポンジやたわしやブラシで擦る⇒水で洗い流す⇒雑巾などで拭き取るといった行程で動きます。
今回のポイントはこの『スポンジやたわしやブラシで擦る』を省けるかどうかとなりますが、毎日の浴槽掃除レベルならば擦らなくても問題ないと言えるのです。
ただし、この擦らずに掃除できるかどうかというのは商品名や紹介文に『こすらず』とか『擦らなくてもOK』という記載があることが重要になります。
また、こういった洗剤はかなり特殊な洗剤となりますので洗剤の用い方は厳守した方が良いでしょう。
他の洗剤ならば多少距離を間違っていたとしても噴射量が多かったとしても擦り洗いしてしまえばそこまで効果は変わりませんが、この擦らずに洗うタイプの洗剤は洗剤力にかなりの重要な要素となってしまうので適切な使い方をしないと掃除効果も一気に低下してしまうのです。
なので、結論から先に記載しましたがここに一言加えると『毎日の簡単な掃除ならば洗剤を厳守して洗剤の使い方もきちんと理解して用いることができれば擦らない掃除もok』となってくれます。
しつこすぎる汚れで擦り洗い無しは無理
お風呂汚れは掃除をしなければしないほどしつこすぎる汚れが発生します。
わかりやすいのが白い魚の鱗のようになってしまう水垢と、黒カビでしょう。
この2つの汚れは放置すればするほど非常にしつこい汚れになってしまうので擦らないで除去するのは不可能です。
むしろ放置期間が長いと擦り洗いをしてもなかなか落ちない汚れになってしまいます。
今回のポイントは擦らない掃除なのでそのやり方についての紹介は省きますが、黒カビや放置されすぎた水垢が相手の場合は擦らない掃除は難しいと言うことだけは覚えておきましょう。
こすらずに掃除できるオススメ洗剤!
先ほど紹介したように掃除というのは『洗剤をかける⇒スポンジやたわしやブラシで擦る⇒水で洗い流す⇒雑巾などで拭き取る』の4つの行程、雑巾での乾拭きがなければ3つの行程で成り立っています。
そのうち一つの工程を省くのですから、他の行程で『スポンジやたわしやブラシで擦る』で発揮される洗浄力を補わないといけません。
つまり、それが洗剤となってきます。
擦らない掃除で推奨できる洗剤は『ルックプラス バスタブクレンジング』や『バスマジックリン デオクリア』あたりが該当するでしょう。
まだそこまで種類は多くありませんので、商品名か商品説明に『こすらず落とす』とか『こすらずに60秒待つだけ』といった記載があるモノを試してみると良いでしょう。
お風呂掃除にオススメの洗剤の選び方
擦らないでお風呂掃除をしたいと言うときは先ほど記載したように、商品名か商品説明に『こすらず落とす』とか『こすらずに60秒待つだけ』という表記があるモノを選んでください。
他の洗剤は基本的に擦り洗いとセットにしないと効力を底まで発揮しないものが多いので要注意です。
通常のお風呂用洗剤を選ぶときのポイントは大きく分けて3つとなります。
一つ目が液性です。
基本的に汚れには反対の性質を持っているモノを用いることが一般的なのですが、お風呂掃除の場合は水垢といったアルカリ性の汚れと皮脂汚れといった酸性の汚れがありどちらにも効果がある洗剤が必要になります。
そして黒カビが相手だと塩素系漂白剤を使わないと効果が薄いのです。
これらの性質を理解して液性から選びましょう。
あとは、泡切れや泡の広がり具合からチェックするのが理想です。
お風呂の掃除頻度はどのくらい?
お風呂の掃除頻度は今回紹介したこすらないお風呂掃除のように毎日行うべき掃除と、本格的に擦り洗いをする1週間に1回程度の掃除と、塩素系漂白剤を本気で使った1ヶ月に1回程度の掃除が求められます。
ただし、お風呂の使用状況によって掃除頻度は大きく変わってくるので、毎日のお掃除以外はあくまでも目安と考えましょう。
毎日のお掃除は人数差に関係なくできるだけ必ず行ってください。
多少面倒に感じている方でもお風呂上がりなどに今回紹介した洗剤を用いて掃除をすればかなり楽に終わらせることができます。
お風呂の皮脂などの汚れを防ぐ方法は?

皮脂などの汚れの予防と掃除には、定期的かつ適切なアプローチが重要です。
それぞれのエリアに対して、効果的な手法を以下に紹介いたします。
洗い場の壁
洗い場の壁は、水や石鹸で頻繁に濡れるため、定期的に洗剤をかけて汚れを防ぎましょう。
コストパフォーマンスを考慮する方は、ブラシを利用して洗剤を均等に塗り広げると効果的です。
ラックの裏側
日常的に見落としやすいラックの裏側も、石鹸カスや皮脂汚れのたまりやすい部分です。
定期的にチェックし、お湯をかけて流しましょう。
浴槽の外側
洗い場に面している浴槽の外側も意外と汚れが蓄積します。
洗剤を上部から噴射し、汚れを全体に流し落とす方法が効果的です。
床の四隅
床の隅々は、皮脂や石鹸カスが集まり、黒カビの発生源となります。
流水で定期的に清掃することで、これらの汚れを予防しましょう。
これらのポイントを押さえて、石鹸カスや皮脂汚れなどの発生を未然に防ぎ、清潔な浴室を維持することができます。
お風呂の掃除に関するよくある質問
お風呂掃除の頻度はどれくらいが理想ですか?
お風呂掃除の頻度は家庭や使用状況によって異なりますが、一般的には週に1回程度の掃除が推奨されています。
特に湿度が高くカビや汚れが付きやすい場合は、より頻繁に掃除することが望ましいです。
お風呂のカビ対策には何をすればいいですか?
お風呂のカビ対策としては、まず浴室を乾燥させることが基本です。
浴室乾燥機があれば利用する、または風呂上がりに換気扇をしばらく回すことで湿度を下げます。
さらに、カビ専用の洗剤を使用して定期的に掃除することも効果的です。
お風呂場の排水口の臭い対策は?
排水口の臭い対策としては、排水口とその周辺を定期的に掃除し、排水口専用の消臭剤を使用する方法があります。
また、髪の毛やゴミが溜まらないようにフィルターを清掃することも、臭いを予防する助けとなります。
どのような洗剤がお風呂掃除に適していますか?
お風呂掃除に適した洗剤は、用途や汚れの種類によって異なります。
一般的な汚れには中性洗剤が良く、カビにはカビ用の洗剤、水垢にはクエン酸や塩酸系の洗剤が効果的です。
ただし、洗剤の成分によっては浴室の素材を傷める可能性があるため、使用前には必ず取扱説明書を確認してください。
お風呂掃除の手順はどうすれば効率的ですか?
効率的なお風呂掃除の手順としては、まず床や壁に洗剤をかけ、しばらく置いてからブラシでこすります。
次に、シャワーで洗剤を洗い流し、最後に排水口や浴槽の縁などの細かい部分を掃除すると良いでしょう。
このように段階を踏むことで、効率よく掃除することが可能です。
お風呂の黒ずみ除去にはどのような方法がありますか?
お風呂の黒ずみ除去には、重曹と水を混ぜてペースト状にしたものを使用する方法が効果的です。
このペーストを黒ずみが出ている部分に塗り、しばらく放置した後にブラシでこすると黒ずみが取れやすくなります。
ただし、素材によっては重曹が適していない場合もあるので、事前に確認が必要です。
高圧洗浄機を使用する場合の注意点は?
高圧洗浄機を使用する場合、その威力が非常に高いため浴室の素材を傷つける可能性があります。
そのため、使用前に必ず取扱説明書をよく読み、適切な圧力設定やノズルの選択を行うことが重要です。
また、水しぶきが飛ぶことを考慮して、周囲の電気製品などには十分注意を払いましょう。
シャワーヘッドの掃除はどのように行うべきですか?
シャワーヘッドの掃除には、クエン酸と水を使った浸漬方法が一般的です。
シャワーヘッドを外し、クエン酸水に数時間から一晩浸けると、水垢や汚れが簡単に取れます。
定期的な掃除で、シャワーの水流が良くなるだけでなく、バクテリアの繁殖も防ぐことができます。
お風呂掃除に使うブラシは何を基準に選べばいいですか?
お風呂掃除用のブラシを選ぶ際は、ブラシの硬さ、形状、そして手になじむグリップが重要です。
硬すぎるブラシは浴室の素材を傷つける可能性がありますので、目的に応じて適切な硬さを選ぶようにしましょう。
また、角や狭いスペースにも届くような形状が便利です。
掃除後のお風呂のメンテナンスには何が効果的ですか?
掃除後のメンテナンスとしては、バスローム専用の防カビスプレーを使用する方法があります。
これにより、次回の掃除が簡単になり、カビや汚れが付きにくくなります。
また、毎回の入浴後にしっかりと換気することで、湿度を抑制し、カビの繁殖を防ぐことができます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はこすらないお風呂掃除についてまとめました。
洗剤によっては擦らないお風呂掃除も可能ですが、本格的にカビ除去や水垢を除去したいという人は擦り洗い必須となります。
しかし家事の時短と効率化ブームによって今回紹介したバスタブクレンジングといった洗剤がかなり売れていますので、これからもこういった洗剤は増えると思われます。
お風呂の場所別の簡単掃除方法とポイント!
ここまでお風呂掃除をこすらないでできる方法についてご紹介しましたが、どうしても落ちない汚れもありますよね。
ここではどうしても落ちなかった時のための掃除方法を場所別にご紹介します。
こすらない掃除のやり方でも綺麗にならなかった時はぜひ参考にしてくださいね。
ここで紹介している掃除方法でお風呂の汚れをどんどん落としてみましょう。
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