やすりを使って削るという学生の頃の工作で行ったという人も多いと思いますが、実は一部の掃除にも使えるのです。
そこで、今回はやすりを使って洗面台を掃除する方法と注意することについて解説しましょう。
そもそも、やすりを使っていいのか、やすりにはどんな種類があるのか、やすりを使って綺麗にならないときはどうしたらいいのかなど、やすりとお掃除にまつわるお話をいろいろとしていきます。
やすりを使って洗面台を掃除する方法!
やすりにはいくつかありますが、ここで使うのは1000番台移行の耐水ペーパーになります。
この耐水ペーパーを有効活用して洗面台を綺麗にしていきましょう。
準備するもの
・耐水ペーパー1000番
・耐水ペーパー1500番
・耐水ペーパー2000番
・マイクロファイバークロス
やり方
こちらの動画は『【おうち時間】で掃除しましょう!!洗面ボウルを洗剤を使わずピカピカにする方法!』というタイトルで、耐水ペーパー1500番を使って綺麗にしています。
ひたすら水で濡らしながら削るというやり方なので、掃除難易度はとっても低いです。
やすりを使って洗面台を掃除する
注意点
やすりにもいろんな種類がある?
やすりにはいろんな種類があります。
具体的には以下のような種類があるのです。
筆者が知っている限りでも紙やすり・鉄工やすり・木工用やすり・組やすり・精密やすり・ダイヤモンドやすりとこれだけあります。
しかも、こういったやすりの中でさらに細分化されていくので、細かく見たら三桁は超えるでしょう。
今回の掃除で使うのが紙やすりですが、このような紙のようになっているやすりは多く、布やすり・耐水やすり空研ぎやすり・ポリネットシート・スポンジやすりなど本当に多種多様になっています。
こういったタイプのやすりを使うときに必ず覚えておかないといけないのが『番手』で、ここを間違えると大変な事になるので注意しましょう。
この番手は以下のような組み分けがされています。
つまり、数字が小さいほど荒くて、大きいほど細目になるということです。
表記としては『○○番』ではなく『♯○○』と記載されているので注意しましょう。
これは触ってみると一発でわかりますので、番手の考え方がわからなくなったら実物を触ってみてください。
今回の掃除は全部1000番以上のものを使っているので、傷に対してかなり意識して用いていることがわかると思います。
やすりを使っても綺麗にならない場合は?
これは筆者の見解ですが、やすりを使えば基本的にどんな汚れだって落ちます。
なぜなら相手を削っているからです。
これで落ちない汚れとなると、著しく硬質化した汚れとなりますので、より荒いやすりを使えば削って落とせるでしょう。
問題は荒いやすりを使うと高確率で傷つけてしまうということにあります。
この傷つけるかどうかというのが最大のポイントであり、使っていいかどうかで頭を悩ますポイントでもあります。
そもそも洗面台の掃除に使っていいの?
これはネット上で意見がかなり割れています。
いろんな情報を見た結果、筆者が出した結論は『陶器タイプの洗面台ならば使っても大丈夫』となります。
後押しとなったのがこちらの『洗面台の水垢をスッキリ除去!クレンザーを使った水垢の落とし方 | 株式会社静城産業』』というサイト情報からです。
こちらのサイトはビル管理をしているプロのお掃除屋さんが掃除にまつわるいろんな情報をアップしているのですが、その中で以下の文章がありました。
陶器ではなくFRP素材の洗面台は、素材にキズをつけてしまうのでご注意ください。
これらの情報を見ると、同じように汚れを削って洗うタイプのクレンザーを使っても陶器製ならば大丈夫というお話になります。
クレンザーでも大丈夫ならば耐水ペーパーを使っても大丈夫だという考え方です。
ちなみに、FRPとはFiber Reinforced Plastics』の略で繊維強化プラスチックという意味です。
プラスチックタイプの洗面台はNGと考えておいてください。
ほかにも洗面台を扱うリクシルのサイトである『LIXIL | お客さまサポート | お手入れ・お掃除方法 | 洗面化粧室 | 洗面器の定期的なお手入れ』にも、クレンザーを使ったやり方が推奨されており、陶器製洗面台ならば削って落とすやり方の洗い方でも大丈夫と言えるでしょう。
これはメラミンスポンジを使えるかどうかというお話にもつながりますので、覚えておくと間違いなく役に立ちます。
洗面台の掃除にオススメの便利グッズ!
いろいろと洗面台掃除に役立つグッズはありますが、お気に入りはこういった『スポンジホルダー』や『ソープホルダー』です。
石けんやスポンジを置くと、その下が濡れて汚れるということが多いのですが、このように浮かせて設置することができれば汚れる心配がなくなります。
洗面台は物が多ければ多いほど汚れやすくなる場所なので、掃除に使うマイクロファイバークロスや古歯ブラシなども浮かせて設置できるようになるアイデアグッズは大きな見方となってくれるのです。
掃除をする頻度はどのくらい?
推奨掃除頻度は掃除の内容によっても変わってきます。
マイクロファイバークロスなどを使った簡単な拭き掃除は毎日が推奨され、ウタマロクリーナーのような中性洗剤を使った簡単な掃除は1週間に1回が推奨され、排水管の掃除を含めた大がかりな掃除は1ヶ月に1回は推奨されています。
このように、掃除の内容によって掃除頻度も変わってくるので、ある程度は自分で調整して内容を決めてください。
洗面台掃除に関するよくある質問
洗面台の掃除にはどのような方法が効果的ですか?
洗面台の掃除には以下の手順が効果的です。
まず、洗面台の表面や水栓などについた汚れや歯磨き粉の残りなどをブラシやスポンジで落としましょう。
次に、洗面台に洗剤やクリーナーを使って汚れを落とし、汚れのしつこい部分は歯ブラシなどを使って丁寧にこすります。
最後に、水で洗い流して乾いた布で拭き取り、光沢を出しましょう。
水垢やカビなどが付きやすい場合は、専用の洗剤や漂白剤を使うと効果的です。
洗面台の掃除で特に注意すべきポイントはありますか?
洗面台の掃除で特に注意すべきポイントは以下です。
まず、洗面台の素材に応じて適切な洗剤を選びましょう。
大理石や人造大理石などの天然石素材の場合は、酸性の洗剤を避けるべきです。
また、洗剤を使用する際には取扱い説明書をよく読み、注意事項を守りましょう。
次に、水栓や排水口などの細かい部分も忘れずに掃除しましょう。
ここには汚れやカビが蓄積しやすいので、丁寧に掃除することが重要です。
最後に、掃除後は水を十分に流し、残留した洗剤やクリーナーをしっかりと洗い流しましょう。
洗面台の掃除頻度はどのくらいが適切ですか?
洗面台の掃除頻度は使用頻度や汚れの程度によって異なりますが、一般的には週に1回程度の掃除が適切です。
毎日の使用後にシンクや水栓を拭いておくことで、汚れの蓄積を防ぐことも重要です。
水垢やカビなどが気になる場合は、定期的に専用の洗剤やクリーナーを使用して徹底的に掃除することをおすすめします。
洗面台の排水口が詰まった場合、どのように対処すればよいですか?
洗面台の排水口が詰まった場合は、以下の方法を試してみてください。
まず、排水口につまりがある場合は、排水口カバーを取り外し、つまりを取り除きます。
ヘアキャッチャーや排水口クリーナーなどの道具を使うと効果的です。
また、排水口が詰まっている場合は、お湯を注いで詰まりを溶かす方法や、重曹とお酢の混合液を使って詰まりを分解する方法もあります。
ただし、重度の詰まりの場合や対処できない場合は、専門家に相談することをおすすめします。
洗面台の水垢を取るための効果的な方法はありますか?
洗面台の水垢を取るためには、以下の方法を試してみてください。
まず、専用の水垢除去剤やクリーナーを使って汚れを落とします。
クリーナーを洗面台に塗り、スポンジや布でこすります。
水垢が頑固な場合は、重曹やクエン酸を水に溶かして使用すると効果的です。
また、水垢を予防するためには、使用後に洗面台を拭くことや、定期的なメンテナンスを行うことも重要です。
洗面台の鏡に付いたくもりを防ぐ方法はありますか?
洗面台の鏡に付いたくもりを防ぐためには、以下の方法を試してみてください。
まず、洗面台の鏡をきれいに拭いておきます。
次に、シャワーや湯気の発生源を遮断するために、シャワーカーテンやドアをしっかり閉めることが重要です。
また、湿気を排出するために換気扇を適切に使用し、洗面台周辺の湿度を下げることも有効です。
さらに、鏡の表面に防曇剤を塗布することで、くもりを防ぐことができます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はやすりを使って洗面台を掃除する方法と注意することについてまとめました。
いろいろとやすりにも種類がありますが、陶器製の洗面台ならばやすりも使えます。
しかし、粗目のやすりは使えないので、1000番以上の耐水やすりを使って対処してください。
多少の汚れならば耐水ペーパーで削るだけで落とせるので、掃除も簡単ですよ。
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