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賃貸のキッチンの換気扇掃除はしたほうがいい?誰の負担なの?

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『立つ鳥跡を濁さず』という言葉がありますが、その言葉がぴったりと当てはまる瞬間が引っ越し前の賃貸住宅でしょう。

今回はその賃貸のキッチンにおいて、汚れてしまった換気扇掃除はどうすればいいのかを解説しつつ、そもそも誰の負担なのかをはっきりとさせていきましょう。

ここら辺の知識は将来的に役立つというケースが多いので、今引っ越しをする予定がないという方でもいつかつける知恵の一つとして覚えてもらいたいです。

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賃貸のキッチンの換気扇掃除はどうする?誰の負担?

賃貸のキッチンの換気扇掃除は、基本的に借主 (入居者)側が負担して行うことがほとんどだそうです。

ただし、換気扇が経年劣化や故障などで交換が必要な場合は、大家さんの負担になる場合があります。

これはどのような契約になっているのかでも変わってくるので、入居前に契約書を確認して退去するときにはどうすればいいのかも決めておくといいでしょう。

借主には原状回復義務が一体どこまでの範疇なのかは難しいところがありますし、さらにこういった原状回復義務に関する敷金の返却は揉める可能性が非常に高い部分なので、不安な方は入居前に賃貸物件のオーナーや管理人などに確認をとることもオススメします。

賃貸のキッチンの換気扇掃除のやり方!

賃貸のキッチンにおける換気扇掃除のやり方は他の換気扇掃除のやり方と一緒です。

ここでは別記事『オキシクリーンでキッチンの換気扇を綺麗にする掃除方法!』で紹介した方法を軸にやり方をまとめていきます。

準備するもの

・ゴム手袋
オキシクリーン
・古歯ブラシ
・使い捨て可能なペーパータオル
・マイクロファイバークロス
・ドライバーなどの工具
・段ボールや新聞紙
・ガムテープ
・ゴミ袋
・バケツ
・取扱説明書

やり方

こちらの動画はオキシクリーンを最大限活用して換気扇全体を綺麗にしている動画です。

浸け置きをしている動画はいろいろとありますが、その中でもわかりやすい動画なので参考にしてください。

動画内部ではオキシ漬けできない場所の掃除にアルカリ電解水を使っていますが、オキシ溶液でも代用できますので、今回の掃除で使う洗剤はオキシクリーンだけで終わらせます。

動画のように段ボールで専用のケースを作らなくても、段ボールで浸け置きできるような簡易的なカゴを作って対応することも可能なのでどちらでも問題なしです。

⓪初めて分解して掃除をするのなら、作業前に取扱説明書で分解作業のやり方と必要な工具、使える洗剤などをしっかりと確認する
①ゴム手袋を着用し、換気扇の電源を落とす
②段ボールや新聞紙などを使って養生スペースを作り、ガムテープなどを使って簡易的な段ボールボックスを作る
③工具を使ってフードフィルターなど取り外せる部分は取り外す
④取り外してゴミ袋に入るサイズのパーツは、ゴミ袋を2重にしたものに入れて段ボールボックスに設置する
⑤パーツが入ったゴミ袋にオキシクリーンを全体的に振りかけて、その上から50℃程度のお湯を入れて袋をしっかりと閉める、ゴミ袋側は1時間から6時間程度放置
⑥バケツに50℃程度のお湯4リットルと付属のスプーン1杯分のオキシクリーンを入れてオキシ溶液を別に作る
⑦作ったオキシ溶液にペーパータオルを浸し、整流板を丁寧に拭いていく
⑧汚れを落としたら流水で洗い流して、乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る水気を飛ばす
⑨掃除が終わった取り外しできるパーツは養生しているところにおいて自然乾燥させる
⑩取り外しできないパーツはペーパータオルにオキシ溶液を浸して全体を丁寧に拭いていく、電気のコネクター部分を濡らさないように注意しながら拭いていく
⑪全体を洗剤がついたペーパータオルで拭いたら、水で濡らしたマイクロファイバークロスで全体を水拭きして洗剤成分を落とす
⑫水拭きして洗剤成分をしっかりと落としたら乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす
⑬ゴミ袋に入っていたパーツを流水で丁寧に洗い流しながら古歯ブラシを使って汚れを落とす
⑭乾いたマイクロファイバークロスで拭いてフィルターの水気を飛ばす
⑮パーツそれぞれを養生しているスペースにおいて自然乾燥させる
⑯パーツが完全に乾いたらパーツを元に戻し、整流板などのパーツをドライバーなどを使って元に戻す
⑰換気扇の電源を元に戻したら終了

注意点

・アルカリ系の洗剤はアルミ素材とは相性が悪いので、換気扇の材質も事前にチェックしておくこと
・オキシクリーンが使えるタイプの換気扇でも、劣化がひどく塗装がはげていると一気に塗装が剥がれてしまうことがあるので使わないこと
・シンクもコーティング剤が剥がれる可能性があるので、オキシ漬けにはあまり向いていないので要注意
・ネジなどの小さなパーツはなくす可能性が高いので、取り外したら小さなケースなどに入れておくこと
・整流板を外すときに落とさないようにすること
・ゴム手袋を着用しないと手をけがする可能性があるので要注意
・整流板の取り付け作業が一人ではつらい時があるので、そのときは誰かに手伝ってもらうこと
・オキシクリーンは公式が40℃から60℃程度のお湯で溶かすことを推奨しているので、そのやり方に倣うこと
・オキシクリーンは熱湯で使ってはいけない
・オキシクリーンはお湯と混ぜて使う時は顔を近づけないようにすること
・オキシクリーンは酸性洗剤と混ぜてしまうと効力が低下してしまうので、クエン酸などを使って掃除をした後に使うのなら洗剤成分が残らないようにしてから使うこと、逆もまたしかり
・オキシクリーンは常に空気に触れると空気中の水分と反応することで過酸化水素を発生させるという性質があるため、穴が空いているタイプの容器じゃないと保管できない、移し替えはしないこと
・オキシクリーン溶液が成分として残っていると素材にダメージを与える危険性があるので、使い終わった後は水拭きでしっかりと成分が残らないようにすること
・オキシクリーンは高温多湿のところで保管すると劣化する恐れがあるので、保管場所には注意すること
・オキシクリーンは水洗いできないもの・畳・サビ・金属全般・宝石・ウール・大理石・ジュート・チーク材・仕上げ木材・シルク・革製品などと相性が悪いのでオキシ漬けするときは要注意
・肌に直接オキシクリーンがついたら肌トラブルの原因となってしまう可能性があるので、ゴム手袋は必須
・オキシクリーンを使った放置をやり過ぎるのはNG

換気扇掃除の頻度はどのくらい?

キッチンの換気扇掃除の頻度は、油料理の多さや換気扇の形状によって異なりますが、一般的には月に1回から半年に1回の分解掃除がおすすめです。

換気扇の外側の拭き掃除は、調理するたびにサッと拭き取るか、週に1度洗剤を使って拭き取りましょう。

ただし、汚れるスピードはタバコを吸う回数や油を使った調理をする回数によってもかなり変わってくるので、どれだけ使っているのかで掃除頻度は調整してください。

汚れを放置していると大変なことに?

キッチンの換気扇掃除をサボっていると、いろいろと問題が発生します。

その問題については以下の通りです。

・換気性能が低下し、調理時の煙や臭いが部屋に充満する
・換気性能が低下して、電気代がよけいにかかる
・雑菌やカビ、害虫の温床になる
・油汚れが溜まりすぎて火事の原因になることもある

特に、火事になるのが大問題ですのでそうなる前に対処しましょう。

換気扇掃除を業者に依頼するときの選び方

プロの業者選びにはいろいろとポイントがあります。

具体的には以下の要素を抑えるといいでしょう。

・対応している出張エリアや掃除箇所を確認する
・料金やパックプラン、追加料金の有無を比較する
・要望やオプションに対応しているかどうかを見る
・損害保険に加入しているかどうかを確認する
・スタッフの研修制度や使われている道具をチェックする
・見積もりでの応対をチェックする
・来てくれる店舗の評判をチェックする

店舗の評判情報を活用するときは、その上の業者に依頼するのではなく直接店舗に電話して依頼してください。

キッチン掃除に関するよくある質問

どのくらいの頻度で行うべきですか?

キッチンの掃除の頻度は使用頻度や調理の内容によって異なりますが、一般的には週に1回から2回程度の頻度で行うことをおすすめします。

しかし、食材のこぼれや汚れが目立つ場合や、調理後にすぐに掃除することで衛生面を保ちたい場合には、より頻繁に掃除することも良いでしょう。

換気扇のフィルターを掃除する頻度はどのくらいですか?

換気扇のフィルターの掃除頻度は、使用頻度や調理内容によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1回から3ヶ月に1回程度の頻度で掃除することをおすすめします。

しかし、油汚れが目立つ場合や換気効果が低下したと感じた場合には、より頻繁に掃除する必要があります。

どのような道具や洗剤が必要ですか?

キッチンの掃除には以下のような道具や洗剤が役立ちます。

食器用洗剤

食器や調理器具を洗う際に使用します。

油汚れやこびりつきに効果的です。

重曹やクエン酸

自然派の掃除剤として使われることがあります。

除菌や油汚れの落としにも効果があります。

スポンジやブラシ

汚れをこすり落とす際に使用します。

硬いブラシや柔らかいスポンジなど、目的に合わせた道具を選びましょう。

キッチンペーパーやクロス

水拭きや乾拭きに使用します。

キッチンペーパーは一回使い捨てのため、衛生的です。

キッチン掃除で気をつけるべきポイントはありますか?

キッチンの掃除で気をつけるべきポイントはいくつかあります。

食材の処理

期限切れや腐敗した食材は早めに処分しましょう。

また、生ゴミは適切な袋に入れて密閉し、定期的に捨てるようにしましょう。

油汚れへの対処

キッチンには油汚れがつきやすいので、こまめに拭き取るか、専用の洗剤を使って処理しましょう。

水回りの乾燥

シンクやシャワーヘッドなどの水回りは乾燥させておくことが重要です。

湿ったままだとカビや雑菌の繁殖につながります。

掃除道具の保管

掃除道具は清潔に保ち、使い終わったらきちんと乾かして保管しましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は賃貸のキッチンの換気扇掃除はどうするのかを解説しつつ、掃除方法を見ていきました。

基本的に掃除は住んでいた人がすることになりますが、経年劣化など防ぎようがないものは原状回復義務の対象外となります。

基本的には住んでいる人がきっちりと掃除する必要はありますので、今回紹介した掃除方法を参考に綺麗な状態に戻すことを考えておきましょう。

場所別!キッチンの掃除方法まとめ

シンク

排水溝

排水口のゴミ受け

横向きの排水溝

換気扇

換気扇フィルター

シャワーヘッド

ステンレス天板

ステンレス製の調理台

タイル壁

ガスコンロ

五徳

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