キッチンの流し台や洗面所の洗面台で発生すると嫌が汚れはやはりぬめりによるものではないでしょうか。
今回はこの洗面台のぬめりを綺麗に落とす簡単掃除方法と注意することをわかりやすく解説していきます。
そもそも、このぬめりは何なのか、予防することは可能なのか、ぬめりを防ぐような推奨掃除頻度はどれぐらいなのか、放置していると一体どうなってしまうのかなどぬめりにまつわる関連ワードも全部まとめて調べてお届けしましょう。
洗面台のぬめりを綺麗に落とす簡単掃除方法を紹介!
洗面台のぬめりを綺麗に落とすには重曹を主軸にした掃除方法が推奨されます。
ぬめりだからと特殊な掃除方法を実践する必要はなく、重曹を効率よく使える方法を用いればすっきりすることが可能なのです。
準備するもの
・重曹
・中性洗剤
・ゴム手袋
・スポンジ
・古歯ブラシ
・マイクロファイバークロス
やり方
通常の掃除はクエン酸を使う事が多いのが洗面台の掃除ですので、ネット上の動画もそれが主体となっており重曹を使った物は少ないです。
こちらの動画は『【ピカピカ】洗面台をササッとお掃除!汚れのタイプに適した掃除方法 – くらしのマーケット』というタイトルで、クエン酸や重曹を使った洗面台の掃除方法を紹介しています。
今回はぬめり除去が目的なので、重曹を使った部分だけ参考にすればいいでしょう。
洗面台のぬめりを綺麗に落とす簡単掃除方法
注意点
ぬめりの主な原因はなに?
キッチンや洗面台のぬめりを詳しく解説すると、あれは細菌やバクテリアが増殖してしまった証なのです。
汚れや食品カスなどで増えた細菌やバクテリアが増える過程で発生する膜であり、これを専門用語では『バイオフィルム』と読んでいます。
このバイオフィルムは細菌やバクテリアを守るために発生していると言われていますが、逆に考えるとそういった細菌やバクテリアが発生していないのなら出てこない汚れでもあるのです。
このバイオフィルムが多くなると、それだけ細菌やバクテリアが増殖しているサインにもなっているので、悪臭などの別のトラブルの原因となってしまうでしょう。
増殖する理由は細菌やバクテリアが増殖するための餌が大量にあることなので、油分や食べかすが放置されてしまうことにあります。
また、ある程度の水分と20℃から30℃という温度が加わることで爆発的に繁殖するという性質があるので、夏場は要注意でしょう。
この部分を理解しておくと、ぬめりの発生も予防できるようになります。
ぬめりを予防する効果的な方法は?
ぬめりを予防するには発生原因を抑え込むことが理想です。
ぬめりは餌となる栄養分・適度な湿度や水分・温度によって爆発的に増えやすくなるので、これらを排除することでぬめりは予防できます。
洗面台に限定するのなら、しっかりと換気扇を回して除湿するように心がけ、洗面所を使い終わったら必ずマイクロファイバークロスなどで拭き取るようにすれば湿度や水分を除去できるので発生確率は抑えられるでしょう。
また、適時掃除すればバクテリアや細菌が繁殖するために必要な餌がなくなるので、ぬめり発生確率は落ちます。
この考え方はお風呂場でのキッチンでも一緒なので、ぬめりを予防したいという方はより意識してもらいたいです。
適切な掃除頻度はどのくらい?
適切な掃除頻度は毎日やることと、1週間に1回やることと、1ヶ月に1回程度やることに分けられています。
これは洗面台を扱っている公式メーカーの掃除方法解説でも取り上げられている方法なので、間違いなく正解でしょう。
例えばこちらの『LIXIL | お客さまサポート | お手入れ・お掃除方法 | 洗面化粧室 | 洗面器の日常のお手入れ』をご覧ください。
ここでは日常的なお手入れ方法と、汚れが目立つ時期に行うべきお手入れ方法が解説されていますが、目安となる区切りが毎日か1週間に1回か1ヶ月に1回となっているのです。
あくまでも推奨頻度ではありますが、参考にはなると思います。
ぬめりを放置していると大変なことに?
ぬめりを放置するとバクテリアや細菌が大量発生してしまいます。
このぬめりが大量繁殖しやすい環境というのは、無視にとっても最適な環境である可能性が高めで、キッチンだとコバエやゴキブリといった害虫が発生してしまうでしょう。
非常に不衛生な環境になってしまうので、そうなる前の対処が必須となります。
配水管のつまりが発生する確率もアップするので、配水管トラブルによる水漏れが生じる可能性もあります。
これは集合住宅では大変なことになるでしょう。
水漏れによるトラブルに発展すると、賠償金などとてもキツい状況になってしまうので、そうなる前の対処が必須となります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は洗面台のぬめりを綺麗に落とす簡単掃除方法と注意することをまとめました。
ぬめりは酸性汚れになるので、基本は重曹などのアルカリ性の物に頼ることになります。
しかし、洗面台は水垢などのアルカリ性汚れが主体なので、そちらのケアもしたいという方は併用せずにクエン酸などの酸性洗剤を用いた対応を別途行う必要があるので注意しましょう。
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