選日の一つである一粒万倍日は「一粒万倍」という言葉を聞いたことがあるという人にとってはちょっと馴染みのある吉日でもあります。
そこで、今回はこの一粒万倍日にやってはいけない事とするといい事をより具体的に紹介していきます!
どのようなことをすると縁起が悪いのか気になりますよね。
一粒万倍日の意味や効果も改めて確認していきましょう。
ぜひ参考にしてください!
一粒万倍日にやってはいけない事
それではまずこの一粒万倍日にやってはいけない事をリストアップしていきましょう。
詳しい意味は後で解説しますが、一粒万倍日は「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる日」であり、何かをスタートしたらその結果が何倍にもなるという意味を持っています。
それを踏まえた上で、やってはいけない事が何なのかを見ていく必要があるのです。
葬儀
基本的に一粒万倍日は凶事とセットにするのはNGとされています。
一粒万倍日の意味は「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる日」で「何かをスタートしたらその結果が何倍にもなる」という意味がありますが、逆にマイナスに繋がってしまうような凶事もそのマイナスを膨らませてしまう効果があるのです。
また、葬儀は自分たちの身内が失われることの象徴であり、これからの苦労の種が発生する地点でもありますので、その苦労の種がより肥大化する可能性がある一粒万倍日は避けた方がいいという意見も多いのです。
ただし、この情報は一般的なものではなく友引と一粒万倍日どちらを回避した方がいいという話になった場合は友引という声が多くなりますので、とりあえずは友引を意識して避けて、ついでに一粒万倍日も意識するという感覚でいいでしょう。
借金
一粒万倍日はマイナスになる事柄との相性が最悪であり、お金を借りるという借金も絶対にやってはいけない事柄の一つとなります。
もちろん、融資も同じようにお金を借りるというスタイルになっていますので、絶対にやってはいけない事柄になるでしょう。
借金が払えなくて何倍にも膨れあがってしまうと、人生設計にも多大な影響をもたらしてしまいます。
クレジットカード契約
お金の問題の一つがクレジットカードにまつわるモノで、この日にクレジットカードを作ってしまうとカード地獄にはまってしまう恐れがあるので作らない方がいいという声が多数あります。
これも借金と同じような理由でマイナスが大きいのです。
カード払い
一粒万倍日では無理なカード払いをしてしまうと、返済が滞ってしまう事態に陥る可能性があります。
これもある意味カード地獄に陥ってしまう原因なので注意しましょう。
喧嘩
口喧嘩も含めた喧嘩も一粒万倍日には絶対にNGです。
このようなトラブルの種を作ってしまうと、それが何倍にもなって返ってくるようになるので、絶対に避けるべきなのです。
お付き合いしているパートナーともこの喧嘩が原因で別れてしまう恐れすらあります。
入院
一粒万倍日に大けがをしてしまうとか入院してしまうと、症状が重くなる可能性が高まってしまいますので注意しましょう。
入院生活が長引いてしまいますので、気をつけてください。
買い物・通販
これもカードと同じで、無理のない範囲で買い物することをオススメします。
必要なものだけを選んで購入しましょう。
引き渡し
家や鍵の引き渡しは避けましょう。
「種をまく」というより清算の意味が大きいので、一粒万倍日には避けたほうがいいでしょう。
別れ
一粒万倍日に別れると大きな問題につながるともいわれています。
なのでこの日に別れるのはなんとしても避けたいです。
車の契約・購入
車のローン契約も注意しましょう。
ローンも借金と同じような意味なので、一粒万倍日は避けたほうがいいです。
他の凶日
これは厳密には「一粒万倍日にやってはいけない事」ではありませんが、一粒万倍日は一緒になった吉日や凶日の効果を高めてしまうので、凶日とセットになっている場合は注意が必要なのです。
特に有名な赤口や仏滅や三隣亡といった凶日には注意しましょう。
一粒万倍日にするといい事
次は一粒万倍日に推奨される事柄についてまとめます。
「一粒万倍」という言葉は縁起がいい日というだけではなく、「小さな事柄もきちんと驕ることなく対処し続ければいつか必ず実を結ぶ」という社訓に用いやすい意味でも使われるので、そちらの意味も把握しておきましょう。
宝くじの購入
一粒万倍日に宝くじを購入すると運気が向上して当たるという噂もあります。
ただし、個人的な意見ですが一粒万倍日はお店側の運気も向上していますのでその部分も考慮した方がいいでしょう。
宝くじの場合は「このお店から一等が出た」という噂が流れた方が、そのお店の宝くじが多く売れる可能性があるので、お店側にとってもプラスになるかもしれません。
家や車などの買い物
一粒万倍日はその日にやったことが後に何倍にもなって返ってくるので、家や車といった自分にプラスをもたらすモノを購入することも推奨されます。
ただし、無理をして借金だらけになってしまうとその借金が膨れあがる日でもありますので、無理のない範囲で行動する必要はあるでしょう。
また、一粒万倍日は他の吉日とセットにすることで効力が倍増するので、寅の日のような「出て行ったものがすぐに戻ってくる日」とセットにすると高い買い物がよりプラスに働きやすくなると考えられます。
引っ越し
引っ越しは心機一転するためには最も身近にある事柄なので、一粒万倍日のように新しいことにチャレンジすることが推奨される吉日との相性も最高になっております。
ただし、三隣亡といった引っ越しと相性が悪い凶日とセットになるとそちらの力が増してしまいますので、どのような凶日とセットになっているのかも調べておくといいでしょう。
入籍
入籍や結婚式も慶事に該当しますが、新たな生活がスタートするという意味もあるのでこの一粒万倍日との相性はかなりよいと言えるでしょう。
仕事始め
一粒万倍日は仕事始めとも相性がいい吉日です。
新しい仕事に着手するときも、この一粒万倍日をちょっと意識してみると幸運が舞い降りる可能性が高くなるかもしれません。
口座開設
一粒万倍日に口座を開設すると、強運が発揮されやすく、その口座にきっちりとお金が入るようになるでしょう。
新しく始めることが浮かばないという人は口座を開設するといいかもしれません。
種まき
こちらも仕事始めにある意味該当するのですが、種まきをすることでより収穫される量が多くなると昔から言われております。
一粒万倍日の意味や効果は何?
一粒万倍日の意味は「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる日」でありますが、「小さな事柄もきちんと驕ることなく対処し続ければいつか必ず実を結ぶ」という意味もあります。
後者は会社の偉い人達の挨拶にも使う言葉なので、そちらで耳にしたという人も多いでしょう。
通常の意味であれば、何事もスタートするには最適な吉日となりますが、後者の場合は小さな事柄も人任せにすることなくきちんと誠意を持って対処すれば後に実を結ぶという意味になりますので、経営者側からすると使いやすい言葉なのでしょう。
一粒万倍日と重なるとさらに縁起がよくなる日
一粒万倍日が縁起のいい日だとわかりましたが、他の縁起のいい日と重なったときはどうなるのでしょうか?
一般的に縁起がいいとされている天赦日、寅の日、巳の日が重なった場合をそれぞれみていきましょう。
天赦日
一粒万倍日と天赦日が重なると「最高で最強の開運日」といわれるくらい運気が上がって縁起のいい日とされています!
凶日と重なったとしても打ち消すことができるといわれており、新しいことを始めるのに吉といわれています。
寅の日
寅の日は宝くじの購入や財布を新しくするなど「出ていったお金を呼び戻す」といわれている縁起のいい日です。
もちろん一粒万倍日と重なるとさらに縁起がいいとされているので、この日を狙って効果な財布を買ってみるのもいいかもしれません。
巳の日
巳の日の巳(ヘビ)は七福神の弁財天様の遣いであるとされいて、この日に願い事をすると弁財天様に届くといわれています。
金運アップや商売繁盛などの幸運を招くといわれているので、一粒万倍日と重なるとさらに縁起がよくなります。
和風月名と花暦の関係
中国が期限の「花暦」というものがあります。
これはその月ごとに咲く花を掲げたものですが、花の開花時期を農作業の目安にするために使用していたそうです。
花の開花に基づく農業の暦ということになります。
中国と日本では花が違うので、それぞれ何月に何が咲くのかをみていきましょう。
日本の花暦に関しては、花札に使われている植物になっています。
中国の花暦
1月:梅 2月:桃 3月:牡丹
4月:桜 5月:木蓮 6月:柘榴
7月:睡蓮 8月:梨 9月:葵
10月:菊 11月:山梔子 12月:芥子
日本の花暦
1月:松 2月:梅 3月:桜
4月:藤 5月:菖蒲 6月:牡丹
7月:萩 8月:薄 9月:菊
10月:紅葉 11月:柳 12月:桐
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は一粒万倍日について詳しく解説しました。
一粒万倍日にやっていい事はマイナスに繋がること、やった方がいい事はプラスに繋がることなので、わかりやすいといえるでしょう。
ただし、セットになる吉日や凶日次第では扱いにくい日になってしまいますので、一粒万倍日の日はそれ以外の選日や暦注がどうなっているのかを必ず確認してください。
コメント
春分の日に一粒万倍日と寅の日にでも有りたぶん!仏壇に手をあわせたり墓まえりすると良いこと有るかもしれな