重曹は本当に使い勝手が良くて助かるのですが、ネット上の意見としては水垢のようなアルカリ性の汚れがあるところでは役に立たないといった指摘も多いです。
そこで、今回は水垢汚れが発生しやすいキッチンシンクにおいてどのように重曹を使えばピカピカの状態に掃除することができるのかを解説していきます。
使い方はいろいろとありますが、どんな用い方をするのが正解なのでしょうか。
キッチンのシンクを重曹でピカピカにする掃除方法！
それでは具体的に重曹を使ってキッチンシンクを綺麗にする方法をまとめていきます。
準備するもの
・重曹
・沸騰したお湯
・マイクロファイバークロス
・ペーパータオルやキッチンペーパー
・ラップ
・ゴム手袋
やり方
重曹はいろんな方々が使えるお気軽洗剤のような立ち位置なので、重曹を使った掃除方法で検索するといろんな動画がヒットします。
シンクの掃除動画として重曹を使ったものもいくつかありましたが、その中でも使う洗剤が重曹のみという男らしい掃除方法で解説していたのがこちらの動画です。
沸騰したお湯で溶かした重曹と、粉の重曹を使って掃除しているのでその掃除方法を模倣していきましょう。
注意点
重曹とクエン酸を混ぜると勢いよく泡が立ちますが、中和しちゃうので汚れはあまり落ちません。
#いいにくいことをいう日 pic.twitter.com/zdrl7lmBGs
— 第一石鹸株式会社【公式】 (@daiichisekken) November 29, 2021
シンクの掃除に重曹がおすすめの理由
キッチンシンクの掃除に重曹がオススメの理由は自然由来の物なので使い勝手が最高にいいことでしょう。
強力な洗剤は汚れを落とすという効果では最高なのですが、強すぎる洗剤成分は取り扱いがちょっと難しいという問題を抱えています。
重曹も一部素材には使いにくいなどの問題を抱えていますが、ほかの強力な洗剤と比べると遙かに使いやすく、安価で入手できるので取り扱いがしやすいというメリットがあるのです。
また、沸騰して用いると十分に強力なアルカリ洗剤としても使えますし、粉のまま使えば研磨作用に期待できるでしょう。
また、重曹をペースト状にすることで貼り付けて放置し、しつこい汚れを落とすために用いることも可能です。
とにかく使い勝手が抜群に良いので、いろんな汚れが発生するキッチンとも相性が良くなっています。
ただし、しつこい水垢やカビが相手になると、効果が出にくくなってしまうので注意が必要です。
重曹を使っても綺麗にならない場合は？
重曹はアルカリ性であり沸騰重曹水を用いればより強いアルカリ性の性質を持つ洗剤として使えます。
研磨作用もあるので軽い水垢も擦って落とせるのです。
ただし、しつこい水垢やカビが相手だと、アルカリ性洗剤では効果が出にくくなってくるので注意が必要になります。
水垢汚れが相手の時は、クエン酸やサンポールを用いて、カビがひどい時は塩素系漂白剤の力に頼りましょう。
キッチンのシンクにはどんな汚れがついているの？
キッチンシンクにはいろんな汚れが発生します。
具体的には食器や調理器具の油汚れや食べカス、汁などの汚れがまずあげられるでしょう。
次に水垢やカルシウム沈着による白い垢や茶色いシミの汚れも考えられます。
また、手洗いやうがいや歯磨きをするための場所にもなりえるので洗剤や石けんの残りカスなどの汚れも出てきます。
ほかには鉄のフライパンなどが置かれてできた傷や錆、食材の色素や香辛料の色移りによるシミ、汚れが蓄積されたことで発生するカビ汚れなどが該当します。
特に、キッチンシンクには食べかすや油汚れが多くなりがちなので、ある程度対策を練って行動しないといけないのです。
シンクを綺麗に保ち続けるコツ！
キッチンシンクを清潔に保つには、とにかくキッチンシンクをゴミ箱にしないことが重要です。
排水口があるからといってそのまま食品ゴミを洗い流すのはやめてください。
特に、カレーやシチューなどの調理で使った鍋やフライパンが要注意で、そのまま洗い流すのではなくキッチンペーパーなどである程度拭き取ってから洗い流すのが理想です。
それらを意識しつつ定期的に掃除をすれば厄介な状態にはなりにくいでしょう。
それでも、排水管内部までは綺麗な状態で維持するのは難しいので、パイプクリーナーのような専用洗剤を使った掃除も定期的に行ってください。
キッチン掃除に関するよくある質問
どのくらいの頻度で行うべきですか？
キッチンの掃除の頻度は使用頻度や調理の内容によって異なりますが、一般的には週に1回から2回程度の頻度で行うことをおすすめします。
しかし、食材のこぼれや汚れが目立つ場合や、調理後にすぐに掃除することで衛生面を保ちたい場合には、より頻繁に掃除することも良いでしょう。
換気扇のフィルターを掃除する頻度はどのくらいですか？
換気扇のフィルターの掃除頻度は、使用頻度や調理内容によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1回から3ヶ月に1回程度の頻度で掃除することをおすすめします。
しかし、油汚れが目立つ場合や換気効果が低下したと感じた場合には、より頻繁に掃除する必要があります。
どのような道具や洗剤が必要ですか？
キッチンの掃除には以下のような道具や洗剤が役立ちます。
食器用洗剤
食器や調理器具を洗う際に使用します。
油汚れやこびりつきに効果的です。
重曹やクエン酸
自然派の掃除剤として使われることがあります。
除菌や油汚れの落としにも効果があります。
スポンジやブラシ
汚れをこすり落とす際に使用します。
硬いブラシや柔らかいスポンジなど、目的に合わせた道具を選びましょう。
キッチンペーパーやクロス
水拭きや乾拭きに使用します。
キッチンペーパーは一回使い捨てのため、衛生的です。
キッチン掃除で気をつけるべきポイントはありますか？
キッチンの掃除で気をつけるべきポイントはいくつかあります。
食材の処理
期限切れや腐敗した食材は早めに処分しましょう。
また、生ゴミは適切な袋に入れて密閉し、定期的に捨てるようにしましょう。
油汚れへの対処
キッチンには油汚れがつきやすいので、こまめに拭き取るか、専用の洗剤を使って処理しましょう。
水回りの乾燥
シンクやシャワーヘッドなどの水回りは乾燥させておくことが重要です。
湿ったままだとカビや雑菌の繁殖につながります。
掃除道具の保管
掃除道具は清潔に保ち、使い終わったらきちんと乾かして保管しましょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はキッチンのシンクを重曹でピカピカにする掃除方法とポイントを紹介しました。
キッチンシンクは粉の重曹をうまく使うと水垢も落とせるので、ある程度の汚れは重曹のみで対応可能なのです。
ただし、汚れが溜まってくると重曹だけでは落とせない水垢汚れが発生する可能性があるので、そのときは酸性洗剤も併用して綺麗な状態をキープしてください。
軽い汚れだけが発生する状態ならば、重曹での掃除だけでも綺麗になりますので、掃除しやすい環境も整えておくといいでしょう。
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