多少しつこい汚れなら簡単に削り落としてしまうことで有名なクレンザーですが、キッチン掃除で使うときはちょっとしたコツが必要です。
今回はこのクレンザーを有効活用して、キッチンを綺麗に掃除していく方法について紹介します。
できるだけキッチン全体を綺麗にしたいので、今まで紹介した掃除方法と幾分かミックスした状態での掃除方法のお届けです。
クレンザーで汚れたキッチンを掃除するやり方とポイント!
クレンザーを使って汚れがキッチンを掃除する方法はいろんな人が紹介していますが、やっていることはシンプルで『クリームクレンザーを使ってシンク全体をこすり洗いする』といった内容でまとまっています。
ただし、今回はシンク掃除では無くキッチン掃除なので掃除範囲を広げながら掃除方法をまとめていきましょう。
準備するもの
・クリームタイプのクレンザー
・古歯ブラシ
・ラップ
・スポンジ
・ゴム手袋
・マイクロファイバークロス
やり方
こちらの動画は『【超お手軽】水垢掃除には「ジフ」が使える!ラップとクリームクレンザーで磨くピカピカ掃除術! – くらしのマーケット』というタイトルで、クレンザーを使った簡単掃除方法を紹介しています。
基本的にこのやり方に則した方法を紹介しますが、キッチン全体の掃除にはなっていないのでその部分を補いながらやり方をまとめていきましょう。
注意点
クレンザーでどんな汚れが落ちるの?
クレンザーは研磨作用があるので、基本的にはほとんどの汚れに対して効果ありです。
削ることができればしつこい汚れでも落とせます。
カビや油汚れ相手でも削ってしまえばとれるのです。
また、クリームタイプのクレンザーなら弱アルカリ性の性質があるため、多少の油汚れならその作用で落とすことが可能でしょう。
あまりにもしつこい水垢が相手の時も粉タイプのクレンザーを使えば落とせる可能性が高いのですが、研磨作用が非常に強いのでシンクを傷つける可能性が高いという点には注意してください。
クレンザーの種類について
クレンザーには大きく分けて3つの種類があります。
それはクリームタイプとペーストタイプと粉末タイプです。
これらのタイプによって使い方も変わってくるので注意してください。
クリームタイプ
今回紹介したタイプがこのクリームクレンザーです。
クリームクレンザーは粒子が細かく、研磨剤の割合が20%程度のものが多めとなってます。
種類によっては割合が50%に到達しているものもあるようですが、基本的にクレンザーの中では一番研磨作用が低いことが特徴となっています。
できるだけ傷つけたくないという人にとって一番オススメできるタイプのクレンザーと言えるでしょう。
ペーストタイプ
こちらはちょっとマイナーな扱いを受けることが多いクレンザーで、重曹ペーストのようにペースト状になっているクレンザーになります。
こちらは粒子がクリームクレンザーと比べると大きめで、研磨剤の割合も基本的に45%前後とされているようです。
しつこい汚れが発生している時は、クリームクレンザーではなくこちらを選んでもいいかもしれません。
粉末タイプ
研磨剤の割合が80%を超えているのがこの粉タイプのクレンザーでとにかく研磨力が強いです。
しつこい汚れもガッツリと削り落とすことが可能ですが、傷つける可能性も一番高いので使いどころを選ばないといけないでしょう。
筆者が使った感覚としても、めちゃくちゃ簡単に削れてしまうクレンザーなので、普段使いには正直向いていないと感じました。
キッチンでクレンザーが使えない部分は?
クレンザーは研磨剤の含有率がタイプによって違うので、タイプによって向いている場所と向いていない場所があります。
しかし、どのタイプでも使うのがNGな部分もあるので、そちらについてはしっかりと把握しておくことが推奨されています。
具体的には、大理石などの石材・銅やアルミなどの柔らかい金属・貴金属・木製品・素焼き製品・漆・樹脂製品などが該当します。
クリームクレンザーの注意書きに使ってはいけないものについて細かく記載されていますので、そちらをしっかりと確認してから用いてください。
クレンザーでも汚れが落ちないときは?
クレンザーは削るという性質があるので、基本的にはどんな汚れにも通用します。
クリームクレンザーで落とせなくても、研磨剤含有量がより多いペーストタイプや粉タイプを選べば落とせるでしょう。
ただし、削るという作用があるため傷つける可能性が高いというのが問題です。
なので、汚れの性質を見極めて対抗策となる洗剤を使って柔らかくすることが重要です。
水垢が落ちないのならクエン酸などを使って柔らかくしてから、クリームクレンザーで削ってみてください。
油汚れがあいてならアルカリ性の洗剤を使って柔らかくしてからクリームクレンザーで削ってみましょう。
カビがあいてなら塩素系漂白剤を使ってある程度除去した後の仕上げのような形に使って見ると、満足できる仕上がりになります。
キッチン掃除に関するよくある質問
どのくらいの頻度で行うべきですか?
キッチンの掃除の頻度は使用頻度や調理の内容によって異なりますが、一般的には週に1回から2回程度の頻度で行うことをおすすめします。
しかし、食材のこぼれや汚れが目立つ場合や、調理後にすぐに掃除することで衛生面を保ちたい場合には、より頻繁に掃除することも良いでしょう。
換気扇のフィルターを掃除する頻度はどのくらいですか?
換気扇のフィルターの掃除頻度は、使用頻度や調理内容によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1回から3ヶ月に1回程度の頻度で掃除することをおすすめします。
しかし、油汚れが目立つ場合や換気効果が低下したと感じた場合には、より頻繁に掃除する必要があります。
どのような道具や洗剤が必要ですか?
キッチンの掃除には以下のような道具や洗剤が役立ちます。
食器用洗剤
食器や調理器具を洗う際に使用します。
油汚れやこびりつきに効果的です。
重曹やクエン酸
自然派の掃除剤として使われることがあります。
除菌や油汚れの落としにも効果があります。
スポンジやブラシ
汚れをこすり落とす際に使用します。
硬いブラシや柔らかいスポンジなど、目的に合わせた道具を選びましょう。
キッチンペーパーやクロス
水拭きや乾拭きに使用します。
キッチンペーパーは一回使い捨てのため、衛生的です。
キッチン掃除で気をつけるべきポイントはありますか?
キッチンの掃除で気をつけるべきポイントはいくつかあります。
食材の処理
期限切れや腐敗した食材は早めに処分しましょう。
また、生ゴミは適切な袋に入れて密閉し、定期的に捨てるようにしましょう。
油汚れへの対処
キッチンには油汚れがつきやすいので、こまめに拭き取るか、専用の洗剤を使って処理しましょう。
水回りの乾燥
シンクやシャワーヘッドなどの水回りは乾燥させておくことが重要です。
湿ったままだとカビや雑菌の繁殖につながります。
掃除道具の保管
掃除道具は清潔に保ち、使い終わったらきちんと乾かして保管しましょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はクレンザーで汚れたキッチンを掃除するやり方とポイントについて紹介しました。
クレンザーを使って掃除をする時に少しでも効果的に掃除をしたいという時は、重曹やクエン酸を使ってある程度汚れを落とすとさらに効果的となります。
重曹やクエン酸では完璧に綺麗にならないという状況で、仕上げのようにクレンザーを使うと予想以上にピカピカになるのでオススメですよ。
軽い汚れならクリームクレンザーのみでも綺麗にできるので、まずはお試しで使ってみることを推奨します。
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