とかくイベントごとに嫌われる仏滅ですが、納車との縁起や相性は果たしてどうなっているのでしょうか。
今回は仏滅に納車するのは大丈夫なのかどうか、時間帯はいつならOKなのかをチェックし、納車日の決め方についても詳しく解説いたします。
六曜をそこまで信じていないという人でも、六曜の影響が納車日にも表れているという気になる情報も紹介しますので、そちらも参考にしてください。
記事の後半では交通安全祈願のお祓いを仏滅にしても縁起が悪くないのかも紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてください!
それでは早速みていきましょう。
仏滅に納車をしても大丈夫?
車は事故を起こさないように縁起を担ぐ必要がありますので、終日凶となっている仏滅とは相性が悪いとよく言われます。
ディーラーによっては「六曜を気にされているのなら仏滅は避けたほうがいいかと」と指摘されるかもしれません。
ただし、この仏滅は「あらゆる物事をリセットして新たに始める日」という見方もできるので、新しい車でドライブするには最適な日と捉えている人もいるのです。
このように考え方次第ではありますので、自分が六曜をどの程度信じているのかを考えたうえで行動するといいでしょう。
それか、験担ぎを自分がどの程度信じているのか、どのくらい自分が車に対しての愛情を注いでいるのかで判断するのも正解となります。
験担ぎを全く意識しない人は仏滅でも気にならないでしょうし、街乗りなどで使う車だからそこまで車に愛情を注がないという人も仏滅は気になりません。
逆に験担ぎを意識する人やとにかく気に入った車でドライブが趣味という人は、仏滅といった縁起が悪い日は避けるべきという結論になります。
時間帯によっては納車は大丈夫?
人によって仏滅の午後は大安に向かうから吉になっているという意見もありますが、納車時に確認する内容を考えると出来る限り午前中か午後すぐが理想となります。
納車された車で必ずやらなければいけないことは3つです。
一つ目は外見に傷がないのかを徹底的にチェックするということです。
傷があったらすぐに報告して補修や値引き対応をしてもらう必要があります。
二つ目は自分が頼んだオプションがしっかりとつけられているかどうかです。
よくあるのが、口頭で伝えているけど実はしっかりと伝わっていないのでオプション装備の内容が自分の想像と異なっていたというケースです。
こうならないようにするためにも、必ず頼んだオプション装備がしっかりついているのかも確認しましょう。
三つめはディーラーから役立つ情報を出来る限り集めることです。
納車のために運んできてくれた人に、車の癖はどうなっているのかこの車を扱う上でのポイントはどこにあるのかなど気になる情報は一通り集めてください。
人によってはその車に関する最後の情報収集になりかねませんので、気になる部分はどんどん追求しましょう。
このように納車をしてもらったタイミングでやることはいろいろとありますし、しっかりと光がないと確認できない項目も多いので太陽がしっかりと昇っているタイミングが理想なのです。
暗いところでは傷やへこみの確認もなかなか難しいものとなってしまいます。
仏滅に納車をすると縁起が悪い?理由は?
仏滅は基本的に終日凶となる日であり、縁起がいい事柄と相性が最も悪い日とされているので、納車とも相性が悪いと考えられています。
いわゆるお祝い事や慶事との相性が最悪といわれているのが仏滅なのです。
この考え方は六曜がほとんど分かっていない人でもなんとなく理解していることが多く、「大安が吉日で仏滅が良くない日」と覚えている人が多数となります。
もちろん、人によっては六曜は迷信であり全く気にする必要はないとバッサリと切り捨てて考えているので、縁起が悪いといわれても迷信だからどうでもいいと割り切ることも可能でしょう。
むしろ六曜を気にしていないので言われてから気が付いたという人も多数います。
縁起が悪い日といわれていますが、考え方一つなので縁起が悪い仏滅と納車日がかぶっていたとしても気にしなければ問題ないのです。
仏滅に納車を避けられないときの対処法は?
仏滅と納車日がかぶってしまった場合の最もシンプルな対処法が、気にしないことです。
「しょせん迷信であり物事の吉凶は簡単には決まらない」と自己判断がしっかりできている人ならば、仏滅になっても何も気にすることはないでしょう。
どうしても仏滅と納車日がかぶってしまったということが気になる人は、それ以外に吉となる要素をたくさん用意すればいいでしょう。
例えば、ラッキーカラーは何なのかとかその日の自分の運勢はどうなっているのかなどを調べて、運勢がプラスといわれたら「仏滅でも自分はラッキーの日だから大丈夫」と考えればいいですし、ラッキーカラーを用意できれば「仏滅でもラッキーカラーを用意できているから打ち消せる」と考えてください。
六曜の吉兆を信じられる人ならそれ以外の占いなどの結果もうまく活用すると打ち消し合うことも可能と考えられるのではないでしょうか。
例えば、血液型占いで1位になった人が星占いで自分の星座が最下位だったとします。
この場合、1位の中でも下のほうと考えるのか、最下位の中で上のほうと考えるのかで大きく変わってくるのです。
1位の中でも下のほうと考えられれば心なし自分の気持ちも上向きになります。
考え方次第で占いの捉え方は大きく変わってきますので、仏滅の日と納車日がかぶってしまっても星占いで1位だったから仏滅だけど問題ないという捉え方ができるようになりましょう。
お祓いは仏滅にしてもいい?
基本的に神道や仏教と六曜は関係ありませんので、仏滅だからといってお祓いに行かないという選択肢は発生しません。
いつも交通安全のお守りをもらっているという人は、神社やお寺に依頼して初穂料や祈祷料を払いつつお祓いしてもらいましょう。
六曜と神社やお寺の参拝は関係ありませんので気にする必要はありません。
納車日の決め方は?
納車日の決め方はシンプルで、吉凶をあらゆる面で優先するかどうかです。
吉凶を全く気にしていないという人は自分にとって都合のいい日の午前中か午後すぐに来てもらうようにするといいでしょう。
最近はお店側で納車のためのおもてなし演出を行っているところもありますので、自分で受け取りに行くのも正解です。
納車費用をカットできるので取りに伺う人も増えているといわれています。
それよりも吉凶を優先するという人は大安や先勝の午前中、先負の午後すぐに納車してもらうのが理想となります。
友引は「友を轢く」というイメージがあり、赤口は「赤が血液を連想して事故を引き起こす」と呼ばれているのでNGとなるでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は仏滅と納車の関係について記載しました。
仏滅と納車日がかぶってしまったとしても、気にしないという人は増えています。
むしろ、仏滅は嫌われているがゆえに簡単に予約ができると好意的な意見すら出ていますので、六曜をうまく利用することも考えるといいでしょう。
やはり大安の納車日は予約がされやすいので、あえてその日を避けることで混雑を回避するというやり方もあるのです。
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