洗濯機周りでトラブルが発生してしまうと水漏れに繋がるので大惨事になります。
そこで、今回は洗濯機周りで水漏れが発生してしまった場合、どのようにして床を掃除すればいいのか、応急処置をすればいいのかのやり方をチェックして参ります。
水漏れが発生した場合にまずは何をすればいいのか、非常に重要な項目になりますのでそこだけでも覚えていってください。
洗濯機の水漏れで汚れた床の掃除のやり方
洗濯機で水漏れが発生した場合は、対処しなければならないことが非常に多いです。
ここでは水漏れ発生から具体的にどのように動いて、どのように対処すれば良いのかをまとめます。
具体的な工具の使い方などは割愛させていただきますのでご了承下さい。
準備するもの
・大量のタオルと雑巾
・バケツ
・ゴム手袋
・消毒用エタノール
・新しいパッキン
・モンキーレンチ
・ウォーターポンププライヤー
・+ドライバー
・新しい給水ホース
・歯ブラシ
・ビニールテープ
・パイプクリーナー
掃除のやり方
水漏れが発生した場合にやらなければいけない事から順番に紹介します。
ザックリと解説すると、電源をストップさせる⇒元栓を閉める⇒応急処置をする⇒床を掃除する⇒原因を突き止めて自分で対処できるかどうかを確認する⇒対処可能ならば工具をそろえて作業をする、無理ならプロに依頼するか交換対応を行う、という行程になります。
最初にやるべき事
①水漏れが確認されたら大至急洗濯機本体をストップさせて、コンセントが濡れているかどうかをチェックして電源を抜く、コンセント部分が濡れていた場合は漏電や感電の可能性が高いので洗濯機が繋がっている部分のブレーカーも落とす
②蛇口と元栓も閉める
③簡易的にでもどこから水漏れをしているのかをチェックし、簡易的に水漏れを抑えるためにビニールテープやタオルを使って水が垂れるのを防ぐ
水漏れが発生した後の掃除について
①雑巾で汚水を拭き取る
②水気を除去したら、綺麗な雑巾と消毒用エタノールを用意して床を綺麗に拭く
床掃除が終わった後の対処方について
①明確な原因を調べるために、『蛇口周り』『給水ホース周り』『排水ホース周り』『洗濯機本体』を入念にチェックする
②原因を特定したら自分で対処可能かどうかを工具や換えのパーツがあるかどうかを確認しつつ判断する
③自力での対応が可能ならば作業を開始し、不可能ならば洗濯機を修理するか新たに購入するかプロに依頼して対応してもらう
注意点
・水漏れが発生してしまうと焦ってしまい、直ぐに電源をストップして元栓を閉めるといった対応をとられる方もいますが、コンセントが濡れているかどうかのチェックまで考え方がいかない人がかなり多いので電源周りがどうなっているのかも必ずチェックすること
・集合住宅だと床下浸水などで大きなトラブルに繋がる可能性があるので、水漏れに気がついた後の対応はできる限り早いほうが良い
・汚水などが漏れた場合の対処方ははっきり言って雑巾で拭いた後に消毒用エタノールなどで拭くといった作業ぐらいしかできない、個人でできる後始末の範疇は非常に狭い
・洗濯機は水漏れが発生する可能性がある箇所が多いので本格的な原因究明に時間がかかってしまうケースもある、原因究明に時間をとられてしまうと漏れた水の浸食が進んでしまうので本格的な原因究明は床掃除が終わった後の方がよい
洗濯機が水漏れする原因と水漏れの箇所の見つけ方!
洗濯機周りで水漏れが発生してしまう原因は大きく分けて『蛇口周り』『給水ホース周り』『排水ホース周り』『洗濯機本体』の4つとなります。
それぞれ原因が異なりますので、一つずつ確認して行きましょう。
蛇口周りの水漏れの原因について
蛇口周りの水漏れの原因は『シールテープの劣化』と『パッキンの劣化』と『ナットのゆるみ』と『サビの増加』のどれかが原因となっています。
シールテープの劣化は水栓レンチなどを使って蛇口をバラしてシールテープを新しいモノに交換すれば解決です。
パッキンの劣化はハンドルを外してネットをモンキーレンチなどを使ってナットを緩めて水栓ハンドルを取り外し蛇口のナットを取り外してパッキンの交換を行いましょう。
サビが増加しているとパッキンに付着して水漏れを発生させてしまうことがあるので、パッキンを交換するか洗ってサビを落として下さい。
ナットのゆるみやねじのゆるみはしっかりと締め直せば解決となります。
給水ホース周りの水漏れの原因について
給水ホース周りの水漏れは、『詰まりの発生』か『給水ホースそのものの劣化』と『ゴムパッキンの劣化』のどれかが原因です。
バケツや雑巾を用意して給水ホースを取り外し、外した給水ホースの中がどうなっているのかを確認して交換作業や清掃作業を行う必要があります。
水道の蛇口と洗濯機の給水ホースを繋いでいる部品の『ニップル』から水漏れしている場合はニップルそのものを交換しましょう。
排水ホース周りの水漏れの原因について
排水周りでの水漏れは『詰まりの発生』か『給水ホースそのものの劣化』と『ゴムパッキンの劣化』のどれかが当てはまるでしょう。
ただし、排水の場合は排水口が詰まっているケースもありますのでパイプクリーナーを用意して排水口の掃除も行って下さい。
他は吸水口周りの水漏れ対策と一緒です。
洗濯機本体の水漏れの原因について
洗濯機本体からの水漏れは『洗剤成分が固着』と『フィルターの詰まり』と『洗濯機本体の故障』が原因となっています。
洗剤成分が固まっていると水の通り道を塞いでしまって水漏れに繋がるケースがあるので、ぬるま湯を使って溶かす必要があります。
洗濯機は排水フィルター・異物フィルター・ゴミ取りフィルターなど様々なフィルターが搭載されており、きっちりと手入れをしないとこれが原因で水漏れが発生することがあります。
また、洗濯機本体があまりにも劣化してしまうと、電子部品の不良によって水漏れが発生することもありますがこの場合は本体を新たに購入する必要があるでしょう。
水漏れを放置していると大変なことに?
水漏れを放置するとシロアリの被害が発生しやすくなってしまい、腐敗が大きく進んでしまうでしょう。
たとえシロアリが発生しなかったとしても木材腐朽菌が繁殖してしまいますので、木材が急激に腐ってしまいます。
木造の家だと一気に劣化していくでしょう。
また、水漏れによって壁紙の中にまで水が浸透してしまった場合は床や壁にカビが発生しやすくもなってしまうのです。
マンションなどの集合住宅だと水漏れによって下層の住民にまで被害をもたらす可能性があるので、最悪の場合損害賠償といったトラブルにまで発展します。
洗濯機の水漏れを防ぐ手段は?
水漏れを防ぐにはとにかくきちんとメンテナンスをしてあげるしかありません。
このメンテナンスは洗濯槽だけではなく排水ホースや排水口などのメンテナンスも関係しているのでそちら定期的にチェックしてあげる必要があります。
洗濯機の水漏れを業者にお願いする時の選び方や料金相場
洗濯機の水漏れを素人の人が修理しようとすると難しくて手こずることがあります。
ここでは業者にお願いするときのポイントや選び方、料金相場など詳しくみていきましょう。
まず業者の選び方についてですが、ポイントは3つあります。
1つ目は「地域密着であるかどうか」ということです。
業者が地域密着型であれば水漏れが起きてもすぐに駆けつけてくれて早急に対処してくれます。
洗濯機の水漏れは早めに対処した方がいいので、自宅から近いところを選んだ方がいいでしょう。
2つ目は「料金が安すぎないか」です。
料金はできるだけ抑えたいところですが、安すぎると質の悪い材料を使っていたり工事が雑な場合があります。
3つ目は「実績があるか」です。
料金を抑えつつ、実績のある業者を選ぶことで安心した業者に修理のお願いをすることができます。
料金や実績についてはネットを活用すると詳しく調べることができますよ。
様々な洗剤を使った洗濯機の掃除の仕方!
最後に様々な洗剤を使った洗濯機の掃除の仕方を詳しく紹介していきます!
どんな洗剤を使って掃除をすることができるのかぜひ参考にしてみてください。
それでは詳しくみていきましょう。
セスキ炭酸ソーダ
重曹
クエン酸
オキシクリーン
ハイター
キッチンハイター
カビキラー
塩素系漂白剤
酸素系漂白剤
過炭酸ナトリウム
各メーカーごとの洗濯機の掃除のやり方やポイント!
ここまで洗濯機の水漏れで汚れた床の掃除方法について詳しくみてきましたが、洗濯機のメーカーによっては若干取り扱いが異なる場合があります。
そこで、ここでは有名メーカーが販売している洗濯機の掃除方法について詳しくみていきます。
家庭の洗濯機がどこのメーカーなのかチェックしてから掃除方法を参考にしてくださいね。
シャープ
パナソニック
日立
東芝
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は洗濯機が水漏れしたときの対処方や掃除の仕方について記載しました。
水漏れが発生してしまい床や壁に浸透してしまうと素人では手が出せません。
少しでも早く水漏れに気がついて拭いてあげるといった対処方しかないのです。
こういったトラブルが発生しないように、定期的なメンテナンスを心がける必要があります。
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