ベランダの掃除の中でもとびっきり気をつけなければいけないのが鳥のフン(鳩のフン)の対処です。
そこで、今回はベランダに落ちた鳩のフンを綺麗に片付ける掃除方法とポイントを紹介していきましょう。
あの汚れは汚いというだけではなく人類にとっては大きなマイナスをもたらす汚れとなっているので、掃除をする時にはいろいろと気をつけなければいけません。
対処法や危険性もまとめますので、セットで確認していきましょう。
ベランダに落ちた鳩のフンの掃除方法!
ベランダに落ちた鳩のフンの除去方法は殺菌作用がある物を有効活用するのが正解です。
殺菌作用は塩素系漂白剤や消毒用エタノールなどで発揮されますが、ここでは塩素系漂白剤を使ったやり方を見ていきましょう。
準備するもの
・アルコール除菌スプレー
・マスク
・ゴーグル
・ゴム手袋
・ゴミ袋
・デッキブラシ
・キッチンペーパー
・バケツ
やり方
こちらの動画は鳥のフンを除去するやり方を紹介している動画です。
この動画とはちょっとやり方は変わりますが、気をつけなければいけない点をしっかりと押さえているので参考になります。
①マスクやゴーグルやゴム手袋を着用する
②鳩のフンがある場所に塩素系漂白剤を噴射する
③5分程度放置する
④放置が終わってフンがふやけたらいったんキッチンペーパーで拭き取り、拭き取ったキッチンペーパーはすぐにゴミ袋に捨てる
⑤フンが落ちきらなかったら②から④を繰り返す
⑥バケツなどでぬるま湯を用意して洗い流し、デッキブラシでこすり洗いする
⑦フンがしっかりと落ちたらフンがあった場所にアルコール除菌スプレーでスプレーする
⑧5分程度放置する
⑨放置が終わったらキッチンペーパーで拭き取る
⑩拭き取ったキッチンペーパーを含めてゴミは全てゴミ袋に入れてしっかり封をして捨てる
⑪デッキブラシなどフンに触ってしまった掃除道具もしっかり塩素系漂白剤を使って消毒し、水で洗い流す
⑫洗い流した掃除道具が乾いたら元に戻して終了
注意点
鳩のフンの危険性とは?
鳩のフンにはいくつかの健康リスクが関連しています。
以下に一般的な危険性を挙げますが、特定の状況や個別の健康状態によって異なる場合もあります。
病原体が存在する
鳩のフンには病原体や細菌、寄生虫が存在する可能性があります。
これらの病原体によって感染症が広がるリスクがあるので非常に危険です。
代表的な病原体としては、クリプトコッカス症やサルモネラ菌などが挙げられます。
アレルギー反応が出る可能性あり
鳩のフンに接触することで、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
フンに含まれるアレルゲンや微小なフン粒子が空中に舞い上がり、吸い込まれることで呼吸器症状やアレルギー症状を引き起こすことがあるので、免疫力が低い小さなお子さんやお年寄りがいる家庭は要注意です。
腐食性があり金属の大敵
鳩のフンは酸性を帯びており、建物や車両などの表面を腐食させる可能性があります。
特に長期間フンが付着し続けると、塗装や表面の素材に損傷を与える恐れがあるので要注意です。
ベランダそのものをサビさせることは少ないですが、手すりなど金属でできている部分に付着して放置するとサビるということは覚えておきましょう。
鳩にフンをさせない対処法は?
鳩のフン対策は鳩を来させないようにすることが重要です。
具体的には以下のような対策が考えられるでしょう。
防鳥ネットを設置する
ベランダや屋根など、鳩が侵入しやすい場所に防鳥ネットを設置することで、鳩の侵入を防ぐことができます。
鳩が来なければフンの被害も減るでしょう。
スパイクや針帯を設置する
鳩が着座する場所にスパイクや針帯を設置することで、鳩が着座しにくくなります。
これも鳩が来る確率を減らすやり方です。
音や光の利用
鳩は音や光に敏感なため、鳩の侵入を防ぐために音響装置やフラッシュライトを使用することが効果的です。
集合住宅だと音響装置の設置は難しいと思いますが、ライトの方が活用できると思います。
人工的な鳩よけ装置の設置
鳩よけスプリンクラーやモーションセンサーを備えた人工的な鳩よけ装置を設置することで、鳩の侵入を防ぐことができます。
こちらも集合住宅では使いにくいかもしれません。
餌や水の提供を避ける
鳩が餌や水を求めて侵入することを避けるため、餌台や水盤を取り除くことが重要です。
集合住宅では鳩がよってくることは大きなマイナスをもたらすので、今すぐにやめてください。
植栽の注意
鳩は木や植物にとまりやすいため、鳩の侵入を避けるために植栽を工夫することも考慮してください。
鳩のフン対策には、環境に合わせた適切な対策を選択することが重要です。また、法律や規制に則って対策を行うことも忘れずにしましょう。
掃除をしても綺麗にならない時の裏技とオススメの洗剤!
塩素系漂白剤を使った掃除方法はかなり強力なやり方となっているので、基本的にこの掃除方法で落とせます。
1回の掃除で落とせなくても、何度か繰り返し塩素系漂白剤を使ってこすり洗いすればいつかは落とせるでしょう。
それでも落とせないような厄介すぎる汚れが発生したときは、メラミンスポンジやクリームクレンザーで削り取って落としましょう。
掃除業者の選び方や料金相場
掃除業者の選び方で押さえるべきポイントはいろいろとありますが、まずは料金からチェックしましょう。
基本的にベランダ掃除は広さによって価格が変わりますが、10平米あたり約7,000円〜15,000円としているところが多いです。
これが個人業者となると5,000円程度で依頼することができます。
業者の選び方としては、まず金額で安いところを何ヶ所かピックアップしましょう。
ある程度絞ったら、そのお店の評価をチェックしてください。
評価が高いところを選んだら、そのお店に直接連絡をして見積もりをとりましょう。
あとは、そのときの対応で店員の質をチェックし見積もりも納得したら、仕事を発注しましょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか?
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか?
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか?
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか?
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか?
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか?
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか?
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか?
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はベランダに落ちた鳩のフンを綺麗に片付ける掃除方法とポイントを紹介しました。
鳩のフンも鳥のフンも非常に厄介な汚れですので、発見したらすぐに落としましょう。
ただし、除去するときは口や目に入らないようにしっかりと対策することを忘れないでください。
また、デッキブラシなど直接こすり洗いに使った掃除用具のしっかりと除菌しましょう。
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