今回はベランダの室外機を隅々まで綺麗にする掃除方法と注意点についてまとめます。
ベランダ掃除の中でも一番特殊かつ扱いに間違えると大変な事になってしまうのが室外機の掃除です。
本格的に掃除をする時はある程度の知識がないといけない掃除に該当しますので、エアコンの調子が悪くて室外機をちょっといじりたいという方は参考にしてください。
室外機を綺麗にすることで、エアコンの性能がかなり戻って快適になりますのでエアコンの調子が悪いと感じたかに是非とも見てもらいたいです。
ベランダの室外機を隅々まで綺麗にする掃除方法!
それでは具体的なやり方について紹介します。
今回はやり方や要点を動画で解説しているものを使って解説するので、まずは動画を見てください。
準備するもの
・マスク
・保護めがね
・掃除用手袋
・プラスドライバー
・小物入れ
・掃除機
・古歯ブラシ
・ゴミ袋
・タオル
・ビニールと一体になっているマスキングテープ
・ウタマロクリーナー
・噴霧器
・マイクロファイバークロス
・雑巾
・ワイヤーブラシ
やり方
こちらの動画は『エアコン室外機の洗浄方法!世界一分かりやすく解説』という動画タイトルで、わかりやすくエアコンの室外機を掃除する方法についてまとめています。
基本的にこの動画の通りに掃除すれば問題ありませんので、まずは動画をチェックしてください。
①室内のエアコンのコンセントを抜く
②屋外の室外機のそばにある荷物をいったん全部どかす
③作業着を着用し掃除用手袋を着用した状態で、室外機を壁から離す
④裏側を見られるようになったら汚れ具合を確認する
⑤上部カバーと側面パネルを設置しているネジを外し、外したネジを小物入れに入れる
⑥保護めがねやマスクをする
➆上部カバーを取り側面パネルを動かしながら、フィンと呼ばれる金属板の埃を掃除機や古歯ブラシなどでこすり洗いする
⑧ある程度ほこりを落としたら、電装部品をタオルを2重にして覆い、さらに剥がれないようにマスキングテープで固定してビニール部分でタオルを覆ってさらに隙間をなくしてビニール部分までテープを貼る
⑨養生が終わったらウタマロクリーナーといった洗剤をフィン全体に噴射する
⑩洗剤を噴射したらブラシでフィン全体をこすり洗いする
⑪噴霧器を用意し、しっかりと圧力を高めたらフィン全体に水をかけて洗剤成分を落とす
⑫プロペラ部分も噴霧器で洗い流す
⑬室外機が置いてあった床もガッツリと汚れているので、噴霧器で床も塗らしたら雑巾にウタマロクリーナーを噴射して床を拭き掃除し、仕上げにマイクロファイバークロスで拭き取る
⑭ドレンホースの詰まり具合を確認する、汚れているのなら古歯ブラシやワイヤーブラシなどを使って汚れを除去する
⑮マイクロファイバークロスを使ってある程度室外機を拭き取って水気を飛ばす
⑯養生していた電装部品を元に戻す
⑰上部カバーを取り付けて、側面パネルと一緒に外したネジを元に戻す
⑱室外機を元に戻す
⑲動かしていた物を元に戻す
⑳コンセントを元に戻して、正常に動いているかどうかを確認して終了
注意点
室外機を掃除しないと大変なことに?
エアコンの室外機の掃除をさぼっていると以下のようなトラブルが発生するでしょう。
冷却効果の低下
室外機には冷却フィンがあり、これが汚れやほこりで詰まると冷却効果が低下します。
これにより、室内の空調効果が弱まり、快適さが損なわれる可能性ありです。
過熱のリスク
室外機の冷却効果が低下すると、内部のコンプレッサーや冷媒が過熱しやすくなります。
過熱するとエアコンの故障や効率の低下を引き起こす可能性ありです。
エネルギー効率の低下
室外機の冷却効果が低下すると、エアコンの動作による電力消費が増加します。
汚れた室外機ではエネルギー効率が低下し、電気料金が増える可能性ありです。
故障のリスク
室外機が適切に冷却されないと、部品や回路が過熱しやすくなり、故障のリスクが高まります。
長期間にわたって掃除を怠ると、エアコンの寿命が短くなる可能性ありです。
室外機を掃除するメリットは?
室外機を掃除するメリットは先ほど解説した4つの問題が全部反転することです。
具体的には冷却効率が元に戻ってくれる・電気代の増加が抑えられる・故障確率が減る・エアコンが長持ちしやすくなるといった効果が期待できるでしょう。
エアコンの寿命が延びて結果的に経済的にもお得になるというのは大きいと重います。
室外機の掃除頻度はどのくらい?
今回のは超本格的な掃除方法でしたが、普段はあそこまでやる必要はありません。
水を使わないブラシを使った掃除方法を、1年間に数回行えばOKです。
ただし、エアコンが周囲の高汚染地域に設置されている場合や、砂漠地帯などの環境下では、掃除頻度を増やす必要があるので注意してください。
ベランダを掃除する時期はいつがオススメ?
ベランダの掃除するタイミングとして理想的なのが季節の変わり目・大気汚染の高まる時期・長期間雨が降らなかった後・室内清掃のタイミング・大掃除の5つとなります。
わかりやすいのが季節の変わり目なので、そのときに室外機も簡単に掃除するといいでしょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
ベランダ掃除の頻度はどれくらいが適切ですか?
ベランダの掃除頻度は、その使用状況や地域、季節によっても変わる可能性がありますが、一般的には月に一度程度の掃除が推奨されています。
風通しの良いベランダは埃や汚れが溜まりにくいですが、放置しているとカビや虫などの問題も発生する可能性があります。
ベランダ掃除に必要な道具は何ですか?
ベランダ掃除には基本的に掃除機やほうき、ちりとり、雑巾やスポンジ、そして水道水を使用します。
頑固な汚れには洗剤も役立ちますが、ベランダの素材によっては特定の洗剤が必要な場合もありますので注意が必要です。
ベランダのカビ取りはどうすれば良いですか?
ベランダに発生したカビは、カビ取り専用の洗剤や塩素系の漂白剤を用いてしっかりと洗浄することが有効です。
ただし、塩素系の漂白剤は色落ちや素材へのダメージを与える可能性がありますので、必ず取扱説明書を読んでから使用してください。
隣のベランダとのプライバシーを保つ方法はありますか?
隣のベランダとのプライバシーを保つには、スクリーンやパーティション、緑の植物などを設置する方法が一般的です。
ただし、これらのアイテムを設置する際には、風に飛ばされないようにしっかりと固定することが重要です。
ベランダの床材に合った掃除方法は?
ベランダの床材によって最適な掃除方法は異なります。
木製の床であれば、水分を避けつつ掃除を行い、タイルやコンクリートの場合は水を多用しても問題ありません。
床材の特性を理解し、それに合わせた掃除方法を選ぶことが大切です。
どの季節にベランダ掃除をするのが最適ですか?
ベランダ掃除に最適な季節は春と秋です。
春は新しい季節のスタートであり、秋は冬に備えての大掃除が一般的です。
これらの季節は温度も穏やかで作業しやすく、また窓を開けても室内の温度が大きく変わらないため、換気が容易です。
ベランダのプランターを掃除する際のポイントは?
プランターは土や植物が直接触れる場所なので、無害な洗剤を使用することが重要です。
また、洗剤をしっかりとすすぎ落とすことで、植物にダメージを与えずに済みます。
さらに、掃除後は土や肥料も新しくすることをおすすめします。
ベランダに出ている家具の掃除方法は?
ベランダに出ている家具の素材によって掃除方法が異なります。
木製家具は高温多湿を避け、金属製家具はサビを防ぐために特定の洗剤が効果的です。
それぞれの家具に適した掃除方法と保護方法を選ぶことが大切です。
ベランダ掃除でよくある失敗とその対処方法は?
ベランダ掃除でよくある失敗例として、排水口を塞いでしまうことがあります。
これが原因で水が溜まると、カビや虫が発生しやすくなります。
失敗を防ぐためには、掃除前に排水口周りの確認と、掃除後の水の流れを確かめることが重要です。
ベランダ掃除を効率よく行うコツは?
ベランダ掃除を効率よく行うためには、掃除道具や洗剤を事前に揃えておくことが基本です。
また、物を一時的に移動させ、広い作業スペースを確保することで、スムーズに掃除が行えます。
効率的な掃除のためには、事前準備と計画性が欠かせません。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はベランダの室外機を隅々まで綺麗にする掃除方法と注意点を紹介しました。
室外機掃除は水を使うとなると難易度が上がります。
もちろん、埃除去でブラッシングするだけでも効果はありますが、本格的に掃除をするのならやっぱり洗剤を使いたいですし、洗い流したいところです。
ただし、しっかりと養生しないと大変なことになるので、チャレンジする人は電装部品をしっかりと把握した状態で挑んでください。
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