今回はベランダの苔がひどい時にオススメの掃除方法とポイントを紹介します。
日本の幻想的な風景といった紹介のされ方で苔が生えた自然や寺を紹介することはテレビ番組などの規格でよくありますが、その苔が自宅のベランダや外壁に発生してしまったときは迷惑でしかありません。
そこで、今回はベランダに苔が発生してしまったという条件で、具体的にどういった苔除去方法を取り入れるのが理想的なのかを紹介していきましょう。
ベランダの苔がひどい時にオススメの掃除方法!
画像のように幻想的な風景の中にある苔はかなり美しいのですが、身近にある苔はこのような風景ではなくただ単にベランダを汚す邪魔な存在になっています。
そんな存在を駆逐するためにも効率的な掃除方法を教えていきましょう。
準備するもの
苔掃除前段階の掃除で必要な道具
最も簡単な黒カビ除去掃除方法で必要な道具
苔除去用の洗剤を使った掃除方法で必要な道具
やり方
基本的なやり方は別記事でも紹介しているカビ対策掃除とほとんど一緒です。
苔除去用の洗剤をここでは選んでいますが、その洗剤もそこそこ強力な洗剤なので取り扱いには十分に注意してください。
①掃除用具一式を用意しておく
②掃除用の手袋を着用して、ベランダにあるプランターなどをいったん全部どかす
③鳥のフンによる汚れがないのかをまず確認する
④発見したら、マスクを着用してからウタマロクリーナーをフンに向かって噴射しキッチンペーパーで拭き取る
⑤拭き取ったら消毒用エタノールを噴射して除菌する
⑥新聞紙を水で濡らして適当な大きさにちぎる
⑦ちぎった新聞紙を床にまいたら、ほこりで新聞紙ごとゴミや埃を掃きとる
⑧あまりにもほこりやちりが溜まりすぎているのなら⑥と⑦をひたすら繰り返す
⑨排水溝の蓋の周りにあるゴミで大きな物をある程度除去する
⑩蓋を開けて溜まっているゴミを取り除く
⑪ウタマロクリーナーを水で濡らした雑巾に噴射して手すりや壁やよく触る場所を中心に拭き取っていくか、直接ウタマロクリーナーを噴射する
⑫ゴムポンバスブラシを使って黒ずんでいるところを中心にこすり洗いしていく、水が足りないと感じたらペットボトル式ジェット水圧ブラシなどを使って濡らしていく
⑬汚れが落ちたら水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る
⑭乾いたマイクロファイバークロス拭き取る
⑮床は水が出るペットボトル式ジェット水圧ブラシなどを使って濡らし、ウタマロクリーナーをスプレーしてゴムポンバスブラシを使って黒ずんでいるところを中心にこすり洗いしていく
⑯ここでコケやカビが発生している表面の汚れもきっちり落とす、これで予洗いおよび下準備終了
最も簡単な苔除去掃除方法
①50℃程度のお湯を用意して、カビやこけが発生している場所にかける
②5分程度放置する
③ゴムポンバスブラシを使ってこけやカビが発生している場所をこすり洗いする
④お湯で洗い流す
⑤苔が残っていると感じたら①から④を何度か繰り返す
⑥苔が落ちたら消毒用エタノールを噴射して作業終了
苔除去用の洗剤を使った掃除方法
①苔が発生している場所に専用の洗剤を噴射する
②ラップを被せて洗剤成分が蒸発しないようにする
③5分程度放置する
④ゴムポンバスブラシを使ってこけやカビが発生している場所をこすり洗いする
⑤水で洗い流して終了
注意点
ベランダに苔が生える主な原因は?
ベランダに苔が発生する原因はいくつかあるのでそれぞれ詳しく見ていきましょう。
湿度と日光条件を満たしている
ベランダが日陰になりやすい場所や、十分な日光が当たらない場所では湿度が高くなり、苔の生育に適した環境となります。
水の滞留
ベランダの排水が不良で水が溜まっている場合、または雨水が十分に排水されずにベランダに残っている場合、苔の生育に適した湿潤な環境が形成されます。
その結果、カビや苔が発生する土壌ができてしまうでしょう。
雑草や落ち葉の堆積
雑草や落ち葉がベランダに積もっていると、湿度が高まり、苔の生育を促進する要因となります。
通気性も悪くなりますし、その結果としてカビや苔が発生するアック率がアップしてしまうでしょう。
壁や床の材質の問題
壁や床の材質によっては苔やカビが発生しやすい可能性があります。
ベランダの苔を防ぐことはできる?
ベランダの苔を防ぐには先ほどの発生要因を全て取り除けばOKです。
具体的にはしっかりと排水して適時掃除をして雑草や落ち葉の堆積を防ぐようにすれば、苔の発生する確率はグット下がってくるでしょう。
簡単に言えば、ベランダをほとんど使わない方でもベランダをたまにはチェックして、汚れが気になったら掃除するというスタンスにしておくことが重要と言うことです。
ベランダの苔の掃除にオススメの道具は?
一軒家の自宅での苔採りにオススメしたい道具はやはり『高圧洗浄機』でしょう。
高圧洗浄機があれば洗剤いらずで苔もカビも吹き飛ばすことが可能です。
あとは、ある程度の硬さがあるブラシもあると掃除が楽になります。
今回紹介した『ゴムポンバスブラシ』も結構な硬さがあるブラシなので、軽い苔やカビならば擦り落とすことが可能でしょう。
ただし、根っこの部分はこすり洗いするだけでは落とせないので注意してください。
あとは、消毒用エタノールや塩素系漂白剤、カビ除去用洗剤がオススメとなってきます。
プロの掃除業者に依頼してみよう!
今回は自力で掃除する方法を紹介しましたが、あまりにも汚れがひどい時は業者に頼むのも正解です。
特に、高圧洗浄機を自宅に持っていないという方で一軒家の方ならば、それらの便利な掃除用具を使ってとっても綺麗に掃除をしてくれるので、ボロボロな状態ならば専門業者に依頼するのも選択肢に入れましょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
ベランダ掃除の頻度はどれくらいが適切ですか?
ベランダの掃除頻度は、その使用状況や地域、季節によっても変わる可能性がありますが、一般的には月に一度程度の掃除が推奨されています。
風通しの良いベランダは埃や汚れが溜まりにくいですが、放置しているとカビや虫などの問題も発生する可能性があります。
ベランダ掃除に必要な道具は何ですか?
ベランダ掃除には基本的に掃除機やほうき、ちりとり、雑巾やスポンジ、そして水道水を使用します。
頑固な汚れには洗剤も役立ちますが、ベランダの素材によっては特定の洗剤が必要な場合もありますので注意が必要です。
ベランダのカビ取りはどうすれば良いですか?
ベランダに発生したカビは、カビ取り専用の洗剤や塩素系の漂白剤を用いてしっかりと洗浄することが有効です。
ただし、塩素系の漂白剤は色落ちや素材へのダメージを与える可能性がありますので、必ず取扱説明書を読んでから使用してください。
隣のベランダとのプライバシーを保つ方法はありますか?
隣のベランダとのプライバシーを保つには、スクリーンやパーティション、緑の植物などを設置する方法が一般的です。
ただし、これらのアイテムを設置する際には、風に飛ばされないようにしっかりと固定することが重要です。
ベランダの床材に合った掃除方法は?
ベランダの床材によって最適な掃除方法は異なります。
木製の床であれば、水分を避けつつ掃除を行い、タイルやコンクリートの場合は水を多用しても問題ありません。
床材の特性を理解し、それに合わせた掃除方法を選ぶことが大切です。
どの季節にベランダ掃除をするのが最適ですか?
ベランダ掃除に最適な季節は春と秋です。
春は新しい季節のスタートであり、秋は冬に備えての大掃除が一般的です。
これらの季節は温度も穏やかで作業しやすく、また窓を開けても室内の温度が大きく変わらないため、換気が容易です。
ベランダのプランターを掃除する際のポイントは?
プランターは土や植物が直接触れる場所なので、無害な洗剤を使用することが重要です。
また、洗剤をしっかりとすすぎ落とすことで、植物にダメージを与えずに済みます。
さらに、掃除後は土や肥料も新しくすることをおすすめします。
ベランダに出ている家具の掃除方法は?
ベランダに出ている家具の素材によって掃除方法が異なります。
木製家具は高温多湿を避け、金属製家具はサビを防ぐために特定の洗剤が効果的です。
それぞれの家具に適した掃除方法と保護方法を選ぶことが大切です。
ベランダ掃除でよくある失敗とその対処方法は?
ベランダ掃除でよくある失敗例として、排水口を塞いでしまうことがあります。
これが原因で水が溜まると、カビや虫が発生しやすくなります。
失敗を防ぐためには、掃除前に排水口周りの確認と、掃除後の水の流れを確かめることが重要です。
ベランダ掃除を効率よく行うコツは?
ベランダ掃除を効率よく行うためには、掃除道具や洗剤を事前に揃えておくことが基本です。
また、物を一時的に移動させ、広い作業スペースを確保することで、スムーズに掃除が行えます。
効率的な掃除のためには、事前準備と計画性が欠かせません。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はベランダの苔がひどい時にオススメの掃除方法とポイントを紹介しました。
基本的にカビ取りとやり方はほとんど一緒なので、掃除方法もそのまま取り入れれば問題なしです。
ただし、使っている洗剤が違いますので洗剤の注意点をしっかりと理解した上で正しい運用をしてください。
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