屋外の掃除ではやはり水をきちんと使える状況にあると作業効率が段違いです。
そこで、今回はホースリールを使ってマンションのベランダをきれいに掃除するやり方を見ていきましょう。
ホースリールとはいわゆる巻き取りタイプが基本のシャワーなどにつないで使うリールのことで、これがあるとベランダに水源がないという環境でも水が自由に使えます。
まずは、このホースリールを用意するところからスタートしましょう。
ホースリールを使ったマンションのベランダ掃除のやり方!
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/bungudo/130605/?variantId=130605
ホースリールを使ったベランダ掃除をするには、とにかくホースリールを用意しないと話が進みません。
ただし、このホースリールを使うにはいろいろと制限があるので、それらをきちんと理解して使える状況を整えてあげる必要があるのです。
このホースリールが使える環境ならば掃除そのものはかなり簡単に終わるでしょう。
準備するもの
・重曹
・クエン酸
・スプレータイプの塩素系漂白剤
・エタノールスプレー
・キッチンペーパー
・デッキブラシ
・メラミンスポンジ
・ブラシ
・雑巾
・掃除用手袋
・マスク
・スプレーボトル
・バケツ
やり方
まず、大前提としてマンションのベランダ掃除には大量の水を一気に使うのはNGということです。
水を使ってもいいマンションでも大量の水を一気に排水すると排水が下階へ大量に流れて、水はねなどの迷惑行為をしてしまう可能性があるからです。
なので、水オンリーであらゆる汚れを吹き飛ばすといった事はできないと考えてください。
①掃除用の手袋を着用して、ベランダにあるプランターなどをいったん全部どかしホースリールを用意する
②鳥の糞による汚れがないのかをまず確認する、発見したらマスクを着用する
③空のスプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜてクエン酸水スプレーを作り、汚れに直接噴射し5分程度放置する
④放置が終わったらキッチンペーパーなどで拭き取り、拭き取った場所にエタノールスプレーを噴射し消毒する
⑤空のスプレーボトルにお湯200mlと重曹小さじ1杯を入れて重曹水を作る、ベランダが大きいなら量は多めに作る
⑥作った重曹水で手すりや壁や物干し竿などの床ではない部分に噴射していく
⑦5分程度放置する
⑧水が外に出ないように注意しながらホースリールを使って洗い流し、手すりなどの水が飛び出て氏編みそうな場所は水で濡らした雑巾で拭き取る
⑨床全体をホースリールで濡らしながらデッキブラシでこすり洗いする、しつこい汚れには重曹水スプレーも使う
⑩排水溝の蓋を開けて溜まったゴミを取り除く、蓋の汚れがひどい時はホースリールで洗い流すブラシでこすり洗いする
⑪排水溝に重曹の粉をまいてその上からクエン酸水スプレーを噴射し、発泡させる
⑫汚れが泡だって浮き上がってきたらホースリールの水で洗い流す
⑬蓋を元に戻し、移動したプランターなどを元に戻してホースリールを片付けたら終了
注意点
オススメのホースリールの選び方
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/unidy/863054/
ホースリールの基本的な選び方は自宅にある取り付ける予定の蛇口の種類、ホースリールの長さ、ホースリールそのものの大きさ、ホースの巻き取り方法、耐久性から選びます。
特に重要なのが蛇口の種類で自宅の蛇口がどういうタイプなのかを調べてから適合する物を選んでください。
また、逆流防止機構である逆止弁がついていないとホースリールを使うことで配管や給湯設備が破壊されたり漏水する危険性があるという記載もあったので注意しましょう。
逆止弁がついているかはカランの裏側などにメーカーや商品番号が書いてあるので、そこから確認する必要があるでしょう。
ここら辺の情報を入念に調べて、まずはそのホースリールが家で使えるかを確認してから選んでください。
ホースリールのデメリットは?
ホースリールは使い勝手がいいのですが、長さにある程度限界があって環境によっては設置ができないということでしょう。
また、マンションだとこのホースリールが意外と邪魔になるというケースも多いので、サイズの問題も出てきます。
そもそも水をたっぷりと使えないベランダだと宝の持ち腐れになる可能性があるというのもデメリットになってくるでしょう。
ベランダの掃除頻度はどのくらい?
ベランダの掃除の頻度は、気候や使用頻度、汚れの度合いなどによって異なりますが、一般的には月に1回から3か月に1回程度が推奨されます。
ただし、植物を置いている場合は、水やりや落ち葉の掃除を定期的に行う必要があるため、頻度が高くなることがあります。
また、雨や風などの自然現象によって汚れがたまりやすい場合は、頻度を増やす必要があるかもしれません。
ベランダの掃除をサボっていると?
ベランダの掃除をサボると、汚れがたまり、雑草やカビが生えてしまう可能性があります。
また、排水溝や排水パイプの詰まりなど、トラブルが起こるリスクが高まるでしょう。
集合住宅なら詰まったときの水害が自分の家以外にも発生するので大きな問題になりがちです。
ベランダが汚れていると、住居の外観や周囲の環境に悪影響を与えることもあります。
定期的に掃除することで、住環境を清潔に保ち、トラブルを予防することができるでしょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか?
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか?
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか?
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか?
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか?
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか?
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか?
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか?
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
ホースリールを使ってマンションのベランダをきれいに掃除するやり方を紹介しました。
マンションという限定がつかないのならホースリールがあれば豪快に水を使って洗い流し、汚れの落ちが悪いのなら「洗剤をミックスして洗い流して終わり!」と言えたのですが、マンションではできません。
なので、ちょっと便利に洗い流せる程度に意識して使うといいでしょう。
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