母倉日の意味や読み方！やってはいけないことは？2023年はいつ？

大安などの吉日は訪れるとちょっとうれしい気持ちになりますが、実はその吉日も種類が大量にあるのでどれが吉日かわかっていないと良いか悪いかの判断すらできません。

そこで、今回は母倉日の意味や由来を解説し、母倉日にするといい事ややってはいけないこと、仏滅や赤口といった凶日と重なった場合の判断はどうしたらいいのかを記載していきます。

2022年の母倉日がいつなのか、母倉日の決め方はどうなっているいのかもあわせて確認して行きましょう。

母倉日の意味や由来は？

母倉日はカレンダーに「母倉」と書かれる吉日の一つで、意味は「天が人間を母親が子供を慈しむように大切にする日」であり「地の恵みにより万物が生じ反映する吉兆の日」と言われており、暦の最下段に書かれていた暦注下段の一つとなっております。

最上の吉日と言われている天赦日と同じように天に愛される日となっているのです。

ただし、名前に「母」という文字が入っているので、天赦日よりも母親要素が強い吉日となっております。

基本的には何事にも吉とされている扱いやすい吉日なのですが、特に最良とされているのは結婚や入籍で、引っ越しや開業とも相性がいいようです。

この母倉日は「七箇の善日」という何事に用いても良いとされている日本独自の7つある吉日の一つとされており、母倉日以外には天恩日(てんおんにち)・月徳日(つきとくにち)・天赦日(てんしゃび)・神吉日(かみよしび)・大明日(だいみょうにち)・鬼宿日(きしゅくび)が存在します。

とりあえずこれらの暦注下段がきたらラッキーと考えてください。

ただし、この七箇の善日は六曜と比べるとマイナーな部類になってしまうので、カレンダーにそもそも記載されていない事も多く、チェックするには専用のカレンダーやアプリを用いないといけないので注意しましょう。

また、由来についても色々とチェックしてきたのですが母倉日の由来についてネット上でチェックすることはできなかったのでおそらく不明という扱いになっていると思われます。

母倉日の正しい読み方

母倉日の読み方は「ぼそうにち」です。

そのままの読み方が当てはまる母倉日ですが、「七箇の善日」そのものがかなり知名度が低いので漢字変換に対応していない可能性が高いです。

一応「母層」という言葉はあるのですが、こっちもかなりマイナーな専門用語で一発変換できるケースは少ないでしょう（母層の意味は仏堂や昔の塔などにある屋根下の庇状につけた差掛けのこと）。

頻繁に用いるという人は単語登録をして入力をしたら変換できるようにするとちょっと操作性が上がります。

母倉日にやってはいけないことは？

母倉日は何をしても縁起がいいとされている日なので、特にやってはいけないことはありません。

どんな行事でも安心して取り組むことができますよ。

もちろん、人に迷惑のかかることや法に触れることはしてはいけませんよ！

2023年の母倉日一覧

2023年の母倉日は以下のとおりです。

この母倉日を決めるルールは二十四節気の節気を用いた節切りという考え方で、1月と2月は子と亥の日、4月と5月は寅と卯の日、7月と8月は丑と辰と未と戌の日、10月と11月は申と酉の日、3月と6月と9月と12月は巳と午の日とされています。

もちろん旧暦での考え方ですので、新暦に変換すると1カ月ほどずれると思ってください。

母倉日が多くなる旧暦の7月と8月は、2023年の新暦だと8月上旬から9月下旬までとなっているので、その期間は母倉日が多くなっているのです。

母倉日にするといい事は？

母倉日は母親のような慈しみの力を持って天から愛される日なので、結婚や入籍との相性が抜群とされています。

それ以外にも特にプラスに働くイベントがありますので、そちらにも注力してください。

引っ越し

母倉日は日本人に慣れ親しまれている大安と同じような「何をやっても吉となる日」なので、引っ越しとも相性がいいと言われています。

ただし、この引っ越しと相性がいいとされる理由は、結婚を含む日々の生活への影響力が大きいためと言われており、夫婦生活に関わる大きなイベント全般と相性がいいと考えましょう。

結婚式や入籍

母倉日で最高に相性がいいと言われているのが結婚や入籍で、母倉日で一番推奨されるイベントとなっています。

ただし、友引や大安と比べると知名度は劣りますので、友引よりもこちらを優先すると参加者の賛同が得られないケースもあるでしょう。

その点は注意してください。

家を建てる

住まいはその過程において非常に大きな役割がありますので、この住まいに関わるイベントも母倉日と相性がいいとされています。

これは家の修理も含まれていますので、家を建てる予定が無いという方でも家の修繕をこの母倉日のタイミングで行うといいでしょう。

仏滅や赤口と重なったらどうなる？

これは意見が割れているので、自分が正しいと思った方を優先してください。

1つ目の意見が「赤口や仏滅といった凶日と被ってしまった場合は打ち消しあって吉日でも凶日でも無くなる」というもの、2つ目が「より強力な暦注下段が優先される」という意見です。

母倉日はかなり強力な吉日とされていますが、母倉日の力が仏滅や赤口より上回っているかと言われると確証はありませんので強いと思った方の力を信じるといいでしょう。

個人的には日の吉兆は自分の考え方一つで変わりますので、自分にとって都合のいい解釈ができるようにすることがベストだと思います。

つまり、「たとえ他の凶日といくらセットにしたところでそれらの効力は母倉日の前では無意味になる」というプラス思考で行動した方がいいという事です。

冠婚葬祭といった人が集まるイベントでは凶日を重視することも必要ですが、ちょっとした日常では気にすること無く自分たちにとって都合のいい解釈で行きましょう。

冠婚葬祭では吉日よりも凶日を重視している人と遭遇する可能性がありますので、凶日を無視して日程を組むと注意されてしまうかもしれません。

結婚式や入籍は仏滅や赤口でも大丈夫？

仏滅や赤口は凶日とされているので避ける習慣があります。

多くの人が結婚式などの縁起のいいことを避けるので、式場が安くなっているメリットもあるそうなので、凶日を気にしない人にとってはお得かもしれません。

では母倉日と重なったらどうなるのでしょうか？

先ほどもお伝えしていますが、母倉日が凶日で打ち消されるので吉も凶も関係ないということと、仏滅や赤口など縁起の悪い日の影響があるのでやっぱり避けるという考え方です。

どちらかが正しいということはないので、考えやすい方を採用したらいいと思います。

母倉日に関するよくある質問

母倉日とは何ですか？

母倉日（ははくらび）は、母親が自分の子供を守るために、その子供に与えた初乳を感謝する日本の伝統行事です。

母倉日は通常、出産後100日目に行われます。

母倉日にはどのような祝い方がありますか？

母倉日には、母親が初乳を与えた日にちなんだ祝いがあります。

家族や友人が集まり、食事を共にしたり、贈り物をしたり、お祝いの言葉を贈ったりすることが一般的です。

また、母親は赤ちゃんに新しい衣服を着せたり、赤ちゃんの写真を撮ったりすることがあります。

母倉日に贈るプレゼントは何がいいですか？

母倉日に贈るプレゼントは、赤ちゃんや母親の好みに合わせて様々です。

一般的には、子供向けのおもちゃや洋服、赤ちゃん用品などが贈られます。

また、母親への贈り物としては、お菓子や花、化粧品などが人気です。

母倉日はどのような意味がありますか？

母倉日は、母親が子供を守り育てるために与えた初乳を感謝する日本の伝統行事です。

この日は、赤ちゃんが健康に成長することを願い、母親とその家族が一緒に祝うことができる特別な日とされています。

母倉日はどのような由来がありますか？

母倉日の起源は、古代日本にまでさかのぼることができます。

当時、初乳を与えることができた母親は、その子供を生き延びさせるために非常に重要な役割を果たしていました。

このため、初乳を与えた母親を神聖な存在と考え、母倉日が生まれました。

母倉日はどのような場所で祝われますか？

母倉日は、一般的には家庭で祝われることが多いです。

母親や家族が招待客を迎え、食事を共にしたり、赤ちゃんに新しい衣服を着せたり、写真を撮ったりすることがあります。

また、地域によっては、母倉神社と呼ばれる神社で祝われることもあります。

母倉日は日本でしか行われない伝統行事ですか？

はい、母倉日は日本の伝統行事です。

しかし、出産後の母親を祝う行事は、他の国や文化でも見られることがあります。

母倉日の日付は決まっていますか？

母倉日の日付は決まっておらず、出産後100日目を基準にして祝われることが多いです。

ただし、地域によっては、出産後50日目や120日目など、異なる日数で祝うこともあります。

母倉日にはどのような料理が食べられますか？

母倉日には、地域によって異なる料理が食べられることがあります。

一般的には、赤飯やお雑煮、鯛の頭などが食べられることが多いです。

また、赤ちゃんには、初めての食べ物として、七草粥が与えられることもあります。

母倉日はどのように祝われてきたのですか？

母倉日は、古代から日本の伝統として祝われてきました。

当時は、母親が初乳を与えた日に、家族や近所の人々が集まり、祝いの食事を共にし、赤ちゃんを祝福する儀式が行われていました。

現代でも、このような伝統的な祝い方が続いています。

また、近年では、母倉日に合わせて、赤ちゃんと一緒に参加できるイベントや、ママとベビー向けの商品やサービスを提供する企業も増えています。

母倉日は必ず祝わなければならないのですか？

母倉日は、日本の伝統行事であるため、必ず祝わなければならないというルールはありません。

しかし、家族や友人と一緒に赤ちゃんの健康や成長を祝う機会として、祝う人も多いです。

母倉日にはどんな意味がありますか？

母倉日は、母親が自分の子供を守るために与えた初乳を感謝する日本の伝統行事です。

この日は、母親と子供の絆を深め、赤ちゃんの健康や成長を祈る意味があります。

母倉日にはどんな服装をするのが適切ですか？

母倉日には、家族や友人と一緒に集まる場合が多いため、普段のフォーマルな服装が適切です。

また、赤ちゃんには、新しい衣服を着せることが多いです。

母倉日にはどんな言葉を贈ればいいですか？

母倉日には、赤ちゃんの成長や健康を祝う言葉を贈ると良いでしょう。

また、母親に対しては、出産や子育てに対する感謝の気持ちや労いの言葉を贈ると喜ばれます。

母倉日はどのように過ごせばいいですか？

母倉日は、赤ちゃんや母親の健康を祈り、感謝する日です。

家族や友人と一緒に集まり、お祝いの食事やプレゼント交換、赤ちゃんの成長を祝う儀式を行うことが一般的です。

また、母親には、ゆっくり休息を取ってもらうことも大切です。

母倉日に欠席する場合はどうすればいいですか？

母倉日に欠席する場合は、事前に必ず連絡をしましょう。

また、欠席の理由に応じて、贈り物やお祝いの言葉を送ることも考えましょう。

母倉日にはどのような準備が必要ですか？

母倉日には、お祝いの食事やプレゼントの準備が必要です。

また、赤ちゃんにとって安心で快適な環境を整えることも大切です。

赤ちゃんが泣いた場合に備えて、哺乳瓶やおむつなども用意しておきましょう。

母倉日は何日目に行うのが適切ですか？

母倉日は、通常出産後100日目に行われますが、地域によっては50日目や120日目に行う場合もあります。

また、赤ちゃんの健康状態や母親の体調によって、祝う日を調整することもできます。

母倉日はどうやって伝えていけばいいですか？

母倉日は、日本の伝統行事であり、地域や家庭によって異なる場合があります。

家族や友人と一緒に祝う場合は、招待状を送るなどして伝えましょう。

また、SNSやメッセージアプリなどを利用して、知人や友人に伝えることもできます。

母倉日に欠席する場合、どうやってお祝いすればいいですか？

母倉日に欠席する場合、お祝いの気持ちは贈り物や手紙などで伝えることができます。

また、母親や赤ちゃんの健康を祈る言葉を添えると良いでしょう。

ただし、欠席の理由によっては、お祝いを贈ること自体が難しい場合もあります。

母倉日に贈るプレゼントの予算はどのくらいが適切ですか？

母倉日に贈るプレゼントの予算は、贈り物の種類や個人の予算によって異なります。

一般的には、数千円程度から、数万円程度まで様々です。

相手の嗜好やニーズに合わせたプレゼントを選ぶことが大切です。

母倉日は祝い方が地域によって違うのでしょうか？

母倉日の祝い方は、地域や家庭によって異なります。

一般的には、赤ちゃんの成長を祝う食事や儀式を行うことが多いですが、地域によっては、神社での神事や、母親のみでの儀式なども行われます。

母倉日にはどんな食べ物が適していますか？

母倉日には、赤飯やお雑煮、鯛の頭などが適しています。

また、赤ちゃんには、初めての食べ物として、七草粥が与えられることがあります。

ただし、地域や家庭によって、違う食べ物が用意される場合もあります。

母倉日に贈るプレゼントはどんなものが良いですか？

母倉日に贈るプレゼントは、母親や赤ちゃんのニーズや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

赤ちゃん用品やおもちゃ、育児書、美容グッズ、食器などが人気のアイテムです。

また、手作りの贈り物や、家族や友人と一緒に赤ちゃんの成長を祝うアイテムなど、工夫次第で特別なプレゼントを贈ることができます。

母倉日にはどんな儀式がありますか？

母倉日には、赤ちゃんの成長を祝う儀式が行われることが多いです。

地域や家庭によって異なりますが、お祈りや手水、初めての髪切り、赤ちゃんの誕生日を記念するお宮参り、手形・足形をとる儀式などが行われます。

母倉日は何歳まで祝いますか？

母倉日は、出産後100日目に行われることが一般的ですが、特に決まった年齢まで祝うということはありません。

ただし、日本の伝統行事であるため、家庭や地域によっては、長い年月を経ても祝い続けることがあるかもしれません。

母倉日にはどんな言葉を贈れば良いですか？

母倉日には、赤ちゃんの健康や成長を祝う言葉や、母親への感謝の気持ちを表す言葉が良いでしょう。

また、自分自身の子育て経験やエピソードを交えると、より感動的なメッセージとなります。

ただし、相手の状況や関係性に合わせた言葉を選ぶことが大切です。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は母倉日についての情報を各所から集めて開設して参りました。

母倉日は残念ながらかなりマイナーな暦注下段となっておりますので、六曜と比べると知られていません。

なので、冠婚葬祭で六曜よりも重視してしまうと理解されない可能性も高いと思われます。

トラブルを起こさないようにするためにも、母倉日の吉の力は自分だけが信じていると考えて色々と日程を組むのが吉となるでしょう。

地方や地域ごとの風習で何を優先するのかが大きく変わるのが冠婚葬祭ですが、それらが絡まなければ暦注下段に自分独自のルールを用いて行動しても問題ないのです。