換気扇のフィルター掃除はかなりしんどいとか大変というイメージがありましたが、昨今は簡単なやり方が動画を含めて色んなところで紹介されています。
今回はその中でも重曹をつかった換気扇掃除のやり方をわかりやすく解説して参ります。
家の掃除で役立つ重曹は換気扇掃除にももちろん使えるのです。
重曹を使っても汚れが落ちないときの対処方や、そもそも重曹を使うときには何を気をつけなければいけないのかも抑えておきましょう。
重曹を使って汚れた換気扇のフィルターをきれいに掃除する方法!
重曹を使った換気扇の掃除方法も各所で紹介されていますが、その中で今回は「【驚愕!!】4年間掃除してなかった換気扇の油汚れが重曹で・・・」という動画とセットで紹介させていただきます。
こちらの動画の中身を補足しつつやり方や用意する道具について紹介しましょう。
用意するもの
・ドライバー(換気扇を外すため)
・スプレーボトル(重曹スプレーを使って掃除する場合は)
・スプーン(重曹ペーストを塗り込むため)
・ゴム手袋
・スポンジ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
・歯ブラシ
・キッチンペーパー(使い捨てタイプ)
作業手順
取り外し可能なファンなら(動画での作業もこれ)
①養生する
②換気扇を取り外す
③シンクにお湯をためる
④換気扇を入れて重曹を入れる
⑤1時間から3時間放置する(動画では30分だが重曹は作用がおだやかなのである程度長めの方がいい)
⑦放置していた換気扇を取り出して歯ブラシを使って汚れを落とす
⑧汚れを落としたら水拭きをして、最後にから拭きをする
⑨外した換気扇を元に戻す
整流板やフィルターなどの大きなパーツ
①取り外したフィルターや整流板に隙間無く重曹をふりかける
②3時間程度放置する
④ティッシュやキッチンペーパーを使って大きな汚れを落とす
⑤スポンジを使って水洗いする
⑥換気扇と一緒に元に戻す
換気扇周りの取り外し不可能な部分
①重曹と水を2:1の割合で入れて混ぜて作った「重曹ペースト」や水200ccにつき小さじ2、3杯ほどの分量で混ぜた「重曹スプレー」を用意する
②「重曹ペースト」も「重曹スプレー」も汚れている部分に吹き付けて30分程度放置する
③放置が終わったらキッチンペーパーなどで拭き取る
※放置する時間が長めなので、放置している時間が一番短くなりやすい換気扇周りの取り外しできない部分の掃除をするのが吉
重曹を使うときの注意点は?
重曹を使うときの注意点は以下の3点です。
②アルミ・木材・畳・大理石・漆など使えない素材がある(換気扇の場合はアルミで引っかかることが多い)
③1度開封すると湿気で固まる可能性があるのでしっかりと密閉する(チャックが付いていないタイプならば密閉できる容器に移し替えるのも○)
換気扇掃除に重曹を使う場合はお湯を使っての対応になる事が多いので、溶けないことはほとんど無いのですが、重曹ペーストや重曹スプレーを使う場合は溶けずに残ってしまう可能性があります。
拭き取るときは重曹が残らないようにしっかりと拭き取り、スプレーにする場合も真水ではなくお湯を使って混ぜるようにすると溶け残りは防げるでしょう。
また、重曹はアルミと相性がよろしくないので使えないということも覚えておいてください。
重曹水やペーストにした場合は1週間から10日程度しか持ちませんので注意しましょう。
重曹を使っても汚れが落ちない時の対処法!
通常の重曹を使っても汚れが落ちない場合は、重曹ペーストにして塗り込むことで汚れが落としやすくなります。
重曹ペーストは汚れへの密着度が高まることで研磨作用や油の分解作用がより効果的に出てくれるので、重曹で汚れが落ちないけど重曹を活用したい場合の最終手段といえるでしょう。
水垢や皮脂汚れがキツイ場所や油汚れがひどすぎる場所に活用してください。
キッチン周りの場合はひどい油汚れが敵となりますので、この重曹ペーストはかなりの効力を発揮します。
これでもダメだった場合は酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダなどを使うといいでしょう。
重曹やクエン酸や過炭酸ソーダの使い分けについて
重曹といった掃除に役立つアイテムとして紹介されているものは現在だと大量にありすぎて使い分けができないという人もいるでしょう。
そんな人達のために「もう迷わない!重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ソーダの使い方(https://flets100.jp/lets/cat4/1425)」というサイトで用途別の使い方を画像付きで紹介しているので、そちらの画像をご覧ください。
表:重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ソーダのちょっとした使い分け
表:重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ソーダの得意分野について
こういった早見表がありますのでそちらをうまく活用して使い分けを行いましょう。
こうやって見ると重曹は何にでも使えるように見えてしまいますが、セスキ炭酸ソーダの方が強力なアルカリ性となりますので汚れがひどい場合はセスキ炭酸ソーダのような強力なアルカリ性のモノを使うといいでしょう。
換気扇のフィルターの掃除頻度は?
換気扇フィルターの掃除頻度は3ヶ月に1回程度とか半年に1回と言われていますが、そもそも換気扇を全く使わないという人は1年に1回程度の掃除でも十分でしょう。
わかりやすく記載すると、料理を全くすることがなく換気扇を使うことも少ないという人ならば1年に1回程度でもokということです。
ただし、頻繁に料理をするという人や油を使う頻度がかなり多いという人は3ヶ月に1回でも少ない可能性があります。
油汚れを防ぐには換気扇に油汚れが付きにくくなるためのフィルターを後付けするという方法もありますが、それでも完全に防ぐことはできませんので使用頻度が多い人は掃除する回数も増やした方がいいです。
フィルターが汚れたままだとどうなる?
換気扇やフィルターが汚れたままだと以下のようなトラブルが発生します。
・電気代増加
・カビの発生
・故障確率アップ
・火事発生率アップ
その中でも致命的なのが火事発生率が上昇してしまうということでしょう。
火事に繋がるとすべてを失いますので、換気扇の掃除頻度は本当に意識しないといけないのです。
換気扇周りの油汚れが蓄積し始めるとキッチンに嫌な臭いが滞留するようになりますので、臭いからそろそろ掃除をした方が良いと判断するのもありとなっています。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は換気扇フィルターを重曹を使って掃除するにはどうしたらいいのかを紹介して参りました。
重曹を使うと簡単に換気扇もフィルターもセットで掃除することができますが、重曹は保管方法を間違えると使えなくなることもありますので、きっちりと使った後のケアも考えておきましょう。
汚れが落ちにくい場所でも重曹ペーストを使うことで落とせることが多々ありますので、通常の重曹と重曹ペーストを使い分けて綺麗にしましょう。
重曹を使って換気扇以外の掃除をする方法!
重曹を使うと換気扇以外のところもしっかり掃除することができます。
ここでは重曹を使ってどこを掃除することができるのか、詳しくみていきます
ぜひ参考にしてくださいね。
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