換気扇はキッチンの使用頻度が高いという人は3ヶ月に1回程度掃除をしていますが、そこまで使わないという人や換気扇掃除を意識したことがないという人は頻度も極端に落ちると思います。
そこで、今回はこの換気扇掃除の頻度に注目し、どの程度で掃除するとベストなのか、汚れを放置するとどうなるのか、換気扇掃除をするときに役立つグッズや汚れる原因などをまとめていきたいと思います。
換気扇の汚れを防ぐ掃除頻度はどのくらい?
換気扇の使用頻度はキッチンの使う頻度によってかなり変わりますが、基本的には1年に1回から4回という答えが多いようです。
キッチンの使う頻度が非常に多いという環境にあるという人は月に1~2回の頻度しているという情報もあります。
ただし、放置すると換気扇は非常に危険ですので1年に1回程度は掃除することを強く推奨します。
最悪の場合火事の原因になるので1年に1回は掃除してください。
火災で死ぬ可能性が本当にありますので、換気扇の掃除だけは絶対にさぼってはいけません。
汚れを放置しているとどうなるの?
換気扇の掃除を怠るとどうなるのか、それは以下のような現象が発生します。
・電気代増加
・カビの発生
・故障確率アップ
・火事発生率アップ
掃除を怠るとまず異臭が発生するようになります。
換気扇の汚れの原因は基本的に油汚れが中心ですので、放置期間が長くなると独特の臭いがするようになります。
空気の流れも悪くなるのでキッチンが嫌な臭いのたまり場にもなってしまいます。
さらに放置するようになるとこの油汚れに誇りがくっつくようになって換気扇そのものの性能がダウンして入り口が詰まっていきます。
こうなると換気扇が本来の性能を発揮するためにはハイパワーで動かし続ける必要があるので、電気代もアップしてしまうのです。
換気扇次第にもよりますがフルパワーで動き続けるためにうるさいと感じることすらあるでしょう。
ここまで放置し続けると油汚れによってまともに動かなくなってしまっているので空気の流れそのものが悪くなりますので、湿気が除去できなくなりカビも発生するようになるのです。
油汚れは水分が含まれているので大量の油汚れがくっついている換気扇は湿気がこもる場所にいるということになります。
湿気がありすぎる場所にいるとそれだけ腐食する可能性が高まるので、換気扇の故障率も高まるのです。
ここまでボロボロになると油汚れが酸化してしまって引火する確率も上がります。
こうなるとガスコンロの火に引火してしまうことで火事の発生率もアップしてしまうのです。
ここまで来ると本当に危険ですので、換気扇の掃除は最低でも1年に1回はするように意識してください。
オススメの換気扇の掃除のやり方!
換気扇掃除のやり方はいくつかありますが、今回は重曹を使ったやり方について紹介します。
やり方を順番通りに紹介すると以下のとおりです。
換気扇を取り外すための準備をする(換気扇の電源を切る・キッチンや床が汚れないように新聞紙を敷く・届かないなら脚立を用意する・必要な道具を用意しておく等)
⇒換気扇を外してお風呂や流し台といった水を使える場所に持っていく
⇒お湯をためてそこに換気扇を漬ける
⇒重曹を50~60g程度換気扇を漬けているお湯に入れる
⇒30分程度放置する
⇒歯ブラシを使って換気扇を擦って汚れを落とす
このようなやり方になりますが色んな方法がありますので気に入ったやり方をとりいれてください。
換気扇のタイプによって外し方も変わってきます!
現代日本における換気扇のタイプは大きく分けて4種類です。
それは「浅型」「深型」「整流板付」「プロペラ型」ですが、昔は壁にプロペラファンが埋め込まれた「プロペラ型」の換気扇が主流でした。
ちなみに「プロペラ型」の換気扇は「プロペラファン」と「シロッコファン」と「ターボファン」がありますが、今回動画で紹介したタイプは「シロッコファン」となっております。
「浅型」は換気扇本体のすぐ下にフィルターがついているタイプで、ねじで取付けているタイプがほとんどです。
「深型」のレンジフードは換気扇内部を覆っているレンジフードがかなり深くなっているタイプのことで、こちらはねじではなく取っ手がついていることが多く、外すときは手前の取っ手を上にずらしてください。
「整流板付」のレンジフードは整流板という板で覆っているタイプのレンジフードで、最近できた家屋で良く取り入れられている換気扇です。
フィルターを外すときはこの板を外す必要があるのですが、板を固定しているものはストッパーかねじなのでどちらかですので、きちんと対応してください。
次は昔の換気扇で非常に多い「プロペラタイプ」について解説します。
「プロペラタイプ」の換気扇はフィルターがついているものもあればついていないモノもありますが、外すときは手前の取っ手を上にずらすというやり方になります。
換気扇の掃除に効果的な洗剤やグッズ!
換気扇の掃除に役立つグッズは色々とありますので一挙に公開します。
・キッチンクロス
・ラップ
・歯ブラシ
・重曹
・食器用洗剤
・キッチンペーパー
・バケツ
・漂白剤
これらの道具があると作業がかなり楽になります。
今回は重曹と歯ブラシを使ったやり方になりますので、こちらを採用するという人は重曹と歯ブラシが必須となるでしょう。
他の方法では漂白剤に漬けおくとか、食器用洗剤50ml+重曹50gを混ぜてキッチンペーパーに塗って換気扇に貼るというやり方もありますので、それらにまつわるグッズも紹介しています。
また、掃除の頻度を減らしたいという人は油汚れが付きにくくなる「貼るだけフィルター」を付けておくといいでしょう。
これで掃除頻度を確実に減らすことができます。
ただし、換気扇の吸引力が下がってしまうので注意してください。
換気扇が汚れる原因はなに?
換気扇が汚れてしまう要因は油と埃です。
この2つが原因で一気に汚れていきます。
しかも、今の日本は唐揚げとかとんかつといった揚げ物が大人気なのでそれだけ油汚れが発生する確率も上がっております。
逆に、家出全く料理をしないという人は油汚れが付くこともほとんどありませんので、換気扇掃除の頻度を減らしても問題ない状態になるのです。
今の日本の食卓は炒める・焼く・揚げるといった油を使う料理が多いので、家で料理をする頻度が多いという人はどうしても油汚れが発生するようになってしまいます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は換気扇の掃除頻度や掃除の仕方について記載しました。
換気扇の掃除頻度はどれだけキッチンで料理をするのかで大きく変わってきます。
使う頻度が多いという人はそれだけ油汚れが発生することも多くなりますので、1ヶ月に1回は掃除をした方がいいでしょう。
漬け置きにしたり放置したりする換気扇掃除が色々と紹介されていますので、それらをうまく取り入れて簡単な掃除方法を身につけてください。
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