今回は“先負に宝くじを買うと当たりにくい?購入するオススメの時間帯は?”と題して、宝くじと六曜の先負の関係性についてお話しします。
運の要素が100%に近い宝くじこそ、その日の吉凶が良い方が当たる確率が高いと考えてしまうのは自然のことです。
そこで、多くの六曜を調べてきた筆者が先負と宝くじのような運が必要な要素、博打的な何かとの相性を考察していきましょう。
また、宝くじの購入にオススメの六曜はどうなっているのか、宝くじと相性のいい吉日はあるのか、宝くじを買わないほうがいい凶日はどうなのかも調べていきます。
先負に宝くじを買うと当たりにくい?
結論から言うと、友引と宝くじの当選確率の関係を明確に示した統計データはありません。
また、個人的な見解ですが、先負に宝くじを買うのは六曜を信じている方ほど推奨できないでしょう。
先負は勝負事や急ぎ事と相性が悪いため、勝負事に関係する賭け事全般はオススメできないからです。
宝くじが勝負事かどうかは議論の余地があるかもしれませんが、筆者的にはアウトと判断しています。
先負の意味と由来について
今回は先負についての情報を改めて紹介します。
先負の意味
先負(せんぶ)は、「負」の字から縁起が悪いように思えますが、実は午後は吉とされ、六曜の中でも比較的吉日とされています。
なお、読み方は「さきまけ」や「せんまけ」でも正解です。
先負は「静かに過ごせば、幸運が舞い込む」とされている日であり、午前中は凶で午後は吉の日となっています。
ただし、勝負事や急ぎ事とは相性が悪いので要注意となっています。
先負の由来
先負を含めた六曜は、中国で生まれた時間の吉凶を占う「小六壬(しょうろくじん)」という占術に由来します。
陰陽五行思想に基づき、易経の考えを取り入れたものです。
室町時代に日本に伝来した際、日本の陰陽道の影響を受け、名称や解釈が変化しました。
小六壬で使われていたのは「大安・留連・速喜・赤口・将吉(小吉)・空亡」だったのですが、これが変化して「大安・友引・先勝・赤口・先負・仏滅」になったようです。
先負に宝くじを買うときのオススメの時間帯
先負にオススメの宝くじ購入タイミングは午後です。
午前中は凶なので推奨できません。
ただし、先ほど記載したように、先負は勝負事とは相性が悪いので、六曜が気になるという方は別の日にした方がいいでしょう。
宝くじの購入にオススメの六曜は?
六曜は、日本の暦注のひとつで、一日の吉凶を6つのパターンで表したものです。
以下の6つに分けられています。
大安
万事が吉の日、この日は丸一日吉
友引
大安に次ぐ吉日で結婚式等のお祝い事に吉の日、正午ごろ(11時~13時)だけ凶で他は吉
先勝
賭け事などの勝負事が吉となる日、午前が吉で午後が凶
先負
あまり激しく動くことを推奨されない日、午前が凶で午後が吉
赤口
大事を行うには良くないとされている凶日、正午ごろ(11時~13時)だけ吉で他は凶
仏滅
終日凶、万事に凶であり特にお祝い事がNGとなる
ここから見るとわかるように、オススメなのは大安・友引・先勝当たりでしょう。
先勝は勝負事と相性がいいので、宝くじ購入を勝負事として捉えている方は有効活用できる日となっています。
宝くじと相性のいい吉日は?
宝くじの購入にオススメの吉日をここでは六曜も含めて紹介しましょう。
大安
大安吉日、とにかく1日吉なので宝くじ購入日で迷ったらこれ
友引
大安に次ぐ吉日で、今回の議題
先勝
午前中が吉の六曜で、勝負事と相性が良し
天赦日
日本の暦の上で最高の吉日で、1年に5回か6回程度しか発生しない。何をやってもプラスの日なので、金運を含めた総合的な運気がアップ
一粒万倍日
『一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる』という意味があり、新しいことやプラスになることが倍になって帰ってくると言われている吉日。ただし、借金も倍になるので注意が必要
寅の日
寅は『千里行って千里戻ることができる』という故事やその柄から金運アップの象徴とされている。そのため、お金を使っても戻ってくると考えられている
巳の日
いわゆる蛇の日、蛇は財運の神である弁財天の使いなので、その力にあやかって金運が上がる日とされている
己巳の日
巳の日の力がよりパワーアップした吉日
天一天上
天一神という方角を司る神様が天へ帰っているため運気が上昇している日、目的に向かって真っすぐ進んでいく運が上昇すると言われている。宝くじ売り場に出かけるという考え方なら通用する
大明日
暦には『大明』と書かれる暦注下段。隅々まで太陽の日が照る日という意味があって吉事全般と好相性
天恩日
暦には『天おん』と書かれる暦注下段。天の恩恵を受ける日という意味があり、吉事全般と好相性
復日・重日
吉日と重なることで吉日の効果が増し、凶日と重なることで凶日の効果が増す日。一粒万倍日と似ている
いろいろと宝くじ購入に繋がりそうな慶事を並べたので参考にしてください。
宝くじを買わないほうがいい凶日は?
次は宝くじの購入が推奨できない凶日を紹介しましょう。
仏滅
六曜で一番縁起の悪い日。
赤口
六曜で二番目に縁起の悪い日。
受死日
一部のカレンダーでは『●』の印で表される凶日で、最悪の大凶日とされています。黒日とも呼ばれ、買い物も避けた方が良いでしょう。
十死日
受死日に続く凶日で、あらゆる事柄に凶が伴うとされています。慎重に行動することが重要です。
不成就日
何をしてもうまくいかないとされる凶日で、買い物も含めて避けることが勧められます。
他にもいろいろと凶日はありますが、とりあえずこのぐらいを意識すれば十分だと思います。
宝くじによく当たる人がしている行動は?
宝くじに当選しやすい人が実践していると言われている習慣をご紹介します。
こちらは統計学的に本当に運気が上がったというデータに基づいたものではありません。
あくまでもこれで運気(特に金運)が上がると言われているやり方になっています。
金運アップの財布を準備する
・新調する際は、黒、緑、茶色などの金運カラーを選ぶ
・財布の中身を整理し、レシートや不要なポイントカードは処分
・お札は向きを揃えて入れる
スマホ決済で金運アップする
・黄色などの金運カラーのケースを使う
・アプリのアイコンを整理整頓し、金運アップに繋がるデザインを選ぶ
金運アップの食事を用意する
・黄色い食べ物 (例:プリン、目玉焼き、パンケーキ)
・丸い形をした食べ物 (例:みかん、トマト、おにぎり)
パワーストーンを活用する
・ルチルクォーツなどの金運アップ効果を持つパワーストーンを身に着ける
徳を積む習慣を身につける
・周囲の人々に親切にする
・ボランティア活動に参加する
・困っている人を助ける
金運アップのパワースポット巡りをする
・金運に御利益がある神社仏閣を訪れる
・金運スポットとして有名な場所に行く
購入場所や購入方法にもこだわる
・過去に高額当選が出ている売り場で購入する
・縁起の良い数字を選ぶ
・買い方を変えてみる (例:バラ買い、機械買い)
これらの習慣を参考に、自分に合った方法を見つけて実践してみましょう。
先負に関するよくある質問まとめ
「先負」とは具体的にどのような意味がありますか?
「先負」は六曜の一つで、この日は午後は吉とされますが、午前中は凶とされる日です。
したがって、重要な行事や仕事、決断をする場合は午後を選ぶと良いとされています。
文字通り、「先んずれば負け」という意味を持ちます。
先負の日に避けるべきことはありますか?
先負の日は午後から運勢が上昇するとされるため、特に新しいことを始める、重要な契約を結ぶ、大きな買い物をするといった行動は午後にした方が良いとされています。
午後に行動計画を立て、午前中は控えめに過ごすのがおすすめです。
結婚式や入籍は先負の日に避けるべきですか?
伝統的な意味合いでは、先負の日は午後から運が上がるとされているため、結婚式や入籍などの重要なイベントは午後が無難とされています。
ただし、現代では六曜を重視しない人も多く、最終的には個人の判断に委ねられます。
先負の日に良いとされる行動はありますか?
先負の日の午後は比較的良い時間帯とされているため、日々のルーティンワークや準備作業、計画立案などは有効に行えるとされています。
また、午前中はリラックスするための時間として使うのも良いでしょう。
先負の日は他の六曜とどのように関係していますか?
六曜は「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」という6つの日の周期で構成されており、それぞれに特有の意味があります。
「先負」はこのサイクルの中で、行動をする際に時間帯を考慮する必要がある日として位置付けられています。
六曜は日本の暦の中で古くから人々の生活に密接に関わってきた文化の一つであり、各日が持つ意味を理解することで、より良い日々を送るための指針とされています。
先負の日には、旅行を始めるのは避けるべきですか?
伝統的には、先負の日の午後は運勢が上昇するとされているため、新しいことを始めるのは午後からが良いとされます。
そのため、理想的には旅行を始めるのも、特に重要な出発や決定事項は午後に行うか、または先負の日を避けて計画することが勧められます。
しかし、現実にはスケジュールの都合上避けられない場合も多く、最終的には個人の判断によります。
先負の日に重要な商談を行うのは不利ですか?
先負の日は午後から運勢が上昇するとされるため、理想的には重要な商談は避けるか、または午後に行うのが良いでしょう。
しかし、商談の成功は日選びだけでなく、準備や相手との関係性など多くの要因に左右されます。
従って、六曜を参考にしつつも、十分な準備と自信を持って臨むことが最も重要です。
先負の日に生まれた人には特別な意味がありますか?
六曜は主に行事や日々の活動を計画する際に参考にされるものであり、個人が生まれた日に特別な意味を持つ文化的背景はありません。
先負の日に生まれた人が特別な運命を持つという考え方は一般的ではなく、誰もが自身の努力や選択によって未来を切り開いていくことができます。
先負の日には何をするのがベストですか?
先負の日の午後は比較的良い時間帯とされているので、日常業務や計画を立てるなど、すでに進行中の活動を進めるのに適しています。
午前中は新しいことを避け、既存の業務の整理や準備、翌日以降の計画を考えるのに適した時間と考えると良いでしょう。
また、個人的な時間を大切にし、リラクゼーションや趣味の時間を過ごすのもおすすめです。
先負の日の過ごし方で運気を向上させる方法はありますか?
先負の日に運気を向上させるためには、午前中にポジティブな行動を起こし、明るい気持ちで一日をスタートさせることがおすすめです。
また、運気が上がるとされる午後には、積極的に行動を行うと良いでしょう。
自然に触れる散歩や、好きな音楽を聴くなどして、心を穏やかに保つことも運気向上に繋がります。
先負の宝くじまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は六曜と先負の関係性についてまとめつつ、他の六曜と宝くじの関係などもまとめました。
運気は明確に数値に見えないので、ここで紹介した運気が上がる行動が全くの無意味になるというパターンも当然あるでしょう。
こういうのは本当に気の持ちようといった部分もあるので、運気を上げたいという強い気持ちを持って行動することが大切なのです。
最初から全く信じていないという人は、あまり意識しなくてもいいとは思います。
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