今回のテーマは、冷蔵庫の掃除に関する頻度とそのポイントです。
一体どれほどの間隔で掃除を行うのが理想的なのか、特に汚れやすい箇所はどこなのか、そして手軽にできる掃除方法はあるのかなど、具体的な情報をまとめてご紹介します。
加えて、日々のちょっとしたお手入れ方法や冷蔵庫を清潔に保つコツも併せて解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、冷蔵庫を綺麗に保つための知識を得ていただければと思います。
興味深い情報がたくさんありますので、どうぞお楽しみに!
冷蔵庫の掃除頻度はどのくらいがオススメ?
冷蔵庫の掃除頻度についてまずまとめます。
これは人によって意見が分かれているので、いろいろとネット上で情報を調べまくった上で多かった意見を採用するという形で見ていきましょう。
冷蔵庫の外観:簡単な掃除は1週間に1回、本格的な掃除は3ヶ月に1回
冷蔵庫の中:簡単な掃除は1週間に1回、本格的な掃除は1年に1回
製氷機:給水タンクや製氷皿は1週間に1回、貯氷ケースやパイプ内部は1ヶ月に1回
野菜室:簡単な掃除は1週間に1回、本格的な掃除は1年に1回
ドア内側やパッキン:簡単な掃除は1週間に1回、本格的な掃除は1年に1回
ざっくりと分けるとこのような形になります。
ただし、これらの頻度は推奨ですので、気になる汚れがあったら即行動することを推奨します。
具体的には冷蔵庫にしまった汁物やジュースがこぼれてしまったといったトラブルが発生したら、真っ先に行動して拭き取るといった形です。
というのも、汚れている状態で放置することに対するリスクが冷蔵庫関連だと非常に高いからです。
例えば、冷蔵庫の内側にある汚れを放置してカビが生えると、カビに汚染された食品を食べ続けることになるため衛生的に非常によろしくありません。
外観の汚れを放置すると埃などで空気の通り道がなくなって電気代がアップするといった問題もありますが、何よりもコンセント周りが掃除されずに火事の原因になるかもしれないというリスクがあるのが怖すぎます。
簡単にできる冷蔵庫の掃除方法!
それでは具体的に簡単に掃除できるやり方を紹介しましょう。
ここでは1週間に1回行ってほしい簡単掃除のやり方をまとめます。
給水タンクや製氷皿の掃除方法については、画像や動画があるパナソニックのものを実例に取り上げてますので、メーカーが違うという方は取扱説明書を確認しつつやり方をアレンジしてください。
準備するもの
・ゴム手袋
・スポンジ
・食器洗い用中性洗剤
・重曹
・アルコール除菌スプレー
・空のスプレーボトル
・古歯ブラシ
・キッチンペーパー
・綿棒
・重曹
・食用クエン酸
・食紅
・マイクロファイバークロス
・台座
・モップ
・クイックルワイパー
やり方
それではそれぞれの掃除の簡単なやり方をまとめましょう。
冷蔵庫の中を簡単に掃除する方法
①食品をとりだして置く場所に新聞紙を敷いておく
②ゴム手袋を着用し、スプレーボトルにお湯100mlと重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作る
③掃除をする場所の中身を全部取り出して養生しているスペースにおく
④キッチンペーパーに重曹水を噴射して、冷蔵庫内側全体を丁寧に拭いていく
⑤汚れがひどい場所は古歯ブラシも使ってこすり洗いする
⑥綿棒に重曹水を染みこませてゴムパッキンなどの掃除をしにくい場所を掃除していく、その後にアルコール除菌スプレーを綿棒にスプレーして除菌する
⑦水で濡らしたマイクロファイバークロスで重曹水で拭いた場所を丁寧に拭き取っていく
⑧乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす
⑨食材を元に戻して終了
冷蔵庫の外を簡単に掃除する方法
①台座とモップを使って冷蔵庫の上や横の埃をある程度除去する
②床面はクイックルワイパーを使って拭き取る
③コンセント周りは埃が集まりやすいので、丁寧にモップなどで埃を除去する
給水タンクの簡単な掃除方法
①取扱説明書を確認してパーツや分解方法をチェックする
②冷蔵庫から給水タンクを取り外して蓋を取る
参照URL:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/consumables/ice_machine/
③蓋を取ったら浄水フィルターを回しながら取り外す
参照URL:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/consumables/ice_machine/
④取り外した浄水フィルターは優しく水道水で洗う
参照URL:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/consumables/ice_machine/
⑤蓋の裏側にあるゴムパッキンも取り外す
参照URL:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/consumables/ice_machine/
⑥フィルター以外の取り外したパーツ全体をスポンジと食器洗い用中性洗剤を使ってこすり洗いしていく
⑦ゴムパッキン部分は掃除が非常にしにくいので、綿棒などを使って洗剤を染みこませて掃除していく
⑧給水タンクの外側や蓋の外側などの水が直接触れない場所を丁寧にマイクロファイバークロスで拭く
⑨取り外したパーツを元に戻す
⑩給水タンクに水300ccと食用クエン酸大さじ1杯と食紅耳かき1杯くらいを混ぜ合わせる
⑪食紅が混じったクエン酸水が入った給水タンクを冷蔵庫に設置して1晩置く
⑫色つきの氷ができたら、給水タンクにフィルターを元に戻し通常の水で氷を作って、色つき氷が出なくなるまで繰り返す
⑬氷の受け皿が着色する可能性があるので、そちらも水で洗っておく
⑭給水タンクを冷蔵庫側に設置したら終了
自動製氷機や製氷皿の簡単な掃除方法
①取扱説明書で製氷機についてどのように記載されているかをチェックしておく
②製氷皿を取り外すときに動作しないように冷蔵庫側で『製氷停止』を3秒以上押す
③ランプがきちんと点滅したら、製氷皿のロックを外して製氷皿を取り出す
④流水で丁寧に水洗いする
⑤裏面を丁寧にマイクロファイバークロスなどで拭き取ったら元に戻して、ロックする
⑥冷蔵庫側のパネルで『製氷停止』を解除する
注意点
冷蔵庫で特に汚いところはどこ?
冷蔵庫で特に汚れやすい場所は野菜室と給水タンク、そしてドアパッキンです。
冷蔵庫内部や冷蔵庫の外側はかなり目立つので、汚れたら掃除する気持ちになりやすいのですが、野菜室は底面が見にくく汚れても気がつきにくいですし、パッキンも汚れても気がつきにくいという共通点があります。
給水タンクもカビが発生しないと汚れているか気がつかないという問題点があり、この3ヶ所は特に汚いところと言えるでしょう。
毎日できるお手入れ方法は?
簡単にできるお手入れ方法としては、重曹水を用意しておきキッチンペーパーに含ませて棚やトレイを拭き取るといった行動になるでしょう。
吹きこぼれなどが発生したときもこの対応で問題なしです。
冷蔵庫を綺麗に保つコツ!
冷蔵庫を綺麗に保つにはいくつか意識してもらいたい点があります。
まずは食品や調味料の保存方法に気を付けてください。
食品は密閉容器やラップなどでしっかり包んで保存し、調味料はキャップを閉めてこぼれないようにすると、汚れや臭いを防げます。
次は食品の消費期限や賞味期限をチェックすることです。
消費期限や賞味期限が過ぎた食品は早めに処分すると、カビや悪臭の原因を減らせます。
冷蔵庫の中を定期的に整理するのも重要です。
冷蔵庫の中がギュウギュウに詰まっていると、冷気の循環が悪くなり、電気代の無駄や食品の傷みの原因になります。
必要なものだけを入れて、空間を確保しましょう。
最後に、冷蔵庫の設定温度を適切にすることです。
冷蔵庫の設定温度が高すぎると、食品が傷みやすくなります。
一般的には、冷蔵室は5℃以下、冷凍室は-18℃以下が目安です。
冷蔵庫の掃除に関するよくある質問
冷蔵庫の掃除はどれくらいの頻度で行うのが適切ですか?
冷蔵庫の掃除の適切な頻度は使用状況によりますが、一般的には大掃除を月に1回、そして毎週のように食品の整理や表面のサッと拭き取りを行うことを推奨しています。
これにより、食品の鮮度を保ち、不潔な状態を防ぐことができます。
冷蔵庫の臭いの原因と、臭いを取り除く方法は何ですか?
冷蔵庫の臭いの主な原因は、古くなった食品やこぼれた液体などの汚れです。
臭いを取り除くためには、定期的な掃除と食品の整理が必要です。
また、重曹やコーヒーの豆を冷蔵庫内に置くことで臭いを吸収することができます。
冷蔵庫の掃除に使う洗剤は、どのようなものがおすすめですか?
冷蔵庫の掃除には、食品と直接触れる可能性があるため、食品に安全な中性洗剤がおすすめです。
また、エコ洗剤や重曹と水を混ぜた自家製の洗剤も効果的で、安全性が高いと人気です。
冷凍室の霜取りは、どのように行えば良いですか?
冷凍室の霜取りは、まず冷凍食品を他の場所に移し、冷凍室の電源を切って氷を解かします。
氷が解けたら、タオルなどで水分をしっかりと拭き取り、乾燥させてから電源を入れます。
定期的な霜取りは、冷凍室の冷却効率を高めることができます。
冷蔵庫の裏側やコンプレッサーの掃除はどのように行えば良いですか?
冷蔵庫の裏側やコンプレッサーにはホコリが溜まりやすいため、柔らかいブラシや掃除機を使って定期的にホコリを取り除くことが必要です。
ホコリが溜まると冷蔵庫の冷却効率が下がる可能性があるため、年に2〜3回の掃除を推奨しています。
冷蔵庫内の湿度管理はどのようにすれば良いですか?
冷蔵庫内の湿度管理は食品の鮮度を保つために非常に重要です。
野菜や果物は湿度が高い「野菜室」に、肉や魚は低湿度の場所に保存すると良いでしょう。
また、湿度を吸収する除湿剤を配置することで、適切な湿度を維持するのに役立ちます。
冷蔵庫のドアパッキンの掃除や手入れのコツはありますか?
ドアパッキンは冷蔵庫の密閉性を保つための重要な部分ですが、汚れやすい場所でもあります。
中性洗剤を使用して柔らかい布で拭き取ることで、汚れやカビを予防できます。
また、ドアパッキンの乾燥は劣化の原因となるため、掃除後はしっかりと乾燥させることが大切です。
冷蔵庫の省エネリーのための掃除のポイントは何ですか?
省エネリーのための掃除のポイントとして、コンデンサーや排気口のホコリを定期的に取り除くことが挙げられます。
これにより、冷蔵庫の冷却効率が向上し、無駄な電力消費を減らすことができます。
また、冷蔵庫内の氷や霜も定期的な除去が必要です。
食品の臭いが冷蔵庫内にこびりつくのを防ぐ方法は?
食品の臭いを防ぐためには、食品を保存する際に密封容器やラップを利用してしっかりと封をすることが効果的です。
また、生ものや臭いの強い食材は、専用の保存袋や容器に入れて保存すると、他の食品への臭いの移りを防げます。
冷蔵庫の掃除時に注意すべき点は何ですか?
冷蔵庫の掃除時には、電源を切り、食品は冷蔵庫から取り出してください。
また、冷蔵庫内を拭き取る際は、水分をしっかりと絞った布を使用し、余分な水分が残らないよう注意することが大切です。
そして、洗剤を使用する場合は、食品に影響のないものを選び、掃除後はしっかりと洗剤の残りを拭き取ることが必要です。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は冷蔵庫の掃除頻度はどのくらいがオススメなのか、特に汚いところはどこかを解説してきました。
○基本的に簡単な掃除は1週間に1回程度の頻度
○冷蔵庫内でもカビが発生するので掃除は必要
○野菜室やドアパッキンや給水タンクは汚れに気づきにいので要注意
掃除の仕方は場所によって異なりますが、どれも難易度はそこまで高くはありません。
1回も掃除をしたことがないという方は冷蔵庫掃除をしてみてはいかがでしょうか。
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