ウッドデッキがあるベランダというのは開放感があり晴れた日は本当に最高のスペースになってくれますが、通常のベランダとは違うのでお手入れ方法も変わってきます。
そこで、今回はマンションにあるベランダのウッドデッキを掃除する方法を詳しく解説しましょう。
ウッドデッキの掃除頻度はどうなっているのか、防水加工がされているのなら掃除はそもそも不要なのか、長持ちさせるためにはどうしたらいいのかといった疑問点にもお答えします。
マンションのベランダにあるウッドデッキを掃除する方法!
マンションにあるベランダがウッドデッキタイプになっているのなら、掃除方法がかなり限定されます。
ウッドデッキは『ハードウッド』と『ソフトウッド』と『人工木』と『天然木』など種類がいくつかありますが、基本的なやり方は一緒です。
準備するもの
・新聞紙
・ほうき
・ちりとり
・デッキブラシ
・ブラシ
・雑巾
・掃除用手袋
・バケツ
やり方
基本的なやり方はほこりを除去してから水拭きして、汚れがひどいところは洗剤を使って綺麗にするというものです。
通常のベランダ掃除より圧倒的に掃除難易度は低くなっています。
①掃除用の手袋を着用して、ベランダにあるプランターなどをいったん全部どかす
②新聞紙を濡らしてちぎりほこりが溜まっている場所を中心にばら撒く
③ほうきやちりとりを使ってほこりやちりを除去する
④あまりにもほこりやちりが溜まりすぎているのなら②と③をひたすら繰り返す
⑤水を使ってウッドデッキ全体を濡らしたあとにデッキブラシで水拭きする
⑥汚れがひどい場所は中性洗剤をかけてデッキブラシでこすり洗いする
⑦全体に水をかけて洗剤をしっかりと落とす
⑧太陽光でしっかりと乾かす
⑨乾かしたら動かした物を元に戻して終了
注意点
ウッドデッキの掃除頻度は?
ウッドデッキの掃除頻度は、使用頻度や気候条件によって異なりますが、一般的には春と秋に一度、大掃除をするのが良いでしょう。
また、定期的に掃除機やブラシを使用して、落ち葉や小石などのゴミを取り除くことも重要です。
さらに、雨上がりなどで水が溜まっている場合は、すぐに水を切って乾かすことが必要となります。
定期的なメンテナンスを行うことで、ウッドデッキを長く美しく保つことができるでしょう。
ただし、天然木は繊細な木材なので他のウッドデッキと比べてもそこまで汚れには強くないと言われています。
天然木のウッドデッキに住んでいる方は頻度を増やして掃除をした方がいいでしょう。
防水加工されていれば掃除はしなくてもいい?
防水加工されたら確かに雨による被害は出にくくなります。
しかし、長期間放置していると表面の汚れやカビが付着し、木材の劣化を進めることがあるので完全放置はNGです。
また、防水加工が剥がれた部分から水が侵入し、腐食や変色の原因となる可能性もあるため、定期的な掃除は必要です。
防水加工がされている場合でも、メーカーの指示に従って適切なメンテナンスを行うことが重要です。
防水加工は無敵ではありません。
時間が経過するとその効果は薄れて剥がれてしまうので、防水加工がされたベランダでも綺麗にするという意識は持った方がいいです。
ウッドデッキを長持ちさせるオススメの方法!
ウッドデッキを長持ちさせるには以下の要点を押さえるといいでしょう。
定期的な掃除
ウッドデッキは、定期的な掃除を行うことで、汚れやカビ、コケなどから守ることができます。
掃除の際は、ブラシでのこすり洗いなどを行い、汚れをしっかりと落としましょう。
防腐処理
ウッドデッキは、湿気や水分によって腐食しやすい素材です。
定期的に防腐処理を行い、腐食を防ぎましょう。
これでしっかりと長持ちします。
塗装
ウッドデッキには、塗装を行うことで木材を保護し、美しさを保つことができます。
しかし、塗料選びには注意が必要です。
素材に合わない塗料を使用すると、木材に負荷をかけてしまい、逆効果になることがあります。
換気
ウッドデッキは、換気が必要です。
地面に近い位置にあるウッドデッキは、湿気や水分がたまりやすく、木材の腐食を招く原因になります。
定期的に換気を行い、風通しを良くしましょう。
傷や凹みの修復
ウッドデッキには、傷や凹みがつきやすいというデメリットがあります。
これらの傷や凹みを放置しておくと、水分が入り込んで腐食を招くことがあります。
傷や凹みがある場合は、早めに修復するようにしましょう。
これらのポイントを抑えて、定期的なメンテナンスを行うことで、ウッドデッキを長持ちさせることができます。
自分でなかなか掃除ができない人は?
自分でなかなか掃除ができないという人はプロの業者に依頼するといいでしょう。
自宅がウッドデッキであるという事をきちんと伝えて、見積もり対応で納得できてかつ口コミなどの評価が良い店舗に依頼すると安全です。
塗装などの作業はなかなかできないので、ベランダのウッドデッキの修理なども対応しているところを探して依頼して綺麗な状態に戻しましょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか?
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか?
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか?
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか?
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか?
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか?
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか?
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか?
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はマンションにあるベランダのウッドデッキを掃除する方法を紹介しました。
ウッドデッキはかなり珍しいですが、メンテナンス方法もちょっと独特なので選ぶ時はそちらも意識してください。
また、同じウッドデッキでも素材でかなりメンテナンス部分が変わってくるので、ウッドデッキという単語だけではなく中身も要チェックです。
天然木は見た目はいいのですが、メンテナンスという部分では結構キツいので個人的にはあまりオススメできません。
コメント