ベランダには様々な汚れが溜まりますが、放置しすぎるとコケが発生してしまうことすらあります。
今回はコケ被害も発生しやすいマンションのベランダの側溝に溜まった汚れをきれいにする掃除方法を紹介しましょう。
厄介な汚れが発生してしまったときの対処法を紹介する内容になりますので、コケやカビに悩まされている方も参考にしてください。
マンションのベランダの側溝に溜まった汚れをきれいにする掃除方法!
マンションのベランダの側溝部分に溜まった汚れを落とすために今回はやり方をいろいろとまとめていきます。
あくまでも側溝掃除にのみ注目するので、全体掃除についてはある程度省いて紹介します。
準備するもの
・ラップ
・消毒用エタノール
・洗浄力高めの中性洗剤(ウタマロクリーナーなど)
・新聞紙
・ほうき
・ちりとり
・ブラシ
・雑巾
・掃除用手袋
・バケツ
やり方
今回は側溝掃除にのみ注力していますが、それだけでもやるべき事は多いので結構厄介です。
掃除としては強い洗剤は最後に使うというやり方になっています。
①掃除用の手袋を着用して、ベランダにあるプランターなどをいったん全部どかす
②新聞紙を濡らしてちぎりほこりが溜まっている場所を中心にばら撒く
③ほうきやちりとりを使ってほこりやちりを除去する
④あまりにもほこりやちりが溜まりすぎているのなら②と③をひたすら繰り返す
⑤水を使って側溝内部を濡らしウタマロクリーナーを噴射しつつブラシでこすり洗いをする
⑥これで汚れが落ちたのならその後に消毒用エタノールを噴射して終了、汚れが落ちないのなら乾いた雑巾で拭いて水気を飛ばす
⑦水気を飛ばしたらスプレータイプの塩素系漂白剤を噴射し、ラップをしてから5分程度放置する
⑧放置が終わったら水で洗い流す
⑨動かした物を元に戻して終了
注意点
ベランダの側溝が汚れる原因は?
ベランダの側溝にはベランダに溜まるような汚れとほぼ同じ汚れが溜まっていきます。
具体的には土埃・砂埃・鳥の糞・花粉・葉っぱ・枝・カビ・こけ・雨水・黄砂・虫の死骸など本当に種類豊富です。
特に、昨今は中国から黄砂が大量に飛んできているので白いベランダがちょっと放置すると黄色くなります。
筆者も1ヶ月程度マンションを開けていたときがありましたが、その結果ベランダが黄色になっている場所があって笑えなかったです。
こういった汚れは自力で防げる汚れではないので、適時掃除をしてしっかりと綺麗にしましょう。
ベランダの掃除頻度はどのくらい?
ベランダの掃除頻度は1ヶ月に1回から3ヶ月に1回程度が推奨されています。
ただし、季節や環境や時期によって汚れ具合も大きく変わってくるのでなんとも言えません。
同じ地域に住んでいるという方でも、ベランダの向きや位置によって汚れの入り込み具合も変わってきますし、秋から冬は落ち葉が大量に発生するので掃除頻度もどうしても増えます。
こればかりは自宅の環境に合わせて適時変えましょう。
天候にも左右されてしまいますので、ベランダのチェックは怠らないようにしてください。
交通量の多い道路に面したベランダや建物の近くにあるベランダは、より頻繁な掃除が必要かもしれませんし、本当に環境によるところも大きいのです。
ベランダの側溝の掃除をサボっていると?
ベランダの掃除をさぼっていると汚れやほこりが蓄積されていくでしょう。
虫の死骸なども溜まっていくので、見た目もかなり悪くなります。
また、放置しすぎてベランダの床面に汚れや苔がたまると、滑りやすくなる危険性もあるでしょう。
特に雨の後や湿気の高い日には、ベランダが滑りやすくなるため、転倒やケガのリスクが増えます。
他には、雨や風によって室内に持ち込まれる可能性もあるので、ベランダが気軽に開けられなくなります。
放置されたベランダは害虫の巣や隠れ家になりやすくなりますので、昆虫や蜘蛛、ネズミなどがベランダに巣を作り、室内に入り込む可能性もあるでしょう。
あとは、ベランダに汚れが溜まると、雨や湿気によって悪臭が発生することがあるのです。
特に鳥の糞や食べ物の残りなどが放置されると、臭いが広がる可能性があります。
そういった汚れを放置し続けると、ベランダの素材そのものやエアコンの室外機などがダメージを蓄積し続けてどんどん劣化していきます。
最悪のケースとしては、排水溝が詰まって水のトラブルが発生することでしょう。
集合住宅の水のトラブルは近隣住民を巻き込む大トラブルになるので本当に危険です。
ベランダ掃除を業者に依頼する時の料金相場
ベランダの掃除料金はベランダの広さによっても変わってきます。
とりあえずの目安として10平米までなら約1万円となっているところが多いです。
ただし、個人業者では5,000円程度という破格な安さで提供しているところもあるので値段もかなり差があります。
料金が全てとは言いませんが、探してみると安いところが見つかったというケースもあるので、プロに頼みたい方はいろいろと探してみましょう。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか?
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか?
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか?
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか?
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか?
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか?
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか?
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか?
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はマンションのベランダの側溝に溜まった汚れをきれいにする掃除方法を紹介しました。
カビやコケをしっかりと除去するのなら、塩素系漂白剤を使うのが正解ですが屋外で使うことになるので別のやり方で落とせるのならそちらを試した方がいいです。
お湯で温めることで剥がしやすくするという方法もありますが、ポリ塩化ビニルは60℃を超えるお湯が使いにくいので、使うときは50℃程度のお湯で試してみてください。
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