今回は冷蔵庫の買い替え時に掃除は必要なのかどうか、掃除をするのならどういった掃除方法があるのか、簡単なやり方を紹介しましょう。
冷蔵庫の買い換えはかなり大きなイベントとなりますが、実際に体験したことがあるという人でもそこまで多くの数をこなした人は少ないと思います。
そこで、そもそも掃除が必要なのかという部分にも注目しつつ、どういった掃除をすればいいのかを紹介しましょう。
冷蔵庫の買い替え時に掃除は必要なの?
冷蔵庫の買い換えをする時に掃除は必要なのかというお話ですが、個人的には確実に必須だと思っています。
個人的なお話ではなくとも、中古買い取り業者に買い取ってもらうという方やメルカリやヤフオクなどで中古品として売るという方ならば掃除は必須でしょう。
それ以外に、家電量販店や廃品回収で古くなったものを引き取ってもらうという形ならば、軽く汚れを落とす程度でいいでしょう。
ここでは筆者が個人的に必須だと感じている理由についてまとめましょう。
新しい冷蔵庫を汚れた環境でスタートしたくないから
冷蔵庫の買い換えは古くなった冷蔵庫をどのように処分するのかで掃除の仕方は変わってきますが、冷蔵庫周りの掃除については処分の仕方が異なっていても同じです。
具体的には、冷蔵庫が設置してある周辺の床とか壁とかの掃除が当てはまるでしょう。
掃除しにくいという理由で冷蔵庫付近の掃除はされない方が多いのですが、買い換えの時もそのままにすると汚れも引き継いでしまって汚い状態での移行となるのです。
また、冷蔵庫の上面や側面が埃だらけだと、運び出すときにその埃があちこちに飛散してしまうのでキッチン全体がガッツリと汚れてしまいます。
これも正直厄介ですし冷蔵庫を新しくしたのに汚れた状態でスタートすることになり個人的にとっても気に入りません。
冷蔵庫の設置で汚れやすい場所を確認できるから
冷蔵庫の汚れ方は冷蔵庫を新しくしても同じ事が多いです。
なので、古い冷蔵庫の汚れ具合を新品に交換する前にしっかりと確認しておけば、冷蔵庫を新しくしたときにどこを掃除したらいいのかがなんとなくですがわかりやすくなるでしょう。
冷蔵庫を置く環境やキッチンの環境によって汚れ方がかなり変わってきますので、ネット上の情報よりも自分の目で見た情報の方が圧倒的に頼りになるのです。
新しい冷蔵庫の消毒剤をどうにかしたいから
新しい冷蔵庫は高確率で冷蔵庫内部に消毒剤が散布されています。
そのため、新しい冷蔵庫は特有の臭いがするのです。
掃除しないで食品を設置するとその食品に臭いが移ってしまい風味が台無しになってしまう可能性があるので、これは絶対に除去しておきたいポイントとなります。
また、氷を作る給水タンクも同じなので、新しい冷蔵庫で氷を作ると嫌な臭いがするという経験をしてしまうかもしれません。
そういった問題を回避するためにも、掃除は必須だと考えています。
冷蔵庫の買い替え時の簡単掃除方法!
それでは具体的に冷蔵庫を買い換えるときの簡単掃除方法を紹介します。
ここでは買い取ってもらうとか、中古で売るというパターンではなく、古くなったものを引き取ってもらうという最低限の掃除で済ませるパターンでのご紹介です。
準備するもの
やり方
それでは具体的に買い換え前の冷蔵庫掃除についていろいろとまとめていきます。
古い冷蔵庫に関する掃除
①エプロンを着用し、必要な掃除道具を用意する
②換気扇を回す
③冷蔵庫の中身を全部取り出して、他の冷蔵庫などに移し替える
④電源を落とす
⑤台座やハンディモップなどを使って冷蔵庫外側の上の埃を除去する
⑥水で濡らしたマイクロファイバークロスで冷蔵庫外側の上面を拭き取る
⑦冷蔵庫外側の側面を拭き取る
⑧冷蔵庫の接地面付近にあるコンセント周りなどの埃をハンディモップで除去する
⑨クイックルワイパーなどで冷蔵庫近辺の床を拭き取る
新しい冷蔵庫が来た後の掃除
①古い冷蔵庫を撤去してすぐに冷蔵庫があった場所をまずは掃除機で綺麗にする
②冷蔵庫があった場所をクイックルワイパーで拭き取る、汚れがひどい時はキッチンペーパーにウタマロクリーナーを含ませて拭き取る
③新しい冷蔵庫を設置したら、水で濡らしたマイクロファイバークロスで冷蔵庫内部の棚やトレイを含めて全体を拭き取る
④給水タンクを取り出し、給水タンク内部をウタマロクリーナーとスポンジを使って洗う
⑤乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る
注意点
引き取ってもらう冷蔵庫も掃除は必要?
買い取りではなく家電量販店などに引き取ってもらうときにも、できれば冷蔵庫の掃除はしておいた方がいいと思います。
廃棄してもらうときは掃除していない人が非常に多いようですが、掃除しておけば引き取りに来た業者には間違いなく好印象を持たれるでしょう。
好印象を与えておくことで、値引き交渉に応じてくれる可能性が上がるかもしれないため、やれることはやった方がいいです。
買い替えるオススメの時期はいつ?
買い換えのオススメタイミングについてはいろいろと意見がありますが、筆者が感じたのは以下の3点です。
この3つのどれかに当てはまったのなら交換のタイミングでしょう。
耐久年数はそのままで、冷蔵庫は一般的に10年から15年程度の寿命となっているため、ここを過ぎているのなら新しい冷蔵庫に買い換えた方がいいです。
故障か不具合はそのままズバリで、修理に出すぐらいなら新しい冷蔵庫に交換することも考えましょう。
修理は時間がかかることが多いですし、交換費用も結構高いというパターンがあるので買い換えた方がいいときが多いのです。
引っ越しは古い冷蔵庫とおさらばするタイミングですし、新しい家電や家具を入れる最高のタイミングなので、新しい冷蔵庫を購入して設置しましょう。
冷蔵庫の買い替え時の注意点は?
冷蔵庫の買い換えをするときの注意点もいくつかあるのでチェックしていきましょう。
必要な容量とサイズをチェックする
新しい冷蔵庫を選ぶ際には、自宅で使用するのに適した容量とサイズを検討してください。
ここを間違えて、想像よりも小さかったり使いにくい冷蔵庫を選ぶと大惨事になります。
家族の人数や食材の量に応じて適切な容量を選ぶことが重要です。
エネルギー効率をチェックする
省エネルギー性能の高い冷蔵庫を選ぶことで、電気代を節約することができるでしょう。
昨今は電気代の値上がりがエグいので、少しでも電気代を節約できるタイプを選ぶことを強く推奨します。
エネルギー消費効率の表示を確認し、高い評価を受けている製品を選びましょう。
機能と特徴を調べる
冷蔵庫にはさまざまな機能がありますので、自分のニーズに合った機能を備えた製品を選ぶことが大切です。
例えば、冷凍室の大きさ、氷・水ディスペンサーの有無、特殊な保存機能などを検討しましょう。
気軽に買い換えはできないので、自分がよく使う機能が備わっているかは調べた方がいいです。
デザインとインテリアから選ぶ
冷蔵庫は家のインテリアに影響を与える存在ですので、デザインやカラーも重要な要素です。
自宅のインテリアに合うデザインの製品を選ぶことで、家具と調和した美しい空間を演出できます。
内装などの見た目に強いこだわりがあるという方は、購入前にこの辺も抑えておきましょう。
ブランドと信頼性をチェックする
信頼性のあるメーカーやブランドの製品を選ぶことで、品質やアフターサービスに安心感が持てます。
特にお付き合いしているメーカーがあるのなら、そのメーカーの冷蔵庫にこだわるといいでしょう。
価格と予算で選ぶ
予算に応じて、バランスのとれたコストパフォーマンスの良い製品を選びましょう。
高価な製品ほど高性能で豊富な機能が備わっていますが、必要以上の機能を選ばないように注意しましょう。
高ければ高性能なのは事実ですが、意外とその機能は使わないというパターンもあるので節約したい方は厳選しましょう。
配置スペース
冷蔵庫を設置するスペースのサイズや形状を考慮し、新しい冷蔵庫がスムーズに設置できるか確認しましょう。
大きければいろいろと便利なのは事実ですが、そもそも設置できないのなら論外です。
取り付けと廃棄
新しい冷蔵庫の取り付けや古い冷蔵庫の廃棄処分についても考慮してください。
必要な場合は購入先や自治体の対応を確認しましょう。
冷蔵庫の掃除に関するよくある質問
冷蔵庫の掃除はどれくらいの頻度で行うのが適切ですか?
冷蔵庫の掃除の適切な頻度は使用状況によりますが、一般的には大掃除を月に1回、そして毎週のように食品の整理や表面のサッと拭き取りを行うことを推奨しています。
これにより、食品の鮮度を保ち、不潔な状態を防ぐことができます。
冷蔵庫の臭いの原因と、臭いを取り除く方法は何ですか?
冷蔵庫の臭いの主な原因は、古くなった食品やこぼれた液体などの汚れです。
臭いを取り除くためには、定期的な掃除と食品の整理が必要です。
また、重曹やコーヒーの豆を冷蔵庫内に置くことで臭いを吸収することができます。
冷蔵庫の掃除に使う洗剤は、どのようなものがおすすめですか?
冷蔵庫の掃除には、食品と直接触れる可能性があるため、食品に安全な中性洗剤がおすすめです。
また、エコ洗剤や重曹と水を混ぜた自家製の洗剤も効果的で、安全性が高いと人気です。
冷凍室の霜取りは、どのように行えば良いですか?
冷凍室の霜取りは、まず冷凍食品を他の場所に移し、冷凍室の電源を切って氷を解かします。
氷が解けたら、タオルなどで水分をしっかりと拭き取り、乾燥させてから電源を入れます。
定期的な霜取りは、冷凍室の冷却効率を高めることができます。
冷蔵庫の裏側やコンプレッサーの掃除はどのように行えば良いですか?
冷蔵庫の裏側やコンプレッサーにはホコリが溜まりやすいため、柔らかいブラシや掃除機を使って定期的にホコリを取り除くことが必要です。
ホコリが溜まると冷蔵庫の冷却効率が下がる可能性があるため、年に2〜3回の掃除を推奨しています。
冷蔵庫内の湿度管理はどのようにすれば良いですか?
冷蔵庫内の湿度管理は食品の鮮度を保つために非常に重要です。
野菜や果物は湿度が高い「野菜室」に、肉や魚は低湿度の場所に保存すると良いでしょう。
また、湿度を吸収する除湿剤を配置することで、適切な湿度を維持するのに役立ちます。
冷蔵庫のドアパッキンの掃除や手入れのコツはありますか?
ドアパッキンは冷蔵庫の密閉性を保つための重要な部分ですが、汚れやすい場所でもあります。
中性洗剤を使用して柔らかい布で拭き取ることで、汚れやカビを予防できます。
また、ドアパッキンの乾燥は劣化の原因となるため、掃除後はしっかりと乾燥させることが大切です。
冷蔵庫の省エネリーのための掃除のポイントは何ですか?
省エネリーのための掃除のポイントとして、コンデンサーや排気口のホコリを定期的に取り除くことが挙げられます。
これにより、冷蔵庫の冷却効率が向上し、無駄な電力消費を減らすことができます。
また、冷蔵庫内の氷や霜も定期的な除去が必要です。
食品の臭いが冷蔵庫内にこびりつくのを防ぐ方法は?
食品の臭いを防ぐためには、食品を保存する際に密封容器やラップを利用してしっかりと封をすることが効果的です。
また、生ものや臭いの強い食材は、専用の保存袋や容器に入れて保存すると、他の食品への臭いの移りを防げます。
冷蔵庫の掃除時に注意すべき点は何ですか?
冷蔵庫の掃除時には、電源を切り、食品は冷蔵庫から取り出してください。
また、冷蔵庫内を拭き取る際は、水分をしっかりと絞った布を使用し、余分な水分が残らないよう注意することが大切です。
そして、洗剤を使用する場合は、食品に影響のないものを選び、掃除後はしっかりと洗剤の残りを拭き取ることが必要です。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は冷蔵庫の買い替え時に掃除は必要なのかを解説しつつ、簡単な掃除方法を紹介しました。
○冷蔵庫の掃除は買い換えのタイミングですることがオススメですが、買い取り予定の方は徹底的に行うこと
○廃棄予定の方は外側を綺麗に拭き取って、中の水や氷や食材を全部取り出すこと
○廃棄予定の冷蔵庫でも綺麗にしておくと、何らかのプラスにつながる可能性があるので掃除推奨
冷蔵庫を破棄するのなら必ず中の食材や氷などはしっかりと取り出してください。
これを取り出さないと本当にひどいことになるので、これだけは絶対に守りましょう。
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