ベランダの掃除方法はいろいろと紹介してきましたが、サッシ部分の掃除については実は細かく解説していませんでした。
そこで、今回は簡単にできるベランダのサッシを綺麗にする掃除方法について解説していきます。
サッシの掃除方法はいろんな動画で紹介されているので多種多様にありますが、今回はその中で比較的簡単な方法を紹介しつつ、効果を高めるためにアレンジしていきたいと思います。
簡単にできるベランダのサッシを綺麗にする掃除方法!
今回は比較的簡単なベランダの窓サッシ掃除方法を紹介します。
ベランダと銘打ってはいますが、室内からも掃除できる部分でもあるので、外に出たくない方は室内からサッシ掃除をしてください。
準備するもの
やり方
こちらの動画は『【洗剤なし】窓サッシのレールをピカピカにするお掃除術』について紹介している動画です。
こちらの動画では洗剤を使わず水だけで対応していますが、水だけだとひたすら刷毛やブラシでこすり洗いしないといけないので、筆者は中性洗剤であるウタマロクリーナーを使ったやり方を推奨します。
ウタマロクリーナーを使った方が掃除そのものは今回紹介している動画とほとんど変わらないので、難易度は変わらないです。
①サッシの周りの濡らしてはいけない物を動かし、屋内の床やマットを濡らさないように雑巾などを敷いておく
②ペットボトルに水を入れてペットボトル式ジェット水圧ブラシを用意する
③用意したペットボトル式ジェット水圧ブラシでサッシ全体をガッツリ濡らす
④濡らした状態でウタマロクリーナーをサッシに噴射する
⑤サッシ全体に浸透するようにペットボトル式ジェット水圧ブラシや刷毛で塗り広げる
⑥全体にウタマロクリーナーを塗り広げたら5分程度放置する
⑦放置が終わったらペットボトル式ジェット水圧ブラシで洗い流し、発生した汚水を雑巾やティッシュペーパーで拭き取っていく
⑧汚れの落ち具合を確認する、汚れが落ちていないのなら④から⑦を繰り返す
⑨汚れが落ちたのなら乾いたマイクロファイバークロスと割り箸を使ってサッシ全体を丁寧に拭いていく
⑩仕上げとしてペットボトル式ジェット水圧ブラシで全体を濡らしつつこすり洗いし、乾いたマイクロファイバークロスと割り箸で水気をしっかりと落とす
⑪動かした物や濡らさないように敷いた雑巾などを片付けて終了
注意点
サッシにはどんな汚れがつく?
サッシに発生する汚れはいろいろとあるので改めて見ていきましょう。
列挙すると砂埃・土埃・油汚れ・花粉・黄砂・虫の死骸・カビなどが当てはまるでしょう。
特に、サッシの部分は埃関係の汚れが蓄積しやすく真っ黒な汚れとなって蓄積することも多々あります。
その汚れを放置するとカビも発生するのですが、サッシはアルミニウムや塩ビといった素材になっていることが多いので、ガッツリと洗剤を使ってこすり洗いすれば落とせるのでまだやりやすいです。
ベランダのサッシ汚れを放置していると?
ベランダのサッシ汚れを放置しているとまず、動画のように黒ずんだ汚れがサッシに蓄積していくでしょう。
溜まった汚れは頑固な汚れになりやすいので、見た目も悪化していきますが掃除のしにくさも悪化していきます。
汚れが固着すると落としにくくなりますし、除去に時間と労力がかかるため注意しましょう。
また、サッシに汚れが溜まりすぎると窓がスムーズに動かなくなりますし、シール性能が低下する可能性も出てきます。
あまりにもボロボロだと雨漏りや風の侵入、断熱性能の低下などの問題点も出てくるので要注意と言えるでしょう。
寒い地域でシール性能が低下するのは致命的ですので、そうなる前に対処するのが一般的となっています。
サッシの掃除頻度はどのくらい?
サッシの掃除頻度は数ヶ月に1回という人が多いですが、一般的なガイドラインとしてベランダのサッシの掃除頻度は季節ごとに1回程度が推奨されているためその頻度は正しいと言えるでしょう。
ただし、状況や環境によって異なる場合もありますので、掃除頻度は自分の環境に合わせて変更していってください。
大気汚染がひどい地域や、季節の変わり目で木の葉などが舞い込んでくるようなベランダ、さらには開け閉めが多い窓といった条件が加わると余計に汚れやすくなるため掃除頻度は都度調整しましょう。
掃除業者に依頼する時の選び方と料金相場
サッシ部分の掃除は基本的に窓掃除のカテゴリーに入っていることが多いので、依頼する時はそちらの料金を比較することになるでしょう。
ただし、その価格も人が出入りできる『掃き出し窓』なのか、腰くらいの高さから設置されている『腰高窓』なのか、0.5㎡以下の『小窓』なのかで料金が変わってくる点にも注意してください。
ここではベランダの窓として『掃き出し窓』の掃除料金を見ていきますが、その価格は2,500円から7,000円となっています。
業者に依頼するときは、まず料金をチェックして安いところをピックアップしたらその中から対応しているお店の評判をチェックしましょう。
あとは窓の枚数や大きさのどちらで価格設定をしているのか、掃除範囲はどうなっているのか、網戸の張替えやガラスのコーティングといったオプションがあるのかなどをチェックして業者を選んでください。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか?
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか?
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか?
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか?
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか?
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか?
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか?
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか?
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は簡単にできるベランダのサッシを綺麗にする掃除方法を紹介しました。
サッシの掃除方法はいろいろとありますが、サッシの材質的に強めの洗剤は使えないので洗剤を使った掃除をしたい方は中性洗剤の中から選ぶ必要があります。
重曹やクエン酸などを使ったやり方を紹介している人もいますが、サッシの材質的には重曹やクエン酸でもキツい可能性もあると個人的に考えているので筆者は使っていません。
材質のことも考えて洗剤も吟味してください。
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