引っ越しにおける作業として最も時間がかかって悩む部分が多いのが段ボールへの梱包です。
今回は意外と苦戦することが多くしかも要点を押さえておかないとひどいことになりやすい靴の段ボールへの詰め方についてわかりやすく解説します。
これは本当に知っておかないと台無しになってしまうことがありますので、引っ越し作業をするという方は靴の詰め方を知っておきましょう。
また、ちょっとした裏技的な物もありますので、そういった裏技も紹介します。
引っ越しで靴を段ボールに入れるときの詰め方!
引っ越しで段ボールに靴を入れる時には靴の種類によってある程度手法を変える必要があります。
ここでは『スニーカー』と『革靴』と『パンプス』と『ブーツ』に分けて考えていきましょう。
また、こういった本格的な靴を詰める作業を行う前に大前提の作業として不要な靴を処分し、汚れている靴は丁寧に清掃を行い、手入れが必要な状況ならばきちんと手入れをしておく必要があります。
靴がボロボロだったり汚れがひどい状態だと移送中にその汚れが移ってしまったり、痛みが発生してしまうことがありますので運びやすい状態にしておく必要があるのです。
スニーカーの詰め方
まず大前提としてスニーカーの場合は靴用ブラシなどを使って汚れを落としたり、靴用の洗濯ネットなどを使って洗濯機で洗ってあげる必要があります。
そこまでやったらスニーカーは型崩れの心配が無いので詰め物はせずに新聞紙に来るんで、靴類をしまう段ボール箱の一番下になるように入れればOKでしょう。
引っ越しにおいても一番扱いやすい靴の種類となります。
スニーカー以外にも運動靴やトレッキングシューズなどが同じ扱いでも問題ないと言えるでしょう。
革靴の詰め方
革靴も梱包前にきちんと汚れが落ちているか確認しましょう。
汚れているのなら靴ブラシや革靴用のクリームなどを用いて仕上げてください。
そこまでやったら革靴は靴の中に新聞紙を詰めて型崩れを防ぎつつ、新聞紙にしっかりと包んで梱包してください。
革靴は色移りしてしまう可能性が高いので茶色や白などの靴の隣に詰めるときは要注意です。
また、紳士靴なら甲と甲を合わせるように梱包して靴底が外側になるように入れるようにしてください。
パンプスの詰め方
女性用のパンプルやサンダルも汚れているのなら梱包前にきちんと落としておきましょう。
その後に梱包作業を行ってください。
パンプスなら新聞紙を丸めて中に詰めこんで型崩れを防いでから緩衝材で丁寧に包みましょう。
サンダルはストラップを内側にしまってから緩衝材で包んでください。
また、他の靴につぶされることで形状が変わってしまう恐れもありますので、できれば段ボール内でも上の方に来るように設置した方がいいです。
ブーツの詰め方
ブーツもきちんと汚れを落としてから梱包するのですが、梱包するときには他の靴にはない問題点があります。
それが形状的に梱包するときに邪魔になってしまうから折り曲げてしまうことがあるということです。
これは折れ線がつくのでNGとなります。
できればブーツキーパーを使って型崩れしないようにするのが理想ですが、それがないのなら新聞紙などの緩衝材をしっかりと詰めて型崩れを予防してください。
梱包するときはできるだけ立てた状態で収納しますが、それが難しい大きさならばダンボールの一番上に寝かせるように配置するのが理想です。
靴を型崩れさせないための方法!
靴の型崩れを防止するには大きく分けて3つのやり方があります。
1つ目が、新聞紙などの緩衝材を中に敷き詰めてしまうというやり方です。
最も簡単な方法なので実戦している方も多いでしょう。
2つ目が購入したときの靴箱やシューズケースを使う事です。
こういった箱を用意することができれば直接的な接触は減らせるので、型崩れする確率がグッと下がります。
3つ目がシューキーパーやブーツキーパーを使う事です。
こちらを使う事で型崩れが簡単に防げるようになりますし、一部のタイプは湿気取り作用やソールの形の矯正作用もあるのでとても便利になります。
あとは、段ボール内部で無駄に接触が発生しないように隙間には緩衝材をしっかりと詰めるといった対応も必要になってくるでしょう。
段ボール以外にオススメの箱は?
段ボール以外にも引っ越しにおける靴の扱いを楽にしてくれる箱は色々とあります。
ここでは具体的にそういった箱について見ていきましょう。
今回は自分で購入できるタイプの箱と引っ越し業者から借りられる箱の2パターンで紹介します。
市販されているシューズケースを使う
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/baigai/10013667/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10002527
こちらの画像はwallQmerの『引き出し式シューズボックス』で、購入したときの箱がないという方にとって使い勝手のよい箱となっています。
これは積み重ねることも容易なので、段ボールに梱包することなくこのまま運ぶこともできるでしょう。
こういったシューズケースを用意すると引っ越し作業もかなり楽になります。
こういった収納ケースは楽天などのネット通販サイトに色々と売られているのでこれらを活用したい方は購入してみるといいでしょう。
中には一つの箱に仕切りがあって何足か入れられるタイプもありますので、そちらを使うのも有効な手法となっています。
他には防水タイプの靴袋も売っており、こちらは雨の日でも気にすることなく運べるので重宝されているようです。
引っ越し業者から借りられるシューズケースを使う
参照URL:https://www.the0123.com/about/material/shoebox.html
こちらは引っ越し業者から借りることができるシューズケースを使うというやり方です。
シューズケースがあるかどうかは依頼する業者によって変わってきますので、依頼する予定の業者がこういった引っ越し資材があるかどうかを確認しておきましょう。
これ以外にも食器用のケースがあったり、ハンガーを掛けたまま運べるケースがあったりと種類は豊富なのでこういった資材が使えるかどうかも業者しだいなところがあるのがちょっとネックな部分でもあります。
個人的に色々と引っ越しにまつわるデータや記事を大量に見てきた上での意見ですが、引っ越し資材は大手の方が圧倒的に充実しており、こういった資材を使いたい方は必然的に大手から選ぶことになるでしょう。
中小の引っ越し業者はこのような資材がないけど安いというパターンが多いので、値段のみで選ぶのではなく自分で作業をするコースを選ぶ予定の方は作業を楽にするアイテムがどれだけあるのかも調べておくことをお勧めします。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しで靴を段ボールに入れるときのオススメの詰め方を紹介しました。
色移りが怖いのと型崩れが怖いのが引っ越しにおける靴です。
しかも、汚れている状態でそのまま段ボールに詰めてしまうと、移送中の衝撃で傷だらけになってしまうケースもありますので、そうなる前に靴全体を掃除しておく必要があるのです。
引っ越しにはこういった掃除作業があると言うことをなんとなく知っている人も多いと思いますが、靴までもが掃除の対象に収まっているという人は少ないと思いますので、何をしたらいいのかをきちんと調べておきましょう。
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