換気扇掃除はたまにしかしないので、忙しいとそのたまにが1年に1回といった頻度にまで落ちてしまうことがあります。
そこで、今回は換気扇掃除を簡単にするためのやり方や、換気扇掃除の頻度について詳しく解説しつつ、汚れを防ぐ裏技なども紹介して参ります。
面倒に感じてしまう掃除でも、コツを使うことで5分10分と時間を短縮することができるのです。
簡単にできる換気扇の掃除のやり方やポイント!
換気扇を掃除する簡単な方法は色々とあるのですが、ほとんど放置で終わらせられるこちらの方法をまずは紹介いたします。
一言でまとめてしまうと「換気扇を取り外しして漂白剤で1時間程度漬け置き、水洗いするだけ」となります。
具体的に作業手順を紹介すると以下のとおりでしょう。
⇒換気扇を外してお風呂や流し台といった水を使える場所に持っていく(動画では換気扇カバーを下に敷いてその上に置いている)
⇒クッキングペーパーを隙間無く上から被せる
⇒クッキングペーパーが全体的にきちんと塗れるように漂白剤をかける
⇒表面が乾かないようにラップを上から被せる
⇒1時間程度放置する
⇒ラップとクッキングペーパーを剥がす(この時点でほぼ汚れはなくなる)
⇒換気扇カバーと換気扇を水洗いする
⇒取り外すのが大変な場所はメラニンスポンジをキッチンペーパーで包んで擦る
⇒乾いた雑巾で拭いて水気をとる
⇒換気扇を元に戻す
このように文章にすると長く見えてしまいますが、実際に行動する時間は10分程度となっていますので、非常に簡単なやり方となっています。
換気扇を簡単に掃除するやり方はこのように付け置き放置にするタイプですので、ポイントは放置できる場所を確保することと、周りを汚さないようにすることでしょう。
掃除を開始するために養生をしっかりしておくことを推奨します。
換気扇のタイプによって外し方も変わってくるので注意!
現代日本における換気扇のタイプは大きく分けて4種類です。
それは「浅型」「深型」「整流板付」「プロペラ型」ですが、昔は壁にプロペラファンが埋め込まれた換気扇が主流でした。
一つ一つ外し方をチェックしていきましょう。
「浅型」は換気扇本体のすぐ下にフィルターがついているタイプで、ねじで留まっているタイプがほとんどです。
なのでドライバーを用意してフィルターを固定しているねじを外してください。
「深型」のレンジフードは換気扇内部を覆っているレンジフードがかなり深くなっているタイプのことで、こちらはねじではなく取っ手がついていることが多いのです。
取り外すときは手前の取っ手を上にずらすと外れるタイプが多くなっています。
「整流板付」のレンジフードは動画でも紹介したように整流板という板で覆っているタイプのレンジフードで、動画のように換気扇を洗うときに下敷き代わりにできるような換気扇となります。
こちらは最近できた家屋で良く取り入れられている換気扇です。
フィルターを外すときはこの板を外す必要があるのですが、板を固定しているものはストッパーかねじなのでどちらかですので、きちんと対応してください。
フィルターそのものは深型のものになっているパターンが多く、先に紹介したように手前についている取っ手をずらすことで外すことができます。
昔の換気扇で非常に多い「プロペラタイプ」の換気扇はフィルターがついているものもあればついていないモノもあります。
このタイプの換気扇は手前に引っ張ると外れるモノが多いです。
換気扇を掃除するオススメの頻度は?
換気扇を掃除する頻度は使っている環境にもよるでしょう。
ひとり暮らしで料理を全くしないという方、換気扇を使うことがほとんど無いという方は1年に1回掃除すればOKという意見が多いです。
逆に、使う頻度が多めという人は3ヶ月に1回程度は掃除することが推奨されます。
そこまで使う頻度が多いのかどうかがわからないという人は半年に1回程度にしておけばいいでしょう。
個人的な意見ですが、筆者はひとり暮らしをしていた時はほとんど料理をすること無く外食ばっかりだったので換気扇掃除は1年に1回するかどうかといったところでした。
新しいタイプの換気扇ほど油汚れが入り込みにくくなっていますので、築何年かでも変わってくると思います。
換気扇が汚れたままだとどうなるの?
換気扇が汚れたままだとかなり厄介な事柄が発生します。
わかりやすくまとめると異臭の発生・電気代アップ・カビの発生・故障・火事の発生率アップといったところでしょう。
放置期間が長すぎる換気扇はそれだけ汚れが溜まりますので、空気の流れが非常に悪くなります。
こうなるとキッチンには嫌な臭いがこもりやすくなるのです。
また、汚れが溜まれば貯まるほど換気扇の吸引力も低下しますので余計に電気代がかかるようになりますし、カビが発生する確率もアップしてしまうでしょう。
放置する期間が長すぎるとまともに動かなくなってしまう恐れがありますし、油汚れが多すぎると油が酸化してガスコンロの火に引火する恐れすらあります。
換気扇の汚れを防ぐ裏技はこちら!
換気扇の汚れをそもそも減らせば掃除の頻度も減ります。
その方法の一つが外付けのフィルターを装着するというやり方です。
この外付けフィルターを装着することで油が外付けのフィルターに引っかかるので換気扇掃除が劇的に楽になります。
ただし、換気扇そのものの換気能力は落ちてしまうので注意しましょう。
換気扇の汚れを防ぐ方法はこの外付けフィルターを活用することしかありませんので、デメリットを考慮しつつ採用するかどうかを考えてください。
中には金属網のフィルターの代わりに取付けるタイプの換気扇フィルターもありますが、換気扇の形も様々ですので取付けられるかどうかもチェックして購入してください。
汚れがどうしても落ちない時は?
あまりにも放置期間が長すぎると先ほど紹介した漂白剤の漬けおきでも汚れが落ちない可能性があります。
その場合は重曹4:水1の割合で混ぜて作った重曹ペーストでパックするといった重曹を使うテクニックを推奨します。
食器用洗剤とセットに運用するというやり方もあります。
というのも食器用洗剤の界面活性剤の能力と重曹のアルカリ性であるという性質がミックスすることで油汚れが非常に落としやすくなるのです。
食器用洗剤50ml+重曹50gをミックスさせたモノを用意して、キッチンペーパーに塗ります。
そして特に汚れた部分に貼り付けるのです(埃が大量についているとキッチンペーパーがくっつかないので、ひどすぎる汚れは粗くでもいいので落とすてください)。
10分程度で剥がした後は不要になった歯ブラシを使って汚れた部分を擦ってください。
あとは熱い湯で固くしぼった雑巾を使って拭いてあげるとピカピカになります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は換気扇掃除の簡単なやり方を紹介しました。
換気扇掃除のやり方は色々とありますが、個人的に最も簡単と感じた動画を紹介したので参考にしてもらいたいです。
作業時間があれだけ少なければ、あまり自由に行動する時間が無いという人でもやりやすいと思います。
換気扇掃除に効果的なオススメの洗剤!
それでは最後にさまざまな洗剤を使った換気扇の掃除方法についてご紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね。
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