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友引の日の葬式に人形を入れる意味と由来!縁起が悪い理由は?

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今回は友引における最も扱いが難しい葬式についてのお話です。

友引のお葬式は基本的にNGですが、人形を入れることで問題なしと言われております。

今回はこの葬式における友引人形を入れる意味と由来、そもそも友引がなぜ葬式において縁起が悪いと言われてしまっているのか、その理由を探って行きましょう。

現代でもいろいろと問題視されることが多い葬式トラブルですが、友引とお葬式の問題も結局はなくなっていないので、どの年代でも覚えておくべき記事の内容となっています。

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友引の日の葬式に人形を入れる意味と由来!

友引の日のお葬式では人形を入れるという工程を見たことがある人もいるでしょう。

この時に使う人形は『友引人形』と呼ばれています。

その意味と由来をまとめて行きましょう。

友引人形の意味

友引人形は、関西地方で古くから続く独特な風習です(関西圏から外れた地域では見たことも聞いたこともないという人も多い)。

火葬場が友引でも営業している地域において、友引に葬儀を行う際に棺の中に納める人形のことを指します。

友引は「友を引く」という漢字から、故人が友人を冥土へ連れて行ってしまうという迷信があります。

そのため、代わりに人形を納めることで、故人が友人を連れて行かないようにという願いが込められているのです。

友引人形には決まった種類はなく、故人が生前好きだったものや、子供の人形などがよく用いられます。

近年では、専用の友引人形も販売されているようです。

友引人形の由来

友引人形は、関西地方を中心に古くから伝承される風習です。

しかし、その起源は謎に包まれており、明確なことは分かっていません。

起源に関する考察

・中国の陰陽五行思想と日本の陰陽道が混合したものと考えられています。

・友引の日に葬儀を行うと、『故人が友人を冥土に引き連れて行く』という迷信があり、それを防ぐために人形を納めるようになったという説があります。

・古代日本における死生観や人形信仰が影響している可能性もあります。

不明な点

・いつ、どこで、誰が始めたのか

・なぜ人形なのか

・なぜ関西地方で広まったのか

このやり方が広まった理由の考察

・江戸時代後期から明治時代にかけて、葬儀に関する書籍や資料に友引人形が登場するようになった。

・都市化や交通網の発達により、関西地方以外の地域にも広まった。

・近年では、インターネットやメディアの影響で、全国的に認知度が高まっていった。

不明な点が多いにもかかわらず、友引人形は広く根付いている風習です。

その背景には、死への不安や恐怖を和らげたいという人間の心理が働いているのかもしれません。

友引の葬式は縁起が悪い?

友引の日でお葬式が縁起が悪いという考え方は、『故人が仲の良かった友を冥土に引いていく』という考えが江戸時代頃から民間に広まったことからスタートします。

この六曜の友引は、陰陽道の「友引日」と混同され、現在に至るまでこの考え方が続いていると言われているようです。

そして、この陰陽道の友引日の考え方から、友引の日にお葬式を避けるのが良いとされるようになりました。

また、その漢字から『友を引く』につながり、連想ゲームのように『故人が仲の良かった友を冥土に引いていく』になってしまったのです。

科学的な根拠はないものの、この考え方は日本で古くから根強く残っており、現在でも避けられる傾向にあります。

ただし、友引に葬儀を避けるのは、弔問客への配慮もあります。

六曜の友引はもともと中国の暦の小六壬において「留連」と呼ばれ、後に「共引」と表記されるようになりました。

その意味も時代とともに変化してきました。

これらのことを考慮すると、ただの迷信だと考える人もいるかもしれませんが、葬儀や告別式に参列する弔問客の方々にとっては、友引の日にお葬式をすることが縁起が悪いと感じる人もいるかもしれません。

火葬場が営業していない可能性がある?

友引に葬式は相性が悪いという六曜の考え方が今でも風習として残っているところが多く、そうなると火葬場ではやるべき事が特になくなってしまうので連鎖的に休業となっているところが多いのです。

この名残は現在でも色濃く残っており、友引と元日が定休日になっている火葬場が多々あります。

現代ではこの六曜の考え方を全く意識していない人が増えてきたので、友引の日でも動いている火葬場が出てきているようですが、一般的にはお休みと考えた方がいいでしょう。

もし友引に葬式をすることになった時は?

友引に葬儀を行うことは可能です。

ただし、斎場や火葬場が休みになっていることが多く、実際には難しい場合が多いです。

なので、友引に葬式を行うときは以下の点をしっかりと抑えてください。

・斎場や火葬場が休みであることが多いので、そもそも葬式ができる状態にあるのかを確認する

・参列者が友引を避ける可能性があるので、参列者に友引であることを事前に伝える

・僧侶に友引であることを事前に確認しておく

友引に葬儀を行うかどうかは、ご家族の意向と様々な状況を考慮して決定する必要があります。

友引以外に葬式を避けた方がいい日は?

友引における葬式NGという迷信が広まりすぎ、葬儀場や火葬場が休業するという現実的な問題点が浮かび上がっています。

しかし、友引以外に葬式を避けるべき日は特にありません。

凶日を探せばそういった日も見つかるかもしれませんが、大切な人の葬儀の方が圧倒的に優先度が高いため、そういった避けるべき日について心配する必要はありません。

友引に行う法事も縁起が悪い?

友引は葬儀には不向きとされていますが、法事を行う場合は問題ありません。

仏教の教えでは、友引に法事を行うことを禁じるような教えはありません。

寺院側も同様の見解であり、友引だからといって法事を避ける必要はないと考えているところが多いのです。

しかし、友引は葬儀に縁起が悪いと考える人がいるため、法事にも同様の考えを持つ人がいる可能性があります。

遺族や参列者への配慮として、友引の日程を避けるのが一般的です。

法事の日程を決める際には、以下の点を考慮しましょう。

・遺族や参列者の都合

・寺院のスケジュール

・友引の日程

もし、友引の日程しか都合がつかない場合は、以下の方法も検討できます。

・参列者に事前に友引であることを伝える

・午前11時から午後13時までの時間帯を避ける

・法要の内容を簡略化する

最終的には、遺族の意向を尊重し、皆が納得できる日程を選ぶことが大切です。

友引に関するよくある質問まとめ

「友引」とはどのような意味がありますか?

「友引」は日本の伝統的な暦の中で使われる六曜の一つで、文字通り「友を引く」、すなわち「友達を引き寄せる」日という意味があります。

この日は吉凶が半分ずつとされ、特に結婚式などのお祝い事や葬儀などの弔事を行うには避けた方が良いとされています。

午前中は吉、午後は凶とされる日もあれば、その逆の場合もあります。

友引の日に避けるべきことは何ですか?

友引の日には、結婚式や葬儀などの大きな行事を避けることが一般的です。

これは、友引の日に行われると、その人の縁が引き寄せられすぎてしまい、良くない影響を及ぼすと考えられているためです。

しかし、日常生活における小さな決断や行動については、特に避ける必要はありません。

友引の日におすすめの活動はありますか?

友引の日は、新しい出会いや友達との交流に良い日とされています。

友人との食事会や小規模な集まりを楽しむのに適していると言えます。

また、この日は吉凶が半々とされるため、大きな決断や重要な行事以外の日常的な活動には特に問題はありません。

「友引」はどのようにして日付が決まりますか?

「友引」の日付は、旧暦に基づいて決定されます。

六曜は、旧暦の日数に応じて周期的に繰り返されるため、毎月の友引の日は変動します。

具体的な日付を知りたい場合は、六曜が記載されたカレンダーや専門のアプリを参照する必要があります。

友引の日は毎月ありますか?

はい、友引の日は毎月あります。

六曜は古来より使われている暦の体系の一部であり、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六つが順番に繰り返されます。

そのため、毎月少なくとも一度は友引の日が訪れ、年間を通して複数回あります。

具体的な日付は旧暦に基づいて決定されるため、事前にカレンダーで確認すると良いでしょう。

友引の日に良いとされる運勢の時間帯はいつですか?

友引の日に良いとされる運勢の時間帯は、友引が「午前中は吉、午後は凶」とされる場合とその逆の場合があります。

具体的な吉の時間帯は、その日の暦や六曜を記載したカレンダーを参照する必要があります。

一般的には、友引の日は日中の特定の時間帯に小さな吉事を行うのに適しているとされますが、大事な行事や決断は避けるべきとされています。

友引の日に会社や学校へ行くことに特に注意が必要ですか?

友引の日に会社や学校へ行く際に特に注意が必要なわけではありません。

友引はあくまで伝統的な暦の一部であり、日常生活において大きな影響を及ぼすものではないと考えられています。

ただし、友引の日に大切なプレゼンテーションやテストがある場合は、前もって準備をしておくと良いでしょう。

友引の日に旅行を計画することはおすすめですか?

友引の日に旅行を計画すること自体は特に問題ありませんが、友引の日は吉凶が半々とされるため、新しい場所への旅行や冒険よりも、親しい人々とのコミュニケーションやリラックスを目的とした旅行がおすすめです。

また、友引の日は人との繋がりを意味するため、友人や家族との旅行には良い日とも言えます。

友引の日に特に運気を高めるための行動はありますか?

友引の日は特に、人との繋がりを大切にすることで運気を高めることができるとされています。

友人や家族とのコミュニケーションを取る、感謝の気持ちを伝える、小さなプレゼントを交換するなど、人間関係を育む行動がおすすめです。

また、この日は新たな出会いにも期待できるため、社交的な活動に積極的に参加することも良いでしょう。

友引の日に避けた方が良い食べ物や飲み物はありますか?

友引の日に特に避けた方が良い食べ物や飲み物というものはありません。

友引に関する伝統や風習は主に行動や行事に関するものであり、食事内容に具体的な制限は設けられていません。

しかし、いつもと同じように健康的な食生活を心がけ、バランスの取れた食事をすることが推奨されます。

まとめ

以上、いかがでしたか。

今回は“友引の日の葬式に人形を入れる意味と由来!縁起が悪い理由は?”と題しまして、友引人形について探ってきました。

関西地方でよくある風習という部分までは調べてわかったのですが、なんでこの友引人形という考え方が出てきたのかは謎のままでした。

筆者は東日本在住の人間ですが、ハッキリ言って友引人形という存在はいくつかの葬儀に参加しましたが聞いたこともなければ見たこともなかったのです。

情報をいくら探しても見つからなかったので、由来の部分はもっと掘り下げるべき案件かもしれませんね。

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