換気扇を洗うのは時間がかかって面倒というイメージが抜けきらない人も多いですが、今では簡単につけおきするだけで掃除が可能という情報が大量にデアまわっております。
そこで、今回はオキシクリーン・重曹・セスキ炭酸ソーダなどを使った実際に換気扇をつけおき洗浄するやり方についてまとめていきたいと思います。
中には「○○という状態の換気扇には使わないでください!」という注意喚起が必要なモノもあるので注意しましょう。
換気扇の掃除でつけおきにオススメの洗剤とその使い方!
面倒な換気扇掃除で定番な方法として紹介されることが多いのが、つけおきしてしばらく放置するというやり方になります。
しかし、そのつけおきするためのモノがかなり多種多様で、何を使うのかでやり方も多少変わってくるのです。
換気扇掃除を楽にしたいという人は何を使いたいのかをまずは考えて、そこから掃除のやり方を学びましょう。
使うモノにこだわりがないという人はやり方を先に理解してそこからモノを選ぶと楽になります。
オキシクリーン
オキシクリーンはアメリカ発祥の酸素系粉末洗剤で、使い勝手が非常によい超万能洗剤です。
元々は漂白剤として用いられており、泡の力を用いて汚れを取る存在として重宝されていたのですが、シンプルな原材料であることと洗浄力から多方面で活躍することになります。
オキシ漬けは公式ホームページでも推奨しているのでそちらも観てみましょう(https://www.oxicleanjapan.jp/about-us?scroll=#oxiduke)。
換気扇掃除にオキシクリーンを使う場合に用意するものは以下のとおりです。
用意するもの
・換気扇を外すためのドライバー
・ゴム手袋
・スポンジ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
作業手順
②シンクに50℃程度のお湯をためる
③ためたお湯にオキシクリーンを入れる(公式サイトではお湯4Lに1杯約28gのスプーン1杯なので、ためるお湯の量にもよるがだいたい4杯程度でok)
④ドライバーなどを使って換気扇を外す
⑤取り外した換気扇を先ほどのお湯の中に入れて放置
⑥泡立ってきたら外した他の部品も入れる
⑦1時間から6時間ほど放置(汚れの状況にもよって時間は大きく変わる)
⑧つけおきが終わったらスポンジで残った汚れを落とす(スポンジがかなり汚れるので捨てて良いものにすること)
⑨乾燥させて元に戻す
※フード部分を掃除するときはバケツにオキシ溶液を作って、作ったオキシ溶液を雑巾につけて拭き取ることで汚れが取れます
注意点
・すでに塗装がはげているモノにはNG(剥がれたところからオキシクリーンが入ってしまうと塗装が剥がれる恐れあり)
重曹
今では様々な場所の掃除に活用される重曹ですが、換気扇掃除にも用いることができます。
過程ですでに重曹を掃除に使っているという方はこのような使い方をしているのではないでしょうか。
用意するもの
・換気扇を外すためのドライバー
・ゴム手袋
・スポンジ
・歯ブラシ
・ラップ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
・食器用中性洗剤
・粉末漂白剤
・ティッシュ
作業手順
フィルターなどの簡単に取り外せる部品
②ドライバーなどを使ってフィルターなどの部品を外す
③重曹を外した部品にふりかける
④3時間程度放置する
⑤大まかな汚れを歯ブラシやティッシュで擦って落とす
⑥スポンジを使って洗う
⑦元に戻す
換気扇本体
②換気扇を外す
③外した換気扇に重曹ペーストを全体的に塗る
④30分から1時間程度放置する
⑤雑巾などを使ってこすりとる
⑥重曹を拭き取って水洗いする
汚れがひどすぎる場合
②お湯に粉末漂白剤300gと重曹100gと食器用洗剤ひと押し入れる
③外した部品をそのままつけおきする
④3時間程度放置する
⑤スポンジで擦って汚れを取る
注意点
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは水に混ぜるとアルカリ性の性質をもっている自然由来の特殊な物質で、水に溶けやすいという特徴があります。
油汚れといった酸性の汚れに対してめっぽう強いのです。
用意するもの
・スプレーボトル
・換気扇を外すためのドライバー
・ゴム手袋
・スポンジ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
作業手順
外せない部位の掃除
②スプレーを使って満遍なく吹きかける
③10分ほど放置する
④付近で拭く
取り外せるパーツの掃除
②換気扇を取り外してセスキ水に入れる
③30分ほど放置する
④スポンジで汚れを落とす
注意点
・重曹よりもアルカリ性の性質が強いのでアルミ素材にはもちろん使えない
・つけおき時間が長いと換気扇を傷める可能性があるので放置する時間にも注意
その他
用意するもの
・換気扇を外すためのドライバー
・ゴム手袋
・スポンジ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
作業手順
②シンクに50℃程度のお湯をためる
③ためたお湯に洗剤を入れる
④ドライバーなどを使って換気扇を外す
⑤取り外した換気扇に直接洗剤をむら無くかけて、先ほどのお湯の中に入れて放置
⑥泡立ってきたら外した他の部品も入れる
⑦1時間ほど放置(汚れの状況にもよって時間は大きく変わる)
⑧つけおきが終わったらスポンジで残った汚れを落とす(スポンジがかなり汚れるので捨てて良いものにすること)
⑨乾燥させて元に戻す
注意点
・お湯に洗剤をつけることになるのでゴーグルがあったほうがいいかも(目がやられる可能性がある)
換気扇をつけおきするときの注意点は?
換気扇をつけおきする場合の注意点は、アルミ素材だと使えないことが多いと言うことと、洗浄能力が高すぎるモノは放置時間が長すぎることで換気扇にダメージを与えかねないという事です。
放置するのはもちろんいいのですが、1時間程度に1回は確認するようにした方がいいでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は換気扇掃除をつけおきで対応する場合についてまとめていきました。
換気扇掃除のつけおきは本当に簡単なのですが、洗浄力の強さでその時間がだいぶずれますので要注意です。
ひどいときは塗装が完全にとれてしまいますので、注意点の確認を怠ってはいけません。
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