ベランダの掃除方法はいろいろとありますが、その対象が雨が降っても濡れなくしてくれるサンルーフや屋根になるとちょっと話が変わってきます。
そこで、今回は手が届かないところにあるベランダの屋根やサンルーフの掃除方法を具体的に見ていきましょう。
手が届かないという条件がある段階で、できることは非常に限られるので限られた条件の中でどのように綺麗にしていくのかが鍵になってきます。
ベランダの届かない屋根・サンルーフの掃除方法！
それでは具体的に手が届かないベランダの屋根を綺麗に掃除する方法を紹介します。
正直できることがかなり少ないので、ここの説明もかなり短くなるでしょう。
準備するもの
・蓄圧式噴射機
・延長ノズル
やり方
こちらの動画は手が届かないベランダの屋根を掃除している動画です。
やっていることは単純で、蓄圧式噴射機を使って屋根を洗う、それだけです。
①アウトドアクリーナー500mlと水2リットルを蓄圧式噴射機に入れる
②延長ノズルを取り付ける
③ポンプをたくさん押し込んで圧をかけ、2回目のシューという音がしたら止める
④蓄圧式噴射機で屋根を洗っていく
⑤屋根全体に洗浄液が行き渡ったら、水に中身を入れ替えて屋根全体を洗い流す
注意点
サンルーフを綺麗に保つコツ！
ベランダは屋外にあるため汚れを予防するのが非常に難しい場所になっています。
特に、屋根は普段から掃除が気軽にできる場所ではないので汚れ防止を実行するのは難しいでしょう。
それでも綺麗な状態に保ちたいという方は、定期的に掃除することはもちろんですが防水加工をしてみると汚れにくくなるのでオススメです。
ただし、防水加工は最初から施されている可能性も高いので、最初にどういった防水加工がされているのかを確認した方がいいでしょう。
サンルーフが汚れる原因は？
ベランダのサンルーフが汚れる原因は基本的にベランダが汚れる原因と一緒です。
つまり、大気汚染・建物の周辺環境・季節的要因の３つが主体になるということです。
大気汚染はそのままの意味で、大気中の汚染物質や微粒子が屋根に付着することもあります。
都市部や工業地域にある場合は、汚れの発生が多くなるので注意しましょう。
次に建物の周辺環境についてですが、こちらはベランダが自然環境に近い場所にあるか、都市部や交通量の多い場所にあるかなど、周囲の環境条件によってベランダの汚れ具合が異なります。
特に緑地や森林の近くにある場合や交通量の多い道路沿いにある場合は、汚れが比較的早く付着しやすいです。
また、鳥の飛行ルートになっていると鳥の糞による被害も増えやすいのが厄介なところでしょう。
季節的要因というのは天候や季節の変化のことで、屋根の汚れにも影響を与えます。
例えば、春や夏は花粉や虫の活動が活発になり、汚れが増える傾向があるのです。
汚れを放置していると大変なことに？
次は汚れを放置するとどうなるかを考えていきましょう。
視界の低下
サンルーフにほこりや汚れがたまると、視界が悪くなります。
日光が当たると汚れが目立ち、外の景色を楽しむことができなくなるかもしれません。
光の遮断
サンルーフが汚れで覆われると、光の透過率が低下します。
日光が遮られるため、ベランダ内の明るさや温度が低下する可能性があるでしょう。
カビや藻の発生
汚れた状態が続くと、湿気や雨水の影響を受けやすくなります。
それにより、カビや藻の発生が促進される可能性があるようです。
これらの微生物は健康被害や悪臭の原因となることがあります。
サンルーフの劣化
汚れが長期間放置されると、サンルーフの材質や塗装に悪影響を及ぼすことがあります。
汚れによる腐食や変色、劣化が進みやすくなるでしょう。
排水の問題
サンルーフ上に汚れが溜まると、雨水や洗浄水の排水が妨げられることがあります。
排水の問題が発生すると、ベランダの水はけが悪くなり、水がたまって滑りやすくなる危険性があるのです。
プロの掃除業者に依頼する時の選び方
今回の屋根掃除は素人ではできることが正直少なすぎるので、プロに頼むのも正解です。
ただし、プロに頼むのならいくつかの要素を押さえておいてください。
まずは料金です。
屋根掃除を単体で対応しているところはそんなに多くないので、ベランダの屋根掃除を依頼するのならどういった料金になるのかを気になる業者に確認した方がいいでしょう。
その確認のタイミングで価格もチェックしておいてください。
セットプランの中に含まれている事も多いので、単純な料金比較がしにくいというのもポイントです。
次に、そのときの顧客対応もチェックしてください。
電話応対している相手の対応で簡易的にですが、その業者の社員の質が見えてきます。
しっかり逃さずにチェックして起きましょう。
そこまでやって問題ないと判断したら、見積もりによる比較も行ってください。
見積もりのタイミングで、保険はどうなっているのか、時間帯はどうなっているのか、作業員はどういった人が来るのか、作業時間はどれぐらいになりそうなのか、など疑問点をしっかりと解消しましょう。
そこまで吟味すれば、あとは気に入ったところを選べばOKです。
ベランダ掃除に関するよくある質問
掃除の頻度はどれくらいが良いですか？
ベランダの掃除頻度は状況により異なりますが、一般的には月に1回程度の頻度が推奨されています。
ただし、周囲の環境や天候、使用頻度などによっても異なるため、汚れが目立つ場合や雨風が強かった場合は頻繁に掃除することをおすすめします。
ベランダ掃除に使う洗剤は何が適していますか？
ベランダ掃除には一般的な家庭用洗剤が使われることが多いです。
特に汚れが頑固な場合は、脱脂石鹸や重曹を水に溶かして使用すると効果的です。
また、専用のベランダ掃除用洗剤も市販されているので、使用方法や適した洗剤は商品に記載されている指示に従って選ぶと良いでしょう。
ブラシやスポンジなどは必要ですか？
ベランダの掃除には、ブラシやスポンジなどの道具を使うと効果的です。
特に隙間や目地の掃除にはブラシを使うと汚れを取りやすくなります。
ただし、使用するブラシやスポンジはベランダの素材に合ったものを選ぶことが大切です。
素材によっては傷つけてしまう恐れがあるため、適切な道具を選ぶことを忘れずに。
高所作業や重い物の移動はどうしたら良いですか？
高所作業や重い物の移動は注意が必要です。
高所作業を行う際には安全を確保するため、安定した足場や安全帯を使うことをおすすめします。
重い物の移動は、できるだけ複数人で力を分担して行うか、運搬用のカートやキャリーケースを利用して楽に移動できるようにすると良いでしょう。
掃除の後のメンテナンスは必要ですか？
ベランダ掃除後のメンテナンスは大切です。
特に雨風が強い地域や汚れが多い場所では、掃除後に汚れやカビが再発することがあります。
そのため、掃除後は定期的に汚れをチェックし、必要に応じて再度掃除するか、汚れ防止のための対策を行うことが重要です。
カビが発生してしまうのはなぜですか？
ベランダは屋外であるため、雨風にさらされることや湿度が高くなることが原因でカビが発生しやすい場所です。
カビの予防法としては、掃除後にベランダをしっかり乾かすことや通気を良くすることが重要です。
また、ベランダの排水溝を定期的に掃除したり、湿った物を長時間放置しないように注意すると良いでしょう。
ペットや子どもの安全について心配です。どうすれば良いですか？
ベランダ掃除の際、ペットや子どもの安全を確保するためには、作業中に近づかせないようにすることが重要です。
必要であれば柵やゲートを設置して、作業エリアを区切ることがおすすめです。
また、危険な道具や洗剤は手の届かない場所に保管し、作業後にはしっかりと片付けるようにしましょう。
ベランダ掃除はどの季節が最適ですか？
ベランダ掃除の最適な季節は春や秋と言われています。
これらの季節は気温が比較的過ごしやすく、掃除がしやすいためです。
一方で、夏の暑い時期や冬の寒い時期は作業に向かない場合があります。
特に夏は直射日光や高温で作業が辛くなるため、避けた方が良いでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は手が届かないベランダの屋根を掃除する方法についてまとめました。
手が届かないのでできることは非常に少ないです。
ホースで水をかけるか今回のように蓄圧式噴射機をうまく使って掃除するといったやり方になるでしょう。
個人的にはホースだと水量調整が大変なので蓄圧式噴射機を使うのが正解だと思います。
ただし、蓄圧式噴射機を使っても水がかなり飛び散るので、近隣住民への悪影響を考慮して行動する必要はあります。
コメント