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簡単にできる絶品七草粥レシピ!必要な材料や注意点は?

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七草粥は、日本の伝統的な行事食で、1月7日に食べることで一年の無病息災を願います。

このお粥は春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を使って作りますが、そのままでは味が単調になりがちです。

そこで、美味しく食べるための工夫が重要です。

基本的なレシピは、炊き立てのご飯に水を加えて軽く炊き直し、その中に細かく切った春の七草を加えてさっと煮るだけ。

ここに、塩や出汁、ごま油などで味を調整すると一層美味しくなります。

また、七草以外にも具材として鶏肉や根菜を加えると、食べ応えもアップします。

七草粥はシンプルながらも栄養豊富な食べ物です。

これを機に、伝統的な味を楽しみながら、健康的な新年のスタートを切りましょう。

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簡単に作れる七草粥のレシピ!

 

簡単に作れる七草粥のレシピを紹介します。

最近では七草粥のレトルトが販売されているそうですが、七草粥の簡単なレシピを紹介しているサイトや動画もあるので、自分で作ってみるのもオツなものですよ。

では、必要な道具・材料・作り方・作り時の注意点について順を追って解説していきます。

必要な道具

七草粥を作るのに必要なものは以下の通りです。

厚手の鍋もしくは土鍋
まな板
包丁
菜箸もしくはお玉
ボウル
ザル
計量カップ

基本的には普通のお粥を作る時に使うものでOKなようです。

鍋は普通の鍋でも大丈夫だそうですがなるべく厚手の物を使うようにしてください。

お粥にはお米から炊く「焚き粥」とご飯から炊く「入れ粥」の二通りの作り方があり、どちらにしても洗って水を切るのにボウルとザルが必要になります。

材料(2人前)

七草粥を作る時に用意する材料です。

お米から炊く「焚き粥」で使うものになります。

春の七草…セットの物を1パック
お米…1/3号
水…500ml
塩…適量

以上が「焚き粥」で七草粥を作る際の材料になります。

現在では春の七草が1パックになってセットで売られているから、七草全部覚えられなくても大丈夫そうですね。

ちなみに知っている方もいるかと思いますが、春の七草にあるスズナはカブ、スズシロは大根のことです。

作り方

七草粥の作り方です。

お米から炊く「焚き粥」での作り方で説明します。

下準備

春の七草を食べやすい大きさに切っておく。

お湯を沸かし、小さじ1杯ぐらいの塩を入れて七草を投入して少し柔らかめにするように2~3分茹でる。

茹で上がったら皿に取る。

葉っぱの部分は水で洗い、再沸騰した鍋に茎が太いものから順に入れていき火が通るまで茹でる
茹で上がった葉っぱの部分はザル上げして冷水に取り、軽く絞って粗めに刻む。

刻んだものも軽く絞る。

作り方

お米をボウルで軽く研ぎ、ザルにあけて水を切る。

お米を鍋に移してから水500mlを入れ、浸水させずに中火で煮立たせる。

煮立ってきたら弱火にし、焦げ付かないようにしゃもじで底から一回だけかき混ぜる。

蓋をずらして置き、40分ほどコトコト炊く。

お粥が炊けたら火を止めて塩一つまみ加え、七草を投入し軽く混ぜて出来上がり。

以上が七草粥の簡単な作り方になります。

焚き粥で注意しなければならないのは吹きこぼれないようにすることです。

お粥は出来たての方が美味しく食べられるので、七草粥も完成したらすぐ食べるようにしましょう。

七草粥を作る時の注意点

七草粥を作る時の注意点はお粥を焦がさないようにすることも大事ですが、重大な注意点は七草粥を炊飯器で作る場合です。

最近の炊飯器には調理メニューにお粥が付いていて便利なのですが、調理手順を一歩でも間違えると大惨事になってしまいます。

炊飯器で七草粥を作る時に気を付けなければならないのは「春の七草をお粥が炊けた後に入れること」です。

お粥が炊ける前に入れてしまうと葉っぱで蒸気口が塞がれてしまい、最悪の場合爆発してしまう危険性があるので、炊飯器で作る場合は春の七草をお粥が炊けた後に入れるようにしてください。

もう一つはどのようなアレンジをするにしても濃い味にしないということもその一つだと思われます。

七草粥は無病息災を願って食べるという意味がありますが、もう一つは正月休みによる食べ過ぎ・飲み過ぎで疲れた胃袋を労わるという意味が込められています。

正月休みは新年ということもあって何処もお祝いムードなので、つい食べ過ぎてしまったり、飲み過ぎてしまうことがありますよね。

そうなると当然ながら胃袋への負担も大きくなってしまいます。

七草粥を食べるのはそんな食べ過ぎ・飲み過ぎで疲労がたまった胃袋を疲労回復させるという役割もあるようです。

なので、濃い味にはせずになるべく薄めの味にするがベストとされています。

その他にオススメしたい七草粥のレシピ5選!

ここからはその他の七草粥レシピを5つ紹介していきたいと思います。

通常のレシピに一手間加えたものやアレンジ風のレシピなどの中から、個人的に「美味しそう」「これなら作れそう」と思ったものをピックアップしてみたので、よろしければ参考にしてみてください。

アレルギー対策のアレンジ七草粥

 

調理時間:20分

材料(1人前)

お米…1/5カップ 30g
水…1カップ強 210g
大根…10g
カブ…10g
大根葉…5g
ニンジン…10g
小松菜…5g
三つ葉…5g
カブの葉…5g
塩…小さじ1/10 0.6g

作り方

お米を洗う。

大根・カブ・ニンジンを5㎜×2cmの短冊切りにする。

大根葉・小松菜・三つ葉・カブの葉を細かく刻む。

鍋にお米と水(分量)を入れてひと煮立ちしたら、短冊切りにした大根・カブ・ニンジンを加えて煮る。

お米が柔らかくなったら火を止めて細かく刻んだ大根葉・小松菜・三つ葉・カブの葉を入れる。

蓋をして10分蒸らし、塩(分量)を入れて味を調えて出来上がり。

アレルギー対策として、春の七草は大根とカブ以外は使用しないレシピです。

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザの代わりにニンジン・小松菜・三つ葉・大根葉・カブの葉を使用します。

アレルギーではなくても春の七草が苦手という人にもおすすめのレシピです。

ヘルシーな雑炊仕立ての七草粥

 

材料

炊いたご飯
春の七草セット
だし汁
サツマイモ(三つ切りにしてあるもの)

ゴマ
お酒(お好みで)

作り方

春の七草をざく切りにする。

大根やカブは食べやすい大きさで火が通りやすいように薄く切る。

炊いたご飯に対し、3倍のだし汁を入れて火を点ける。

少しさらした大根とカブを入れて煮立たせる。

煮立ってきたら灰汁を取る。

お好みでお酒を加える。

塩で味付けし、ざく切りにした春の七草を加える。

葉っぱの色が抜けないようにサッと煮るようにする。

灰汁を取り、三つ切りのサツマイモを入れる。

仕上げにゴマをサッと振って出来上がり。

雑炊仕立てのヘルシーな七草粥のレシピです。

使う材料が春の七草とサツマイモのみなので、それほど難しくはないかと思われます。

こちらのレシピはご飯から炊く「入れ粥」での作り方なのでお米から炊く「焚き粥」で作らないように注意しましょう。

また、参考動画によるとこの料理のポイントはサツマイモだそうです。

炊飯器で作る七草粥

 

材料

お米…一合
白だし…適量
塩…少々
春の七草

作り方

普段ご飯を炊くのと同じ手順でお米一合用意する。

炊く前に白だしを入れ、塩を少々加える。

炊飯器の調理メニューを「お粥」に設定してお粥を炊く。

お粥を炊いている間に春の七草を洗い、細かく切る。

お粥が炊けたら、細かく切った春の七草を炊飯器の中に入れる。

よく混ぜて、3分程再加熱させる。

再加熱が終わったら出来上がり。

炊飯器を使って作る七草粥のレシピです。

炊飯器の調理メニューにお粥が入っていることが前提なので、作る時はご自宅の炊飯器の機能をよく確認してください。

とても簡単なレシピなのですが、炊飯器で七草粥を作る場合は必ずお粥が炊けた後に春の七草を入れるようにしてください。

炊ける前に入れてしまうと葉っぱが蓋の内側に張り付いて蒸気口が詰まってしまい爆発する恐れがあります。

何度も繰り返すようですが、炊飯器で七草粥を作る時は調理メニューをしっかり設定し、春の七草はお粥が炊けた後に入れるようお願い致します。

ふわふわタマゴの七草粥

 

材料

炊いたご飯…150g
春の七草
水…500ml
鶏がらスープの素…小さじ1杯
タマゴ…1個
塩…少々
ゴマ油…適量

作り方

初の七草を切る。

カブ(スズナ)と大根(スズシロ)は一口サイズに、葉っぱの部分とセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザはざく切りにする。

カブと大根は葉っぱの部分とは分けておく。

鍋に水500mlを入れ、鶏がらスープの素を小さじ1加える。

ご飯を入れて軽く混ぜ、大根とカブを加えて火を点け、蓋をし弱火で10分過熱する。

タマゴは卵白と卵黄を分け、卵白をボウルに入れて塩を一つまみ加える。

泡だて器で卵白がメレンゲ状になるまで泡立てる(ボウルを裏返しても泡が落ちてこないぐらいが目安)。

炊きあがったお粥に七草を投入する。

この時に水分が足りなくなったら水を100ml足す。

お粥と七草を混ぜながら煮込み、味見をしながら塩を加え味を調える。

最後にゴマ油をサッと加えて混ぜる。

七草粥を器に移し、メレンゲ状にした卵白を乗せて窪みを作る。

窪みに卵黄を乗せて出来上がり。

タマゴを使った七草粥のレシピです。

タマゴをメレンゲになるまで泡立てなければならないので、泡だて器がないと難しいかもしれません。

フワフワのメレンゲ状になった白身と卵黄のトッピングがいいアクセントになっていてとても美味しそうな仕上がりになります。

香港風アレンジ七草粥

 

材料

お米…二合
鶏もも肉…100g
長ネギ…1/5本
生姜(薄切り)…2枚
鶏がらスープ…600㏄
酒…20㏄
ゴマ油…小さじ1/2
塩…適量
春の七草セット…1/2パック

作り方

お米を洗い、水を切る。

鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、長ネギは縦に細切りにする。

春の七草を食べやすい大きさに切る。

洗ったお米を鍋に入れ、鶏もも肉と長ネギも一緒に入れる。

生姜を入れて、鶏がらスープ・お酒・ゴマ油の順に加えて塩を適量入れる。

沸騰させてから弱火で40分ほど煮る。

七草を投入し、軽く煮込んで出来上がり。

香港風七草粥のレシピです。

春の七草の他に鶏もも肉と長ネギを使ったちょっと豪華なお粥になっています。

七草粥は七草だけで味気が無いし苦いからあまり好きじゃない…という人におすすめのレシピです。

七草粥に関するよくある質問

七草粥とは何ですか、そしてその由来は何ですか?

七草粥は、日本の伝統的な行事食で、1月7日に食べられます。

これは春の七草を入れたシンプルな粥で、消化を助け、新年の始まりに体を休めるために食べられます。

その由来は中国の風習にさかのぼり、日本では平安時代から食べられるようになったとされています。

七草は春の訪れを告げる野草であり、これらを食べることで無病息災を願います。

七草粥に使われる七草とはどのようなものですか?

七草粥に使われる七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ(すずな)、ハコベラ、ホトケノザ、スズシロ(すずな)、タビラコです。

これらの草は、春の訪れを感じさせる初春の野草で、日本各地で自生しています。

これらの草は、それぞれ健康や長寿に良いとされ、古くから重宝されてきました。

七草粥の健康効果について教えてください。

七草粥は消化が良く、胃腸を休める効果があります。

年末年始の食べ過ぎによる胃の負担を軽減し、体をリセットするのに適しています。

また、含まれる七草はビタミンやミネラルを豊富に含み、免疫力を高め、風邪の予防にも役立ちます。

体を温め、新しい年の健康を願う意味も込められています。

自宅で七草粥を作る際のポイントは何ですか?

自宅で七草粥を作る際のポイントは、まず七草をきれいに洗い、細かく刻むことです。

粥は白米を水で煮込み、柔らかくすることが基本です。

七草は粥がほぼ出来上がった時点で加え、煮すぎないように注意します。

シンプルな味わいが特徴なので、塩や醤油で軽く味付けをする程度に留めるのが良いでしょう。

七草粥を食べることによる文化的な意義は何ですか?

七草粥を食べることには、単に健康を願う以上の文化的な意義があります。

これは日本の季節の移り変わりを感じ、自然とのつながりを意識する機会を提供します。

また、伝統的な習慣を守ることで、家族やコミュニティ間の絆を深め、年始の大切な時間を共有することができます。

七草粥の正しい食べ方や習慣について教えてください。

七草粥の伝統的な食べ方は、1月7日の朝に、静かな環境でゆっくりと食べることです。

これは一年の健康を願い、新年の忙しなさから一息つく時間とされています。

粥は薄味で、シンプルな味わいを楽しむことが重要です。

また、家族や友人と一緒に食べることで、共同体の絆を感じることもこの習慣の一部です。

七草粥に用いる七草が手に入らない場合の代替案はありますか?

伝統的な七草が手に入らない場合、代替として一般的な野菜を使用することができます。

例えば、ほうれん草、小松菜、三つ葉などが適しています。

これらの野菜も同様にビタミンやミネラルを豊富に含み、健康に良い効果を提供します。

大切なのは、新年の始まりに自然の恵みを感謝し、体を労わることです。

七草粥を食べることの健康的な利点は何ですか?

七草粥を食べることの健康的な利点には、消化器官の休息と栄養の補給が含まれます。

粥は消化が良く、年末年始の食べ過ぎによる胃腸の負担を軽減します。

また、七草はビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含み、免疫力を高め、体を健康に保つのに役立ちます。

七草粥のための七草を選ぶ際のポイントは何ですか?

七草粥のための七草を選ぶ際には、鮮度と品質に注意を払うことが重要です。

新鮮で色鮮やかな野草を選び、できれば無農薬や自然栽培のものを選ぶと良いでしょう。

また、野草はしっかりと洗って土や残留農薬を取り除き、安全に食べられるように準備します。

七草粥は自宅で簡単に作ることができますか?

七草粥は自宅で簡単に作ることができます。

基本的には、白米をたっぷりの水でゆっくりと煮込み、柔らかくした後に刻んだ七草を加えます。

塩や醤油で軽く味付けをし、シンプルな味わいに仕上げます。

まとめ

七草粥というと春の七草だけというイメージでしたが、様々な工夫を凝らしたアレンジレシピがあってとても興味深かったです。

今回の記事で紹介したレシピ以外にもまだまだたくさんの簡単レシピやアレンジレシピがあるので、自分の好みにあったレシピに挑戦してみてください。

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