人生において非常に大きなイベントの一つが出産ですが、この出産のタイミングと仏滅がたまたま重なってしまったら気落ちしてしまったというお話を聞いたことがあります。
今回はこういったお話があるという事を前提にして仏滅に出産をしたら気にしなければならないのか、迷信がほとんどなのかについてまとめていきましょう。
六曜をどれだけ信じているのかでいろいろと変わってくるのが今回の記事の内容ですので、六曜を信じている人でも信じていない人でも読める中身になっています。
仏滅に出産をしたら気にしなければならない？
これには様々な意見があり、正解はありません。
これは人によって意見が異なるので、どのように思ったのかで変わってきます。
なので、ここで記載する内容は六曜について数百を超える記事を書いてきた一個人の意見として読んでもらいたいです。
筆者としては『大事な赤子を産むタイミングを人が調整することは現代でもほとんど出来ないのだから、六曜を気にする必要も意識する必要も無い』と言えるでしょう。
そもそも、六曜については様々な見方がありますが、あれは占いの一種です。
朝のテレビでも定期的に行っている『血液型占い』『動物占い』『星座占い』なんかがありますが、あれと同じカテゴリーと考えて下さい。
占いというのはこれから起こる未来に向けて、どのように行動すべきかを示してくれる指針のようなものです。
すでに発生してしまった事象について占いについて意識することはありません。
こちらの『仏滅に出産 | 妊娠・出産・育児 | 発言小町』にあるように、仏滅だったことでなんとなく嫌な気分になるというのは、出産した後に気がつく事柄であり、物事が発生した後の事象について六曜を意識する必要は無いと思います。
あくまで、六曜は占いなんですから、過去のことに照らし合わせる必要なんかないのです。
そもそも『今日は仏滅だから出産が近いけど避けよう！』という気持ちで避けられるものではないので、気にするだけ無駄と思った方がいいと思います。
仏滅の日にやってはいけないこと
仏滅は縁起が悪いとされる六曜の一つです。
六曜を気にしない人もいますが、周りの人々への配慮から、以下の行事は仏滅を避けた方が賢明です。
お祝いの品を贈る
相手が六曜を意識している場合、仏滅にお祝いの品を贈ると『常識がない』と思われる可能性があります。
良好な関係を維持するためにも、相手の立場に立って行動することが大切です。
結婚式を挙げる
結婚式には様々な考え方を持つ人が集まるため、六曜を強く意識している人がいる可能性があります。
仏滅に結婚式を開催すると非難の対象となりかねません。
予約が取りやすいなどのメリットはありますが、人間関係を損ねるリスクもあるため、できれば仏滅以外の日を選びましょう。
一方で、入籍については科学的根拠がなく、仏滅に入籍しても問題ありません。
ただし、一部の人から非難される可能性はあるので留意が必要です。
車を納車する
車には家族や親族を乗せる機会が多いため、六曜を気にする人からは『縁起の悪い日に大事な車を納車するなんて』と非難される可能性があります。
一人暮らしの方であれば気にする必要はありませんが、家族がいる場合は注意が必要です。
不動産を契約する
不動産会社は一般的に六曜を重視する傾向にあるため、仏滅を避ける場合が多いようです。
ただし、六曜を気にしない方は、契約日が制限されることで融通が利かなくなるリスクを考慮する必要があります。
会社の方針があれば従うべきですが、個人的には六曜にはこだわらない方が賢明かもしれません。
仏滅の日にしても大丈夫なこと
仏滅は縁起が悪いとされる六曜の一つですが、以下の行事については仏滅でも問題ありません。
全体として、仏滅でも避けるべき行事は少ないと言えます。
ただし、個人や周りの人々の信仰心によっては、配慮が必要な場合もあるでしょう。
通夜やお葬式
仏滅の名前に『仏』が入っていますが、仏教とは関係がありません。
また、通夜やお葬式の日程は事前に決められないため、六曜を気にする余裕がないのが実情です。
ただし、一部の人は仏滅を完全にNGとする考え方もあるので注意が必要でしょう。
お墓参り
お墓参りは六曜とは関係がなく、故人への思いを大切にすることが何より重要です。
命日が仏滅であっても、故人を偲び供養することに変わりはありません。
六曜よりも故人への心づかいを優先しましょう。
引っ越し
一般的には仏滅は引っ越しとも相性が悪いとされていますが、一部では『1からやり直す生まれ変わり』の意味があり、引っ越しとは相性がいいという意見もあります。
また、仏滅は予約が取りやすく料金も安くなる可能性があるといったメリットも存在します。
厄払いやお参り
厄払いやお参りは神道の行事であり、本来六曜とは関係がありません。
ただし、個人的な信仰があれば、気になる場合は別の日程に変更することも可能です。
多くの神社では『六曜は気にする必要がない』と回答していることが多いので、私たちも気にすることなく行動しましょう。
仏滅に出産祝いを贈るのはNG？
結論を記載すると『受け取った相手が嫌な気持ちになる可能性があるので、避けた方がいい』となるでしょう。
六曜はハッキリ言ってどれだけその人が信じているかどうかというお話なので、受け取る側が全く気にしていないのならば贈っても大丈夫でしょう。
個人的な意見としては、早く贈られた方がもらった側からするとうれしいという気持ちが出てくるので、仏滅だろうが赤口だろうが関係なく1日でも早く贈ってもらった方がいいです。
しかし、筆者みたいな考え方ではなく六曜を強く意識していて仏滅は絶対NGと考えている人には仏滅の贈り物は悪印象となってしまうので、避けた方がいいでしょう。
出産祝いを贈るなら大安がベスト？
大安は1日中吉とされるため、その日の吉凶を気にする方にとって使いやすいでしょう。
贈られる相手が六曜についてどのように考えているのかわからないときは、とりあえず大安を選ぶのは正解だと思います。
大安以外だと、友引は幸せのお裾分けができるとされ、お祝い事との相性が良いため、大安よりも好まれるパターンがあるのでオススメです。
仏滅よりも縁起の悪い出産祝いを避けた方がいい日
仏滅の六曜よりも凶日として受け止められる日はいろいろとありますが、そういった凶日を意識しすぎるとほとんどの日がNGとなってしまうのでそういった日はないと考えた方がいいと思います。
そもそも、六曜以外の暦注は知名度がかなり低いので、贈り物を受け取る側も知らないというケースの方が多いでしょう。
それでも、どうしても気になるという方向けに凶日について簡単にまとめます。
仏滅に関するよくある質問
仏滅とは何ですか？
仏滅（ぶつめつ）とは、六曜の一つで、「何事も慎むべき日」とされる日です。
仏滅は六曜の中で最も不吉とされており、結婚式や新しい事業の開始、契約などを避けるのが一般的です。
仏教の「仏」とは関係がなく、もともとは「物滅」と書かれていたものが変化したとされています。
この日は、控えめに過ごすことが良いとされ、重要な決定や大きな行動は避けるのが賢明です。
仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきですか？
一般的には、仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきとされています。
仏滅は六曜の中でも最も不吉とされる日であり、多くの人が結婚式や重要なイベントをこの日に行うことを避けます。
しかし、一方で仏滅は式場やホテルが空いていることが多く、費用も抑えられるというメリットがあります。
仏滅にこだわらないカップルや費用を重視する場合には、仏滅に結婚式を挙げることも選択肢の一つです。
仏滅に引っ越しをするのは良くないですか？
仏滅に引っ越しをすることも、一般的には避けるべきとされています。
仏滅は不吉な日とされるため、新しい生活のスタートを切る日としては適さないと考えられています。
ただし、引っ越しの日程が仏滅しか取れない場合や、あまり気にしない人もいます。
仏滅を気にしない場合は、自分の都合に合わせて引っ越しを行っても問題ありませんが、可能であれば仏滅以外の日を選ぶと良いでしょう。
仏滅に新しい仕事を始めるのは避けるべきですか？
仏滅に新しい仕事を始めることも、一般的には避けるべきとされています。
新しいスタートを切る日としては不吉とされるため、初出勤日や開業日としては避けるのが無難です。
しかし、現代では六曜を気にしない人も増えており、実際には仏滅に仕事を始めても大きな問題が起こるわけではありません。
気にしない場合は、自分のスケジュールに合わせて行動しても良いですが、周囲の意見や風習も考慮することが大切です。
仏滅に行動を控えるべき理由は何ですか？
仏滅に行動を控えるべき理由は、六曜の中で最も不吉な日とされるためです。
古くから、日本の風習では仏滅の日に重要な行事や新しいことを始めるのは避けるべきとされてきました。
これは、仏滅の日に始めたことがうまくいかないという迷信から来ています。
現代では、必ずしも仏滅を避ける必要はありませんが、伝統や風習を重んじる人々にとっては、仏滅の日に重要な決定や行動を避けることが大切とされています。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は“仏滅に出産をしたら気にしなければならない？迷信がほとんど？”と題して、仏滅と出産についてまとめました。
出産する日にちはハッキリ言って制御できるものではないので、六曜を意識する必要は無いと思います。
それよりも赤ちゃんが無事に誕生したという事実を大いに祝って下さい。
赤ちゃんが誕生した日なのに仏滅だからついていないなんて考えることそのものが、絶対にNGです。
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