引っ越しにおいて荷物の運搬や開梱などやるべき事は色々とありますが、そういった作業をスムーズにできるかどうかは段ボールへの簡単な文字書きが関わってきます。
そこで、今回は引っ越しがスムーズにするために、段ボールの内容がわかりやすい書き方について解説していきましょう。
引っ越しで段ボールを使う時にどういった事を書けばいいのか、中古の段ボールを使う時にはどういったことに注意すべきなのかも簡単に解説します。
引っ越しで使う段ボールの内容がわかりやすい書き方!
引っ越しで使う段ボールに書くべき事の要点をまとめるとだいたい3つか4つにしぼられます。
今回は4つにしぼって考えていきましょう。
どれも重要なないようですので、忘れずに段ボールに記載していってください。
搬入する部屋や場所
まず重要なのがその荷物の搬入する部屋や場所を明記することです。
キッチンやリビングや洗面所などどこに持っていったらいいのかを必ず記載してください。
これが書いてないと業者が荷物を運んでくるときにどこに置いたらいいのかをいちいち部屋主に格にする必要があるので、作業効率が非常に落ちます。
業者側は勝手にその辺に荷物を置くことができないので、記載が無いとかなり困ってしまうのです。
できる限りスムーズに作業を終わらせるためにもどの部屋に搬入するのかをわかりやすく記載してください。
これは荷物が多くなればなるほど問題となる部分なので、しっかりと全部の荷物に明記しておきましょう。
段ボールの中身
事細かに中身が何であるのかを書く必要はありませんが、ある程度中に何が入っているのかは書いておくと楽になります。
具体的には『衣類』とか『本』とか『食器』といったカテゴリーがわかるように書けば問題ないです。
中に何が入っているのかわからないので、必要になったときにいちいち開けて調べるのではかなり時間がかかり非効率なのである程度中身がわかるように書いておきましょう。
中身がある程度わかると運ぶ人も慎重に運ぶべきなのかがわかりますので、これも必須作業と言えるのです。
「われもの」などの注意書き
これも非常に重要で、特別な荷物には注意書きを必ず記載してください。
その注意書きの種類としては『われもの』と『天地無用』と『上積み厳禁』と『横積み厳禁』になります。
具体的にどういった意味があるのかもまとめていきましょう。
これらは運ぶスタッフに必ず見てもらう必要がある注意書きとなっているので、赤の太字といった目立つ書き方をする必要があります。
すぐ使うもの
荷物の中には引っ越してできる限りすぐに使う必要があるものも存在します。
それらが荷物に紛れていては色々と探すのが大変です。
なので、そういった荷物に対してはすぐに使うといった書き方をする必要があるでしょう。
これはどちらかという業者よりも生活する自分たちが楽になるための知恵になりますが、やっておくと引っ越し作業がとても楽になるのでお勧めです。
また、これは文字で記載するのではなく赤いガムテープを使うとか黄色いガムテープを使うといったガムテープの色で識別させるというやり方もあります。
中古段ボールを使うときの注意点
引っ越し費用を少しでも削るためには中古の段ボールを使うという方法があります。
もちろん、業者から無料の段ボールが提供されてそれで十分に間に合うのなら問題ないのですが、段ボールが有料だったり足りなくなったりしてしまったときは中古を用意した方がいいという意見がネット上でも多いのです。
ただし、この中古段ボールを使うにはいくつかの注意点があります。
その注意点をより掘り下げて見ていきましょう。
指定段ボール以外は運んでくれない可能性がある
これは業者によるのですが、業者によってはその業者が用意した段ボール以外は運ばないというケースがあるようです。
運んでくれないのはかなり問題ですので、中古の段ボールを使う時はそもそもそういった段ボールを運んでくれるかどうかを必ずチェックしてください。
段ボールのサイズを揃えないと問題がある
段ボールは実はある程度サイズが決まっていますが、明確に定まっているわけではありません。
というのも、段ボールにはSサイズやMサイズといった表現をしていますが一つずつの辺の長さに指定が無いため同じSサイズ段ボールでも微妙に形が違うというケースがあるのです。
多少の違いながらいいのですが、大きく異なるとトラックに詰め込むときに上手く搭載することができずに、隙間ができてしまいデッドスペースのせいで上手く入らず、トラックが2台分になるとかコンテナ2つ分になるというケースもあるかもしれません。
これでは余計にお金がかかるので中古の段ボールを使う意味が無いです。
また、サイズが不揃いだと運んでいるときに業者がバランスを崩して落下事故を起こしやすくなるのでそういった問題点もあります。
強度不足の可能性がある
段ボールの中でも日用雑貨が入るような段ボールは耐久性や強度が低いので本などを入れると簡単に壊れる可能性があります。
運んでいる途中で梱包材が壊れるのは非常に迷惑なので、そういった強度不足が考えられる段ボールは使えません。
しかし、強度が足りているかどうかを素人が判断するのは難しいので中古は怖いところがあるのです。
他の情報が混じる危険性がある
中古の段ボールの中には以前使った人の住所や名前や中身などの情報が記載されていることがあります。
これをしっかりと二重線や×印で消しておかないと困惑することになるでしょう。
色が一緒だと勘違いするというケースもあるので、色の違い太めのマジックで新しい荷物や引っ越し先といった情報をしっかりと記載してください。
段ボールに書くときに注意すること
段ボールに書く時に注意すべき事はまず位置です。
段ボールに注意書きなどを書くときはそれらをいつでも読めるようにする必要があります。
なので、推奨されるのは側面ですが詰み方次第では側面でも見えなくなってしまうのでできれば側面と上面両方に記載しておくといいでしょう。
また、文字が薄かったり小さかったりすると見えなくなってしまうことも多いので、どんなものでも必ず文字は太く大きく書いてください。
大切なものと区別するためにあえて文字を小さくしたり薄くしたりする人がいますが、それだけは止めましょう。
大切なものも太く大きく書いて、文字の色を変えるといった対応をしてください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しがスムーズにするための、段ボールの内容がわかりやすい書き方についてまとめました。
段ボールに書く時はとにかく搬入する場所とある程度中身がわかりやすくすることが重要です。
あとは注意書きとしてワレモノなどをしっかりと書いておきましょう。
この3つを守っておけば業者が迷うことはありません。
あとは、自分がすぐに使う必要があるかどうかを判断できるようにしておけばOKなのです。
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