引っ越しと言えば色々と荷物整理や準備は梱包が大変というイメージがある人も多く、実際に引っ越しを経験した人はその手間暇に悪戦苦闘した人も多いでしょう。
今回はそんな引っ越しにおける段ボールのお話を、日通に依頼したという体で色々とお話ししていきます。
段ボールのサイズはどうなっているのか、そもそも貰える枚数やタイミングはどうなっているのか、もらった枚数では足りなかったときの対応についてもまとめていきますのでセットでご覧ください。
【引っ越しは日通】段ボールのサイズはどのくらい?
引っ越しは日通でおなじみの日通に引っ越しを依頼したときにもらえる段ボールサイズについてまずは見ていきましょう。
日通で用意されている段ボールのサイズはSサイズとMサイズで、Sサイズは340×340×320mm、Mサイズは540×340×320mmとなっています。
段ボールのサイズは明確な規定はないのですが、筆者が調べた限りでは配送サイズにおける荷物の大きさとリンクしているので、どの業者でもある程度サイズは予想できます。
それはSサイズだと『長さ』『幅』『深さ』の3辺の合計が1000mm以下となり、Mサイズだと3辺の合計が1200mm以下となって、Lサイズだと1400mm以下となるという考え方です。
今回の日通さんはSサイズは340×340×320mm、Mサイズは540×340×320mmでしたが、Sサイズの辺の合計を見てみるとちょうど1000mmですし、Mサイズの合計は1200mmとなっているので推察とぴったり一致します。
他の業者に頼むときは辺の長さに違いはありますが、この考え方は通じますのである程度サイズも予想しやすくなるでしょう。
日通でもらえる段ボールの枚数は?
日通でもらえるダンボールの数は、家族パックなら最大上限は50枚です。
4人家族での引っ越しとなると50枚あれば足りるというケースが多いので、そこまで問題ないでしょう。
これが一人暮らし向けの単身パック当日便だと10枚まで無料となります。
申し込みをするプランによって段ボールが無料かどうかが変わってきますので、申し込む予定のプランで段ボール代がどうなっているのか確認した方がいいです。
日通だと単身パックS・単身パックL・単身パックXのプランだと段ボールを別途購入する必要があります。
日通側で『資材セット』という名前で段ボールのセット品が売られていますので、これらのパックを利用する人はこのパックを購入することが多いです。
詳しくはこちら(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/moving-s/shizaipack/)をご覧ください。
2022年7月現在では資材セットはSサイズ段ボール4枚とMサイズ段ボール6枚、クラフトテープと布団袋がセットとなって4,730円でした。
他の人達の引っ越し業者の比較サイトなどを見てみると、この資材セットが中身は一緒で2,800円だったので、ものすごく値上がりしていることがわかります。
どうも資材高騰の影響が直撃しているようで、段ボール代金も上昇しているようです。
逆に考えると、この物価上昇から脱却することができれば、この資材セットの料金も下がると思われます。
キャンセルや返品に費用はかかる?
何らかの理由があり日通への依頼をキャンセルする時、受け取ったダンボールを返品する費用がかかるかどうかが気になるところでしょう。
結論を記載すると、使っていない段ボールならば送り返すための費用はかかってしまうが返品可能で、すでに使っている段ボールならば返品不可能となるので買取りが必須となります。
この買取り費用はこちらの『日通の引越しはキャンセルできる?費用と上手に断るための全知識』を見た限りではSサイズが200円で、Mサイズが250円となっていました。
ただし、段ボール代金もどうも物価高騰の影響で上昇していると思われるので、買取り費用がどうなっているのかは確認した方がいいです。
段ボールをもらえるタイミングはいつ?
段ボールを貰えるタイミングは無料で段ボールを提供している『家族プラン』と『単身パック当日便』を契約しているときは契約した時点で段ボールを受け取ることができるようです。
これが、段ボールがセットでついてこないプランで資材セットを購入したという人は契約した瞬間ではなく後日配送して貰えるようです。
この配送は資材セットを依頼してから3日以降とのことでした。
段ボールが足りない時はどうしたらいい?
段ボールが足りないときは無料分が余っているのならそちらを用意して貰うか、無料分を超過しているのならば新たに購入するという方法になるでしょう。
日通さんなら他社のダンボールを使っても問題ないので、別のところで段ボールを購入して用意するのもありでしょう。
ただし、サイズがバラバラだと隙間が多くなり積載効率が悪くなってしまいますし、コーナーなどで重心が偏ることで荷崩れが発生するといった問題点を抱えているので、段ボールを用意するのならサイズをできれば揃えてください。
また、別の有料サービスとなりますが日通オリジナルの『えころじこんぽ』という反復資材も用意されており、そちらを使うことで効率よく荷物をまとめられるのです。
なので、段ボールではなくこちらを追加費用で最初から用意するという考え方も存在します。
詳しくはこちら(https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/about/material/)をご覧ください。
このページを見るとわかるように、シューズボックス・ハンガーボックス・食器トランク・テレビボックスなど色んな便利な梱包グッズがありますので、これらを使うと使用するダンボールの数はかなり少なくなるでしょう。
段ボールを自前で用意する問題点について
段ボールを自前で用意することでの問題点は、先ほど述べたようにサイズがまちまちだと隙間が発生して運ぶための効率が悪くなることや、バランスが悪くなるので急カーブなどで荷崩れが発生するリスクがあると言うことです。
これ以外にも最大の注意点がスーパーなどの食材を扱っている店舗で段ボールをただでもらったというケースです。
この段ボールに最悪のケースでゴキブリの卵が産み付けられていることがあり、大惨事になったという情報があります。
節約の考え方はよくわかりますが、これはすさまじいデメリットなので中古の段ボールを使うのはできれば避けた方がいいです。
引っ越し後に日通は無料で段ボールを回収してくれる?
引っ越し後の段ボール回収についてですが、単身パック当日便ならばプランの中に段ボール回収が含まれているので、段ボール回収まできっちりと行ってくれます。
筆者が調べた限りでは他のプランでも1回のみ無料となっているので、1回で回収して貰える状況にしておくのがかなりお勧めです。
日通以外の引っ越し業者の段ボールのサイズは?
ここまで日通でもらえる引っ越し用の段ボールのサイズについて詳しく紹介してきましたが、他の業者も検討している人は業者ごとの段ボールのサイズも気になりますよね。
ここでは業者ごとの段ボールのサイズについてまとめてみましたので、チェックしていきましょう。
クロネコヤマト
アート引越センター
サカイ引越センター
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は日通の引っ越しにおける段ボールの情報を色々とまとめました。
段ボールの回収が無料というのはなかなかに珍しいので、これはちょっとしたプラスポイントと言えるでしょう。
段ボールは家族が多いほどかなり大量になりますが、日通ならば『えころじこんぽ』を使うことで用いる段ボールの数をかなり削減できるので、そちらを利用することを推奨したいところです。
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