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冷凍カニの賞味期限はどのくらい?冷凍でも腐るのは本当?

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「冷凍しているから長持ちするだろう」と思われるかもしれませんが、冷凍カニも賞味期限に気を付けなければいけない食品です。

特に注意しなければならないのは、解凍前と解凍後で賞味期限の期間が変動することです。

解凍した後の冷凍カニはそれほど長く日持ちしません。

また、冷凍カニを長期間冷凍庫の中に放置すると冷凍焼けを起こしてしまいます。

冷凍焼けは風味が落ちるだけではなく、色も変色してしまうので見た目まで悪くなってしまいます。

今回の記事では、そんな冷凍カニの賞味期限と冷凍焼けしたら食べても問題がないのかどうかについて解説していきます。

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冷凍カニの賞味期限はどのくらい?

冷凍カニの賞味期限は保存状態によって変わります。

業務用の大きな冷凍庫ならば2年は長持ちしますが、家庭にある普通の冷凍庫では1年しか持ちません。

これは、普通の冷凍庫は開け閉めすることが多いため、冷凍庫内の温度を一定に保てないことがその理由です。

また、冷凍カニを美味しく食べるには少なくとも1ヶ月以内には食したほうが良いとされています。

なので、冷凍カニの賞味期限は1ヶ月と判断して正解です。

しかし、ここで注意しなければならないのは解凍前と解凍後で賞味期限の期間が変動することです。

解凍前の賞味期限と解凍後の賞味期限は、冷凍カニの品質の関係上大きく変わります。

冷凍状態

解凍前の冷凍カニの賞味期限は1ヶ月です。

これは保存状態が関係しています。

業務用の冷凍庫の温度はマイナス35度からマイナス40度なので、鮮度と品質を保ちながら冷凍カニを保存できるのですが、家庭用の冷凍庫ではそうはいきません。

家庭用の冷凍庫の平均温度はマイナス16度からマイナス18度になります。

家庭用の冷凍庫は業務用の冷凍庫と比べて開け閉めする回数が多く、冷凍庫内の温度を一定に保てないこともあり、冷凍カニにとってはいい保存状態とは言えない状況です。

この理由から、解凍前の冷凍カニの賞味期限は1ヶ月とされているのです。賞味期限だけではなく、冷凍カニを美味しく食べられる期限も1ヶ月以内と言われています。

解凍状態

解凍後の冷凍カニの賞味期限は更に短く、2日間しか日持ちしません。

特に生の冷凍カニは傷みやすいこともあり、解凍した当日に食べることが推奨されています。

しかし、だからといって長く日持ちさせるために余った冷凍カニを再冷凍するのは駄目です。

冷凍保存は長期間保存できると思われるかもしれませんが、冷凍カニの再冷凍はカニの風味を落としてしまいますので絶対にしてはいけません。

できるだけ余らせないようにするために、その日に食べる分だけ解凍した方が良いでしょう。

どうしても余ってしまう場合はきちんと保存すれば大丈夫です。

生の冷凍カニの場合は、ボイルをしてからキッチンペーパーや新聞紙などで包みビニール袋にいれて保管しておけばちゃんと2日間日持ちします。

ボイルされた冷凍カニの場合も、余ったらキッチンペーパーや新聞紙に空気を抜いて包んで帆損しておくことが可能です。

冷凍カニが腐ることはある?

冷凍カニは解凍する前であれば腐ることはまずありません。

しかし、賞味期限とされる1ヶ月を過ぎてしまうとカニの品質が落ちてしまうので腐ってしまうこともあり得ます。

そもそも、カニ自体が腐りやすい性質のため賞味期限を過ぎていたり、解凍後の保存の仕方を少しでも間違えただけでも腐る原因になります。

腐ったカニは食中毒の危険が強い為、保存正体には特に気を付けなければなりません。

カニが腐った時はこのような症状が見られるようです。

・鼻にツンと来るアンモニア臭がする
・酸っぱい匂いがする
・生ごみのような臭いがする
・甲羅が黒ずんでいる
・カニから出たドリップが濁っている
・甲羅の下にあるエラ(ガニ)が黒ずんでいる
・表面がぬるっとしていて糸を引く

カニにこのような症状が見られたら、まず腐っているとみて間違いないです。

見た目で分からなくても、食べたときに以下のような状態でしたらすぐに食べるのを止めてください。

・食感に粘り気がある
・酸っぱい味がする
・苦い味がする

上記のような味や食感を感じたら、カニが腐っている可能性が考えられます。

冷凍焼けしても食べられる?

冷凍焼けは乾燥や酸化によって起こる現象です。

冷凍カニの場合は多少の冷凍焼けならば食べても問題はありません。

しかし、乾燥は冷凍カニの天敵ですので鮮度や品質だけではなく、風味が落ちてしまっている可能性が非常に高いです。

なので、食べても問題はなくても美味しくはないでしょう。

そこで、冷凍焼けさせない保存方法をご紹介します。

冷凍焼けをさせないためには、冷凍カニをなるべく密閉させた状態で保存することです。

包装用の袋が破れていないかチェックをするか、あるいはジップロックのような密閉性の高いジッパー付きの袋に入れ直して保存すれば、冷凍カニの冷凍焼けを防げるはずです。

冷凍焼けしたカニの美味しく食べる方法はある?

冷凍焼けしたからといって食べられない訳ではありません。

食感や風味は落ちてしまいますが、腐ってはいないので美味しく食べることは可能です。

捨てるのは勿体無いので、ここでは冷凍焼けしてしまったカニの美味しい食べ方をご紹介していきます。

冷凍焼けしたカニの食感を楽しむという食べ方はあまりオススメできないので、味噌汁やスープに入れるか、身をほぐしてチャーハンの具にするなどがオススメです!

そうすることでカニの風味を活かしつつ、美味しくいただくことができます。

ただし、長期間冷凍していて賞味期限が過ぎたカニを使うのはよくないので、あくまで賞味期限内の冷凍焼けしたカニを使うようにしてくださいね。

安全性を十分に確認して、美味しく冷凍カニをいただきましょう。

冷凍カニを美味しく食べるオススメレシピ集!

それでは最後に冷凍カニを美味しく食べるオススメレシピをいくつかご紹介します!

冷凍カニをせっかく購入したなら美味しく食べたいですよね。

ぜひここで紹介するレシピを参考にしていただき、絶品料理を堪能してください。

冷凍蟹と冷凍ふきのとうのグラタン

ふきのとうの苦味とホワイトソースが合う料理となっています。

冷凍カニが入るのでホワイトソースは薄味で作るのがオススメです!

材料

・ふきのとう…15個
・冷凍カニ…あるだけ用意

ホワイトソース

・牛乳…200〜280cc
・スペルト小麦…大さじ2
・バター…20g
・新玉ねぎ…4分の1個
・ブイヨン…一袋。
・マカロニ…ひとつかみ
・粉チーズ…少々
・乾燥バジル…少し

作り方

1. ふきのとうは塩茹でして絞り、バラ冷凍しておいたものを使用。
2. 冷凍カニをフライパンで少々の水で蒸してほぐしていく。
3. 牛乳、スペルト小麦、バターを別のフライパンに入れ、中火で混ぜていく。ソースが硬すぎたら少しずつ牛乳を加えて調整する。
4. 玉ねぎ少々をくし切りして炒めたのものと、ふきのとう、先ほど解した冷凍カニをホワイトソースに投入し、野菜ブイヨンと白胡椒を少々入れて混ぜる。
5. お好みのマカロニをひとつかみし、表示より2分ほど長く茹でてホワイトソースに入れる。
6. グラタン皿に材料を絡めたホワイトソースを入れる。
7. シュレッドチーズ、粉チーズ、乾燥バジルを散らしてオーブントースターで焼いていく。
8. 出来上がり!

冷凍蟹でカニ鍋♡お出汁が美味しい

カニの味を引き立てるあっさり味で作ります。

〆の雑炊は卵とじで美味しく仕上げます。

材料

・冷凍カニ…1匹分
・豆腐(絹)…1丁
・エリンギ、白菜、水菜など…適量

だし汁

・水…1000cc
・昆布…適量
・薄口醤油…大さじ2
・みりん…大さじ2
・酒…大さじ2
・塩…小さじ1/2

作り方

1. 冷凍のカニを水でさっと洗ったらザルに取り、冷蔵庫で解凍していく。
2. 昆布で出汁をとり、解凍したカニを鍋に入れ1分半ほど煮てから取り出します。
3. 鍋に調味料をすべて入れたら煮立て、具材を入れて火が通ったら出来上がり。(カニは煮すぎないように注意。)
4. 〆の雑炊の作り方は、ご飯がふっくらと膨らんで柔らかくなってから卵を入れてかき混ぜ、しばらく蓋をして蒸らして完成。

冷凍蟹で、かに玉丼

お正月に残った冷凍カニの残りで作ることができます。

4人分で作っていきます。

材料

・冷凍カニ…半身
・豆苗…1/2束
・ねぎ…1本
・しいたけ…2個
・卵…6個
・練りごま…大さじ1

たれ

・水…100cc
・片栗粉…大さじ1
・しょうがの甘酢漬けの汁…大さじ1
・醤油…大さじ1

作り方

1. 冷凍カニは凍った状態でむくと剥きやすいです。ハサミで半分に切って身を出します。汁も使用します。
2. 野菜はみじん切りにして冷凍カニと卵と一緒に混ぜます。
3. たれの材料をフライパンに入れて混ぜます。混ぜながら中火で加熱してとろみがついたら出来上がりです。
4. フライパンに油をひいてかに玉を焼いていきます。かき混ぜてざっと火を通して蓋をします。
5. 焦げた匂いがしたら火を切り、5分ほど余熱で卵に火が通します。
6. 温かいご飯の上にかに玉とたれをのせたら完成。

冷凍カニに関するよくある質問

冷凍カニはどうやって解凍すればいいですか?

解凍の方法にはいくつかありますが、一般的には冷蔵庫でのゆっくりとした解凍が推奨されています。

冷凍カニを冷蔵庫に移し、解凍する前日から一晩程度時間をかけて解凍すると、味や質感を損なうことなく調理できます。

冷凍カニはどのように調理すればいいですか?

調理の方法は、カニの種類や好みによって異なります。

一般的には、茹でる、蒸す、焼く、炒めるなどがあります。

また、カニの身を使ったサラダやパスタなども人気があります。

調理方法については、レシピ本や料理サイトなどで調べることができます。

冷凍カニは新鮮なカニと比べて味や質感が劣るのでしょうか?

新鮮なカニには劣るかもしれませんが、冷凍カニでも十分な味と質感を楽しめます。

冷凍保存によって、カニの味や栄養素は一部失われる可能性がありますが、正しい解凍方法と調理法を選ぶことで、十分な美味しさを楽しめます。

冷凍カニはどのように保存すればいいですか?

冷凍保存する場合は、密閉された袋や容器に入れて冷凍庫に保存してください。

凍結後は、カニが風味を損なわないように、冷凍庫の温度が-18℃以下になっていることを確認し、なるべく早く使い切るようにしましょう。

冷凍カニはどこで買えますか?

スーパーや魚市場、インターネットの通販サイトなどで購入できます。

冷凍カニの種類によって、価格や入手先が異なる場合があります。

冷凍カニはどうやって選べばいいですか?

冷凍カニを選ぶ際には、カニの種類や産地、賞味期限、原材料などに注目しましょう。

特に、産地が明示されている商品や、新鮮なカニをすぐに凍結している商品がおすすめです。また、賞味期限が長い商品は、凍結方法や品質管理に問題がある可能性があるため、避けるようにしましょう。

冷凍カニを買ったら、なるべく早く食べるべきですか?

冷凍カニを買ったら、なるべく早く食べるようにしましょう。

冷凍保存によってカニの品質は劣化するため、解凍後はできるだけ早く調理することがおすすめです。

また、解凍したカニを再度冷凍することは避け、一度解凍したカニはすぐに調理するようにしましょう。

冷凍カニの種類にはどのようなものがありますか?

冷凍カニには、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、カニかまなどがあります。

また、冷凍されたカニ足やカニ身、カニの身入りの餃子やコロッケなども販売されています。

それぞれの種類によって、味や価格が異なるため、お好みや用途に合わせて選ぶようにしましょう。

冷凍カニの価格帯はどのくらいですか?

冷凍カニの価格帯は、種類や産地、販売店によって異なります。

一般的に、ズワイガニやタラバガニなど高級な種類の冷凍カニは、1kgあたり数千円から1万円以上する場合があります。

一方、毛ガニやカニかまなど比較的安価な種類の冷凍カニは、1kgあたり数百円から数千円程度の価格帯が一般的です。

まとめ

冷凍カニを長く日持ちさせるには適した保存環境が必要なので、家庭用の冷凍庫では1ヶ月が精一杯です。

そもそも、冷凍されているとはいえ、傷みやすい食品なのですから長期保存しておく方が無理な話なのかもしれません。

もし、冷凍庫の中にいつ買ったのか分からない冷凍カニがあったら、例え腐っていないようでも食べない方が無難です。

冷凍カニを手に入れたら、あまり時間を空けずに食べた方が安全に美味しく食べられます。

 

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