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初午祭の意味や由来!2023年はいつ?開催される代表的な神社は?

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初午祭というのをご存知でしょうか?

知っている方にとっては当たり前、一方で初めて聞くという方も多い言葉ではないでしょうか。

初午祭とは「初午」という日に行われるお祭りです。

今回は初午祭の意味や由来、2023円はいつなのか、開催される大表的な神社などについて詳しく紹介していきます。

こんなお祭りがあったんだーと知っていただくきっかけになると嬉しいです。

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初午祭の意味や由来

初午祭は「はつうまさい」または「はつうままつり」と読みます。

2月の初午の日に行われるお祭りで、元はお稲荷様を祀るお祭りとして誕生しました。

現在はお稲荷様に関わらず、縁起の良い日に行う祭りとして全国に広がっています。

お稲荷様は全国に祀られている「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」の愛称です。

宇迦之御魂神は五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、そして開運の神として言われており、伏見稲荷大社のご祭神です。

宇迦之御魂神が山に降りていらっしゃった日が伏見稲荷大社の創建の日であり、初午の日であったことから、初午祭が行われるようになりました。

現在はお稲荷様を祀るだけでなく、縁起の良い日に行うお祭りとしても知られています。

2023年の初午はいつ?

先ほどから「初午の日」と記載していますが、そもそも初午の日とは一体何でしょうか。

日本には干支がありますね。

干支にはそれぞれ方角や日、時刻が割り当てられています。

その「午」に割り当てられた午の日の中でその年に始めてくる日を初午の日といいます。

そして、初午の日は2月にやってきます。

干支に割り当てられた日は毎年変わり、2023年の初午の日は2月5日(日)になります。

ちなみに古来より午が関連する日や方角、時刻はとても縁起の良いものとされています。

午に割り当てられた方角が南であり、古来より太陽が通る大切な方角とされてきました。

また、午の刻も11時から13時と太陽が昇る縁起の良い時間です。

さらに、午は農耕民族であった日本人に神聖視されていたことも午を縁起の良いものとすることに関係しています。

こういったこともあり、初午祭はお稲荷様を祀るだけでなく縁起の良い祭りとしても行われるようになったのです。

開催される代表的な神社は?

初午祭は全国の稲荷神社などで行われていますが、代表的なものはやはり京都の「伏見稲荷大社」です。

伏見稲荷大社の初午祭は2月に行われます。

「しるしの杉」という護符を授与しており、多くの人が訪れます。

また、平安時代には平清盛や清少納言らもこのお祭りを訪れたと言われています。

その他、2月に行われる初午祭としては大阪の「玉造稲荷神社」や日本三大稲荷と称される佐賀県の「祐徳稲荷神社」、茨城県の「笠間稲荷神社」そして愛知県に本院があり、東京に分院の「豊川稲荷」などが有名です。

さらに旧暦の2月、つまり現在の3月に行われる初午祭は鹿児島県の「鹿児島神宮」や三重県の「継松寺」などがあります。

鹿児島神宮は鈴かけ馬と呼ばれる20頭ほどの馬が町中を練り歩き、さらに人々がその行列で踊るというお祭りになっています。

地域によって何が違う?

初午祭は地域によっても少し差があります。

まず大きな違いは行われる日です。

基本的に初午祭は2月の初午の日です。

この2月を新暦で数えるか、旧暦で数えるかに地域差があります。

正確にいうと地域差、というよりも神社によって異なるといったほうが正しいかもしれません。

かつては旧暦の2月、つまり現在の3月に行われることがほとんどでした。

そのため、初午祭は春先の暖かくなった頃のお祭りでしたが、時が経つにつれ、新暦の2月、つまり寒い時期に行う地域が多くなってきました。

現在では全国の稲荷神社の多くが2月に行い、その他一部の神社や寺院が3月に行っています。

また、お供え物やお祭りの風習にも地域差があり、厳格な決まりがあるわけではありません。

初午祭のお供え物

初午祭のお供え物として最も一般的なのがいなり寿司油揚げです。

これはお稲荷様の使いである「狐」の好物であることに由来しています。

また、地域によっては繭団子と呼ばれる白玉団子をお供えする風習もあります。

このお団子は醤油など何もつけずに食べると縁起が良いと言われています。

いなり寿司や油揚げは大きなお祭りで私たち一般人がお供えすることは基本的にありませんが、地域密着の小さなお祭りではよくお供えされています。

さらに、お稲荷様のほこらがある家で行われる初午祭もあります。

その場合、多くが料理の用意がされていることもあり、酒肴料としてお酒や金一封を持っていく方がマナーが良いとされています。

その他、栃木県などの北関東では「しもつかれ」という郷土料理をお供えする風習があります。

しもつかれは初午の日に作り、稲荷神社にお供えする行事食です。

大豆、根菜、酒粕、そして鮭の頭を煮込んで作り、赤飯と共にお供えします。

まとめ

初午祭についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

自分の家の近所の神社が稲荷神社の場合、初午祭を行っている可能性が高いです。

縁起の良い日に行われるこのお祭りで1年の平和や家内安全、商売繁盛などを祈ってみてはいかがでしょうか。

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