エアコンのファンの掃除の頻度は?掃除方法を教えて!
エアコンのファンを掃除したことはありますか?
名前は聞いたことがあるけれど実際何をやっている部品かよくわからない。
エアコンの中にあるし自分で掃除なんてしたことないよ!
そんな方にぜひチェックしていただきたいのがファンの重要性と掃除の必要性です。
実はとっても重要なエアコンのファン。
どんな働きをする部品か、なぜ掃除をするほうが良いのか、ぜひチェックしてくださいね。
エアコンのファンを掃除する理由
ファンを掃除しなければならない理由は部屋にきれいな空気を送り出すためです。
と言われてもファンが何をしている部品かわからないといまいちイメージがわきませんよね。
エアコンの空気の吹き出し口を覗くとたくさんの板が連なったような部品が見えます。
これがエアコンのファンです。
じーっとファンを見てみるとうわ!ホコリまみれ!?とびっくりすることもあるのではないでしょうか。
もっとよく見てみると黒い点のようなものが見えることも。
これはファンについたカビです。
ではそんなファンは一体どんな役割をするのでしょうか。
ファンは筒のような形をしています。
この筒がエアコン内部で勢いよく回転することで空気を循環させる働きをします。
部屋の空気をエアコンに吸い込み、エアコン内で設定温度に調節した空気を部屋に送り出します。
たくさんの空気を吸い込み、さらに静かに遠くへ送り出す役目をする大切な部品です。
そんなファンが汚いと部屋中に汚い空気を広げてしまうということに!
つまり、ファンを掃除しなければエアコンからはきれいな空気が出てこないということになります。
ファンの掃除に必要な道具
ファンの掃除をする前にまずは必要な道具を揃えることからスタートです。
ファンの掃除に必要な道具は
・水またはぬるま湯
・バケツ
です。
また、ネットでは「ファンファン」というファン専門に開発されたモップのようなブラシも販売されているので興味のある方はチェックしてみてください。
よくエアコンに吹きかけるタイプのクリーナーがありますが、オススメはしません。
クリーナーを完全に落としきれないと中に洗剤を残してしまうことになり、匂いやカビの原因になってしまいます。
さらに落としきれなかったクリーナーは錆の原因になったり、ホコリを詰まらせる原因にもなります。
また、かけてはいけない部分にクリーナーをかけてしまうと漏電し、最悪の場合火災を起こしてしまうこともあるので注意してください。
掃除の頻度はどのくらい?
ファンの掃除は1年に1回を目安に行うのがベストです。
エアコンのシーズンとなる夏や冬の前に掃除をするのがおすすめです。
1年に1回と書きましたが、何よりも目安になるのは匂いです。
カビ臭さやほこり臭さが漂ってきたら掃除をするようにしてください。
掃除をしないでエアコンを作動させると匂いが気になるだけでなく、設定した温度になるのに時間がかかり、電気代が高くなるなどの影響がでます。
より快適にエアコンを使いたい方はシーズン前には必ずチェックするようにしてください。
また、近年はクリーニング機能の付いたエアコンも多いですが、エアコンのクリーニング機能は内部のフィルター部分に関係しており、ほぼファンの部分には関係ありません。
ですのでよりきれいな空気を送り出したい方は自分で掃除をするか、プロにクリーニングを依頼する必要があります。
汚れ別のエアコンのファンの掃除方法!
ではエアコンのファンの掃除方法をご紹介します。
ここでまず覚えておいてほしいのは私たちがファンの掃除をする場合は見えるところ、手の届くところのみにするということです。
エアコンの内部はとても複雑にできています。
決して深追いしてはいけません。
解体するのは本当に危険なのでやめてください。
また、ファンの掃除をする時は必ずエアコンの電源を抜くようにしてください。
電源が入っていると感電の可能性があります。
また、掃除中に誤ってリモコンで電源を入れてしまうと指を挟むなど大変なことになるので気を付けて下さいね。
カビ
ではまずカビを取る方法をご紹介します。
②エアコンの風に出入口にある羽の部分を手で開きます。
③水またはお湯をつけた雑巾で優しく丁寧に拭きます。
④カビが取れたら乾いた雑巾でファンを拭きます。
⑤最後に電源を入れ、送風機能を稼働させます。
ファンのカビは優しく拭き取ることで掃除できます。
ただし奥に入っているカビは素人では取ることができません。
どうしても見えてしまうと掃除したくなりますが、くれぐれも無理はしないでください。
ホコリ
次にほこりの取り方をご紹介します。
②エアコンの風に出入口にある羽の部分を手で開きます。
③水またはお湯をつけた雑巾でほこりを優しくつまむように取ります。
④ほこりが取れたら乾いた雑巾でファンを拭きます。
⑤最後に電源を入れ、送風機能を稼働させます。
基本的な掃除方法はカビを取る方法と同じです。
この時、歯ブラシなどでゴシゴシとホコリを取りたくなりますが、ホコリを力任せに取ってしまうと取り切れないホコリがファン周辺に残ってしまいます。
この状態でエアコンを使い始めると残っていたホコリをまき散らすことになります。
雑巾で取り切れないホコリは無理をせず、できる範囲での掃除にしてください。
まとめ
エアコンのファンの掃除方法をご紹介してきましたがいかがでしたか?
部屋にきれいな空気を送るためにはぜひきれいにしていただきたいエアコンのファン。
自分でできる掃除は限りがあるので、汚れがひどい場合は専門の業者に依頼するようにしてください。
しかし、手の届く部分のみの掃除でもやるとやらないとでは大きな差が出ます。
ぜひ定期的に掃除をして快適なエアコン生活を送ってくださいね。
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