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節分で恵方巻きを食べる時の方角の意味や決め方は?

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今回は節分で恵方巻きを食べる時の方角の意味や決め方についてのお話です。

恵方巻きについてのお話にあると必ず「○○の方角を見て無言で食べる!」といったルールが設けられますが、そもそもその方角っていったいどうやって決まっているのでしょうか。

何らかのルールにのっとって行われていると思われますが、規則性が見つけられずに疑問符が浮かぶ方も多いと思います。

今回はこの恵方巻きの方角の意味について掘り下げつつ、そもそも節分になぜ恵方巻きを食べるのか、正しい食べ方はあるのかをチェックして行きます。

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節分で恵方巻きを食べる時の方角の意味は?

節分で方角を決めて食べるのを良しとする恵方巻きですが、この時の方角はその年の福徳を司る神である歳徳神のいる方角を向きながら食べるというやり方になります。

ここでポイントとなるのが、その“方角”っていったい何かというお話です。

この方角は陰陽道でその年の福徳を司る神様である歳徳神がいる方向になるのですが、これが『恵方』と呼ばれているのです。

そして、この『恵方』の方向を向いて事を行えば『万事に吉』とされており、そこに食べると運気がアップする食材をいろいろと使った恵方巻きを用いて向きながら食べるというスタンスになったのでしょう。

覚えるのがちょっと難しいという方は、運気アップに関係する神様がいる方角が恵方だと覚えておけばいいでしょう。

節分で恵方巻きを食べる時の方角の決め方

次はその年の福徳を司る神様である歳徳神がいる方向はどうやって決まっているのかをお話ししましょう。

これは甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素がある十干からきており、その年によって明確に決まっています。

そのルールは以下の通りです。

西暦の一の位が4か9(甲・己):75°(東北東)

西暦の一の位が1か3か6か8(丙・辛・戊・癸):165°(南南東)

西暦の一の位が0か5(乙・庚):255°(西南西)

西暦の一の位が2か7(丁・壬):345°(北北西)

このように西暦の一の位で恵方が決まりますので、このルールを守ってください。

これだけでOKですので、覚えるのではなくこの情報が書いてあるところブックマークして気になったら再度確認するといったやり方でOKでしょう。

恵方巻きの方角を知る方法は?

恵方巻きの正しい方角を知る方法は先ほどの箇条書きを活用してください。

西暦の一の位が4か9(甲・己):75°(東北東)

西暦の一の位が1か3か6か8(丙・辛・戊・癸):165°(南南東)

西暦の一の位が0か5(乙・庚):255°(西南西)

西暦の一の位が2か7(丁・壬):345°(北北西)

まずはこのルールを守りましょう。

その方角がどっちかわからないという方は、iPhoneやスマホで方角がわかるアプリを立ち上げて恵方の方角を探りましょう。

これが一番手っ取り早いと思います。

慣れた土地ならどっちが北なのかすぐにわかると思いますので、そこから自分で軽く角度調整をすればいいでしょう。

節分に恵方巻きを食べる理由は?

結論を記載するとセブンイレブンが商業的な大展開チャンスだと狙ってごり押しした結果です。

一応運気がアップするという意味を込められているので、縁起物と言うこともできるでしょう。

なんでセブンがこんなに推してるの?

もともと恵方巻きは恵方巻きという名前ではありませんでした。

その元となったものは商都大阪発祥の風習でこの日に海苔巻を食べるといったものがあったらしく、そこから広がっていったと言われていますが、起源については明確なことがわからず、はっきりとされていないようです。

一部地域では節分に歳徳神のいる方角に向かって餅を飾りとか、恵方の方角にあるお寺にお参りするという風習があったとのことですが、そこからきているとも言われております。

そこから大阪を中心に広がり1970年代半ばからマスメディアに取り上げられるようになって、海苔を使用する太巻き『幸運巻寿司』のキャンペーンが開始されました。

ここでの活躍に目をつけたのか1989年に広島のセブンイレブンが『恵方巻き』という名前で巻き寿司を売り出して、全国に広がったというエピソードがあります。

要するに、節分を商機に見立てて『恵方巻き』に名前を改め、たくさん売るために食べるという風習を持たせたといってもいいでしょう。

元々は大阪を中心とした関西圏だけの風習だったので、それ以外の地域では恵方巻きという風習は存在していなかった可能性が高くそんなものを食べる理由はありませんでした(少なからず東北在住の筆者はこんな風習なかった)。

恵方巻きについてはセブンイレブンのごり押しがひどいと感じていた人も多いと思いますが、実は従業員やアルバイトによってコンビニの売店側が大量に恵方巻を生産し、コンビニの『従業員・アルバイトに販売ノルマや自爆営業といった形で強制的に引き受けさせた事実』が2017年に発覚しかなりの騒ぎになっています。

どれだけごり押しがひどかったのかがわかる記事がこちらの『「恵方巻き」売れ残り、大量廃棄される 店員が「自腹で買い取り」強要されるケースも: J-CAST ニュース【全文表示】』に記載してありますので、興味がある方はご覧下さい。

最終的に政府からも注意される事態になり予約販売に切り替えるという状態になっています。

節分で食べる恵方巻きの正しい食べ方

恵方巻きで一応指定されているルールは以下の通りです。

・節分の夜に食べる

・恵方の方角を向く

・食べるときに願い事を思い浮かべる

・無言で食べる

・1回で丸かじりして食べきる

どれもこれも、運気がアップすると言われているやり方なので、あやかりたいという方は守りましょう。

恵方巻きの具材の意味は?

恵方巻きの具材は地域や売っているお店で異なることが多いので、扱っている確率が高い具材の意味をまとめて紹介します。

・えび:健康長寿
・かんぴょう:長生き祈願
・キュウリ(レタス・かいわれ):九つの利をもたらす
・伊達巻(だし巻・厚焼き卵):金運アップ
・ウナギ(アナゴ):出世運アップ
・桜でんぶ(おぼろ):タイを使っているからめでたいという意味
・シイタケ煮:身を守る

この7つが代表例であり縁起物です。

7という数字も七福神にかけており、そういった意味での縁起物とも言えるでしょう。

しかし、時代が経過するにつれ食材のバリエーションがとんでもなく増え、これ以外に高野豆腐・ほうれん草・しょうが・菜の花・しそ・かまぼこ・紅鮭・ニンジン・サーモン・イクラ・イカ・まぐろなどいろんなタイプの食材を巧みに使って恵方巻きとして売られているようです。

数字についても7に対するこだわりはなくなっているパターンが多く、2種類だったり5種類だったり13種類だったりとバラバラになりました。

ここまで来ると意味が込められておらず、とりあえずおいしいものとして使われている可能性が高くなっています。

節分に関するよくある質問まとめ

節分とはどのような意味がありますか?

節分は、日本の伝統行事で、季節の変わり目、特に冬から春への移行を象徴する日です。

もともとは立春の前日を指し、新しい季節の到来を祝い、悪い霊を追い払い福を呼び込むための行事とされています。

現代では、特に豆まきや恵方巻きを食べることで知られています。

豆まきの正しいやり方はどのようなものですか?

豆まきでは、まず家の中で、福は内、鬼は外と唱えながら豆(大豆)をまきます。

これは、福を家に招き入れ、悪い霊を追い払う意味があります。

一部の地域では、家族の年齢の数だけ豆を食べる習慣があり、これには一年の健康を願う意味が込められています。

恵方巻きとは何ですか、また、どのように食べるのが正しいのですか?

恵方巻きは、節分に食べる太巻きのことで、その年の恵方(吉方位)を向いて、無言で一本まるごと食べると良いとされています。

恵方は毎年変わるため、事前にその年の恵方を調べておく必要があります。

この習慣は、無言で食べることにより、願い事が叶うという信仰に基づいています。

節分の日に食べるものとして他にどのようなものがありますか?

節分の日には、豆まきの後にその豆を食べるのが一般的です。

また、恵方巻き以外にも、その年の恵方を向いて食べると縁起が良いとされる各種の料理やスイーツがあります。

地域によっては独自の節分料理があり、例えば関西地方では節分の日にお神酒やイワシの頭を飾った料理を食べる習慣があります。

節分にはどのような飾り付けをするのが一般的ですか?

節分には、家の入り口にイワシの頭とヒイラギの葉を飾ることが一般的です。

これは、悪い霊がイワシの頭のにおいやヒイラギの葉の尖った形に怯えて近づかないという古い信仰に基づいています。

また、一部の地域では、福豆や恵方巻きなどを飾ることもあります。

これらの飾り付けには、家族の健康や一年の幸運を願う意味が込められています。

節分の豆まきで使う豆はどのような種類が適していますか?

節分の豆まきには、一般的に乾燥した大豆を使用します。

これは「福豆」とも呼ばれ、収穫した豆を翌年の節分まで保管して用います。

市販の節分用の豆もあり、これらは通常、焙煎されているため食べやすくなっています。

豆まき後に豆を食べる習慣があるため、食用に適したものを選ぶことが重要です。

節分における豆まきの由来は何ですか?

豆まきの由来は古く、鬼や悪霊を払い、福を呼び込むための儀式として行われてきました。

豆はその生命力の強さから「魔除け」の意味を持ち、これをまくことで邪悪なものを追い払い、家庭に福をもたらすとされています。

また、豆を食べることで健康や福を身につけるという意味合いも込められています。

節分で恵方巻きを食べる風習はいつ頃から始まったのですか?

恵方巻きを食べる風習は、もともと関西地方の特定の地域で行われていたものが、1990年代にコンビニエンスストアの販促活動を通じて全国に広まりました。

恵方巻きはその年の「恵方」を向いて無言で食べることで、その年一年の幸福を願うという意味が込められています。

子供に節分の意味を教える良い方法はありますか?

子供に節分の意味を教えるには、実際に豆まきの儀式に参加させることが効果的です。

また、節分に関する絵本や物語を読むことで、楽しく学べます。

子供たちが参加する豆まきイベントや、地元の神社での節分祭りへの参加も、節分の意味を理解するのに役立ちます。

節分の日に特別な祈りや儀式を行うことはありますか?

節分の日には、豆まき以外にも特別な祈りや儀式が行われることがあります。

多くの神社では節分祭が開催され、福を呼び込むための祈祷やお祓いが行われます。

また、家庭内で節分の日に特定の祈りを捧げる習慣を持つ家庭もあり、家族の健康や幸福を願う言葉を唱えることが一般的です。

まとめ

以上、いかがでしたか。

今回は節分で恵方巻きを食べる時の方角の意味や決め方についてまとめました。

○節分での恵方巻きの方角はその年の福徳を司る神である歳徳神のいる方角である

○方角の決め方は十干に伴った特殊なルールになっている

○食べる理由は運気アップだが、これはセブンが売り出したいための策略の可能性大

いろいろと面白い情報が逢ったと思いますが、方角については特殊なルールと十干が関わってくるので覚えるのはちょっと難しいです。

なので、どういったルールなのかだけ把握し、その年にはどのルールが適応されるのかを照らし合わせれば手っ取り早く済ませられます。

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