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フライパンの焦付きを重曹で落とす掃除方法と注意点!

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今回は調理では必ず使うフライパンの焦付きを重曹で落とす掃除方法と注意点についてまとめます。

フライパンにはいろいろと種類がありますので、その種類も加味しつつ重曹ではどういった掃除が最適解なのかを見ていきましょう。

重曹の特徴や掃除効果はどうなっているのか、重曹でもなかなか落ちない汚れが相手の時はどうすればいいのか、そもそもフライパンの焦げを放置しているとどうなってしまうのかも探って行きます。

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フライパンの焦付きを重曹で落とす掃除方法!

それでは具体的にフライパンの焦げを重曹で綺麗に落とす方法を紹介しましょう。

コレは動画としていろいろとアップされているので、その中から選んで紹介していきます。

準備するもの

・重曹
・大きめのアルミか銅以外のフライパンや鍋
・メラミンスポンジ
・マイクロファイバークロス
・ゴム手袋
・取扱説明書

やり方

こちらの動画は『頑固な焦げを重曹でどこまで取れるか検証!!』というタイトルで、重曹を使った掃除動画の一つです。

見てもらいたいのは動画の4分以降のフライパンの上にフライパンを重ねているところになります。

この部分が重曹の焦げ落としで有用なシーンとなりますので、ここを意識してやり方をまとめていきましょう。

フライパンの焦付きを重曹で落とす掃除方法!

⓪初めての重曹を使った掃除ならば、取扱説明書を確認して使ってもいい洗剤はどうなっているかを調べておく

①焦げが気になるフライパンや鍋が入るぐらいの、大きな鉄製やアルミ製以外のフライパンか鍋を用意する

②用意したフライパンや鍋に洗う予定のフライパンが浮くくらいの水を入れる

③火をつけて沸騰したら火を弱火にして20分程度煮る

④20分経過したら火を止める

⑤この段階でコップ1杯の水に対して大さじ1杯の重曹を用意して投入する

⑥焦げ付いた鍋やフライパンを水がこぼれないように注意しながら浸す

⑦1時間以上放置する、焦げがひどい時は一晩放置する

⑧放置が終わったらゴム手袋を着用していったん流水で洗い流して状態を確認する

⑨汚れの落ち具合を確認しつつ、メラミンスポンジなどでこすり洗いをして焦げを落としていく

⑩すすいで洗ったら、乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を落とす

⑪外側と裏面の焦げを除去したら、掃除予定のフライパンを今度は水を張って直接弱火で温める

⑫火をつけて沸騰したら火を弱火にして20分程度煮る

⑬20分経過したら火を止めてコップ1杯の水に対して大さじ1杯の重曹を用意して投入する

⑭1時間から一晩放置する

⑮放置が終わったらお湯をして、ゴム手袋を着用してからメラミンスポンジでこすり洗いする

⑯すすいで洗ったら、乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を落とす

ポイント

・重曹水で煮るというやり方はアルミや銅製フライパンや鍋では使えないので素材には本当に注意すること
・重曹水を入れる鍋やフライパンが小さいと洗う予定のフライパンを浸すときに水がこぼれて大変な事になるので要注意
・放置時間は汚れ具合によって調整すること
・たわしでこすり洗いも可能な材質もあるが、できない素材もあるので掃除前に取扱説明書で確認すること
・重曹を入れるタイミングについてはいろいろと意見があるが、沸騰している水に重曹を加えると突沸が起きて危険なので絶対にNG
・重曹を入れるタイミングは最初から重曹を加えて水を沸騰させてキープするというやり方もありだと思うが、冷めたときに炭酸塩の沈着が発生するという情報があるため沸騰が終わった後のタイミングで入れるが理想
・重曹水に浸した後でも汚れが落ちないときは、重曹ペーストを使って掃除するなど別のやり方も取り入れること

重曹の特徴や掃除効果について

重曹の特徴や掃除効果並びに注意点についてまとめていきましょう。

これは別記事でもまとめたことがありますが、重曹を使った掃除はあちこちで発生するので覚えておいた方がいい情報となっています。

重曹の特徴

汚れや油汚れの除去

重曹は石けんと同様に油汚れを分解し、こびりついた汚れを取り除くのに効果的です。

キッチンのシンク、コンロ、調理器具、オーブン、フライパン、換気扇掃除などで使えます。

消臭効果

重曹は悪臭を吸収し、ニオイを中和するのに役立ちます。

靴、冷蔵庫、ごみ箱、カーペット、トイレなどの掃除ではこういった消臭効果狙いで使うことがあるでしょう。

柔軟剤の代替品になる

洗濯時に重曹を使うことで、洗濯物が柔らかく仕上がり、石けんや洗剤の残りを取り除く助けになります。

酸性汚れを中和する

重曹は酸性汚れやシミを中和し、取り除く効果があります。

コーヒーや赤ワインのシミ、トマトソースのシミなどに有用です。

デターギング効果

重曹は洗濯機や洗濯物に残るカビ、カビ臭、カビの発生を防ぐ効果があります。

除菌効果

重曹は細菌の成長を抑制し、一般的な除菌にも使われます。

柔らかい研磨剤

重曹は研磨剤としても機能し、歯磨き粉やコンロの表面などで使われます。ただし、表面が傷つかないように注意が必要です。

環境にやさしい

重曹は天然成分であり、環境に優しい掃除剤として知られています。

多くの商業用洗浄剤に含まれる化学物質を避けたい場合に最適なのです。

重曹の注意点

研磨作用があること

重曹には研磨作用があるので、柔らかい材質とかコーティングされているものに使うと削ってしまう可能性があります。

水で溶かして使用しても、溶け残った重曹が原因で削れるという可能性があるので柔らかい材質に使うときは要注意です。

アルカリ性であること

ノーマルの重曹水はそこまで強くないアルカリ性で、沸騰重曹水は強力なアルカリ性となるのでできれば素手で触らない方がいい

食用品と掃除用は違うということ

食品用として購入した重曹と、掃除用として購入した重曹は別々に保管し、混同しないようにしましょう。

保管に注意すること

重曹は湿気を吸収しやすいため、密封容器に保管し、湿度の低い場所に保管しましょう。

湿度が高い場所で保存すると固まることがあります。

適切な量を使用すること

過剰な量の重曹を使用すると、洗浄対象の表面に白い粉が残ることがあります。

指示通りに使用量を調節しましょう。

沸騰すると炭酸ガスが出ること

重曹を急激に温めると炭酸ガスが発生します。

電気ケトル掃除のように炭酸ガス発生が問題になるケースもあるので、使い方には十分に気をつけてください。

重曹でも焦げ付きが落ちない場合は?

フライパンの焦げ付き相手に重曹を使ったやり方はかなり効果的です。

正直、今回紹介したやり方ならばほとんどの焦げ付きは落とせると思います。

それでも落とせないレベルの焦げとなると、対処法は3つになるでしょう。

それは『もう一回同じ行動を繰り返す』『より強い洗剤を使う』『汚れを削り取る』のどれかです。

一つ目の『もう一回同じ行動を繰り返す』は文字通りで、今回紹介した掃除を繰り返し実行してみてください。

確実に焦げに効果がある掃除方法だったので、もう一回やればより綺麗になる確率は上がります。

次に、『より強い洗剤を使う』ですが沸騰重曹水はかなり強力なアルカリ性なので、これ以上となると正直ほとんど選択肢がありません。

強いて言うのなら、重曹ペーストを使うことで落とせる可能性があるかもしれません。

『汚れを削り取る』は文字通り削り取るというやり方で、メラミン以外にクリームクレンザーやサンドペーパーなどを使って削って落とすというやり方となります。

また、焦げ付きは天日干しをして乾かしてからこすり洗いすると落ちるというお話もありますので、違ったやり方を取り入れてみるのもいいかもしれません。

フライパンの焦げを放置していると?

フライパンの焦げを放置しているといろいろと厄介な問題が浮き彫りになってきます。

考えられる問題点は以下の通りでしょう。

食品の味と品質への影響

焦げた残り物がフライパンに付着していると、次回の調理に影響を与えることがあります。

焦げた部分から出る不快な味や匂いが食品に移る可能性があり、料理の品質が低下するでしょう。

調理効率の低下

フライパンの表面が焦げ付いていると、熱が均等に伝わりにくくなり、食品が均等に焼けなくなります。

これは調理効率の低下につながるので、調理時間が延びてしまうでしょう。

また、時間調整がうまくいかなくなることで、調理がうまくいかずにイライラしてしまうことも増えます。

食品のくっつきの発生

焦げた部分がフライパンの表面に付着すると、食品がくっつきやすくなります。

これにより、調理中に食品が破損しやすく、調理過程が難しくなるでしょう。

衛生上の懸念の発生

食材の残り物や焦げた部分が長期間フライパンに残っていると、細菌の繁殖や衛生上の懸念が生じる可能性があります。

これは料理の安全性に影響を与える問題点です。

フライパンの劣化

長期間焦げを放置すると、フライパンの表面が劣化し、見た目が悪化します。

また、フライパンの寿命を短くする可能性もあるので要注意です。

焦げ付きを予防する方法!

フライパンの焦げを予防するには、とにかく使い終わった後に油汚れが残らないように丁寧に洗うことが重要です。

これで焦げ付きはほぼなくなります。

強火での調理を減らすことも効果ありです。

他には調理前にしっかりと油を引くように意識すると、焦げ付きの発生は減るでしょう。

あとは、フライパンそのものを傷つけるとそこに油が入り込みやすくなって焦げ付きが発生しやすくなるという問題点もあるので、傷つけないようにしてください。

まとめ

以上、いかがでしたか。

今回はフライパンの焦付きを重曹で落とす掃除方法と注意点についてまとめました。

○重曹を沸騰させて浸け置きするというやり方!

○このやり方では落としきれない場所はメラミンスポンジを使うか重曹ペーストを使う

○ただし、フライパンにはいろいろと素材があるので素材によっては対応を変えること

フライパンにはいろいろと素材があり、その素材によってできることややれることが変わってくるので要注意です。

そのため、まずは取扱説明書を読んでできることややってはいけないことをチェックしてから行動してください。

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