今回はタイガーの電気ケトルをピカピカに掃除するやり方と注意点についてまとめます。
今まで別記事でも電気ケトルの掃除方法についてまとめてきましたが、メーカー指定の方法についてはまとめてきませんでした。
ここであえてタイガーと限定することで、どういった掃除方法が推奨されているのかを見ていきましょう。
昨今はメーカー側で具体的なメンテナンス方法として掃除の仕方を公式ホームページなどでアップされていることが多いので、そこから情報を引っ張ってきます。
タイガーの電気ケトルをピカピカに掃除するやり方
できれば動画付きでご紹介したいのですが、タイガーの電気ケトルの掃除動画に関して公式がアップしていないので、ここではタイガーの電気ケトルに関する取扱説明書からやり方を抜き取ってまとめていきましょう。
準備するもの
・タイガー電気ポット内容器 洗浄用クエン酸 PKS-0120
・アルカリ電解水
・マイクロファイバークロス
・キッチンペーパー
・古歯ブラシ
・取扱説明書
やり方
今回はネット上に落ちていたタイガーの電気ケトル『わく子』のPDF形式取扱説明書の情報から具体的な掃除方法を紹介していきます。
こちらの取扱説明書では具体的な掃除方法が記載してあるので、それに倣っていきましょう。
画像は全てPDFの取扱説明書から抜き取ったものです。
タイガーの電気ケトルをピカピカに掃除するやり方
①取扱説明書でどこを掃除すればいいのかを確認する
②電気ケトルに満水ラインまでしっかりと水を入れる
②クエン酸を約30g入れて、フィルター部分も取り外して入れる(お湯は入れない)
③蓋をしてから差込プラグを接続してお湯を沸かす
④2時間ぐらい放置する
⑤差込プラグをと蓋を外してお湯を捨てる
⑥汚れが残っているのならスポンジや古歯ブラシでこすり洗いし、フィルターは水洗いしながら古歯ブラシなどで優しくこすり洗いする
⑦汚れが落ちていないのならもう一度クエン酸を用意して②から⑥まで同じ操作をする
⑧水だけでもう一度沸かして、捨てる
⑧フィルターが乾いたら元に戻す
⑨外側は汚れが目立つところを中心にキッチンペーパーにアルカリ電解水を含ませて全体を拭き、汚れが少ないのならマイクロファイバークロス拭き取って終了
注意点
電気ケトルの汚れの種類とその原因は?
電気ケトルの汚れの原因は基本的に水で、内側の汚れは水に含まれているカルシウムや鉄分などのミネラル成分となっています。
これは今回使った取扱説明書にも明確に書いてあり、そこの一文を拝借すると『水の中に含まれているミネラル成分が本体内側とステンレス底に付着』とまとめているのです。
その結果、本体内側とステンレス底にサビのような赤い斑点ができるとか、乳白色や黒色の変色が発生するとか、お湯に白い浮遊物が発生するといった汚れが発生するとも記載しています。
また、外側には手垢やホコリといった汚れが溜まりやすいので、頻繁に使うという方は意識して掃除した方がいいでしょう。
電気ケトルを置く位置によっては油や調味料などが跳ねて付着するというパターンもります。
オススメの掃除頻度は?
掃除頻度に関しては公式にそのまま、倣いましょう。
取扱説明書に明確に1カ月から3カ月に1回と記載がありましたので、この掃除頻度を目安にして下さい。
頻繁に使う人ほど掃除頻度を増やし、たまにしか使わないという人は掃除頻度を減らすという考え方で大丈夫です。
電気ケトルの掃除で役立つ洗剤は?
電気ケトルで役立つ洗剤はクエン酸とアルカリ電解水です。
基本的にこの2つがあればなんとかなります。
タイガーで出されている電気ケトル掃除用の洗剤もいわゆるクエン酸ですので、こういった公式メーカーからもクエン酸を使った掃除をするのが鉄板的という考え方になっているのです。
今回紹介したタイガーの電気ケトルにはありませんが、最新の一部電気ケトルだと『クエン酸洗浄モード』なんて機能が搭載されているとのことなので、クエン酸は電気ケトル掃除のためには必須アイテムだと考えて下さい。
アルカリ電解水は皮脂汚れや油汚れといった酸性汚れを落とすためのアイテムで、二度拭きも不要であり使い勝手は抜群です。
電気ケトルの外側掃除に使って下さい。
電気ケトルの掃除で使ってはいけないアイテムは?
電気ケトル掃除に逆に使ってはいけないアイテムはゴシゴシとこすれてしまうタイプの掃除道具並びに洗剤です。
具体的には、クリームクレンザーやメラミンスポンジや金属たわしあたりが該当するでしょう。
内側掃除にこれらを使うと、内側のコーティングを剥がしてしまう恐れがあるので絶対にやめてください。
また、内側掃除をする時に重曹を使うと、重曹成分が隙間などに残ってしまって温めたときに炭酸ガスが出て吹きこぼれといったトラブルが発生する危険性があり、ここでは推奨していません。
電気ケトルの掃除に関するよくある質問まとめ
電気ケトルのカルキ汚れはどのようにして取り除けば良いですか?
電気ケトルのカルキ汚れを取り除くには、酢と水を使う方法が効果的です。
等量の酢と水をケトルに入れ、沸騰させた後に数時間放置します。
これによりカルキが溶け出しやすくなります。
その後、水で数回すすぎ、カルキが完全に取り除かれるまでこのプロセスを繰り返します。
電気ケトルの内部を掃除する際の注意点は何ですか?
電気ケトルの内部を掃除する際には、電気部分に水が入らないように注意が必要です。
また、金属製のスポンジや硬いブラシは内部を傷つける可能性があるため、使用は避けましょう。
柔らかい布やスポンジを使用し、穏やかな洗剤を使うのが安全です。
清掃後は十分にすすぎ、完全に乾燥させてから再度使用します。
電気ケトルの外側の掃除方法は?
電気ケトルの外側を掃除するには、湿った布で拭き取るのが最も簡単で効果的です。
頑固な汚れの場合は、少量の中性洗剤を布に付けて拭き、その後、濡れた布で洗剤を完全に拭き取ります。
電源部分やコネクタに水がかからないように気をつけながら、やさしく拭きましょう。
電気ケトルの蓋の掃除はどうすれば良いですか?
電気ケトルの蓋は、通常取り外し可能です。
取り外した蓋は、温かい石鹸水で洗うと良いでしょう。
柔らかいブラシを使って隅々まで洗い、その後は水でよくすすいで乾かします。
蓋に電子部品が含まれている場合は、水没させずに表面を拭くだけにしてください。
電気ケトルを掃除する頻度はどのくらいが適切ですか?
電気ケトルの掃除頻度は、使用頻度と水質によって異なります。
一般的には、少なくとも月に一度は内部のカルキを除去することをお勧めします。
外側や蓋については、見た目に汚れが気になる場合に定期的に拭くと良いでしょう。
硬水地域に住んでいる場合は、カルキがより頻繁に発生するため、掃除の頻度を増やす必要があります。
電気ケトルの水垢を自然派の洗剤で取り除く方法はありますか?
自然派の洗剤を使用して電気ケトルの水垢を取り除くには、お酢やレモン汁が効果的です。
お酢やレモン汁と水を混ぜ、ケトルに入れて沸騰させ、しばらく放置してからすすぐ方法が一般的です。
これは化学洗剤を使用しない自然な方法で、水垢を効果的に除去できます。
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合、どう対処すれば良いですか?
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合は、まず水だけを沸騰させてみることをお勧めします。
異臭が残る場合は、お酢やレモン汁を使った方法で再度洗浄すると効果があります。
洗剤の残りが原因で異臭がすることもあるため、すすぎを十分に行うことが重要です。
電気ケトルの底に焦げ付きがある場合、どのように掃除すればよいですか?
電気ケトルの底の焦げ付きには、お酢やベーキングソーダを用いた方法が効果的です。
お酢と水を混ぜて沸騰させ、焦げ付きを柔らかくした後、柔らかいスポンジで擦り取ります。
ベーキングソーダを使う場合は、水でペースト状にし、焦げ付き部分に直接塗ってから拭き取ります。
ケトルのプラスチック部分の黄ばみを取り除く方法は?
ケトルのプラスチック部分の黄ばみは、ベーキングソーダと水で作ったペーストで拭くことで除去できます。
ペーストを黄ばみに塗り、少し放置した後、湿らせた布でやさしく拭き取ります。
また、マイルドな漂白剤を薄めた水で拭く方法もありますが、プラスチックを傷めないよう注意が必要です。
電気ケトルのフィルターはどのように掃除するのが最適ですか?
電気ケトルのフィルター掃除には、まずフィルターを取り外し、温かい石鹸水に浸けておくことから始めます。
その後、柔らかいブラシで汚れを優しく擦り取り、十分にすすいで乾燥させます。
フィルターが非常に汚れている場合は、お酢やレモン汁を加えた水で浸け置きすると効果的です。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はタイガーの電気ケトルをピカピカに掃除するやり方と注意点についてまとめました。
○取扱説明書にしっかりと掃除の仕方が記載されているので、まずはそれをお手本にすること!
○公式でもやっぱりクエン酸を使ったやり方が推奨されている!
○掃除頻度も1カ月に1回から3カ月に1回だった!
基本的に昨今の家電にはしっかりとメンテナンス、並びに掃除方法についての指摘がなされているのでその方法を取り入れるのが一番の回答となっています。
今までクエン酸を主導に電気ケトル掃除方法を解説していましたが、公式メーカー側がこれを思いっきり推奨していたので、本当に正しい掃除方法ということが立証できました。
コメント