今回は電気ケトルの適切な掃除頻度はどのぐらいが推奨されているのか、サボると大変なことになるのは本当なのかを調べていきます。
掃除をサボるとどうなってしまうのかがまだわからないという人も結構いると思いますので、その部分をよりわかりやすく解説しましょう。
他の情報として、電気ケトル掃除にオススメのお掃除アイテムや嫌な臭いが気になる時はどうしたらいいのかも解説していきます。
電気ケトルの適切な掃除頻度
電気ケトルの掃除頻度に関しては、まず取扱説明書を読んでそこに書いてある数字に習いましょう。
例えば、こちらのタイガーの電気ケトル『わく子』のPDF形式取扱説明書を見てください。
この部分の掃除頻度が記載してある部分を抜き取るとこんな風になっています。
このように1カ月から3カ月1回という推奨頻度が記載されているのです。
また、推奨頻度以外に『本体内側とステンレス底のにおいや汚れが目立ったら』といった書かれ方をしているので、汚れが目立つようになってきたら自主的に掃除をするといいでしょう。
掃除をサボると大変なことに?
電気ケトルの掃除をさぼっているとミネラル汚れがひたすら溜まっていきます。
基本的にミネラル汚れは白い固まりになっているパターンが多いのですが、黒い斑点や虹色のように見える斑点が発生するケースもあるので要注意です。
これもカビのように見えますがミネラル汚れなので、ミネラル汚れが蓄積すると考えて下さい。
沸騰させるという環境にあるので内部にカビが溜まるということはありませんが、ミネラル汚れはたまり続けます(カビは低温環境でも生きられるが、高温環境では死滅する)。
これがたまり続けてどんどんこびり付いていくと、電気ケトルの熱がなかなか水に伝わりにくい状態が発生するのでお湯になかなかならなくなったり、ミネラル特有の嫌な臭いが電気ケトルを使うたびに発生する可能性もあるので要注意です。
また、外側の汚れを放置すると手垢や油汚れなど酸性の汚れやほこりがたまっていくことになるので、どんどんと変色する恐れがあります。
個人的に一番気になるのが底の部分がカビが発生しているような状態に見えるという部分です。
これも先ほど紹介したタイガーの電気ケトル『わく子』のPDF形式取扱説明書にこんな書かれ方をしています。
参照URL:https://www.tiger.jp/product/uploads/pdf/pcf_g.pdf
つまり、乳白色・黒色・虹色などに変色が発生するのは事実ということです。
簡単にできる電気ケトルの掃除方法とポイント!
それでは具体的な掃除方法についてまとめていきましょう。
準備するもの
・アルカリ電解水
・マイクロファイバークロス
・キッチンペーパー
・古歯ブラシ
・取扱説明書
やり方
実際の掃除方法についてまとめましょう。
こちらの動画は『【簡単/お掃除】電気ケトルを超簡単にピカピカに!』というタイトルで、こちらの動画でもクエン酸を使って温めるだけというシンプルな掃除動画です。
下記で使っている電気ケトルの画像は全てタイガーのPDFの取扱説明書から抜き取ったものになります。
簡単にできる電気ケトルの掃除方法とポイント!
①取扱説明書でどこを掃除すればいいのかを確認する
②電気ケトルに満水ラインまでしっかりと水を入れる
②クエン酸を約30g入れて、フィルター部分も取り外して入れる(お湯は入れない)
③蓋をしてから差込プラグを接続してお湯を沸かす
④2時間ぐらい放置する
⑤差込プラグをと蓋を外してお湯を捨てる
⑥汚れが残っているのならスポンジや古歯ブラシでこすり洗いし、フィルターは水洗いしながら古歯ブラシなどで優しくこすり洗いする
⑦汚れが落ちていないのならもう一度クエン酸を用意して②から⑥まで同じ操作をする
⑧水だけでもう一度沸かして、捨てる
⑧フィルターが乾いたら元に戻す
⑨外側は汚れが目立つところを中心にキッチンペーパーにアルカリ電解水を含ませて全体を拭き、汚れが少ないのならマイクロファイバークロス拭き取って終了
注意点
電気ケトルの掃除にオススメのアイテム!
電気ケトルの掃除にオススメのアイテムは『クエン酸』と『アルカリ電解水』です。
クエン酸は基本的に電気ケトルの掃除方法として取扱説明書に記載されているぐらいなので、電気ケトル掃除には必須のアイテムと言えるでしょう。
アルカリ電解水に関しては二度拭きいらずに外側掃除ができるためあると非常に便利です。
臭いが気になるときはどうしたらいい?
基本的に電気ケトルの嫌な臭いを除去するにはこびりついている白い固まり、つまりはミネラル汚れを除去するのが正解であり、これを除去できれば嫌な臭いはかなり落とせます。
つまり、今回紹介していないクエン酸を使った掃除が正解ということです。
ただし、プラスチック製の電気ケトルだとプラスチックに含まれる成分が熱に反応してプラスチック臭が発生して臭いというパターンがあるので、そちらの臭いがなかなか落ちない時があります。
しかし、このプラスチック臭も今回紹介したクエン酸掃除で落とせるという情報がありましたので、臭いが気になる方は今回紹介した掃除を実践してみましょう。
電気ケトルの掃除に関するよくある質問まとめ
電気ケトルのカルキ汚れはどのようにして取り除けば良いですか?
電気ケトルのカルキ汚れを取り除くには、酢と水を使う方法が効果的です。
等量の酢と水をケトルに入れ、沸騰させた後に数時間放置します。
これによりカルキが溶け出しやすくなります。
その後、水で数回すすぎ、カルキが完全に取り除かれるまでこのプロセスを繰り返します。
電気ケトルの内部を掃除する際の注意点は何ですか?
電気ケトルの内部を掃除する際には、電気部分に水が入らないように注意が必要です。
また、金属製のスポンジや硬いブラシは内部を傷つける可能性があるため、使用は避けましょう。
柔らかい布やスポンジを使用し、穏やかな洗剤を使うのが安全です。
清掃後は十分にすすぎ、完全に乾燥させてから再度使用します。
電気ケトルの外側の掃除方法は?
電気ケトルの外側を掃除するには、湿った布で拭き取るのが最も簡単で効果的です。
頑固な汚れの場合は、少量の中性洗剤を布に付けて拭き、その後、濡れた布で洗剤を完全に拭き取ります。
電源部分やコネクタに水がかからないように気をつけながら、やさしく拭きましょう。
電気ケトルの蓋の掃除はどうすれば良いですか?
電気ケトルの蓋は、通常取り外し可能です。
取り外した蓋は、温かい石鹸水で洗うと良いでしょう。
柔らかいブラシを使って隅々まで洗い、その後は水でよくすすいで乾かします。
蓋に電子部品が含まれている場合は、水没させずに表面を拭くだけにしてください。
電気ケトルを掃除する頻度はどのくらいが適切ですか?
電気ケトルの掃除頻度は、使用頻度と水質によって異なります。
一般的には、少なくとも月に一度は内部のカルキを除去することをお勧めします。
外側や蓋については、見た目に汚れが気になる場合に定期的に拭くと良いでしょう。
硬水地域に住んでいる場合は、カルキがより頻繁に発生するため、掃除の頻度を増やす必要があります。
電気ケトルの水垢を自然派の洗剤で取り除く方法はありますか?
自然派の洗剤を使用して電気ケトルの水垢を取り除くには、お酢やレモン汁が効果的です。
お酢やレモン汁と水を混ぜ、ケトルに入れて沸騰させ、しばらく放置してからすすぐ方法が一般的です。
これは化学洗剤を使用しない自然な方法で、水垢を効果的に除去できます。
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合、どう対処すれば良いですか?
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合は、まず水だけを沸騰させてみることをお勧めします。
異臭が残る場合は、お酢やレモン汁を使った方法で再度洗浄すると効果があります。
洗剤の残りが原因で異臭がすることもあるため、すすぎを十分に行うことが重要です。
電気ケトルの底に焦げ付きがある場合、どのように掃除すればよいですか?
電気ケトルの底の焦げ付きには、お酢やベーキングソーダを用いた方法が効果的です。
お酢と水を混ぜて沸騰させ、焦げ付きを柔らかくした後、柔らかいスポンジで擦り取ります。
ベーキングソーダを使う場合は、水でペースト状にし、焦げ付き部分に直接塗ってから拭き取ります。
ケトルのプラスチック部分の黄ばみを取り除く方法は?
ケトルのプラスチック部分の黄ばみは、ベーキングソーダと水で作ったペーストで拭くことで除去できます。
ペーストを黄ばみに塗り、少し放置した後、湿らせた布でやさしく拭き取ります。
また、マイルドな漂白剤を薄めた水で拭く方法もありますが、プラスチックを傷めないよう注意が必要です。
電気ケトルのフィルターはどのように掃除するのが最適ですか?
電気ケトルのフィルター掃除には、まずフィルターを取り外し、温かい石鹸水に浸けておくことから始めます。
その後、柔らかいブラシで汚れを優しく擦り取り、十分にすすいで乾燥させます。
フィルターが非常に汚れている場合は、お酢やレモン汁を加えた水で浸け置きすると効果的です。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は電気ケトルの適切な掃除頻度はどのぐらいなのか、サボると大変なことになるのは本当なのかをまとめました。
○掃除頻度は1カ月から3カ月に1回程度!
○掃除をサボると水垢が溜まり嫌な臭いが発生する以外に暖まりにくいなどの問題がある
○掃除難易度は低い!
適切な掃除頻度については取扱説明書に書いてある頻度が間違いないでしょう。
なので、まずはそちらを確認してください。
そこから、自分がどれぐらい使っているのかで掃除する回数も調整しましょう。
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