今回は電気ケトルについた黒い斑点を落とす掃除方法と注意点についてまとめます。
電気ケトルの掃除方法についてはいろいろと解説してきましたが、この記事では指定された汚れの落とし方を掘り下げていきましょう。
そもそもこの電気ケトルについた黒い斑点の正体は何なのか、黒い斑点を放置しているとどうなってしまうのか、電気ケトルの掃除頻度はどうなっているのかも調べてまとめます。
電気ケトルについた黒い斑点を落とす掃除方法!
それでは具体的な掃除方法をまとめていきましょう。
この黒い斑点の正体については後述しますので、ここでは掃除方法だけを紹介していきます。
準備するもの
・クエン酸
・アルカリ電解水
・マイクロファイバークロス
・キッチンペーパー
・古歯ブラシ
・取扱説明書
やり方
こちらの動画は別記事でも使っている電気ケトル掃除動画でタイトルは『沸騰させるだけ!電気ケトル(T-fal)の掃除方法 – くらしのマーケット』です。
動画にあるように掃除はクエン酸を使えば簡単に終わりますので、参考にしてください。
ただし、外側の掃除に関してはちょっとオリジナルが入っています。
電気ケトルについた黒い斑点を落とす掃除方法!
①取扱説明書でどこを掃除すればいいのかを確認する
②電気ケトルに満水ラインまでしっかりと水を入れる
③クエン酸を約30g入れて、フィルター部分も取り外して入れる(お湯は入れない)
④蓋をしてから差込プラグを接続してお湯を沸かす
⑤2時間ぐらい放置する
⑥差込プラグをと蓋を外してお湯を捨てる
⑦汚れが残っているのならスポンジや古歯ブラシでこすり洗いし、フィルターは水洗いしながら古歯ブラシなどで優しくこすり洗いする
⑧汚れが落ちていないのならもう一度クエン酸を用意して②から⑦まで同じ操作をする
⑨水だけでもう一度沸かして、捨てる
⑩フィルターが乾いたら元に戻す
⑪外側はゴム手袋を着用してから汚れが目立つところを中心にキッチンペーパーにアルカリ電解水を含ませて全体を拭き、汚れが少ないのならマイクロファイバークロス拭き取って終了
注意点
電気ケトルの黒い斑点の正体は?
それではあの黒い斑点の正体について解説していきましょう。
あの黒い斑点は高確率で水垢汚れが該当します。
いわゆる水の中に含まれているミネラル成分が固まってできた汚れと考えてください。
洗面台などの水場で掃除をしていないと発生する白い固まり汚れと同じタイプです。
あの白い水垢が黒く見えたり変色して実際に黒くなっているのですが、黒以外に赤や青や虹色に見えることがあるので注意してください。
もしかしたら、サビ汚れの可能性もありますが、サビ汚れは黒よりも茶色や緑色になりやすいという情報があったので、黒い汚れだったら水垢と考えた方がいいでしょう。
黒い斑点を放置していると?
電気ケトルの掃除をさぼっているとミネラル汚れがひたすら溜まっていきます。
水の中に含まれているミネラル成分が本体内側とステンレス底に付着し、それが黒く変色するのが今回の問題です。
このミネラル汚れがたまり続けてどんどんこびり付いていくと、電気ケトルの熱がなかなか水に伝わりにくい状態が発生するのでお湯になかなかならなくなったり、ミネラル特有の嫌な臭いが電気ケトルを使うたびに発生する可能性もあるので要注意です。
電気ケトルの掃除頻度は?
電気ケトルの掃除頻度はだいたい1カ月に1回から3カ月に1回です。
ただし、簡単な外側を拭く掃除なんかは適時行った方がいいので、頻度は意識しない方がいいでしょう。
こういった掃除頻度は取扱説明書に書いてある可能性が高いので、そちらを最初にチェックすることを強く推奨します。
また、よく使うという人はそれだけ汚れやすいので掃除頻度も増やしてください。
電気ケトルをキレイに保つ方法は?
電気ケトルをできるだけ清潔な状態に保つには、外側ならば適時掃除をして拭き取るしかありません。
しかし、内側ならばいくつか対処法があります。
まず、使い終わってもお湯が残っているのなら放置せずに捨ててください。
水が残っている状態だと水垢が発生する確率がどうしても高まるので、使い切ったら残っていたものは捨てましょう。
一度沸騰させたお湯は塩素が抜けているので冷めてしまうと雑菌が通常の水道水よりもしやすいという問題があるため、放置は危険なのです。
そして、水以外の液体を温めるのは絶対にやめてください。
例えば、牛乳のようなたんぱく質が含まれている飲み物だと沸騰した時にできる泡が薄い膜となるので、詰まりや噴出といったトラブルにもつながりますし、他の飲み物だと黒ずみなどの原因となるのでNGなのです。
電気ケトルの掃除に関するよくある質問まとめ
電気ケトルのカルキ汚れはどのようにして取り除けば良いですか?
電気ケトルのカルキ汚れを取り除くには、酢と水を使う方法が効果的です。
等量の酢と水をケトルに入れ、沸騰させた後に数時間放置します。
これによりカルキが溶け出しやすくなります。
その後、水で数回すすぎ、カルキが完全に取り除かれるまでこのプロセスを繰り返します。
電気ケトルの内部を掃除する際の注意点は何ですか?
電気ケトルの内部を掃除する際には、電気部分に水が入らないように注意が必要です。
また、金属製のスポンジや硬いブラシは内部を傷つける可能性があるため、使用は避けましょう。
柔らかい布やスポンジを使用し、穏やかな洗剤を使うのが安全です。
清掃後は十分にすすぎ、完全に乾燥させてから再度使用します。
電気ケトルの外側の掃除方法は?
電気ケトルの外側を掃除するには、湿った布で拭き取るのが最も簡単で効果的です。
頑固な汚れの場合は、少量の中性洗剤を布に付けて拭き、その後、濡れた布で洗剤を完全に拭き取ります。
電源部分やコネクタに水がかからないように気をつけながら、やさしく拭きましょう。
電気ケトルの蓋の掃除はどうすれば良いですか?
電気ケトルの蓋は、通常取り外し可能です。
取り外した蓋は、温かい石鹸水で洗うと良いでしょう。
柔らかいブラシを使って隅々まで洗い、その後は水でよくすすいで乾かします。
蓋に電子部品が含まれている場合は、水没させずに表面を拭くだけにしてください。
電気ケトルを掃除する頻度はどのくらいが適切ですか?
電気ケトルの掃除頻度は、使用頻度と水質によって異なります。
一般的には、少なくとも月に一度は内部のカルキを除去することをお勧めします。
外側や蓋については、見た目に汚れが気になる場合に定期的に拭くと良いでしょう。
硬水地域に住んでいる場合は、カルキがより頻繁に発生するため、掃除の頻度を増やす必要があります。
電気ケトルの水垢を自然派の洗剤で取り除く方法はありますか?
自然派の洗剤を使用して電気ケトルの水垢を取り除くには、お酢やレモン汁が効果的です。
お酢やレモン汁と水を混ぜ、ケトルに入れて沸騰させ、しばらく放置してからすすぐ方法が一般的です。
これは化学洗剤を使用しない自然な方法で、水垢を効果的に除去できます。
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合、どう対処すれば良いですか?
掃除後の電気ケトルから異臭がする場合は、まず水だけを沸騰させてみることをお勧めします。
異臭が残る場合は、お酢やレモン汁を使った方法で再度洗浄すると効果があります。
洗剤の残りが原因で異臭がすることもあるため、すすぎを十分に行うことが重要です。
電気ケトルの底に焦げ付きがある場合、どのように掃除すればよいですか?
電気ケトルの底の焦げ付きには、お酢やベーキングソーダを用いた方法が効果的です。
お酢と水を混ぜて沸騰させ、焦げ付きを柔らかくした後、柔らかいスポンジで擦り取ります。
ベーキングソーダを使う場合は、水でペースト状にし、焦げ付き部分に直接塗ってから拭き取ります。
ケトルのプラスチック部分の黄ばみを取り除く方法は?
ケトルのプラスチック部分の黄ばみは、ベーキングソーダと水で作ったペーストで拭くことで除去できます。
ペーストを黄ばみに塗り、少し放置した後、湿らせた布でやさしく拭き取ります。
また、マイルドな漂白剤を薄めた水で拭く方法もありますが、プラスチックを傷めないよう注意が必要です。
電気ケトルのフィルターはどのように掃除するのが最適ですか?
電気ケトルのフィルター掃除には、まずフィルターを取り外し、温かい石鹸水に浸けておくことから始めます。
その後、柔らかいブラシで汚れを優しく擦り取り、十分にすすいで乾燥させます。
フィルターが非常に汚れている場合は、お酢やレモン汁を加えた水で浸け置きすると効果的です。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は電気ケトルについた黒い斑点を落とす掃除方法と注意点についてまとめました。
○掃除方法は通常のクエン酸を使ったやり方でOK
○黒い斑点の正体は水垢
○水垢が落とせる掃除をすればしっかりと落とせる!
掃除のやり方は別記事で紹介した方法と基本的には一緒ですので、そちらを知っているという方はそのままトレースしてもらえればOKです。
あれはカビではないので、安心してクエン酸でスッキリさせてください。
コメント