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なぜエアコンのファンを掃除しないといけないの?必要な道具は?

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エアコンのファンの掃除方法と手順を紹介!

エアコンの送風口を覗くと見えるファンという部分をご存知ですか?

実はこのファン、定期的に掃除をしたほうが良い場所なんです!

といってもなかなか自分ではできないエアコンのファンの掃除。

掃除をする理由と自分で掃除のできる範囲をご紹介します。

エアコンのファンをきれいにしてもっとエアコンを快適に使ってみてくださいね。

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エアコンのファンを掃除する理由は?

そもそもエアコンのファンとは一体なんなのでしょうか。

エアコンのファンは空気を遠くに放出する役割を持っています。

送風口を覗くとたくさんの板が連なった筒のようなものが見えると思います。

これがファンです。

このファンが素早く回転することでエアコンの中で適正温度になった空気が部屋に戻っていきます。

つまり部屋の中に戻る風は必ずこのファンを通過します。

この部分が汚れていると汚い空気を放出することになるのです。

ではエアコンのファンを掃除する理由をご説明します。

ホコリ

ファンに最もつきやすいのがホコリです。

エアコンは部屋の中の空気を取り込んで使います。

この取り込まれた空気に含まれていた目に見えない小さなごみなどが積り、ホコリとなっていきます。

このホコリをそのままにしておくと部屋中にホコリ臭い風を充満させてしまうことになります。

定期的にエアコンのフィルターを掃除しているのにホコリ臭さが消えないという方はファンにホコリがたっぷりついている可能性があります。

カビ

そしてホコリをえさにして成長するのがカビです。

エアコンの中には常に水が充満しています。

ホコリと水が出会うことで簡単にカビが生まれます。

つまり、エアコンの中はカビにとってものすごく成長しやすい場所ということになります。

ファンは板が密着しているのでカビにとって特に成長しやすい環境です。

風向口を覗き込んで黒いポツポツしたものが見えた場合、ファンについているカビが目に見えるほどに成長しているということになります。

必要な道具は?

ではそんなエアコンのファンを掃除するには何が必要でしょうか。

よくYouTubeなどでは自分で解体し、スプレーをかけて掃除をしている人がいます。

もちろんその方法もありますが、解体するのはリスクがあります。

元に戻せない可能性やかけてはいけない部分にスプレーをかけてしまうこともあるのでオススメしません。

オススメの掃除方法は雑巾を使う方法です。

水も使用するのでバケツもあると便利です。

また、ゴム手袋やマスクも用意しておくと安心です。

特にホコリアレルギーがある方は必ずマスクを使用してください。

さらに高い場所にあるので脚立も必要になります。

ホコリが落ちてくる可能性もあるので、下に新聞紙を置くかすぐに掃除できるように掃除機を用意しておいてください。

小さなお子様やペットがいる方は、掃除中に近づいてこないように注意してくださいね。

掃除方法と手順はこちら!

では掃除方法をご紹介します。

ぞうきんを使う掃除方法は優しくホコリとカビを取ることになります。

次の手順で掃除をすると簡単です。

①エアコンの電源を抜きます。
②エアコンの風向口の部分を手で開けます。
③ついているホコリをつまむようにして取ります。
④ぞうきんを濡らし、優しく擦るようにカビを拭き取ります。
⑤濡れていない雑巾で再度ファンを拭きます。
⑥風向口の羽根の部分を閉じます。
⑦エアコンの電源を入れます。
⑧1時間程度、送風運転をします。

以上になります。

奥の方までホコリやカビが見えることもあると思いますが、無理してぞうきんを詰め込んだり、クイックルワイパーなどで奥のホコリを取ろうとしないでください。

ホコリを奥に押し込んでしまうことになり、奥でホコリが固まってしまうと故障の原因になってしまいます。

また、忘れてはいけないのが電源を切ることと最後に送風運転をすることです。

エアコンの電源を入れたままにしてしまうと、万が一動いてしまった時に大きなけがをしてしまう可能性があります。

また、エアコンも故障してしまう原因になるのでくれぐれも電源を抜くのを忘れないようにしてください。

そして最後に送風運転をするのはカビの発生を抑えるために必要です。

濡れた雑巾を使ってファンを拭いているのでどんなに乾拭きをしたとしても多少の水分は残っています。

この水分がそのままになっているとカビの原因になるので送風運転で水分を飛ばすようにしてください。

自力でどこまで掃除できる?

これまでエアコンのファンの掃除をご紹介してきましたが、奥の方までは掃除できていないんじゃない?と思った方も多いはずです。

その通りです。

自分でファンの奥までは掃除しないようにしてください。

自力で掃除できる範囲は送風口から見えるところです。

それ以外の場所はプロのエアコンクリーニング事業者に依頼するようにしてください。

奥まで掃除できていないと100%エアコンの掃除をしたとは確かに言い切れません。

しかし、見える部分だけでもやった効果はあります。

また、エアコンの内部は複雑でたとえ解体してファンをきれいにしたとしても他の部分にカビやホコリが残っていることがあります。

かなり繊細な部分もあるので一般人である私たちが自力で掃除をするのは不可能です。

ファンをきれいにしたいがためにエアコンを解体してしまうのはかなり危険です。

どうしても解体して掃除をしたい場合は、エアコンが故障しても仕方ないという気持ちの元で掃除をするようにしてくださいね。

まとめ

エアコンのファンについてご紹介しました。

自分で掃除をするのはなかなか難しいファン。

見える部分だけになりますが、それだけでもホコリやカビを少なくすることができます。

エアコンを覗いてみてホコリやカビが気になったら定期的に雑巾を使って掃除してみてください。

徹底的に掃除しようと思ったらプロに依頼するのを忘れないでくださいね。

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